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添付FF3 
クラス6の召喚魔法。オーディンを召喚できる。
サロニアの地下迷宮のボスであるオーディンを倒すと手に入るオーブ。
(条件を満たせばエウレカの魔法屋でも45000ギルで購入可能)
効果は以下の通り。
白「バリア」は味方全員にリフレクをかける効果。便利だが基本成功率が50％なので注意。
黒「てきをきりさいた」はオーディンが普通に剣で斬りつけての威力117の無属性ダメージ。
合体「斬鉄剣」は敵全体を真っ二つにして殲滅する。ただ成功率は50％とやや低い。
「バリア(白効果)」はメガフレアを跳ね返せるので、さりげなくバハムート戦で有効。
「黒」が来ても斬りつけてダメージのため、外れようがない。
ただし、幻術師をこのタイミングで使う勇気があるならだが。
- 幻術師の熟練度が育っていればバハムート戦にカタストを投入するのは選択肢としてあり得る。
そのままドーガ・ウネ戦に上位召喚魔法を持って行けば幻術師でも活躍は見込める。
FC版では合体効果が実質的に一番弱いという、変な意味で希少な召喚魔法である。
他の魔法を使ったときの特殊効果は、即死系も含めて成功率高めな仕様の作品だけに、妙に失敗の目立つ斬鉄剣が切ない。
- 全体固定なのに全部成功しないと成功しないあたりが失敗が多い原因か。
- 長丁場となるクリスタルタワー以降でのザコ掃討が大きな見せ場。
クラス別回数制と賢者の豊富な魔法使用回数のおかげでガンガン使っていける。
伝説の戦士オーディンの魂が宿っているオーブ。
オーディンはなによりも僚友の命を大切にする心優しき騎士で、戦乱の時代に自らの命をかけて仲間を救った。
しかし彼は、自分の力が利用されるのを恐れて、自らを封印した。
のちの作品で白効果と黒効果は幻術師共々消えてしまったが、白のリフレク全体化効果はFF5以降のカーバンクルが受け継いでくれた。
語源はカタストロフィ(Catastrophe＝大災害)からと思われがちだが、2016年11月24日に配信された「ファミ通公式生 坂口博信氏が『FFIII』（ミニファミコン版）を実況プレイ」内で坂口氏が語ったところでは、カタストの由来は実は「刀でストン」らしい。
カタストロフィなんて単語俺が知るわけないだろとの事。
敵として出現するオーディンとは黒・白・合体どれも配色が異なる。
色の違いだけでなくパレット割り当て自体が別物。
まず、モンスターとしてのオーディンはBGで描かれているが、カタストで召喚されるオーディンはスプライトとして描画されている(画像のタイルデータ自体は同じもの)。
16×16ドットごとにしかパレット指定できないBGに対してスプライトは8×8ドットごとのパレット指定が可能であり、さらに敵オーディンはパレットセット2本に対して召喚オーディンはパレットセット3本を使用している。
ファミコンのパレットセットはBG4本・スプライト4本。BG側は背景とウィンドウを除いた2本しか自由に使用できない。
FF3のスプライトは味方キャラ用に3本、残り一本はエフェクト及び指カーソル用。
召喚時には味方キャラを消去しているのでこの3本の味方キャラ用パレットセットを召喚グラフィックに割り当てることができる。
これを活かし、召喚オーディンのグラフィックは敵オーディンよりも詳細な色分けを実現している。
騎乗している馬のヒヅメ、オーディンの足と馬の境目のライン、色の切り替えがないマントなどに注目。
ただし、合体オーディンは意図的なのかミスなのか明暗色の指定が反転しているように見え、境目の処理など、どうにも仕上がりが美しくない印象を受ける(「足と馬の境目のライン」に関して言えば逆に目立つ)。
とはいえ白・黒オーディンは文句なしに素晴らしい出来栄えなので、一瞬しか表示されないがぜひとも目を凝らしてチェックしてみよう。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
白効果の技名は「まもりのひかり」。「ルビーのひかり」ではない。
DS版のメガフレアは残念ながら反射不可能。
その代わりにドーガやウネ戦で役に立つかも知れない。
黒効果の技名は「ざんげき」。シンプルだな。
- 坂口氏曰く「ざん(残)像と共にげき(劇)的な程に刀でストン」らしい。…なんてコトはないか。
サロニアで倒さなくてもエウレカで買える。今回は40000ギルに若干値下げ。
- ちなみに同様にFC版では倒さないと購入不可能だったリバイア・バハムルもDS版では同様に倒さなくても購入できるように。
