FF3
FF3のフィールドの曲。
この曲に流れるゆっくりと静かな旋律は清々しさを、軽やかなリズムは奔放さを表現している。
それらはタイトルの如く「風」を感じさせ、FF3の世界観と非常にマッチしている。
- FF3のメインテーマと言えるだろう。
- FF3のグッズには、「悠久の風」を冠する物が多い。そういう意味でもFF3の代表曲と言える。
- 広大なフィールドを感じさせる美しい主旋律に、ゆっくりと力強くきざむベースは困難な旅への強い意志を表しているかのよう。加えて曲の感情面を支配するかのようなアルペジオの妙技が神がかっている。アルペジオはFCの同時発音数の少なさを埋めるためだったんだろうけど、そういった次元をはるかに超えている所にこの曲の凄さがある。
【視聴覚室】
『風が呼んでる…そうだ、旅に出よう。』
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
ヴィオラ(もしかしたらヴァイオリンかも?)演奏がメインとした悠久の風を聴く事ができる。
- 因みにロングメロディverもある。
→「風の追憶-悠久の風伝説-」- 3ファン及び植松ファン必聴。
FF3(ピクセルリマスター)
新たにアレンジされた悠久の風が登場。DS版と聴き比べてみるのも面白い。
一歩一歩踏みしめるようなベースラインとドラムパートが特徴的で、勇ましさが増している。
柔らかな音色のDS版が優しく包み込む風とするなら、こちらは力強く吹き抜ける風と言ったところか。
LRFF13
デッド・デューンで流れる。
OSTプラスには日本語版と英語版が両方収録されている。
FF14
悠久の風 ~新生~
クリスタルタワー関連クエストの一番最後でアレンジが流れる。
サブストーリーであるクリスタルタワー編をしめる役割を担っている。
- サウンド担当の祖堅正慶がコッソリ実装したらしく、クリスタルタワー編のシナリオ担当の石川夏子はデバック時に発注していない筈の悠久の風が流れてとても驚いたらしい。
- 漆黒編では、クリスタルタワーがシナリオ上重要な役割を持つだけに悠久の風が象徴的に扱われている。このアレンジ版もメインクエストのとあるシーンで流れる。
- 2019年のオーケストラコンサートにて「クリスタルタワーメドレー」として絢爛と破砕に組み込まれる形で演奏された。
Shadowbringers
漆黒のヴィランズのトレーラーにも別アレンジ版が採用された。
こちらはドラムなどが入っている勇猛な雰囲気を感じさせるアレンジとなっている。
悠久の風 ~漆黒~
5.3メインクエストではピアノアレンジバージョンがメインクエストのカットシーンにて使用された。
タイトルは「悠久の風 ~漆黒~」
- 5.3のシナリオでは3種の悠久の風がすべて使用されている。
いずれもとある人物に関わるシーンで流れるので、FF14における悠久の風はその人物のテーマとして扱われているのかもしれない。
FF15
レガリアのカーステレオで放送される曲としてFF3とDFF・DDFFのものを聞くことができる。
DFF・DDFF
ハワイアンアレンジされて登場。オニオンナイト編で流れる。
軽快さというよりは穏やかな雰囲気を与えてくれる。
DFFAC
戦闘曲の1つとして登場。
DFF・DDFFとは違い、バトル用の新規アレンジとなっている。
PSP版FF3の発売時に開催された“みんなで奏でようFFIII+ 演奏してみたコンテスト!”キャンペーンのサンプル演奏として使用されたものがアレンジ元となっている。
【視聴覚室】
のちにFC版の原曲も追加され、プレイヤーズサイトのショップにて3600ギルで販売されている。
TFF
原曲が収録されている。FMSとして演奏可能。
TFFCC
原曲が収録されている。FMSとして演奏可能。
WOFF
アレンジされて収録。サロニアで流れる。
アイシクルエリアの大都市であるサロニア故か、ギターとバイオリン、オルゴールなどを利用した大人しくも壮大なアレンジとなっている。
いただきストリートポータブル
クリスタルタワーでファミコンバージョンが流れる。発売当時はDS版発売前だったためだろう。
いたスト30th
「美術品」と呼ばれるギャラリーモードで流れる。
その他
「Love Will Grow」に歌詞つきアレンジの「悠久の風」が収録されている。
また音楽とは関係ないがFF11においてとあるクエストが「悠久の風」というクエスト名だったりFF11を遊び尽くすクエストを完遂する事で得られる称号がまさしくのこの「悠久の風」というものである。