冷気属性、またはアイス~という名前の付いた装備のこと。
FF1とFF2ではデメリットなしで耐性を得られたのだが、FF3(FC版)・FF4では炎に強くなる代わりに冷気に弱くなってしまう欠点のある装備品に。
その後のFF5以降のシリーズでは冷気属性を吸収するという特徴がある。
フレイム系装備とセットで扱われることが多いが、後の方に手に入る都合や敵の扱う属性の割合などからこちらの方がやや優遇される傾向にあった。
FF1
防具であるアイスシールド・アイスアーマーに炎耐性有。
FF2
基本的にFF1と同様に防具のみ(盾・鎧・小手)に耐性があるが、なぜかアイスアーマーのみ炎属性ではなく冷気属性を半減する。
FF2(WSC版以降)
WSC版以降のリメイクでは武器に設定された属性も耐性として機能するようになっているため、氷属性付の武器を装備した際にも氷耐性を半減できるようになっている。
単なるバグの可能性もあるが、それ以降のリメイクでも修正されないままので、実は意図的な仕様なのかもしれない。
FF2(ピクセルリマスター版)
武器に設定された属性が耐性として機能しなくなり、武器では敵の冷気属性は半減できなくなった。
また、武器・盾共に魔法干渉が復活したため、魔法を使う際には一旦外して素手にする必要がある。
- これら以外の属性付武器やこれら以外の全ての武器・盾の魔法干渉についても同様。
FF3
今作でも防具(盾・鎧・小手)のみ炎系ダメージを軽減するが、前2作と異なり代わりに冷気系・空系ダメージが増大するようになってしまった。
- 長年誤解されてきたが、アイス系防具に空属性弱点は無い。
エアロでダメージが増大するのは、冷・空の複合属性で冷弱点が優先的に判定されてしまうからである。
アイス系防具とフレイムメイルを併せて装備することで、互いの持つ弱点を半減耐性で上書きするのが基本。
……なのだが、アイス系防具を扱えるジョブのうち赤魔道師とシーフのみフレイムメイルを装備できず、氷弱点をカバーできないという欠点がある。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
FC版にあった冷気系ダメージが増大する欠点が削除され、デメリットなしで炎耐性を得ることができるようになった。
FF3(ピクセルリマスター版)
PR版でも冷気弱点は廃止されている。
本・辞典は賢者も装備可能に戻り、各防具は魔剣士も装備可能になった。
忍者も全種装備可能に戻っている。
FF4
前作と同様、炎系ダメージを軽減する代わりに冷気系ダメージが増大してしまう。
フレイム系の防具も併せて装備して弱点を相殺するのが基本なのも一緒。
FF4(DS版以降)
上記に加えて
FF5
武器は攻撃が冷気属性を持つのに加え、ロッドは属性強化の効果も持つ。
防具である盾のみに耐性があるのはこれまでと同様だが、これまでと異なり、炎属性半減ではなく冷気属性を吸収するという強力な効果に。
さらに前2作(FF3・FF4)と異なり弱点属性が付与されるという欠点もなくなり、デメリットなしで装備できるようになっている。
FF6
前作FF5と同じく冷気属性攻撃を吸収するだけでなく炎属性も無効化するようになったが、代わりに風属性を弱点に持ってしまうデメリットが追加されてしまった。
FF9
FF10
FF12
FFT
本作ではイベントバトルでは人間同士の戦いが多いが、ランダムエンカウントバトルではモンスターとの戦いが多く、冷気属性を弱点としているモンスターが圧倒的に多い為、そいつらを相手にする時に重宝する。
敵AIは吸収・無効化されるとわかっている攻撃はしてこないので一つの耐性だけで完封できるような相手はほとんどいない。
一方で本作の黒魔法は仲間も巻き込む場合があるので、耐性をつけた仲間をわざと巻き込むといった能動的な利用法もある。
防具類のアイスシールドは冷気を吸収し炎を半減するが、雷を弱点とするデメリットを抱えており、お前は水属性かと突っ込みたくなる。
FFTA
アイスプリズムのみ武器でありながら炎属性を無効にできる耐性を得られる。
本作のアイスシールドは冷気吸収と同時に炎半減もできるが雷属性が弱点になってしまう。
FFTA2
前作と異なり、炎属性を無効にできる武器はなくなった。
チルロッドのみ武器でありながら冷気属性を無効にできる耐性を得られる。
アイスシールドは前作と違い雷弱点はなくなったが炎半減もなくなってしまい、冷気吸収のみの盾に。