FF6
基本的なダンジョンBGMとして確立しているようだ。
伴奏のボイスパーカッションが妖しさを一層引き立てている。
FF5までのダンジョン曲がケレン味たっぷりな分、とても落ち着いた気分で聴ける。
SEの囁きが、霧にこもる音の響きをよく表している。
曲名こそ迷いの森だが最初に流れるのはサウスフィガロの洞窟。
他にも大抵の洞窟で流れる。
流れないのはフェニックスの洞窟など。
妖しくも美しい神秘的な曲調が、迷いの森の陰鬱だが美しい雰囲気に実によく合っている。
そういう意味ではこの曲名は実にマッチしてると言える。
カイエンと関わりのある迷いの森や夢のダンジョンでもこの曲が流れる。どちらでもミナやシュンを失ったカイエンの寂しさがプレイヤーの涙を誘い、この曲がかけがえのないものを失った1人の男の人生の寂しさをこれでもかと感じさせる。人生ってなんでこうも非情で寂しいんだろうか…。
終盤のメロディをよく聞くと、世界崩壊直後のフィールド曲「【死界】」のフレーズが入っている。
流れる場面を取りまとめると、「サウスフィガロの洞窟」「迷いの森」「ダリルの墓」「獣ヶ原の洞窟」「夢のダンジョン(夢の回廊・夢の洞窟)」「エボシ岩の洞窟」が該当する。崩壊前より崩壊後の方が聴く機会が多いだろう。
GBA版以降は後述。
FF6(GBA版以降)
Exダンジョンの「竜の巣」及び「魂の祠」でも流れる。
竜の巣では洞窟でも神殿でもこの曲が流れ続けるが、最奥の『竜帝の間』だけは別の曲が流れる。
- 竜の巣にはこの騒がしくなく神秘的な曲はかなり合っていると思う。
- 「死して静寂を求める竜たちの安息の地」としてまさにピッタリである。
GBA版のミュージックプレイヤーでは名前が「Phantom Forest」になっている。
直訳すると「幽霊の森」になる。
- まあ、ゴースト出るし…
FF15
レガリアのカーステレオで放送される曲として下記のDDFFアレンジ版を聞くことができる。
DDFF
アレンジされて登場。
ティナがひずみに入った時に流れる。
バッツとジタンが偽者のクリスタルを手にしてワープさせられる時にも流れる。
まさに迷いの森。
クラウドとクジャが思い出語り(ケフカ談) をしているシーンにも流れる。
(クジャ曰く)戦う決心のついていないクラウドの心の迷いを表しているのだろう。
しかし、一部プレイヤーにとって、
この曲はケフカの「(屁を)こいてしまいました」の印象の方が強いかもしれない。
知られざる物語では、10層目まであるダンジョンのうち2つがこのBGM。
また、ラビリンスでも「蜃気楼の回廊」に入ると聞ける。
蜃気楼の回廊の特徴からするとピッタリのBGMではなかろうか。
FFRK
FF6のダンジョンBGM。
ノーマルダンジョンでは、サウスフィガロの洞窟、獣ヶ原の洞窟、夢のダンジョン1、エボシ岩の洞窟で流れる。