つまり戦って実力を認めさせなくても、お金を払えば(購入すれば)従ってくれるようになっている。 - どのみちモンスター図鑑に登録するために結局全員とも倒す必要はある(&こいつは最強の槍を盗む必要もある)し、ゲーム攻略的にはさして問題ない(むしろレベルを抑えたプレイでも習得レベルにギリギリ達している＆金さえあれば普通に使うことができるためとてもありがたい)のだが、それでいいのか召喚獣達よ…。
DS版でもFC版と同様実質的に合体効果が一番弱いある意味レアな召喚魔法である。
加えて白効果は失敗がなくなる・黒効果は威力UPとどちらもFC版より強化されている中、合体効果の方はDS版では仕様変更で状態異常系魔法全般が弱体化した影響でFC版より失敗率が上がりより弱体化しているという悲しい扱いを受けていたりする。
FF3(ピクセルリマスター版)
合体カタストの効果が「即死が成功した相手だけを斬り捨てる」効果になり、出てきたけど失敗して何もせずに帰るという事は滅多になくなった。
純粋に強化されてはいるのだが、斬れなかったやつが半端に残る場合もある。
- この変更に伴い、演出も敵を一刀両断にするのではなく、無数の斬撃で切り刻むものに変更されている。
命中した相手はFC版同様ドットごと真っ二つになるが、縦ではなく横に両断されるようになった。
黒カタストは「敵全体に無属性攻撃」。幻術士にとっては高威力の全体攻撃で頼もしい(威力自体は合体アイスン並)。
白カタストはお馴染み「味方全員にリフレク」。DS版同様にメガフレア等を反射出来ず、味方の白魔法を反射する。
使い所を間違えなければ(そしてちゃんと出てくれれば)頼もしい存在だが、補助魔法をターンの最初にかけたいあまり白魔道士のプロテスと同ターンに使ったりするのは控えよう。
最悪プロテスを反射して敵にかけてしまい、更に反射は1回しか出来ないので味方のリフレクが消滅する。
当然味方の回復魔法をも反射してしまうため、呼んだ後は白ヒートラで回復を狙うか、吟遊詩人など反射を無視する回復技を使えるジョブがいるのが望ましい。
- 後半までガ系やフレア等、単体攻撃魔法を使ってくるボスは登場し続けるが、それは「強力な全体攻撃の合間に」放ってくる場合がほとんど。
- 味方の回復魔法を反射する白カタストは呼び出すタイミングを間違えると全滅直行になる場合も多く、扱いが難しい。
FC版のリフレクは味方の回復魔法・補助を反射しなかったため、「ダメージor全体リフレクのどっちが出ても有利だから」と気軽にカタストを呼ぶことが出来た。
しかしFC版の「終盤ボスが全属性耐性を持っている」という仕様とDS版の「リフレクは仲間の回復・補助魔法も反射する」という仕様を両方持つピクセルリマスター版では、FC版同様に全属性耐性を持つボスに無属性攻撃をしたくても、DS版仕様のリフレクが全滅の引き金になりかねないので気軽に使えない。
今作の仕様と噛み合っていない不憫な存在になってしまった。
最も注意すべきはやはりバハムート戦だろう。
FC版経験者は元より、他ピクリマシリーズでも対バハムートといえば「リフレクでメガフレアを反射して倒す」が半ばセオリーとなっており、ピクリマ3でも同じ感覚で使用するとメガフレア直撃でパーティーが半壊した後、咄嗟のケアルダ/ケアルガでバハムートが大回復する悪夢を見る。
- リフレクもFC版と同じくメガフレア反射できる仕様に変えてほしいわ。
数少ない幻術師の見せ場にもなるし原作3や4や5だって反射できたのに。そもそも「原作を尊重する」のがコンセプトのはずなのに何でこういうところはDS版(3DR版)の仕様を踏襲してんだよ？と。
FC版同様、オーディンを倒さなければエウレカで買えなくなった。
これはGJ。
FF8
セルフィの特殊技スロットに実装される予定だったが、時間の関係でカットされてしまった。
FF8のバトルエフェクト・ディレクターだった高井慎太郎によれば、
「セルフィが描いたラフな絵の4コママンガがスライドしていく魔法で、 敵に襲われたセルフィが怒って、ヤーって反撃したらドカーンって内容」
ようなものだったらしい。
FF12
FF12で敵が使用する技。
魔法障壁のオプションを得る。
二分間程こちらからの物理攻撃を完全に無効化する。
オプションで発生するものとの違いは、順番待ちが発生するためデジョン等で発動の妨害が可能な点。
FF14
禁断の地エウレカ：ピューロス編から登場したロゴスアクション。
自分中心、範囲内の敵に魔法攻撃。威力は4000。
使用すると同時に自身も大ダメージを受ける(999999ダメージ)。
エウレカでカタストときいてオーディンかと思えば、カタストロフィの方だった。
余談
FFTではカタストという名の男爵が登場。
→【FFTの魔法名キャラ】
