モンスター/【ユミール】

Last-modified: 2023-07-11 (火) 01:25:31

FF6

Ymir.png

ユミール(頭)
Lv6、HP1600、MP1000、種族:なし。
攻撃力22、防御力100、命中100、素早さ45。
回避率0、魔力10、魔法防御155、魔法回避0。
弱点・吸収・無効化属性なし。
有効な状態異常:スロウ、ストップ、プロテス、レビテト、ヘイスト、シェル、リフレク。
行動:
通常時

  • 1ターン:たたかう/たたかう/ねんえき
  • 一定時間毎:殻への出入り

操る:不可。スケッチ:ねんえき/たたかう。あばれる:不可。
盗み:なし。落とすアイテム:ハイポーション(100%)。変化:不可。
魔法修得値:0。


ユミール(殻)
Lv4、HP50000、MP120、種族:なし。
攻撃力13、防御力102、命中100、素早さ25。
回避率0、魔力5、魔法防御155、魔法回避0。
弱点属性:聖。吸収属性:冷気。無効化属性なし。
有効な状態異常:プロテス、レビテト、ヘイスト、シェル、リフレク。
行動:
ダメージ/回復カウンター

  • 1万ボルト

操る:不可。スケッチ:なぐる(4倍)/たたかう。あばれる:不可。
盗み:なし。落とすアイテム:エーテル(100%)。変化:不可。
魔法修得値:0。


FF6で最初に戦うボス
ビックスとウェッジが戦闘不能の場合、一度起き上がって会話をするがすぐに倒れる。

亜種にプレゼンター、GBA版の追加モンスターでネスラグがいる。


雷を喰らう蝸牛の化け物で、戦闘時は殻から出たり入ったりしてる。殻に手を出すと反撃してくる。
頭はなぜか雷属性を吸収しない。雷属性を吸収するのは殻の方。

  • 殻に吸収された場合反撃が来ないのでサンダービームだけしていれば安全に倒せる
    • ただしユミールの殻のHPを既に減らしていた状態ならサンダービームでも反撃してくる(ダメージ/回復カウンターであるため)。
    • このため、ティナが魔導ミサイルで攻撃する場合は殻への誤爆に要注意。

本体が出たり入ったりするときには「グゴゴゴゴ…」なんて言ったりする。


殻のHPは5万あるので破壊したい方はどうぞ。

  • 初プレイで倒すのにやたら時間がかかって、少しおかしいと思ったらそういう事だった。

殻はMPが少ない(120しかない)ため、反撃の1万ボルトを6回使わせるとMP切れで使えなくなる。
あとは頭が使う粘液によるスロウ化がうっとうしいぐらいで、時間さえかければ簡単に倒せる。
殻を壊す場合、ティナは魔法防御を無視する「魔導ミサイル」を使うと一番ダメージが大きい。


頭を倒すとハイポーション。殻を倒すとエーテルが手に入る。
したがって、HPを調整してティナのバイオブラスターで殻と頭を同時に倒すと、
ハイポーションとエーテルを両方手に入れることも可能だが、HPの調整から殻のHPを減らす手間暇の割に合わない。

  • 殻にまでドロップアイテムが設定されているあたり、殻を破壊するのも想定内だったようだ。

内部データでは本体の名前は「ヘッド」。
プレゼンターの本体の名前が何故か「ユミールヘッド」になっている。


恐らく、名前の元ネタは北欧神話における始原の巨人ユミルと思われる。
最初のボスなのも、それを意識している為ではないだろうか?

  • ラスボスがフェンリルなら説得力あったんだけどね。
  • ちなみにユミルは一人でいくつもの巨人を生み出したとされている。
    一人で子供を作れる=雌雄同体=カタツムリという事でこの姿になったのだろう。
    実際、カタツムリには単為生殖可能な種も存在するらしい。

海外SNES版では「Whelk」(巻貝)という名に変更された。
GBA版だと元の名前である「Ymir」に戻っている。


ウェッジとビックスはこのモンスターの事を知っていた。しかしこいつはこのイベントでしか出現しない。
世界で最後の1匹だったのだろうか?

