皆さまがお持ちのアドオン機体について情報提供をお願いします!
※リンク先のコンテンツについて当Wikiは責任を負いません。
- はじめに
- 有償アドオン - 旅客機
- 有償アドオン - 一般飛行機
- 有償アドオン - 軍用機
- フリーウェア(無償)
- その他 デフォルト機体の修正MODなど
はじめに
当ページはアドオン(追加コンテンツ)について紹介するものです。
デフォルトの操縦機体に関する情報は左のメニューの別ページから確認してください。
- アドオンの導入は当然ながら自己責任です*1*2。
- 軍用シムではないので、現状戦闘などはできません。悪しからず
- ゲーム内マーケットプレイスと、発売元購入サイトの機体は(全く同じアドオンを)重複購入できてしまう(購入済情報を共有しない)ので購入時には注意
【注意喚起】MSCENERY製アドオンについて
有償アドオン機体として、 MSCENERY というメーカー? が作成した機体がマーケットプレイスなどで売られています(2021年7月現在、Mig-15、A-4、A-10など)。
しかし、このメーカーは海外フォーラムでも粗製乱造することで著名な悪質メーカーであり、機体だけでなく空港シーナリーなども販売していますが全てが(MSFSアドオンとしては)粗悪な出来*3で、特に機体は1機種たりともマトモに飛行することが出来ません。
また、このメーカーは販売済機体をアップデートして修正することをせず、バグをバグのまま放置することでも悪名高いです。
MSFSのアドオン販売商品は全て 返 金 不 能 なので、絶対に買ってはいけません。値段分の価値はなく、ともすれば無償配布物に圧倒的に劣ります。
機体追記用の雛形
内容は適時改変して下さい。
** 機体名
機体のダウンロードURL(有償機体は下記に必ず価格を掲載)機体の簡単な説明(表題で分けるなど見やすく)
#youtube(12345678) youtubeの紹介動画(あれば、なるべく公式のもの)
&br;
有償アドオン - 旅客機
以下、主要なものを掲載。便宜上、アルファベット順に並べる。
Aerosoft CRJ 550/700
ボンバルディア製のリージョナルジェット。
マーケットプレイスから購入できる。価格は日本円で約6000円。
Aerosoft CRJ 900/1000
https://www.aerosoft.com/en/microsoft-flight-simulator/msfs-aircraft/3304/aerosoft-aircraft-crj-900/1000
ボンバルディア製のリージョナルジェット。
マーケットプレイスから購入できる。価格は日本円で約2000円。
上記Aerosoft CRJ 550/700を買わないと機能しない
Aerosoft Twin Otter
デ・ハビランド・カナダ(現ボンバルディア・エアロスペース)製の双発ターボプロップ機。
マーケットプレイスから購入できる。価格は日本円で約4100円。
日本では「オッター」が「落ちた」を連想させるとして「ツインオター」、「ダッシュ 6」と呼ばれる場合があった
大きな主翼と、強力なエンジンによって、短い滑走路でも着陸できる
Bredok3D Boeing 737 MAX
(PMDG 737ではないので注意)
ボーイング社の最新鋭小型双発旅客機。
マーケットプレイスから購入できる。価格は2,600円。
新機軸を盛り込みすぎて墜落事故が発生したりなんだりしたが、2020年11月に飛行禁止措置が解除された。
Captain Sim Boeing 777-300
https://captainsim.net/products/m777/m773/
767と747の間の座席数の差を埋めるため作られた大型ワイドボディ双発ジェット機。
価格は日本円で約2100円。
VCは作りこまれているが、デフォルトの747のシステムを流用しており再現度は高くない模様。
21年3月、販売元であるCaptain Simがリペイント作者を提訴しようとするという騒動が発生した。
Fenix Simurations AirbusA320
エアバスA320-200を模した本格アドオン。
価格は£49.99(英ポンド:1ポンド160円換算で\8000円)。
- Prosimのシステムを流用していることが判明している
- 付属に181のリバリー、200超えの故障を再現、288個の動作するサーキットブレーカー
- アップデートの確認は、Fenix A320を起動した後に右上に更新の通知がきますので更新できます
- MSFS2020を【起動する前に】FenixA320をログイン済みの状態で起動しておく必要があります
- 最低限の必要スペック
- OS:Windows10
- CPU:IntelCorei5-7500/AMD Ryzen5 3600
- Memory:8GB
- グラフィックカード:NVDIA GTX970/AMD Radeon RX 580
- HDD/SSD:ダウンロード時1.6GB、インストール時5.2GB
- 必要ソフトウェア:MSFS2020(※当アドインはXBOX Storeでは購入不可)
- 左脇のipadにてドキュメントが閲覧できる。
- [Pilot Brief]
- [Documents]
- [Normal CheckList]
- [Fenix User guide]
- [QRH]
- ver.2.0.0.378から、ジョイスティック等の推奨設定が一部変更となっているので要確認 ( https://fenixsim.com/blog/ )
2024/4/15 ver 2.0.0.407 へ更新(容量1.40GB)
https://fenixsim.com/blog/
設定について
※スロットルの調整は ジョイスティックの「TCA Sidestick Airbus Edition」 に記載しました。
※A32NXとは違う項目にスロットルを設定する必要があります。
※フラップ、スポイラーも同様の手順にて設定してください。
操縦手順について
下記の動画など、wiki、youtubeを参考としてください。
