セリフ/【このゲームでは小数点以下を(略)】

Last-modified: 2026-05-08 (金) 15:35:29
__0の先に夢を見た者は、結局はそれが夢であった事を思い知らされる。__

【このゲームでは小数点以下を切り捨てているため、実際は小数点以下の確率で盗める】

超レアアイテムの正宗は、ランベリー城城内に登場する
エルムドアが装備している。源氏シリーズの防具も、ここ
でしか見れない。いずれも盗める確率は0パーセントと表
示されるが、このゲームでは小数点以下を切り捨てている
ため、実際は小数点以下の確率で盗める。気が遠くなるほ
ど低い確率だがゼロではない。十分にレベルを上げ、即死
や吸血を防ぐアイテム類を完璧に揃え、何度も何度も挑戦
すれば盗むことが可能。盾を壊すことができれば回避率が
下がるため、盗める確率が多少上がる。

黒本の200ページに登場する伝説の一文。
この一言のために多くのFFTプレイヤーがエルムドアに盗むを繰り返し、玉砕してきた。
その一方で、用語辞典では「どうしても盗めない」とも言ってたりするが。
まぁ、あの本に関しては何を言っても無駄だろう。
そして今日もまた、何も知らないFFTプレイヤーはエルムドアに無謀な盗むを繰り返す。

  • 対エルムドア用に星座相性最高の女シーフを用意したのは俺だけじゃないはず。
  • 海外版FFTでは実際に盗めるらしいが…

実際には、絶対に盗めない。メンテナンス付いてるし。
それ以前に、盗める確率は「(キャラのSpeed+30~50)×(1-回避率)%」。
エルムドアのスペックではメンテナンスが無い限り0%には絶対にならない。

  • マント付けてないので背後から行えば回避率は0なので30%以上は出る。
    • ↑星座相性が絡んでくるので確実に30%以上になるとは限らない。

盗めるのは嘘だけど、表示上小数点以下を切り捨てているのは嘘じゃない。

  • 表示だけではなく内部も本当に切り捨てている模様。
    「格闘」に纏わる計算やFaith補正なども同様に切り捨てている。
  • 65535等の数値でオーバーフローする整数と違って、小数点は用いると同時にとてつもない桁数が下に設定されてしまう。メモリを強烈に圧迫するので、小数点以下は都度切り捨てるのはプログラミングにおいては基本らしい。
    • 若干誤解がある。整数同士の割り算は普通は自動的に切り捨てられた結果になるので、プログラマが都度切り捨ての処理を記述しているわけではない筈。プログラムにおいての基本というのであれば、整数と小数では小数の方が容量が大きくなるだけでなく計算速度にも差があるので、出来るだけ小数の使用自体を避けるというのが基本である(極端な話、全体で整数しか用いなければ割り算の結果は常に切り捨てになるのだ)。また、小数が容量を圧迫する理由は「とてつもない桁数が下に設定されてしまう」からではないし、計算によってはオーバーフローも起きる。興味があれば「浮動小数点数」などで検索すべし。

他のページにも、エルムドアから正宗を盗むことについての記述がある。
125Pのアクションアビリティ「引き出す」の解説。
※「村正」と書いてあるが、もちろん正しくは「正宗」

村正はchapter4でエルムドアが装備している。ただし盗むのは至難の業。

237Pのディープダンジョンの忍者が投げる武器についての説明。

正宗を投げてくる確率はかなり低いが、エルムドアから盗むよりは、はるかに確率が高い。

  • やはり低い確率で盗めるかのような書き方がされている。「至難」どころかエルムドアからは絶対に盗めないのだが。

黒本の巻末に載っている用語辞典の「正宗」の項目にはこう書かれている。

エルムドアだけが持っている刀だがまず盗めない。でも盗まないことには侍のアクションアビリティ「正宗」が使えない。見たいぞ「正宗」!!

「絶対に盗めない」ではなく「まず盗めない」と書いてあるため、
やはり「ほとんどの場合失敗するが、まれに盗めることがある」という意味に受け取ってしまう。

  • というか(不可能であるとはいえ)エルムドアに対して盗みを成功させたという事実がないのに、本に情報を載せたことが信じられない。
  • 因みに、同じ本の肝心のランベリー城城内のページには「盗める確率は殆どの場合において0%。まず盗めない」と書いてある。
    本当は「殆どの場合」じゃなくて「いつでも」なんだがな。
    • 第二版のランベリー城内攻略ページを見てみたら「いずれも、エルムドア専用装備であるため、絶対に盗めない」と断言していた。問題のP200の小数点以下~の記述はそのまま。
  • しかし、21年の時を経てこの発言が編集側のマジの嘆きの声だった可能性がでてきた…(後述)

