FF2
斧系武器。
ゲーム中の表記は「まじんのおの」。FF大全集では「魔神の斧」という表記が採用されている。
南の島の魔人の集落で10000ギルで売られているが、攻撃力が27と低い地雷武器。
1ランク下のミスリルアクス(攻撃力22・2000ギルで購入可)にコストパフォーマンスで負けている。
同価格で売っている魔神の槍の方が強い(攻撃力42)。
こんなのを買うよりミシディアでオーガキラーを買ったほうが良い。
(船が手に入るとミシディアへは楽に行けるので)
- 実はまじんのやりの方も先にミシディアで炎の槍を購入しているのなら出番がない可能性も。
ただしこの斧と違いこちらの方は攻撃力が値段相応に高いうえに炎の槍にはない浮遊系特効があるので、両方購入しても使い分けてちゃんと両方活躍させることができるが。 - まじんのやりと違ってこちらには特効は一切ないので、間違っても同じように考えて買わないように。
もっとも、攻略情報を仕入れている人はまず大丈夫だろうし、仕入れていない人はまじんのやりの特効の方にも気づかない可能性が高いため、勘違いする人はいないと思われるが。
武器の詳細な性能は攻撃力27・命中率45・回避率1・魔法干渉50。
- 値段に見合わない攻撃力の低さが目立っているが、実は命中率もバトルアクスやミスリルアクスと並び全斧の中で最下位。
斧の中だけでなく、全武器の中でもこれより命中率が低いのは一部の弓や古代の剣等の特殊な追加効果のある武器、全種類の盾のみしかない。
ものすごくどうでもいいが、27を16進数表記にすると1B。
2Bとすると43となり、魔人の槍と同程度の攻撃力となる。
数字を一つ間違えたのではないだろうか…深読みしすぎか。
- ロマサガ2のオートクレールは表示上は攻撃力50だが実際は35だった。
このように実際にスクウェアは16進数で設定ミスしていたことがある…。
(表示攻撃力と実攻撃力が違うというこの話とはまた別ではあろうが) - リメイク版でも攻撃力が上がっていないようだ(PSP版でも低いまま)。
…もしやこの低攻撃力はFF2における伝統なのか?
南の島に住んでいると言われる魔人が作り出した石斧。
石斧なので斧のように叩き斬るのではなく、潰すように使う。(FF1・2攻略本)
- 某名人なら投げて使うんだろうなぁ…。
PS版以前だと売値は買値の1/20、つまり500ギルでしか売れない。
なので間違っても買ってしまわないように。
GBA版以降はちゃんと売値は買値の1/2なので安心しよう。
値段と性能の釣り合わない地雷武器にもかかわらず、購入するしか入手する方法がなかったりする。
無論、持ち物制限のあるGBA版以前のFF2の場合は最終的に売るか捨てるかして処分するしかなくなるため、この時点でオーガキラーを未入手でどうしてもずっと斧を使いたいわけでもない限りわざわざ購入する必要性は皆無である。
FF2(GBA版以降)
GBA版以降から追加されたゲーム内の説明文は「ひじょうにおおがらな おの」。
10000ギル→8000ギルへと値下げされた。
ただし、上にもある通り値段に対する攻撃力の低さの方は原作そのままなため、ずっと斧系統の武器を使い続けたい人やアイテムコレクター以外は購入する必要は一切ない。
- ちなみに同じ店で売っているまじんのやりの方もこれと同じく8000ギルに値下がりしている。
どうしても斧系統の武器をずっと使い続けたい人以外はそちらの方を購入して持ち替えたほうが良い(もちろん既にミシディアでオーガキラーを購入していた場合は別だが)。
南の島は皇帝の脅威にさらされてなかったせいか、南の島の死人がいなかったので、SORには登場しない。
- もっとも、SoR内でもこれより強いオーガキラーが普通に店売りされている他、オーガキラーより性能の良い武器も敵ドロップ等で入手可能なため、ゲーム攻略の上ではこの斧がなくとも困ることは皆無である。
FF2(PSP版以降)
PSP版以降は追加ダンジョン秘紋の迷宮で入手可能になったため、コレクターの場合でもわざわざ購入する必要がなくなった。
それどころかなんと早期に入手できれば普通に役に立つ斧として活躍できる可能性も出てきている。
ただし、同じ場所でこれより性能の良い短剣のマインゴーシュも手に入るため、どうしても斧にこだわりがなければそちらを使った方がよく、結局のところ原作からずっと残念な武器のままなのは変わりなかったりする。
- ちなみに「風」のフロアで入手できる。
- ただしこの斧とマインゴーシュ共に言葉の相性が良い場合のみにしか入手できない。
- また、迷宮内ではこの斧は1回の挑戦で1個だけしか入手できないうえに言葉の相性を気にする必要もあり面倒なため、この斧が数個欲しいだけの場合はともかく、99個集めたい場合には金がかなりかかるとはいえ普通に南の島で購入したほうが楽。
