バトル/【ファーストタッチ】

Last-modified: 2023-06-25 (日) 15:34:23

非戦闘状態の敵に対し、最初に敵対行動を行ったキャラクターに上乗せされる敵対心ボーナスのこと。
これによって発生した敵対心ボーナスを「ファーストタッチヘイト」と呼ぶ。

  • 最初に行動する行為そのものが「ファーストタッチ」と呼ばれているのだが(いつの頃から呼ばれるようになったかは不明。少なくともFF11では初期からこう呼ばれていた)、この名称は公式なものではない。そのためFF12では「先駆け」と呼ばれることもある。
  • なお、FF11やFF14では、ファーストアタック(FA)と呼ばれる場合もある。

FF11

仕組みとしては初出。
敵対心ボーナス量は、ファーストタッチとなる敵対行動の内容と結果により変動する。
なお、ダメージを与えるタイプの行動を行った場合、ダメージ量に対してボーナスが掛かる為、
ミスなどでノーダメージだった場合、ダメージによるヘイトもボーナスによるヘイトも0となる。
その為、この状態で誰かが敵対行動を行うと、確実にそちらへターゲットが移る事になる。

FF12

敵対心ボーナス量は10で、これは「たたかう」2回分弱。
これはケアルラ1回で帳消しになるほどしかないが、ガリフでラーサーが加入するあたりまでは十分なボーナス量であり、これを知っているか否かでゲーム性が変わるほどの影響がある。
それ以降もヘイトコントロールの際に一番問題となる「開幕の不安定さ」を克服する手段の一つになる。
ただし終盤においては戦闘開始時の流れを作る上では有効だが、これだけではタゲを保持できなくなってくる。


「リーダーばかり攻撃される気がする」という噂は昔からあったが、実際リーダーは狙われやすい。
リーダーは先頭を走るため、一番最初に敵に感知されるしファーストタッチもしやすい。
極端な話、一番タフなキャラを操作するだけでもヘイトコントロールと呼べるような状況は多い(特に序盤)。


オリジナル版では効率よく戦わないとMPもギルもすぐ無くなる上にデコイを買えるのが後半からなので、
前半を効率よく進める上では必須の戦術(リーダーの防具を揃えるだけの話だが)。
 
少しでもMPを稼ごうとして、回復役をリーダーにして戦闘中にマラソンをする人がたまにいるが、
被ダメージが増えるし、かといって重装備にしたら回復力が落ちるし、
しかも戦闘中にフラフラ走っていると敵の範囲技に仲間を巻き込んだりするため逆効果。

  • しかしボスやモブなどの長期戦で、盾役がしっかりタゲを取った上でリーダーを回復役に切り替え、
    範囲技に気を付けつつ回復役を走らせるのは有効な戦法。
    要するに盾役以外のキャラクターがファーストタッチを取るのが良くない。

チャージが早くチャージ後の発生も早いほどファーストタッチしやすい。
マインゴーシュを筆頭とするダガー系統はチャージが早く、リーダー向きの装備。
技では歩数攻撃がチャージ後の発生が非常に早いので、これで先駆けたのち算術を使っていく。
ガンビットの「リーダーの敵」は最初の一回のみチャージが遅く、これをリーダー以外に設定すればリーダーがファーストタッチしやすくなる。

FF12IZJS

インター版はデコイが最初から買えるしMPもギルも余裕があるので気にしなくても大丈夫。
まあ大抵知らず知らずのうちにファーストタッチを有効活用してるような気がするが。

FF14

明確なボーナスは無いらしく、ファーストタッチをしたとしても簡単に敵視を取られてしまう。
挑発などの敵視の高い行動は除く)
なお、ファーストタッチを取ったプレイヤーにはリンクした敵からも敵視を向けられるが、これにもボーナスは無い。
なのでファーストタッチした直後のプレイヤーへ回復やバフの付与を行うと、それを行ったプレイヤーが一斉に敵視を取れてしまう。