全般
電撃で相手を攻撃する技。FFに限らず「○○(※○○には数字が入る)ボルト」という名の技は度々登場する。
ちなみに、「ボルト」は電気を押し流す圧力、すなわち「電圧」の単位。
感電によるダメージの大きさを決めるのは電圧ではなく電流値「アンペア」の大きさと電流が流れた時間であり、電圧が高いからといっても必ずしも大電流が流れるとは限らない。
よって電気の技に「ボルト」の単位を使うのは不適切である。
とは言え「○○アンペアだ!」ではネーミングとしては微妙にしまりがないし、「○○ボルト」は昔からずっと定着していたネーミングなので、今後もこれで行くものと思われる。
- 一例を挙げると、冬の風物詩である静電気の電圧がだいたい1万ボルトぐらいである。
しかし、静電気は特殊な性質を持っており、さらにその電流値も数ミリアンペア(※ミリアンペア=千分の一アンペア)程度と極めて小さいため、ダメージを受けずに済む。
(バチッと感じるかもしれないが…) - 一方で、一般的な家庭用コンセントの仕様は「交流100ボルト15アンペア」。
人が重傷を負う可能性がある電流値は50ミリアンペア。この程度の微弱な電流であっても、万が一心臓に流れてしまえば心室細動による死亡の可能性が極めて高くなる。
危険度で言えば、1万ボルトの静電気よりも100ボルトしかない家庭用コンセントの方がはるかに上なのだ。- 逆に、数百万ボルトとさえ言われている自然界最強の放電現象「雷」に打たれた人でも、割と助かっていることが多い。
雷は一瞬の現象であるため、体に電流が走りにくいのが一因だからである。もちろん、打ち所が悪ければ死に至ることもあるが。
雷に打たれたからと行って必ず死ぬわけではないことからも、ボルト(電圧)が命に直接関わるものではないことが分かる。
- 逆に、数百万ボルトとさえ言われている自然界最強の放電現象「雷」に打たれた人でも、割と助かっていることが多い。
FF6
雷属性の単体/全体攻撃で、リフレクで反射できない。効果値20、ヒット値150、消費MP20で、魔封剣で吸収可。
ユミール、ベルモーダー、プレゼンターなどが使用。
特にユミールは殻に攻撃を受けた際のカウンターとして使用する。
ガウもベルモーダーなどで「あばれる」ことで使用可能。
ベルモーダーは最初からリストに登録されているのですぐに使える。
- 1万ボルトはリフレクで反射されないのが利点だが、クラウドを覚えればサンダラを使えるため、それを覚え忘れでもしなければこちらを使うのはほんの短い期間でしかないと思われる。
- ベルモーダーには雷属性吸収体質があるので、対アスピランスなどピンポイントで使う機会はあるかもしれない。
FF14
クエストのボスであるオルトロスや、ハルブレーカー・アイルに出現する2体目のボスであるユミールが使う。
オルトロスが使う方は、単純にそこそこのダメージを受けるだけの普通の技である。
ユミールが使う方は、発動前にマーキングした対象に大ダメージを与える技だが、直前に出現する粘液の上に乗っているとノーダメージとなる。