【住民】/フツマ・ケイリュウサイ

Last-modified: 2022-11-26 (土) 05:07:50

アルファベット表記:Futsuma Keiryusai
漢字表記:伏津磨 景柳斎
人種:彷徨いの民*1
性別:男
年齢:20歳前後(大陸歴1595年 アルミリア滞在時点/1575年前後生まれ*2
属性:中立にして善
職業・立場:秘境開拓者 数級8
活動時期:大陸歴1590年~1632年頃(以降引退)
発案者:tocoma110
Tag: 住民 彷徨いの民 秘境開拓者 精素汚染 発案:tocoma110


「やめときましょうよ、女の子相手に寄ってたかって。腕の開拓免許(ライセンス)が恥ずかしくて泣いてますよ?」
「この手の届く限り──それだってすり抜けることの方が多いんだ」

概要

栄州から来た」と語る、風変わりな秘境開拓者
1590年代~16010年代に大陸全土をすさまじい速度で巡っており、そのために各支部にその足跡を残す、異例な開拓者の一人。*3
おしゃべりで明るく、飄々とした振る舞いから一見すると気さくな人物に見える。しかし、その実、彼の詳しい素性を知るものは極めて少なく、関わりを持った人々も彼が何のために旅をしているのか、知っている者は限りなく少ない。


腰から下げる不可思議な刀清濁混流という剣術で自在に操る。

 

詳細

前述の通り、ぱっと見はおしゃべり好きで軽い若者。
しかし、実のところ交友関係は広いが浅く、腹を割って話せる相手は非常に少ない。特に己の旅の目的についてはありふれた理由で誤魔化し、物見遊山的な「秘境観光」を標榜する。そのため、彼を事細かに知るものは皆無であり、親交を持つ人々でさえ、なぜ彼がその街・村に来たのかは判然としない。

  • 彼が本格的に出向く秘境は、いずれも見て楽しい景色からは程遠い場所ばかり。そのため、物見遊山という返答は非常に胡散臭く思われる。
  • 唯一、相棒であるシロガネチャックルの綺羅風丸だけは、忌憚なく話が出来るようである。
何かしらの使命を胸に旅路を歩んでいるようだが、その全容を知るのは彼のみである。

実は、霊刀『白銀の零月』を正式に授与された、「清濁混流」の正統継承者である。
彼は?より「エルネセトア大陸にある“龍脈の頭”すべての調律」を託されており、その使命を果たすために大陸全土を回っている。
これは表立って語ることではなく、また世のどこに魔性の者が潜んでいるか知れない故、基本的に口外せず孤独な旅となっている。

  • この事情を知るものは極めて限られ、最愛の人にすら「成すべきことがある」以上のことは明かしていない。

なお、「フツマ」の名は「祓魔」も意味する、とのこと。


「この手で守れるものは手の届く範囲が精々」
こう口にする通り、誰かの助けになることを厭う人間ではないのだが、根が悲観的。本当ならば「誰もかれもを守りたい」という願いを持っているが、それが叶わぬ理想であることも知っている。
だからこそ、「現実を知りながら理想を求める自分」と「理想から目を逸らせないくせに、否定するしかない自分」を多重に恥じており、表向きは明るく勤めてそんな冷めた自分を隠す。それでも都度目の前で出る犠牲者に心を痛めてしまう、優しい気質を持つ。

  • 故に、あまり深く人と関わろうとはしない……のだが、何やかんやと首を突っ込んでしまうため、割り切って動けない情の厚い性格の持ち主である。
そうした彼の性格は、彼の素性に深くかかわっている。

彼の人生は常に手にしたものや守りたいものを失うことの連続だった。
元々は栄州の片田舎の農村部に暮らしていたが、内乱の中で幼い自分に家族を失う。そこから新たな養い親に拾われるも、1年と経たず野盗に襲われて皆殺しとなる。
そうしたことから「人を守る力が欲しい」と願い、清濁混流を修めたのだが、霊場を巡る旅の中でその剣が守れたものは、真に救うべき者たちではなかった。魔生に呑まれたものや、その被害者を救うことは出来ず、結果として守りたいと思うものと関わるほど、己に傷を増やすことになってしまう。