一方、巻末用語辞典の「源氏シリーズ」の項目は以下のような説明である。

エルムドアが持っている盾、兜、鎧、小手のセットのこと。どうしても盗めない。

この説明では「エルムドアの装備を盗むことはできない」という情報をちゃんと書いているように見える。
ただ、黒本の執筆者たちが「小数点以下の超低確率で盗めるはずだ」と本気で信じていたならば、これは「(盗めるはずだから、何回も試したけど)どうしても盗めない」というようなニュアンスだったのかもしれない。


能力値次第で成功する可能性がある行動をする場合、例えば「ゲット n%」のように表示される。
メンテナンスなどにより絶対に成功しない行動の場合は、成功率表示時に「00%」としか表示されない。
(障害物のせいで弓攻撃が届かない場合と同様)
エルムドアの場合は後者なので、盗めないことは明白である。

  • なのに「盗める確率0%って出てるけど表示上は小数点以下を切り捨ててるだけだから、実際は小数点以下の気が遠くなるほど低い確率で盗めるんだよ!」という一見もっともらしいデタラメを書いてるんだからひどい。

剛剣使いがいれば、無効化される→特性にメンテナンスが?と分かりそうなもんだが思考の盲点という奴だろうか。

  • どうしても盗めなくて発狂して「俺の物にならないならいっその事ぶっ壊してやる!」って言いながらシドの剛剣が無効化された瞬間、全てを悟り絶望しました。
    • アイテム士など汎用ジョブの中にも特性を持つものがあり、それらはヘルプに表示される。
      一方で特定キャラクター専用ジョブの特性は表示されない。
      アークナイトは後者なので、実際に盗むかブレイクに挑戦するまではジョブ特性メンテナンスにプレイヤーが気付くことはできない。
      このため、専用ジョブは特性を持っていないと勘違いする可能性は一応ないではない。
      ……が、逆に言えば、一度でも盗もうとすれば上記のように「ゲット n%」が表示されない、つまり何らかの理由でメンテナンスが付加されている可能性に気付けるはずではあるが。
      • ここで書くのもなんだが自分がリアルタイムで初プレイした時は事前に身内から「盗めない」と言われた。
        じゃあ「メンテナンスがメリットアビリティに付いてるんだな。」と思った。
        しかし、その後友人から例の黒本の情報を聞き、盗めると吹き込まれ、
        その時は「白刃取りや源氏の盾の回避率のせいで盗める確率が0%になってるんだな」と、バカな思い込みをしたのと、「FFの源氏シリーズは激レアで強い!絶対欲しい!」という欲望が圧倒的に勝っていて、いつの間にか「エルムドアのアークナイトにはメリットアビリティとしてメンテナンスが付いている」という認識は吹っ飛んでいた。
  • 源氏シリーズだけなら敵専用装備だろう、で納得できたのだろうが問題は正宗の存在。
    「引き出す」を見ればプレイヤーが手に入れる事が可能な装備である事が分かってしまい、それでいてエルムドアの装備としてしか拝む事ができない為「正宗は手に入る→エルムドアが持ってる1品しかない→エルムドアから盗める」と考えたプレイヤーも居た事だろう。まさか入手方法がキャッチのみだと普通は思わないだろうし、偶然投げられて入手するには流石に条件が厳しすぎる。
  • ガイドブックに堂々と「盗める」と書いてあるため剛剣は効かないけど頑張れば盗めるんだろう、という風に考えてしまうのだ。

レアリティこそ高い源氏装備だが、実際は他の優秀な防具に比べるといまいちなものばかり。
これらが簡単に手に入るiPhone版なら尚更使う機会は無い。
無論、帽子や服を装備できるジョブならそちらを優先して装備するのは言うまでもない。
ある意味、究極のロマン装備である。

  • シーフの帽子はともかく、PSP版で追加された後付け装備を持ちだして「いまいち」なんて言われても、ちょっと…
  • ちょっとも何も、追加装備はおろか既存の装備と比べて実用面ではほとんど違いはないので仕方ない。
    盾はエスカッションの完全下位互換だし、鎧はHP上昇量がたった20しか違いない。
    何より裏技で増殖でもしない限り一品物なので、破壊を恐れて普段時に使えないだろうし。
    小手は物理と魔力の両方を底上げできるが、やはりレアリティが独り歩きしている感は否めない。
    • まぁ、兜と鎧は店売りのクリスタルシリーズよりほんのちょっとしか強くないし盾は魔法回避ゼロだし、
      結局はロマン装備だわな。それでも空白や空欄に耐えられず、無いものをねだってしまうのがコレクターの悲しい性よ。
      ちなみに小手は魔法ATが関係するアビリティをセットした前衛物理ユニットに使える。
    • 言ってる事は正論だが、装備品のグラも他のと違って完全に独立したアイコンを使用しているから揃えてみたいという気持ちになる(人によりけりだが)。
      「僕たちの好きなファイナルファンタジー」に書かれてあった「日本人とは空白に弱いのだ」という一文が如何に至言であることか…。
  • これらの装備より上位のものは全て一品物なのでいくらでも出番はある。