Just Flight 146 professional
https://www.justflight.com/product/146-professional-microsoft-flight-simulator
BAe 146(Avro RJ)を模した本格アドオン。
老舗パブリッシャー・デベロッパーのJust Flightが開発しており、リアルさで定評がある。
STOL性能に優れる4発のリージョナルジェットで、ロンドンシティ空港の顔ともいえる。
Leonardo Fly the Maddog MSFS
https://secure.simmarket.com/leonardo-software-house-srl-fly-the-maddog-x-msfs.phtml
小型旅客機マクドネル・ダグラスMD-82を模した本格アドオン。
価格は75ユーロと高価。SimMarketから購入できる。
Leonardo Maddogは前作FSXでもリアリティに定評があった。
- グラスコックピット黎明期の機体。ノスタルジーを感じる人もいるかもしれない。
- CRT化された計器とアナログ計器とが混じっているが、本格的なFMCも搭載しておりLNAV/VNAVが使える。
- 往年のJAS(日本エアシステム)は類似型(短距離型)のMD-81を使用していた。
PMDG Boeing 737
主要アドオンメーカーのPMDGからB737NGシリーズが登場。本格アドオン。
購入は PMDGホームページから。
残念ながらFSX版、Prepar3D版に付属していた実機同等ページ構成のFCOM、FCTM、QRHなどは付属していない。
お知らせ(2024/3/7 22:49) ※確認必須)
PMDG社のフォーラムに以下のお知らせが出ていました。
※必須のオペレーションとのことです。
※以下、要約
- C:\Users\{username} \AppData\Roaming\PMDG\PMDG Operations Center
に移動し、 OpsCenterUpdater.exeをダブルクリックで実行をする。これにより、OperationCenterが新しいバージョンに更新されます。
・もしくは、PMDGの製品(737-600/700/800/900等全ての製品)をダウンロードして再インストール
という操作が必要
特徴
- すべての主要およびマイナーな航空機システムおよびコンポーネントの完全にカスタマイズされたシステム シミュレーション。
- 機内情報システムと航空機管理の高度に洗練された論理シミュレーション。
- カスタマイズされ強化された物理特性を備えた飛行モデル。翼と尾翼の表面の剛体物理。
- 通常、スタンバイ、および復帰機能を備えた完全にカスタマイズされた飛行制御システム。
- 正確な解像度のコックピット ディスプレイ。超高精細テクスチャ、3D レンダリング、反射特性を備えた仮想コックピット モデル。
- コックピット計器の交換可能な機器オプション、フリートの多数のユーザー設定可能なオプション。
- ほぼすべての QRH シナリオと実際の平均故障シミュレーション モデルをカバーするフル機能の故障シミュレーション。
- 白熱灯と LED 照明パッケージ、および完全に調光するフライト デッキ ライトとアナンシエーター。
- 駆動可能なプッシュバックタグ。各航空機タイプの地上機器のフルセット。
- 飛行機からの録音を使用して構築されたサウンド環境。
- simBriefインテグレーションと互換性のあるネイティブ PMDG データリンク シミュレーション。
価格体系
機体バリエーションごとに別製品、別価格。ただし同じ型のバリアントが付属している。
- 737-600 $34.99
- 短胴型。
- 737-700
($74.99)$69.99(期間限定価格)- MSFS用では最初にリリースされた。-800より生産数が少ない。
- 737-700 (旅客機型)
- 737-700 BBJ (ビジネスジェット)
- 737-700 BDSF (改造貨物機型)
- 737-800
($74.99)$69.99(期間限定価格)- NGシリーズでは事実上の標準型。JAL、ANA、スカイマーク等主要な航空会社が使用している。
- 737-800 (旅客機型)
- 737-800 BBJ2 (ビジネスジェット)
- 737-800 BCF (改造貨物機型)
- 737-800 BDSF (改造貨物機型)
- 737-900
- 長胴型
($??.??)$49.99(期間限定価格)
- 長胴型
購入について
※下記情報は PMDGのフォーラムから転載しています
迷惑メール扱いでメールが来ないことがある→アカウントの購入情報を参照してみてください。
購入するとき、メールで二段階認証のメールを受け取る必要があります
メールに書かれているコードを入れてもダウンロードにいかない場合は
ポップアップブロックが動作している可能性があります。
ブラウザの設定でポップアップブロックの動作を許可の設定へ一時的に変更してみてください
関連動画
公式の機能紹介動画一覧はこちら。
以下の動画が提供されている。
- PMDG 737 for MSFS: Video Series Introduction
- PMDG 737 for MSFS 001: Installation and Important First Run Notes
- PMDG 737 for MSFS 002: Operations Center & Liveries Installation
- PMDG 737 for MSFS 003: Towing Out & Post Release Update Plans
- PMDG 737 for MSFS 004: View Controls
- PMDG 737 for MSFS 005: Aircraft Equipment Options Overview
- PMDG 737 for MSFS 006: Display Options - Primary Flight Displays