FF11
「魔神の斧」と「魔人の斧」両方が登場している。
魔神の斧
戦士専用の両手斧にして、「鎮魂武器」と呼ばれる武器群のひとつ。
ミシックウェポン「コンカラー」の取得と、ミシックウェポンスキル「キングズジャスティス」習得の際に必要になる。
武器としては弱く、目だった特殊効果もない。名前だけ引っ張ってきたようだ。
詳細はこちら→魔神の斧
魔人の斧
Lv1から全てのジョブが装備出来る片手斧。
ただし、D値は最低の「1」であり、店で買える片手斧よりも攻撃力は低いナマクラ刀。
もっともこの武器の目的はスタイルロック機能(装備品の見た目だけ変更する)用のオシャレ装備であり、「原始時代的な雰囲気のする石斧」という独自のグラフィックが割り当てられている。
なお、入手手段がモグボナンザ(いわゆる宝くじ)で4等を当てるしかない為、何気に入手しづらい(他キャラへ受け渡す事が出来ないため、サブキャラ等で当てるという手段も取れない)。
詳細はこちら→魔人の斧
FFUSA
斧系で最強の武器。
表記は「まじんのおの」で攻撃力は最大217。
生きている樹海の南にある樹の前の宝箱を調べると入手できる。
入手した場所柄即戦力となるが、最終的にはなにかと便利なせいりゅうのつめがあるので、斧特効の植物系・亀系ぐらいしか使わなくなってくる。
- 特効相手に使う機会があるというだけ、最強の剣()よりはマシな立場である。
カレンと合流した時に彼女も所持している。
どうやって手に入れたのかは不明だが、気にすることではないだろう。
作中で仲間と同一武器を使うのは、この時カレンと同行している間のまじんのおのが最初で最後である。
最強のおの。
かつて、生きている樹海に住んでいた魔神が持っていたという、一枚刃のうつくしいおの。
攻げき力は高いが、意外と軽い。
(『ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト 冒険ガイドブック』(NTT出版)より)
ちなみに、ファミ通の3週連続攻略記事では「魔人のオノ」と書かれていた。
- ファミ通の表記は、FFUSAの1ヶ月前に発売された聖剣伝説2のLV8斧が「魔人のオノ」だという所からと思われる。
聖剣伝説
表記は「まじんのオノ」。
斧系統の最強武器で、海底火山で入手できる。
ただここではサンダースピアやアイスブランドの方が有効なため、本格的な活躍は海底火山以降となり遺跡の洞窟でドラゴンバスターを入手するまでの間となる。
対リッチ戦でMAX攻撃を使うと多少楽に戦える。
- なお、まじんのオノがある部屋に行くには通路が溶岩で敷き詰められた部屋を通る必要がある。
その辺にいる雑魚のノックバックを利用しないと溶岩の大ダメージで死ぬ。
おまけにその部屋はカギ付きという二段構え。うっかり溶岩通路の敵を全滅させているものなら詰む。
ふざけんな、と言いたいところだがGB世代のゲームには稀によくあることである。- 溶岩のダメージは120。レベルアップで一度もモンクタイプを選ばずともレベル31あれば最大HPで1発は耐えられる。
道中の敵をちゃんと倒していればそのくらいのレベルにはなっているはずなので、ここで詰むのは単純に敵を避け過ぎてレベルが足りないだけ。 - あと、セーブして再開すればモンスターが復活するので、その点でも詰む事は有り得ない。
回復もMPも全部切らしているとかなら知らん。
- 溶岩のダメージは120。レベルアップで一度もモンクタイプを選ばずともレベル31あれば最大HPで1発は耐えられる。
何故か攻略本に記載されていなかった。
光の4戦士
ランダムダンジョン90階の宝箱で手に入ることもある斧。攻撃力23。
1回鍛えるごとに攻撃力が+2上がっていく。
FFEX
斧の1つ。
斧の製造秘密文?2個、獄炎の貴宝珠?1個、デスナイトの頭蓋?6個と4637ギルで作成可能。
魔神によって作られた斧 とてつもない重量で扱いづらいが クリティカル率が大きく跳ね上がる
サポート効果は クリティカル率+12。
クリティカル+12は武器種の中でもかなりの上昇量。
火力重視の人はぜひ、カンスト対策に敵の強さ◯%アップクエストでどうぞ。
魔神が作ったとてつもなく重い斧、という説明の割には小柄である。
本体は基本漆黒で、刃の部分がオレンジ色でありなかなか神秘的な見た目。
やたらクリティカル率が高いのは間違いなくドラ◯エシリーズの影響だろう。
同じ会社だし。
FFRK
表記は「魔神の斧【II】」。アイコンは石斧。
FF2共鳴のレア5の斧。フリオニールの専用必殺技「のばらの誓い?」付き。
フリオニール初登場のFFWWWコラボイベント「異次元の扉 秘されし言葉の迷宮」で追加された。
主人公初登場と合わせて追加された最初の必殺技付き装備がよりにもよって石斧である。
なぜこれをチョイスした…。