  • その流れは華州での幾度目かの霊場来訪での出来事から連続しており、楪州、亜州、綴州……それぞれ数件の霊場を巡るが、そのどこでも悲劇とばかり対面してきた。
    俄州領分に入る頃には彼の心は血塗れであり、涙すら流せぬままボロボロになってしまっていた。
    • 実際は彼に救われたものはたくさんいるのだが、それに目を向ける余裕を見失うほど、「よく関わった者」が様々な形で犠牲となってしまっていた。

 
だが、後ろ向きな傾向はアルミリア市滞在を経て、大きく変化する。
どこか悲観的なところは残りつつも、本当の意味での前向きな明るさを取り戻し、再び使命の道程を歩んでいく。


その一方で、戦闘技術者としては極めて分かりやすい、斬るべきものは一切躊躇せず斬る冷徹さも秘める。そのため敵対者には容赦ない攻撃を加えるが、逆に自ら手出しすることは少ない。

  • しかし、その冷徹な判断を下せる心の強さが逆に「己の冷酷さ」を意識させてしまい、徐々に追い詰めるきっかけを作ってしまう。

また、根っこはかなりの激情家のため、そんな自分を抑えることに実は必死。剣の道とその呼吸は、彼にとって自制を保つための手段でもある。


彷徨いの民なのだが、精素汚染を受けているために一見してそうだとわかりにくい。
よく、森弓の民か栄州固有の少数民族と勘違いされる。

 

外見

栄州人らしく髪色は黒*4、伸ばした髪をうなじの辺りで束ねている青年。


顔立ちは優し気でいっそ女性的ですらあるが、浮かぶ表情はむしろ少年のそれである。敢えて気ままな風を装った笑顔が特徴。また、細身なようでいて引き締まった身体を持ち、剣士であることは一眼でわかる。
背丈は俄州人成人男性よりやや小柄。


基本的には栄州人的な特徴が強いが、瞳はザクロのように鮮やかな赤となっている。
また、人種そのものは彷徨いの民なのだが、尻尾はネコ科よりイヌ科に近い毛量で、頭部にも犬の耳に似た器官*5が存在する。

  • これらの特徴は先天的な精素汚染によるもので、一種の“ひるこ”である。

 

来歴

幼少期~アルミリア到着前まで

乱世の中で里を滅ぼされ、家族を失って茫然自失のところを、毛阿の老人?に拾われる。
「お前にはわしのとっておきをくれてやる」──そう告げた老人は、実は“剣仙”とまで呼ばれるような人間の一人であり、彼はその後継者候補として見染められていたのだった。その意味を理解したわけではなかったが、以降、10代半ば頃まで地獄のような修行の日々を過ごす。
生死の境を幾度も彷徨いながらも、師の授けてくれた「これは人を、世を守るための剣だ」という言葉を胸に、苦行を耐え抜く。
そして、5年の月日ですべての修練を終え、免許皆伝と共に刀を継承する。


免許皆伝と同時に、彼は大陸全土にあるとされる無数の霊地への巡礼を任される。
壮大すぎる話に口論しつつも、師ではその使命を果たすことが叶わぬことを悟り、文句を言いつつも受諾。ここまで育ててくれた恩師の最期の願い(己で果たせなかった使命を悔やむ彼の心を知るが故に)ということもあり、単身、大陸へ渡る。

  • この時の華州への船の中で、相棒である綺羅風丸とも出会ったとのこと。

 
そこからは霊地を探しては、立ち塞がる異形のものたちを斬り伏せ、使命を果たす旅を続ける。


だが、その過酷な旅の中で彼の心は少しずつ摩耗していってしまう。
華州、楪州亜州綴州と足を進めるごとに、使命の中で出会う無数の悲劇が彼の心を抉っていった。
彼の使命の前には、必ず聖地にまつわる毒気から見過ごせぬ悪性を拗らせた者たちが立ちふさがる。彼らによって多くの命や尊厳が奪われる故に、それに立ち向かう景柳斎は必然的に斬り伏せることとなる。
しかし、その斬り伏せる相手もまた本質的には被害者というべきものだった。


