書籍/【コミック版ファイナルファンタジー】

Last-modified: 2022-07-13 (水) 19:20:33

作者は一部(フリークスとか)で有名な海明寺裕。原作からの大胆なアレンジがある。
SF的な要素がより強くなり、飛空艇は武装化されて、ロボットや近代兵器も出てくる。
主人公たちは本来別世界(平行世界)の住人であり、ルフェイン人によりこの世界で召喚される。
その理由は、この世界の時間軸上2000年間をカオスガーランドが掌握しており
もともとの世界の人ではこの時間の鎖を打ち砕くことができない(いわゆるパラドクス現象によって)理由からである。


FFシリーズの漫画作品としては、他にも「FF2(打ち切り)」、「悠久の風伝説」、「チョコチョコボンボン」、「FF11 THE OUT OF ORDERS(打ち切り?)」、「FF12」などもある。


これってマトーヤやバハムートが仲間になって一緒に旅したり、
敵のロケットランチャー分捕って使ってたりするのは滅茶苦茶だけど、
カオス&ガーランド絡みとかの根本的な所では良い解釈してるよな。
EDの主人公ではなくプレイヤーに向けられた様なメッセージと合わせて考えると、妙にしっくり来るというか…


ちなみに光の戦士パフィ(戦士)、フリッツ(スーパーモンク)、マトーヤバハムート
セーラも仲間としていて、ルフェイン人のロボットなんかも居る。
発売されたのはFF3が出た頃の為、多少なりと影響を受けているように見える。
個人的には戦闘テンポの良さ、軽妙な会話など魅力的であり、作者オリジナルの解釈もなかなか良いと思う。


表紙はこんな感じ。古本屋などでたまに見かける。

ff1.jpg

左からバハムート、マトーヤ、フリッツ、パフィ、ガーランド、ドブロク、ビッケ、セーラ。
絵柄が可愛い。