FF6 
FF6で最初に戦うボス。
雷を喰らう蝸牛の化け物で、戦闘時は殻から出たり入ったりしてる。
殻に手を出すと反撃してくる。
ビックスとウェッジが戦闘不能の場合、一度起き上がって会話をするがすぐに倒れる。
- ミストドラゴンから続く、ATBを戦いながら学習しましょうボスシリーズ。
- 頭はなぜか雷属性を吸収しない。
- 雷属性を吸収するのは殻の方。
- 殻に吸収された場合反撃が来ないのでサンダービームだけしていれば安全に倒せる
- ただしユミールの殻のHPを既に減らしていた状態ならサンダービームでも反撃してくる。
- このため、ティナが魔導ミサイルで攻撃する場合は殻への誤爆に要注意。
殻のHPは5万あるので破壊したい方はどうぞ。
- 初プレイで倒すのにやたら時間がかかって、少しおかしいと思ったらそういう事だった。
- 殻はMPが少ない(120しかない)ため、反撃の1万ボルトを6回使わせるとMP切れで使えなくなる。
あとは頭が使う粘液によるスロウ化がうっとうしいぐらいで、時間さえかければ簡単に倒せる。 - 殻を壊す場合、ティナは「魔導ミサイル」を使うと一番ダメージが大きい。
レテ川のオートレベルアップの裏技を使うと、魔導ミサイルで約5000ダメージも与えられる。
なお、この時のビックスとウェッジは軟弱帝国兵のままである。
頭を倒すとハイポーション。殻を倒すとエーテルが手に入る。
したがって、HPを調整してティナのバイオブラスターで殻と頭を同時に倒すと、
ハイポーションとエーテルを両方手に入れることも可能。…だが特に意味はない。
- 意味はないと言うか、HPの調整から殻のHPを減らす手間暇の割に合わない。
(ちなみに、GBA版のモンスター図鑑のデータは普通に頭だけ倒してもちゃんと両方埋まる) - 殻にまでドロップアイテムが設定されているあたり、殻を破壊するのも想定内だったようだ。
本体が出たり入ったりするときには「グゴゴゴゴ・・・・」なんて言ったりする。
- そのグゴゴゴが本体を倒した合図と勘違いして
殻を思いっきり攻撃しまくって全滅したのは俺だけか…
どうでもいいが、内部データでは本体の名前は「ヘッド」。
プレゼンターの本体の名前が何故か「ユミールヘッド」になっている。
恐らく、名前の元ネタは北欧神話における始原の巨人ユミルと思われる。
最初のボスなのも、それを意識している為ではないだろうか?
- ラスボスがフェンリルなら説得力あったんだけどね。
- ちなみにユミルは一人でいくつもの巨人を生み出したとされている。
一人で子供を作れる=雌雄同体=カタツムリという事でこの姿になったのだろう。
実際、カタツムリには単為生殖可能な種も存在するらしい。 - 湯見…いやなんでもない
- ロリなドワーフの女王のことではない。
- どこがユミルなのかと思われたのか、海外SNES版では「Whelk」という名に変更された。
ちなみに、GBA版だと元の名前である「Ymir」に戻っている。 - 哲学者ルソーが著した教育本のタイトルのことでもない。
ウェッジとビックスはこのモンスターの事を知っていた。しかしこいつはこのイベントでしか出現しない。
世界で最後の1匹だったのだろうか?
- そしてこんな危険なやつ手なずけるナルシェの住民…恐るべし。
データ上は「スケッチ」すると、頭部はたたかう・粘液、殻はなぐる・たたかうが使える。
因みに、後者のなぐるは通常の4倍威力と結構スゴイものだったりする。
状態異常は頭部がスロウ・ストップ以外の悪性異常を無効化し、殻に至ってはそれらすら無効。
FF6(スマホ版) 
スマホ版では頭を出している間は殻へ攻撃指定することができなくなった。
(ただし頭に指定した後に頭を引っ込めた場合は殻への攻撃に変更される)
そのため、バイオブラスターで頭と殻を同時攻撃で倒すということが不可能になっている。
FF14 
ユミールバリスタというユミールを模した兵器的なモンスターとして登場。
サハギン族の蛮族デイリークエストで破壊してくるよう依頼を受ける。
敵視対象となると円範囲の電撃攻撃のようなものをしてくる。
パッチ3.3で実装されたインスタンスダンジョン「黒渦伝説 ハルブレイカーアイル(Hard)」の2番目のボスとして本物が登場。
1万ボルト、万雷、全面氷結など氷と雷の技を扱う。
殻は分離することはあっても攻撃することはできない。
戦闘中に、NPCが原作のウェッジと同じようなことを説明してくれる。
原作と違い、途中で雷の殻を脱ぎ捨てて氷の殻を纏い、足元を氷漬けにしてくる。
ちなみに雷を食う化け物の話をしてくれるのは上記の通りだが、
その後に「殻を変えるというのは聞いたことがないだろう?」という旨の話をしてくる。
FF6をプレイしていれば確かに「聞いたことがない」のでうまい言い回しである。
雑魚として殻なしの「シェルレス・ユミール」まで登場したが、こちらはどっからどう見てもただのナメクジである。
また、紅蓮のリベレーターで実装されたフィールド「紅玉海」で同形のモンスターが「ユメミガイ」として、
シェルレス・ユミールの同形モンスターが「カラナシ・ユメミ」として登場する。
「黒渦伝説」で登場するユミールはリムサ・ロミンサの海賊「百鬼夜行」が交易で仕入れたものなので、
ユミールの産地も紅玉海だったりするのかもしれない。