誰も救えず、ただ禍根だけを無慈悲に潰す始末屋の如き所業ばかりが積み重なっていく。
そうした戦いの連続に、「この剣は人を救えるものではないのか」と自問を繰り返し、心を病んでいく。
それでも旅を止めることなく足を進め、傷を癒す術を見つけられぬまま歩み続ける。


綴州での戦いを終えた頃、遂に彼は己の道を見失いかける。
それを見かねた知人から助言を受け、アルミリアへと足を運ぶこととなる。
だが、それこそが彼の道が開ける大きな転機なのであった。

アルミリア滞在時期以降

風光明媚なアルミリアは確かに魅力的な滞在地だった。
華州の帝都ほどではないが、それでも鮮やかでにぎやかな街の姿に眩さを覚えてしまう。その途中で、荒くれに襲われる女性たちを助けに入り、一人の秘境開拓組合員と出会う。
それは些細な出会いであったが、以降、彼女に舞い込んでくる大小さまざまなトラブルにかかわるようになり、意図せずしてアルミリアの様々な姿を目にすることになる。
いくつもの日常と些細な出会いと別れ、再会……平和に生きる人々の生活を肌で感じることで、彼は少しずつ失っていった何かを取り戻し始める。


そして街を襲う危機と?そこに関与していた魔の気配?と相対し、彼はもう一度その手に握る刃の意味を問い掛ける。
今一度原点に立ち返った彼の剣は鈍ることなく、迷いと共に魔の気配を両断、己の道を見事に定めてみせた。


都合、一年近くアルミリアに滞在した。
活気溢れる街の様々な出来事に触れ、心身を回復した彼は改めて旅をの再会を決意する。

  • 中でも『アルミリアの黒嵐』と体験したことは大きく影響しており、己の使命を再認識出来たことは重要な一歩であった。

アルミリア出立以後

成すべきことを見定めた彼はアルミリアでの出来事を心に刻み、想い出の街を跡にする。
それから三年の月日を掛けて残る霊地の巡礼を終了させる。が、その間の道のりも相当な波乱万丈であった。
彼の来訪を悟るかのように増える妨害の手に、それまで以上の苦戦を強いられる機会が増えていく。そのため、彼の足跡がこれまで以上に強く各地に残っており、表立った事件と関わる機会も増えたことが伺える。
いくつもの陰謀や、幾度もの危機、強大なる悪意を乗り越え、彼は各地に存在するすべての聖地を歩み、取り払うべき儀を完遂していく。その中でもまたいくつもの出会いと別れがあったが、折れること、立ち止まることはなく、彼はその刀と共に応州、畏州、燦州、そして爬州を突き進んだ。
そして、奉龍山にて最後の儀式を完遂したことで、彼の使命はようやく終結を迎える。


帰国後、師の元へと戻った彼は報告を終えことで、ようやく自分の人生を歩み出す。
旅に出ておよそ6年の月日を要する、長い前置きであった。
以降はアルミリアにホームを構える秘境開拓者として、気ままな大陸渡りの旅を始める。

  • その後、10年ほどかけて霊地を再度巡り状態を確認、向こう数百年は問題がないことを確かめると、師に霊刀を返却する。
    40代にアルミリアに骨をうずめる覚悟を決める。

余談

以下、リィラ・パーラディオとの関係について。

彼にとって彼女は迷いを振り払う機会をくれた恩人であり、また心を癒す日々でもっとも触れ合った存在でもある。


初めは風変わりな彼女が視界によく止める程度だった。
そこから少しずつ彼女の行動に付き合う機会が生まれ、その回数が増え、どんどんと人となりを知ることとなる。
付き合いが深まる中で過去を知り、彼女の表情・感情発露の乏しさは己に通じるものだと気づく。
そうして幾度もの触れ合いは、彼の心の回復に強く結びつくようになっていった。


そして、『アルミリアの黒嵐』の前夜に決定的瞬間が訪れる。
平穏な日々中、酔いに任せて口走った苦悩の言葉。
「理想を剣に押し付けて、己の不甲斐なさから目をそらしながら、ずるずると続けている」
それに対しリィラの放った「それでもその刀(使命)を握り続けたことには、きっと意味があるはずです」という言葉が、迷いの靄に一筋の切れ間を作り出したのだ。

