地名・地形/【霧の大陸】

Last-modified: 2022-05-04 (水) 14:35:00

FF9

物語の序盤の舞台となる大陸。
ガイアに存在する4つの大陸のうち、面積が最大で起伏が激しく緑が豊かな大陸。人口が多く文明が発達している。
地表部分の大半をが覆っており、多くの人々は霧を避けるために高地に国や都市、集落を築いている。
地表の一部には異常に巨大な植物の根が這っている。


この霧は外側の大陸にあるイーファの樹の根を通じて送られたものであり、
霧の根源であるザ・ソウルケージが倒された後は霧の大陸から霧が消失する。
霧の大陸の飛空艇は全て霧を動力とする機関で動いていたため、
蒸気機関を使用しているヒルダガルデシリーズ、およびテラの技術で動いているインビンシブル以外の飛空艇は機能しなくなってしまった。
(霧が復活し世界全体に蔓延するDisc4では、イベントシーンで霧機関の飛空艇が再び活躍する)


1800年現在、次の3つの国家が大陸を分割統治し、友好関係を築いている。

アレクサンドリアなどができる前には、統一王国があったらしい。
分裂後は長らく戦乱の世が続いたが、先代リンドブルム大公(ファブール八世)が飛空艇を開発したことで軍事パワーバランスが大きく変化、和平協定が結ばれた。
国交回復後は飛空艇技術の共有や大陸鉄道の整備などが進み、ここ数十年ほど平和と繁栄を謳歌している。

  • 世界年表によると、戦争が終息したのは本編開始より30年前とされている。(アレクサンドリアとブルメシアの争いにシド8世が飛空艇勢力で介入、このことはのちに「飛空艇革命」と称される)
    FF9の主要人物の1人のスタイナーの物心つく年齢(3, 4歳)に被る頃に起こった出来事で、Disc1の狩猟祭後にダガーが母を説得するためアレクサンドリアへ帰還しようとする際に、戦争孤児だったが故の切実な思いを吐露している。
    タンタラス団の団長バクーもこの戦争の体験者で、7歳の頃に戦禍に巻き込まれ孤児となった。同時にこれをきっかけに飛空艇革命により戦争を鎮めたシド8世(先代のリンドブルム大公)に心服し、孤児仲間同士でタンタラスを結成して情報収集などの面でシド一門に尽くすことになる。
    上記二人は同じ「戦争孤児」で、「国のために尽くす」という志は同じでありながら立場は対極的で、物語中ではバクーがスタイナーの四角四面な性格に皮肉を言う台詞がそれを象徴付けている。