  • そしてこんな危険なやつ手なずけるナルシェの住民…恐るべし。
  • プレイヤーが確認出来ないだけで他のボスたちもそれなりの個体数が存在するんじゃないだろうか。
    少なくともプレゼンターという亜種も(あちらも1体だが)存在しているので
    プレイヤーが入り込めないどこかの沼地なんかがカタツムリ型モンスターの本来の生息地で、そこでヌメヌメ生きているかもしれない。

データ上は「スケッチ」すると、頭部はたたかう・粘液、殻はなぐる・たたかうが使える。
「なぐる」は通常の4倍威力と結構スゴイものだったりする。


状態異常は頭部がスロウ・ストップ以外の悪性異常を無効化し、殻に至ってはそれらすら無効。


レテ川オートレベルアップの裏技を使うと、魔導ミサイルで約5000ダメージも与えられる。
なお、この時のビックスとウェッジは軟弱帝国兵のままである。

FF6(GBA版)

GBA版以降のモンスター図鑑のデータは普通に頭だけ倒してもちゃんと両方埋まる。
魂の祠には登場しないため、戦えるのは1回限り。

FF6(スマホ版)

スマホ版では頭を出している間は殻へ攻撃指定することができなくなった。
(ただし頭に指定した後に頭を引っ込めた場合は殻への攻撃に変更される)
そのため、バイオブラスターで頭と殻を同時攻撃で倒すということが不可能になっている。

FF6(ピクセルリマスター版)

頭と殻を同時に倒さなくても、ドロップアイテムのハイポーション(頭)、エーテル(殻)が両方入手できるようになった。
また、頭が出たり隠れたりする時のSEが無くなっている。


ピクセルリマスター版では頭を倒すだけで殻も撃破扱いとなり、ハイポーションとエーテルを両方ドロップする。
今までのように無理矢理、殻を倒す必要がなくなったとも言える。

  • 旧verでは殻を倒せなくなっていたが、ver1.0.5では従来通り倒せる。

FF14

ユミールバリスタというユミールを模した兵器的なモンスターとして登場。
サハギン族の蛮族デイリークエストで破壊してくるよう依頼を受ける。
敵視対象となると円範囲の電撃攻撃のようなものをしてくる。


パッチ3.3で実装されたインスタンスダンジョン「黒渦伝説 ハルブレイカーアイル(Hard)」の2番目のボスとして本物が登場。
1万ボルト、万雷、全面氷結など氷と雷の技を扱う。
殻は分離することはあっても攻撃することはできない。
戦闘中に、NPCが原作のウェッジと同じようなことを説明してくれる。


原作と違い、途中で雷の殻を脱ぎ捨てて氷の殻を纏い、足元を氷漬けにしてくる。
ちなみに雷を食う化け物の話をしてくれるのは上記の通りだが、
その後に「殻を変えるというのは聞いたことがないだろう?」という旨の話をしてくる。
FF6をプレイしていれば確かに「聞いたことがない」のでうまい言い回しである。


雑魚として殻なしの「シェルレス・ユミール」まで登場したが、こちらはどっからどう見てもただのナメクジである。
また、紅蓮のリベレーターで実装されたフィールド「紅玉海」で同形のモンスターが「ユメミガイ」として、
シェルレス・ユミールの同形モンスターが「カラナシ・ユメミ」として登場する。
「黒渦伝説」で登場するユミールはリムサ・ロミンサの海賊「百鬼夜行」が交易で仕入れたものなので、
ユミールの産地も紅玉海だったりするのかもしれない。

FFRK

FF6からボスとして登場。
殻は雷属性吸収。
通常攻撃の他に、ねんえきを使用し、単体をスロウにする。
殻を攻撃するとカウンターで全体雷魔法攻撃技の1万ボルトを使用する。
原作とは違い、ダメージを受ける前の殻に雷属性で攻撃しても反撃される。


FF6の「ユミール【VI】」がレア2の雷属性の魔石となっている。
魔石効果は「エンサンダー」「パワーアップ」。
魔石スキルは「1万ボルト」「ねんえき」。