わりと有名なネタなのか、「DQ10」の4コママンガ劇場でネタにされた。
「げんじかぶと」というモンスターから小数点以下の確率でかぶとを盗めるはずだというものである。
注釈にDQ10でも「ファイナルファンタジータクティクス」でも盗めません、とはっきり明記されているためどう見ても元ネタはこれである。

  • ドラクエ10ゲーム内のげんじかぶとの図鑑の2ページ目にも「どういうわけか やたらと旅人に ぬすむ をやられる。 そんなに たいした物は 持ってないはずなのに……。」とFFを意識したであろうネタがある。

この記事を書いたライターも悪いが、諸悪の根源はエルムドアのアークナイトにメンテナンスを隠しで実装したスタッフだと思う。

  • ボス敵の能力に隠された部分があるというのはRPGやSRPGにおいては当たり前のことではある。
    まぁそれとは別に、このゲームのオンラインヘルプは間違いも結構多い上にリメイク版でも直っていないという点は大いに反省してもらいたいが。
    • >ボス敵の能力に隠された部分があるというのはRPGやSRPGにおいては当たり前のことではある。
      それはわかるしそのとおりなんだが、
      なんでよりによってメンテナンスでしかもFFファンの間で人気のある源氏シリーズなんだという話。
      メリットアビリティなら普通に攻撃力UPや防御力UP等でも良いし、源氏シリーズもエルムドアから盗ませないなら、ディープダンジョンやその他のマップで埋没させるかランダムエンカウントやスペシャルバトルで敵人間ユニットが一定の確率で装備してくるといった処置を施してくれても良かったんじゃないかと。
      • FFTの前身といえるタクティクスオウガでもプレイヤーには絶対に入手できない敵専用アイテムがいくつかあったので、そちらを経験しているプレイヤーからは「またか」という感想があったとかなかったとか。
        そちらでも何とか入手できないものかプレイヤーは様々な手段を試して玉砕していったので、ある意味「歴史は繰り返す」といえるか……。
      • ↑ちなみにそちらの攻略本もファミ通&JK-VOICEから出版されており、やはりその敵専用アイテムが入手可能であるかのように書かれていた。
      • 過去作では盗むことによって入手できるシリーズであったことも一因か…
  • ちなみにエルムドアがセットしているサポートアビリティは格闘。拳術も使わず武器を壊されないエルムドアにとって全く無用なアビリティであり、メンテナンスをジョブ特性にせず正規にセットしていても全く変わらないのである。

2018年5月のニコニコ生放送にて「検証もしないで記事にすることを繰り返すメディアに対し怒っていたスクウェアがわざとファミ通に嘘のデータを渡したらそのまま記事になった」という事が明かされた。
実際に検証していれば回避出来た誤情報も多かった為、スクウェアの危惧した通りの結果となったようだ。

  • その後の放送で嘘を教えていたのは源氏の話ではなくパラメータ系とのことという話があり、源氏シリーズとの関係があるかは不明である。
    • 最初の発言の際も源氏の事とは言及していない。ただネットミームになるくらいに小数点以下は~のフレーズが有名なため連想してしまうのは無理もない。
  • 実際のところ、件の「あえてのウソ情報」が黒本のこととは限らないし、他のゲームのこと&ちょっと検証すればわかるような「簡単にわかるウソ」だった可能性もあるが、現実としてそういう「騙し討ち」のようなことをしてしまった以上、「黒本の件もそうなのでは?」という疑いの目で見られてしまっても仕方のない事である。

出版社であるファミ通側も強烈に印象に残るためか、イヴァリースクロニクルズの当初の製作者インタビューでも内容調整に関する話の際に、
「ファミ通としてはこれを聞かなければなりません。今回、源氏シリーズは盗めますか?」と聞くほどである。
前廣和豊氏からは「”エンハンスド”でも盗めないです! 小数点以下はないです!」としっかり断言された。
ひとまず新規ユーザーの被害者は減りそうでなによりである。

  • >ファミ通としてはこれを聞かなければなりません。
    過去に惨劇を生み出した一因の一つであるだけに……。
  • ちなみに、リマスター版の別のインタビューでは、松野氏が「『エンハンスド』では、源氏の小手を盗めるんだよね?(笑)」と言い出し、
    前廣氏が「いや、盗めないですよ。なに言ってるんですか。(笑)あれは(エルムドアの)アイデンティティだから盗めないですよ。アイデンティティを盗んだらダメなの(笑)」と否定し、
    さらに松野氏が「えぇっ、盗めるようにしようよ!『エンハンスド』だからいいじゃない」と返すという一幕があった。
    • 2025年9月2日、ファミ通のインタビューにおいて、上述の松野氏の言と国内外からのファンの要望に応えて源氏シリーズを盗める様に調整した(パッチを配布する)との事。