  • その際の彼女はらしくない強引さで断言しており、そうした姿勢も大きな驚きがあったという。

迷っても悔いても、それでも捨てられないものがあるのなら、それが一切の無価値であるはずがない。
彼女の言葉を信じた彼は、「刀を振るった結果」だけでなく、「刀を握る理由」をもう一度見つめ直し始める。そして、その末に『アルミリアの黒嵐』にて、一つの答えを取り戻すことが出来たのである。*6


このことで恩を感じた彼は、以降、より彼女に親身になる。
 
リィラの恩人が生きていたことがわかった時などは、彼女の気持ちの後押しだけでなく、旅の助けまで自ら買って出たほどである。

  • 同時に、それが彼女のためにならないとわかっていることは、しっかりと否を突きつけた。
    再会した恩人が亡霊現象であったと気づいた時は、取り込まれそうな彼女を救い出し、その事実を(悩みながらも)しっかりと伝えた。

そして、紆余曲折を経て、リィラはどうにか“大切な人”への想いを呪いから昇華させた時。
彼女が見せた笑顔に、遂に彼は自分の気持ちを理解してしまう。


だが、リィラと結ばれるのはそこから遠く先のこととなる。
それは、彼女と過ごす日々よりも、まず彼女が気づかせてくれた使命を果たすことを誓ったためである。

  • 互いの想いそのものは、旅の再開決意を切り出した際にぶつけ合っている。
    リィラから想いを打ち明けられた想いに戸惑いつつも、彼も素直な気持ちを伝える。
    そして、「いつまでも待っていますから」と言ってくれた彼女に応えるため、使命を終わらせるための旅へ戻った。
    • リィラとの再会はアルミリア出立からおよそ6年後。
      以降はアルミリアにホームを構え、定期的な滞在を繰り返しながら開拓活動を行なうようになる。30手前で正式に籍を入れてからは遠方への出立は激減、俄州~鄭州内での活動へと指針を移行した。

アルミリアを離れている間も、実は旅の経過を手紙で知らせていた。
その手紙には次の行先を常に記載し、リィラが返信をしたため送り帰すという慣習が出来るようになる。これは彼の旅の大きな原動力となったようで、その数はかなり膨大なものになったようである。

 

装備・保有する特殊な技術

圧倒的な剣術の才能。その一言に尽きる。
純然たる戦闘技量は開拓数級であれば13位階に匹敵し、単独で全長20m近い擬竜類とすら渡り合った記録を残す。
当然、対人戦でも負け知らずであり、当時の開拓者の中でもぶっちぎりで優秀な剣士であった。徒手空拳にも優れ、剛力を誇る鬼腕の民とすら渡り合ったという。


しかし、一方で秘境開拓者としては特段優秀ではなかったのか、あるいは積極的な活動をしなかったのか、数級は8止まりである。
実際、彼は秘境奥地まで赴いて稀少な資材・物品を回収することはあったが、その詳細な開拓までは行うことはなかった。そういった意味で、彼は典型的な「武芸者型の開拓者」であったと言える。*7


【武装】

  • やけに美しい刀身の栄州刀
    彼があらゆる戦で頼りにした、唯一にして絶対の得物。凄まじい切れ味を誇りながら、刀剣とは思えぬほど軽い。
  • 投擲音叉短刀
    特殊な波音を発生させる投擲用の短剣型音叉剣。
    精具/【物品・機械】/精具?に近い代物で、簡易精術を起こせる。
  • 特殊加工革鎧
    動きやすさに重きを置いた革鎧。
    見た目に反して意外と頑丈。

【武術】

  • 清濁混流
    彼が操る不可思議な剣術。
    『空』『風』『雨』『川』『海』といった無数の型を二種類の質で使い分ける。
    精武術でありながら、精素をろくに扱わない奇怪な剣術でもあり、それ故に精武術使いを困惑させる。だが、それはどうも副産物的なものであるらしく、彼はその本質を「お払いですよ、あれは」と説明していた。
  • なお、『アルミリアの黒嵐』の頃から技の冴えが一層増し、「人に巣食う“魔”そのものだけを斬る」という芸当まで可能とするに至る。
    そして、それを見事己の技とたらしめ、邪流『焔』を編み出す。

