地名・地形/【ライオネル城】

Last-modified: 2022-03-11 (金) 12:50:45

FFT

ライオネルの統治者・ドラクロワ枢機卿の本城。かつて聖アジョラを捕らえた帝国の本拠だった。

神聖ユードラ帝国の本拠地として築かれた古城。建築様式は古いが要塞としての機能は抜群。

イヴァリースの南に位置する城塞。
ライオネル地方の中心にして、旧帝国時代以来千年以上の歴史を持つ古都だが、その防衛機能は高い。
城主のドラクロワは教会に属する人物で、グレバドス教会の所轄領の本拠地でもある。ライオネル聖印騎士団を擁していると思われる。

  • 北はバリアスの丘を越えると城塞都市ザランダを経由してルザリア地方ランベリー地方へ。
    東はバリアスの谷があり、ここから南へ下ると貿易都市ウォージリスからバグロス海に南洋海路が伸びており、西はツィゴリス湿原を隔てて機工都市ゴーグに繋がる。
    裏門から南に出るとゴルゴラルダ処刑場
    • 近辺にセイジスタ湾と呼ばれる海域があり、セイジスタ渦が発生するらしい。
      位置として有力なのはライオネル地方とランベリー地方を隔てる湾部(ライオネル城から見て北東)、もしくはツィゴリス湿原南にある湾部あたりだろうか。
  • 城下町の規模は不明だが、商港ウォージリスやゴーグから畏国中部以北へと向かう交易路上に位置するため、門前町としてそれなりに栄えていると思われる。
  • この城の西に広がるツィゴリス湿原は五十年戦争屈指の激戦地となっている。
    詳しい経過は定かでないが、バグロス海を迂回してライオネル南部もしくは西部から上陸した鴎国軍と激突したようだ。
    ドラクロワ枢機卿が五十年戦争で名を馳せた偉大な騎士として領民の信望を集めているのは、この地の戦いにおける活躍によるものなのかもしれない(ライオネルが陥落したという記述は無いため、畏国軍が勝利したと思われる)。

オヴェリア王女救出のためラムザが訪れる城。城門前でラムザvsガフガリオン、ラムザのお供vsガフガリオンのお供の戦いとなる。

城壁で二つの戦いが隔てられた状態となる。
正攻法で行くならばラムザが城壁を降りて門の横のスイッチを押せば門が開いて合流となる。
しかし城壁から降りるまでの間にガフガリオンの闇の剣で袋にされたり、ラムザのお供も門前に追いつめられた状態なので、召喚士の餌食となったり辛い場面でもある。

  • この城門のスイッチはよくノーヒントだと言われることがあるが、実はヒントになるシーンがこっそりあったりする。ラムザたちがオヴェリアを伴って初めてこの城を訪れた際に、よく見るとライオネル聖印騎士団のナイトがちゃんとスイッチを操作して開けているのだ。
    ……もっとも実際にここで戦闘になるのはしばらく後で、しかもその間にアグリアスの救出・処刑場でのガフガリオン戦といった濃いイベントが目白押しなので、大抵のプレイヤーに忘れられてしまうのだが。

邪道としてはテレポなどで全員が城壁に上がってしまうことができる。魔法や長弓などの戦隊をそろえれば、敵は何もせずフラフラするだけである。

  • 弓使い2人を黒チョコボ2匹に乗っけて、上からマジックブレイク連打でいじめてました。
    • ラムザだけがテレポを使える状態ならガフガリオンとの決闘をせず仲間たちと合流したほうがいい。よほど鍛えてなければ確実に先制されるし。

実はガフと召喚士以外は全員雷属性装備。ラバーシューズがあれば完全試合である。南無。


なにげにTのストーリーにおける重要なターニングポイント。
両騎士団から追われる身になったラムザらがここに逃げ込み、聖石と関わることで「平民と貴族・理想と現実・利用する者される者」といった悩みを抱える青年の姿は次第に薄れていき、「悪魔退治の英雄」の道を経て、最後は「妹の尻を追いかけ続けるお兄ちゃん」となっていく。
ブレイブストーリーでここの件を読んだアラズラムが何を思ったかは、誰も知らない。


名前から察するに、ベイオウーフが団長を務めていたライオネル聖印騎士団の本拠地。
ストーリー的には南天騎士団や北天騎士団にも引けをとらない精強な騎士団という事になっているが(そりゃベイオみたいな魔法剣士がゴロゴロいるんだとしたらそりゃ精強だろう)、どうもゲーム的には影が薄い…


ゴルゴラルダ処刑場に引き続き待ち伏せの上に敵の数が多い。おまけに城門で味方部隊は分断された挙げ句に囲まれているため押し込まれかねない中々の難所。ガフガリオンが個人の能力以外に戦術家としても優れた力量を持つことが伺える。

 

儲け話関連

  • 情報屋バニッシュや画家ユッキが在住。
  • ライオネル城の密使と重要な品を載せた船が近海で海賊に襲われ沈没、サルベージ業者によって引き上げられる。
  • ガレスタ商会社長の誕生日プレゼントを載せた貿易船ドイング号がセイジスタ湾沖35セクタに沈没。
    無事サルベージされ、責任者であるホルセカ氏の首が繋がる。
  • ライオネルで農夫をやっているヤーケンがドグーラ峠で不思議な光景を目撃(何でまたそんな遠くで…)。
    調査の結果、古代から伝わるいけにえ儀式を原型とする、付近の農村のお祭だったことが判明。
  • バファイ子爵怪盗ゼロの被害に遭う。
  • カタスト男爵の一人娘コリネリアが「切り裂きジャック」を名乗る男に誘拐される事件発生。
    実行犯はカタスト家に仕える庭師ボブで、カタスト夫妻の不仲を修復するためにコリネリアが仕組んだ偽装誘拐だった。
  • ザーマス伯爵夫人が飼っていたペットのモルボルキャロットちゃんが脱走。伯爵家裏山で無事保護される
  • なお、チャプター2の間にライオネル以北での儲け話を行う場合はストーリーの途中でルートが途切れて迎えに行けなくなるのに注意。
    特にキャロットちゃんを探しに行ってる間にゴーグまで行ってしまった日には、
    派遣されたメンバーはライオネル城の戦いが一通り終わるまでお休みとなる。
    しかもチャプター3の開始地点はドーターで迎えに行くのにさらなる手間が…。

DFFAC

ラムザのC.Lv14で開放されるシンボルチャットに「僕は世界を変えたいと願ってるわけじゃない!」がある。
元ネタはここでガフガリオンを倒した後、ドラクロワ枢機卿の勧誘に対するラムザの拒絶。