概要
「聖」自体、その道を極め技量が卓越した人物をも意味する。
よって剣聖とは、剣の道において非常に技量の優れ、模範とされるべき人物を指す。
剣術の達人、聖人。
海外では「Sword Master」といういかにもなネーミングになっている。
剣聖とは美称(尊称)であり、歴史上自称した人は存在しない称号。
それを扱う術を知れば知るほど「剣は凶器、剣術は如何に効率よく人を殺せるかという兵器学、剣士は人殺し」であることから逃れられないからである。
ほんの僅かにでも自尊心があれば、羞恥心に自己が覆い尽くされようものだ。
その意は剣の「聖人」であるが、そもそも聖人とは「儒教における道徳の体現者」「仏教における宗派開祖」「キリスト教における神威の体現者」であって、「剣」に適用させようのない概念である。
東照大権現直々に将軍家の剣術指南役に推挙された柳生石舟斎が「到底敵わない、足元にも及ばない」と評した剣豪上泉伊勢守に対して「剣を扱う者の頂点」として用意した称号で、おそらくはこちらが元ネタであろうと思われる。
- 別に「剣術は所詮人殺しの技術」みたいな事が不変の常識と言う事はないだろうし、大分偏見である。
優れた剣術家全員がそう思っている、と言うような事はまずあり得ないだろう。
(そう思っている人がいる、と言う事自体はもちろん否定しないが)
そもそも「自分は聖と付くほどその物に精通している、と自称するのは恥ずかしい」のは、剣術に限った話ではないと思う。
余談だが上泉伊勢守信綱は当時の剣術における二巨頭のひとりである。
もう一人は卜伝入道こと塚原卜伝であり彼も剣聖と呼ばれたらしい。
この二人は無手勝流を標榜していたという。
下記の決闘を申し込む男云々は二人のどちらか(伝説が混じり合っているので確定できない)がやったという。
この更に上位に剣神があるように思えるが、無い。
- 剣帝とかもいない。
- やたらしつこく決闘を申し込もうとする男を小島に放置したりもしない。
FF11
魔導剣士のエンピリアン装束取得クエストの最高難易度をクリアした魔導剣士に与えられる称号。
最強の魔導剣士の証であり、取得時には「生ける伝説」とまで称えられる。
FFT
文句なしにPS版では最強のジョブ。
オルランドゥの固定ジョブである。
アクションアビリティ『全剣技』はその名の通り『聖剣技』『暗黒剣』『剛剣』の全てを使いこなす。
(さすがに『魔法剣』は使えないが)
おかげで今まで聖剣技だけで頑張ってきたアグリアスは肩身が狭くなり、ついでにただでさえ剛剣が使いづらいのにオルランドゥより後に仲間になるメリアドールは完全に立場がないと言える。
どっかの黒い本では「オルランドゥ自身が戦いを収めればいいのに」とまで言われた。
しかし、こんなに圧倒的な力を見せ付けられたとしても、アグリアスに魅せられた人々はあえて彼を封印し、エクスカリバーをアグに贈呈して修羅の道に入るのである。
- いや、アグでも十分強いし、修羅の道って程でも…
このジョブ自体がバラブレみたいなもんだから。- そもそもエクスカリバー自体が反則だしな。
- セッティエムソン+カオスブレイドとかでも聖剣技999ダメでぶっ壊れてるんだけどね。剣聖ではできない。
FFTのシステムで常時ヘイストとか意味わかりません。- オルランドゥの場合、剣聖の物理攻撃力が(アグリアスの就けるどのジョブよりも)高いため、エクスカリバーでも聖剣技で999ダメージはすぐに到達する。
- オルランドゥならパチモンでも999ダメージを叩き出せそうである。
まあFFTではパチモンは財宝でしか出てこないんだが。
- PSP版でも文句なし最強ジョブだと思うが。
汎用ジョブとしては新たに暗黒騎士とたまねぎ剣士が追加され、固定ジョブとしては空賊が追加されているが、それでも単純な戦闘力に関しては剣聖が抜きん出ている。- ただし、育成すれば話は別。
- ドラグナーにはパラメータでは譲るが、アビリティの使い勝手の良さで勝る。
すべてにおいて最強ではないが、総合能力という点ではやはり剣聖が最強といっていいだろう。 - 確かにドラグナーはぶっ飛んでるのだが剣聖のパラメータも十分に反則レベルで高水準である。
- ドラグナーにはパラメータでは譲るが、アビリティの使い勝手の良さで勝る。
- ただし、育成すれば話は別。
高枝切り鋏のCMみたいだな。
「いま『聖剣技』を習得すれば『暗黒剣』と『剛剣』もついてきます!」
普段は聖剣技メインで戦い、HPが減ったら闇の剣というのが基本か。
暗の剣は稼ぎの場合など、魔道士を殺さず無力化したい時に。
そんなわけで、暗黒剣は決して要らない子ではない。剛剣は出番が少ないか。
剣技系ジョブでは珍しく帽子が装備できるので、シーフの帽子装備でSpeedの底上げも可能。
刀と忍者刀も装備できる。さすがは剣聖。
だが全剣技が使えなくなるので意味は無い。
このジョブでレベルを上げると、魔法ATとMPを同時に上げられる。
育成に拘る人にとってはこれも魅力的。
- ついでに服も装備できる。
ねじり鉢巻+力だすき+ブレイサーでATを物凄く強化できる。 - 兜、鎧、帽子、服、ローブと、女性用でないあらゆる防具が装備できるため、装備の面でも戦略性が広がる。
これ実はラムザと剣聖だけの特権だったりする(PSPでは空賊も)。
この要素くらい主役のラムザに特権を譲ってもよかったのでは…。
成長値がかなり高く、物理AT、魔法ATともによく伸びる上Speedも若干ながら上昇する。
もはや成熟しきったジジィの専用ジョブでありながら成長が早いというのも非常にアレである。
- 恐ろしいことに、「伸びにくい能力」というものが一切存在しない。
HP・物理ATはあらゆる戦士系汎用ジョブを凌駕し、何故かその物理ATよりも魔法ATの方が更に伸びる。
MP・Speedは流石にそれぞれの専門家には劣るものの、それでも平均より高くなり、何よりこれら全てを並立できるジョブというのはほぼ存在せず、より上位にドラグナーが存在するのみである。
そのドラグナーよりアビリティに関しては上回るので、もはや誰にも止められない……。- ただし、装備品に関しては互角の上、最強のアビリティは全剣技とは限らない。
- その最強アビリティは剣聖でも使用可能ということを忘れてないかな?