一部では、彼が「猛禽を抽象化したような、銀色の異形の姿」に変じたと語る者もいるが、真偽は不明である。
その特徴だけを見ると『銀鎧装』に類似しているように見えるが、彼は白銀の騎士団には属しておらず、また光の国信仰の道も歩んでいない。
また、少なくとも記録上は身型鎧強化装着装甲の類も所持していない。

そのため、謎ばかりが残っている。

実態について

その姿は精素汚染身型鎧強化装着装甲の類ではない。
「己という個体」そのものを変質させた=存在変換によって我が身そのものを作り変えた姿である。 
存在(生命)が持つ可能性を引き出した故にいたるものであり、この姿にある時、彼は一時的ながら人知の慧や自然の理を超えた領域に足を踏み入れる。こうなった彼はある程度まで世界の理に対し己の性にて対抗する力を獲得し、それによってこの世ならざるものども?の類の力にも明確に拮抗することが可能となる。
ただし、我が身を作り変える行為は負担の大きなものゆえに、乱発は出来ない。この力を使う時はよほどの強敵相手か、妖魅魔生の類そのものと相対する時だけである。


変身した姿は前述の通り、猛禽を模した鎧のようにも見える銀色の怪人である。
鳥類に似た特徴を持つとはいっても、いわゆる羽阿のそれとは一目で異なる。特に頭部は生物的ではなくどこか猛禽を象った兜に近いほか、全身も銀色の羽を模した小さな装甲の集合体となっている*8。体格そのものも限りなく元のそれに近いため、羽阿というよりも鳥類を模した身型鎧を纏った存在、という方が近い。

  • また、随所の真紅が差し色として入っている。

あらゆる身体能力が強化され、一般的な強化装着装甲装備者と同等かそれ以上の能力を発揮する。
純然たる肉弾戦は勿論のこと剣術の冴えもさらに磨きがかかり、清濁混流を用いた剣技の威力は何倍にも膨れ上がる。
加えて、白銀の零月が持つ退魔の性質がその身に宿るため、それだけで人外魔生の怪物相手に対抗しやすくなる*9。これにより、常人どころかいにしえの時代の鎧を纏う者たちですら対抗の難しい異界からの汚染にも、ある程度の対抗が可能となる。

  • 弱点としては変身による自身への負荷と侵蝕。存在を変えて己を保つことは極めて困難な作業であるため、およそ10分が限度。また、長時間の変身は我が身を本質的に書き換えてしまうリスクもはらんでいる。

この力は他の世界では『覚醒者』あるいは『変躯者』とも呼ばれるものである。
ケイの場合は自身の性質のみならず、修行と修練による心身の強化と質の向上から獲得したもの故、後者に分類される。

  • また、単独での変身ではなく白銀の零月が必要となる。
    独特の納刀を行なうことで肉体と刀の波動を共鳴させ、心身に変化を促す……といった流れで変身が起こるのだが、詳しい原理は彼自身把握しているわけではない。

 

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相談コメント欄


*1 ただし、精素汚染を受けており、半血人種じみた特徴を備える。
*2 孤児のため生年月日は不明。
*3 ただし、滞在期間は殆どが1~2ヶ月未満と極めて短い。
*4 ただし、当人曰く「普通はわからないんですけど、何種類かの黒が混じってるみたいで、虎みたいになってるらしいんですよ」とのこと。
*5 一般的な聴覚器官ではないが、言語化し辛い独特の知覚能力を持つ。
*6 加えて、『アルミリアの黒嵐』が起こる直前、多数の「気配」に当てられた人々を前に、彼は「斬り捨てずに救う」技を見出すことに成功している。それもこの会話あればこそ。
*7 ただし、技量比べに興味がなかったため、狭義の武芸者には該当しない。
*8 精緻なスケイルメイルに近いか。
*9 相手からくる存在干渉に対して抵抗値が発生するため。