ジョブ/【時空魔戦士】

Last-modified: 2021-11-03 (水) 04:32:55

FF12IZJS

FF12インターナショナルゾディアックジョブシステムの12種のジョブのうちの一つ。
天秤宮を冠する。
時空魔法緑魔法・召喚獣経由で一部の白魔法が使える、補助のエキスパート。
「魔道士」ではなく「魔戦士」。黒魔道士等とは異なり、攻撃に関しては物理寄り。
端的に言えば「物理戦闘がこなせる時魔道士」である。
基本的な戦い方は時空魔法で味方を支援しつつボウガンで攻撃するスタイル。

重装備なので固そうに思えるが、重装備で上がるのはHPではなく力。
装備やライセンスを含めたHPは黒魔道士以下で全ジョブ中最低。
ボウガンによる後衛からの攻撃やリバース等でカバーしたい。


時空魔法は使い所を選ぶ物が多く、多用するのは汎用性の高いドンムブヘイスガレビテガ程度。

  • 今作のヘイストの効果は薄く、戦術的な価値が疑われているほどである。なのであまり価値のないジョブと見る人も。
  • レビテガを使えるのは本職の時空魔戦士のみ。居ない場合は魔片で代用するしかない。

下級時空魔法は赤魔戦士が、上級時空魔法は魔片で全て揃っている為、時空魔道士が居なくても使える。
とはいえ、魔片が購入できるのはだいぶ後の話なので、やはり居ると探索時のストレスが違う。

  • インター版はトラップの設置数が増えている。魔片は終盤まで購入できず、購入場所も死都ナブディス深部と厄介な場所にありストックを買い足すのはかなり面倒。アクセサリで無効化もできるがこちらは装備変更が必要。

リバースデコイや、ゼロムス経由で魔攻破壊等も覚える。補助の弱いPTでは弱点を埋めるのに最適なジョブ。


個人的な意見だが、下記の理由で初心者にはオススメできない。

メインの時空魔法が使いにくい。

  • 弱点属性に自動で対応できる(ガンビット)黒魔法とは違い
    状態異常をメインとする時魔法はガンビットに組み込みにくい。
    • うまく利用するにはそのロケーション毎の敵に何が効くかを把握して
      それをガンビットに組み込む必要があり正直面倒さがある。
      手動はもちろんのこと、ロケーション毎にガンビットを
      変えるのは手間以外の何物でもない。
      もしレジストされる敵に魔法を使う設定になっている場合
      レジストされても唱え続ける。
  • 他にもセーフティで妨害される魔法があったり
    デジョンは経験値などが手に入らなかったり
    量産可能かどうかは別として魔片として入手可能なものが多かったり
    とにかく残念さが目立つ。
    • レビテガは貴重な個性だが時魔がいなくてもクリア可能。
      つまりトラップはウザイがなくてもどうにかなってしまう。
      常時使うにはバトルメンバーの一枠を実質固定にする必要がある。
    • 中盤以降であればニホパラオア+万能薬で
      対ボスへの状態異常は問題なくなってしまうのも欠点か。

火力重視の調整に状態異常魔法が噛み合っていない。

  • 特に黒魔がPTにいる場合、ゴリ押しでなんとかなってしまう。
    • モブを最短討伐する場合などではその時点からすれば
      高レベルのエリアにいくので状態異常が役に立つ場合もある。

魔法や装備のバランスが悪い。

  • 一応ケアルラとレイズは習得できるものの、アドラメレクの召喚ライセンスが必要であり
    初めてプレイする場合、寄り道なしだと最後まで白魔法なしの可能性もある。
    • HP満タン魔力UPはあるが重装備の関係上、回復量やデコイの命中率などに不安が残る。
  • アタッカーが無双できてしまう場所なら問題ないが
    厳しい場所ではメンバーの個性特化(盾、火力、支援)が重要になる。
    デバフは優れてるが、火力としても支援としても中途半端な時空魔戦士は
    メインメンバーにし辛い。
    • 特にドンムブ、ドンアクを使いたい場面ではより支援性能の高い赤魔で良いとなってしまう。
  • 最高クラスの片手剣が召喚ライセンス経由で装備可能だが正直他のジョブに回したほうが良い。

当然ながらTZAでは2ジョブ可能な都合上この限りではない。


ボウガンは攻撃速度が高く、パリィされない特性を持つ。
遠距離武器でありながらCTが剣等の一般武器よりも短く、雑魚戦には強い。
但し、悪天候だと命中率が半分になる弱点もある。
使い方は少し難しいが入れておくと所々で頼りになる。

  • このジョブを使用するとボウガンの意外な強さに驚くことになる。特に終盤パリィされないのは大きい。
    無印で役割分担を無視したゴリ押しプレイをしていた私は、開いた口が塞がらなかった。
    「無理やり役割分担させる」と云われるインター版を象徴するジョブ。

重装備なので攻撃力は高い。デフォルトのボウガンだとまあまあ止まりだが、ゾディアーク経由のデュランダルAや、トランゴタワージャンダルムを装備すると中々のダメージを発揮する。
ただし、オプションがHP満タン攻撃力UPなのでブレイザーが必要なのと、HPが低い事から、物理系の本職ジョブには及ばない。


ブレイクを使用できる唯一のジョブ。ゼリーで稼ぎを行うためには必須になる。

FF12TZA

欠点であった低HPはジョブの組み合わせによりいくらでも強化可能に。
HP満タン攻撃力UPを持つジョブと組み合わせる事で
ブレイサーを装備させる事なくボウガンを強化出来るようになった。
また順番待ちが無くなり、グラビガを素早く詠唱出来るようになったが
セーフティ持ちには効かない為注意。


ボウガンの威力強化、飛行モンスターへの対応、(多少なりにも)魔力の強化、ガンビットに余裕がある前衛職に時空魔法は組み込みやすい、(一部ジョブには)重装備を付与できる、
などの理由から、前衛職のサポートジョブとして相性がいい。


魔導師ながらも重装備可能という特殊な職
よって"魔力オプション"と"重装備"が必要な『モンク』、『弓使い』辺りと至って噛み合わせが良い

  • 攻撃UP系がないことに目を瞑れば、もののふとも相性がいい。高HP・高魔力・魔装備を一度に得られるため、時空魔戦士としての安定感が増す。

ヘイト取りに便利なバランスを習得できる稀有なジョブ。(他は赤魔戦士しかない)
時魔自身は盾運用に適さない能力だが、シカリあたりと組み合わせて無理やり盾運用するのも面白いかもしれない。