【フォロッド地方】

Last-modified: 2022-03-31 (木) 06:19:56

DQ7

ストーリー上5番目に訪れる地方で、【フォロッド城】を中心とした大陸。
やや横長の大きめの大陸である。

過去

【謎の神殿】の青の右上の台座から【ふしぎな石版青】4枚で行ける。
 
ワープ地点は大陸の中央北部にあり、南東に【フォーリッシュ】の町、さらにその南西にはフォロッド城がある。
西の外れにはからくり技師【ゼボット】の住む【からくり研究所】が、フォーリッシュの東にはボスのいる【からくり兵団拠点】がある。
なお、さらに東には大陸の東部につながる橋があるが、壊れているためそこから先には行けない。
 
この国は【からくり兵】という殺戮機械の侵攻を受けている。
これまでのシナリオは、誰かを人質に取ったり住民を強制的に変身させたりといった、間接的な手法での侵略がされていたが、
今回のシナリオは、魔物たちが 正面から圧倒的な物量を使い力押しで戦争を挑んできている。
現在進行形で魔物から殺戮を受けている状態で、既に多くの人が殺されており、シナリオ中も次々と人々が殺されていく。生き残った人々は機械兵の侵攻に脅えながら協力して迎撃にあたっているが、終わりの見えない攻撃に疲労が重なり限界が近づいている。
 
主人公たちはフォロッド城の傭兵となって、研究所との間を往復してゼボットの説得を試みた後に反撃の糸口を掴み、拠点に攻め込んでからくり兵団の親玉を叩く。敵の最後の切り札【デスマシーン】を倒して傭兵の任務を終えればこのシナリオはクリアとなる。
 
ストーリー面では、心をもたぬ殺戮機械に虐殺されて死んでいく人々といった陰惨な外面の中に、「人を愛せない人間と人を愛した機械」という重苦しいテーマを内包している。
心を閉ざした発明家ゼボットと、心優しきからくり人形【エリー】の対比は非常によく練られており、現代のエリーの姿には多くの人が涙した。
ゲーム的にもストーリー的にも印象に残りやすい地方である。
 
この地方にのみからくり兵が山ほどザコとして出現するが、一国を滅ぼしかけるだけのことはあって非常に強く、初めて来たときは特に苦戦するだろう。
ボスのデスマシーンも強力な上に、ある意味最凶のフリーズを使いこなす強敵。
DQ7序盤の大きな壁と言えるだろう。
ちなみにこのシナリオをクリアした時点から仲間たちの戦闘時会話が強気なものに切り替わる。場数をいくつか踏み激戦を乗り越えたことも影響しているのだろう。

現代

【移民の町】のすぐ南東に出現する。
 
フォーリッシュ、フォロッド城、からくり研究所は過去からそのままの形で残されている。
からくり兵団拠点はザコ敵の出ない【謎のからくり跡地】に変わっており、PS版ではそこにいる占いババから取り逃した石版のヒントを得るために訪れる機会が多いかもしれない。
現代のフォーリッシュ、フォロッド城では前述したエリー関連のイベントが起こり、このイベントを終えると石版がもらえる。
 
また橋を渡って大陸の東部へ行くこともできるようになっている。
橋を渡った先にあるのは【聖なる湖】
大陸出現当初はここではなにも起こらないが、中盤で【神の石】を手に入れた後でここに来れば、
【サンゴの洞窟】を通って【忘れ去られた遺跡】から【天上の神殿】まで行ける。
 
【異変後】は神隠しにあってしまう。
そのため、フォロッド城は傭兵募集を見てやってきた兵士、フォーリッシュは行商に来た商人だけがいる状態となっている。

過去(大陸東部)

その天上の神殿の台座に、神の紋章が描かれた【ふしぎな石版?】3枚を収めれば、
過去のフォロッド地方の橋の東側に行ける。
ただしその石版が揃うのは、【コスタール】までの18地方すべてを出現させてからとなる。
 
出現する敵はフォロッド城周辺と同じで、からくり兵も出る。
現代と同じく聖なる湖があり、過去ではサンゴの洞窟を抜けると【聖なる祭壇】にたどり着く。
ここで落下した神殿を浮上させて現代に戻れば【飛空石】が手に入り、DISC1のシナリオも大詰めとなる。