しかも剣聖の魔法AT成長率は上記の通り素晴らしいので、ぶっちゃけ算術使いとしてもドラグナーに次ぐ。
……ホントどうすりゃいいんだこの最強じじい。
- その最強アビリティは剣聖でも使用可能ということを忘れてないかな?
- 能力値の伸びは味方内では最強クラス。
敵専用ジョブを含めた場合でも、最大HP以外は上位勢と比べても一切遜色ないレベルという高さ。- 成長率について、SPEEDだけははっきりいって一般ユニットと全く変わらないレベルのプラスしか無い為
こだわりたい人は忍者だけは準備しておこう。
MP成長もやはり召喚士に比べるとやや水をあけられているのだが、こちらはまあよほどのことがない限りはといったところ。
AT成長はものまね(35)>ナイト&竜騎士(40)>忍者&剣聖(43)なのでものまね士に比べるとやはり劣る…のだが、まあSPEED(とMP)位で充分。
もっというとドーピングせんでも充分。
- 成長率について、SPEEDだけははっきりいって一般ユニットと全く変わらないレベルのプラスしか無い為
- ただし、装備品に関しては互角の上、最強のアビリティは全剣技とは限らない。
剣聖だからといって、ブレイクが使えるわけではないのは一部の人には残念だったかも。
- 剣聖のブレイクと聞くとこっちを連想してしまう。
- 魔法関係のステータスも育つので、陰陽術をセットすると某盲目の剣聖っぽい…かも?
- あっちも剣聖は杖二刀流が基本だったけど、こっちはさすがに装備できないね。
このジョブ、何故かバグ技のとの相性も良く、(修得状況にもよるが)Jp9999の裏技が使用可能であったり、武器増殖で忍者刀を増殖できたりする。
とりあえず、ジョブチェンジは蛇足、というかしなくても問題のない位には強い。
アビリティをそろえたほうがそりゃ強いが、何もそこまでしなくても……。
- 少し頑張ってMOVE+2を覚えれば移動面でも全く不足がなくなる。
1ターン目に敵の主力に大打撃を与えやすくなるので、出来れば覚えておきたい。
SRPGの終盤で待っている凶悪なボスユニットが仲間になったらどうなるかを体現しているジョブ。
仲間の女騎士どころか、本来苦戦しなければならない敵専用ユニットの面々をも圧倒するその姿は、黒本の評価通りゲームバランスをも粉砕するといっても過言ではないだろう。
FFT(PSP版)
扱い辛かったユニットの梃入れの一環として剛剣が強化された。
結果、ただでさえとんでもなく強い剣聖がさらにパワーアップしてしまった。なんてこったい。
とはいえ元々強力なアビリティを他に持っているので恩恵はそんなに感じないが。
FFB
上位ジョブとして登場。見た目はFFTの雷神シドと同様、黄土色のフード付コートを羽織った姿。
はっきり言うと苦労の割りに華が無いジョブ。こだわりやボーナス以外で使う意味は薄い。
取得条件は魔法剣士と侍がそれぞれレベル10以上。
そのため解放まではかなりのジョブを経由したレベル上げが必要。
得意アビリティは力・技、得意武器は大剣。
FFRK
オルランドゥのジョブ。
メビウスFF
戦士系ジョブの1つ。必殺技は斬光剣?。
極めし剣は絶望を断つ一条の光明。
剣の極みに到達した戦士系ジョブの最高峰。 全属性の体制で耐え、光と闇の極意で敵を切り伏せる。 成長すれば、ディフェンダーとアタッカーからロールを選べる。
FFBE
オルランドゥのJOB。