【魔封じの洞窟】

Last-modified: 2024-02-27 (火) 06:21:28

DQ7

【オルフィー地方】に存在するダンジョン。【オルフィー】から北西にある。
「神の山」とも呼ばれることがあるが、公式ガイドブックではこの表記となっている。
洞窟とは言うものの、麓から上を目指して行く「山」である。
ただダンジョンとしては入り口と魔を封じてある部屋の手前以外は全て内部の洞窟を通るので、洞窟と言っても差し支えない。

過去

オルフィーの町で起きた、人と動物が入れ替わった事件の原因究明のために訪れる。
内部には【テールモンキー】【どくあおむし】など鬱陶しい敵が出てくるので注意。
 
岩戸の奥の部屋には、その名の通り、魔が封じられているのだが、これには2つの意味がある。
1つはここのボスである【デス・アミーゴ】という物が棺桶に封じられているという意味。
もう1つはなんと岩戸の奥だけ、DQ3の【ラダトーム北の洞窟】のように法が封じられてしまうのだ(PS版のみ)。
ボスと戦うのはもちろんその岩戸の奥。つまりデス・アミーゴとは呪文抜きで戦わないといけない。
知らずにホイホイ戦ったら高確率で殴り殺される全滅ポイントである。
一応【木こり】がNPCとして参戦して【やくそう】を使ってくれるが、それでもこちらの火力が低くて辛い。
呪文が使えない【マリベル】はやくそうを大量に抱えて回復係に回すべきだろう。
デス・アミーゴを倒すと、白い狼の末裔【ガボ】の力によってアミーゴは再び棺桶に封印され、オルフィーの町の呪いも解ける。
 
なお、洞窟内では【フォロッド地方】用の【ふしぎな石版青】が2カ所で手に入るが、そのうち1つは岩戸を無視して直進した先にある。
岩戸の奥に入ってボス戦を終えると自動的に町に、その後現代にまで戻ってしまうので、先に石版を取っていないとまた洞窟までわざわざ来なければならず、面倒なことになる。
まぁそうややこしい場所にあるわけでもないので、「探れる場所は残らず探って入念に準備してからボス戦へ」というRPGの基本を徹底していれば大丈夫だろう。

リメイク版

なんと呪文が普通に岩戸の中でも使えるようになってしまい、「デス・アミーゴという『魔』が封じられている」だけの洞窟になってしまった。
もちろん難易度が大幅に下がり、デス・アミーゴも間接的に弱体化してしまった。
これを知らぬまま、PS版での経験からやくそうを買いまくってから洞窟に入り、AIの行動を見て驚き、なけなしの資金や苦労して集めた資金をやくそうに注ぎ込んだことに後悔したプレイヤーもいるだろう。
【めいれいさせろ】にしていた場合そのことにすら気づかないかもしれない。
 
もっとも、ここでやくそうが大量に余ったとしても、この後の【ダーマ地方】で役立つので心配無用。

現代

この洞窟には現代でも訪れることになる。
構造や出現モンスターは変わっていない。
 
奥にある棺を調べるとデス・アミーゴがまだ生きている!
しかしさんざんこちらを脅かせておきながら、蓋を開ければしょぼくれたオッサンの姿に退化しており、結局はショボくれた低頭平身な態度になっているので、戦闘は起こらない。
代わりに威力の衰えた魔法のおかげでガボが人間の言葉を話せるようになり、またフォロッド地方用のふしぎな石版青ももらえる。
ちなみに過去と現代とで全く同じ人物が登場するケースは、このデス・アミーゴが初である。
 
現代でもモンスターが出る貴重なスポットなので、【熟練度】稼ぎにも使える。
PS版では熟練度の限界Lvが16で、転職可能になるまでを低レベルで頑張ればここを利用できる。
……のだが、リメイク版では限界Lvが12に下がったため、ここで稼ぐのはあまり現実的では無くなってしまった。
【スライム道場】に頼らないのであれば、過去のどこかで鍛えることになるだろう。