- PMDG 737 for MSFS 007: Display Options - Navigation Displays
- PMDG 737 for MSFS 008: Display Options - Engines & Status Display
- PMDG 737 009 Mouse Handling
- PMDG 737 for MSFS 010: The Failures Simulation
日本語で確認したい場合にはこちらをご覧ください(※現役ボーイングパイロットさんの解説付きです)
機体の設定について
ドキュメントは、PMDG737をインストールすると、Community\pmdg-aircraft-737\Documentation\ にあります。
PMDG_737_MSFS_Introduction.pdf Page20あたりからを確認してください。
電源Onスイッチはこちら
カバーを倒すか、中のスイッチを倒すかでで電源が入ります。
通常手順ではカバーごと倒します。この後の操作は関連動画を参照してください
PMDG 777-300ER
主要アドオンメーカーのPMDGからBoing777シリーズとなる予定。
https://forum.pmdg.com/forum/main-forum/general-discussion-news-and-announcements/287133-14mar24-don-t-miss-it-the-first-quick-look-at-our-upcoming-777
PMDG DC-6
主要アドオンメーカーのPMDGからDC-6が登場。
価格は約55ドル。
有償アドオン - 一般飛行機
軽飛行機、ジェネラルアビエーション(GA)
Black Square Steam Gauge Overhaul - Analog King Air
https://www.justflight.com/product/steam-gauge-overhaul-analog-king-air
MSFSデフォルトのKing Air 350iをオーバーホールするという異色のアドオン。
価格は$39。Just Flightのサイトから購入できる。
デフォルトとは違いグラスコックピットではなくスチームゲージ(アナログ計器)版になり
機体システムはサーキットブレーカーからタービンのダイナミクスまで詳しく再現されているとのこと。
- Bendix KNS-80 RNAVシステム、GTN750、GNS530等が切り替え可能。
- Bendix RDR1150XLウェザーレーダーを備える。
- 80ページのマニュアル、45を超えるチェックリスト、ノーマルプロシージャーとエマージェンシープロシージャーが付属。
Carenado CT182T Skylane
https://www.carenado.com/sitecarenado/
セスナ社の自家用機スカイレーンを模したアドオン。
FS2020の最初期から販売されているアドオンの一つ。
マーケットプレイスから購入できる。価格は3500円。
特記事項として「 飛行中にドア・窓が開けられる 」という謎仕様がある。
- MSFSデフォルトのG1000を搭載している。
- CarenadoはFS2004/FSX/P3D/X-Plane向けのジェネラルアビエーション機を数多くリリースしているメーカー。
Flysimware Cessna 414AW
https://flysimware.com/website2019/flysimwares-cessna-414a-chancellor-msfs2020/
セスナ社の双発ピストン機414AW Chancellorを模したアドオン。リアルさに定評がある。
エンジンはターボチャージャー付きで310hpを発生する。このクラスとしては珍しく機内が加圧されている。
FlysimwareまたはSimMarketのサイトから購入できる。
システムとスイッチの概略。作りこまれていることがわかる。
Hype Performance Group Airbus H145
https://www.hypeperformancegroup.com/products/xxxx
エアバス社の汎用小型ヘリ、H145D2(日本国内ではBK117D2)の有料アドオン。価格はベースパックで日本円で約6500円。(ラグジュアリー、民間、ミリタリーの3モデル)
ベースパックに追加してアクションパックを購入することで、消防任務(消火、物資搬送)、救急救助任務(ホイスト救助、患者搬送等)、物輸任務、洋上任務など様々なミッションを行うことができる(ミッションは機上パッドから自動生成で種類、距離を設定するか、後述のインストーラーから自分で作りMSFSに連携することもできる)
アクションパック(日本円で約5000円)※ベースパックを導入していないと使えません
https://www.hypeperformancegroup.com/products/hpg-h145-action-pack-expansion-early-access?pr_prod_strat=copurchase&pr_rec_id=3019bd438&pr_rec_pid=6937404047569&pr_ref_pid=6633073967313&pr_seq=uniform
実機について
本機は川崎重工とMBB(メッサーシュミットベルコウブローム社)が共同開発したBK117の派生で、D2はエンジンをアリエル2Eとしテールローターにフェネストロンを搭載した。現在は川崎重工とエアバスヘリコプターズが共同で生産している。
D2となり最大離陸重量は以前のC2(3585㎏)から3700㎏へ大幅に向上し高温高地でのホバリング能力も向上した。FADEC付エンジンとなり制御はシンプルになったためパイロットはスターターノブを操作するだけでアイドルからフライトまで自動でコントロールされる。またOEI(臨界発動機停止≒片発停止)下での最大出力が1000shpを超える(30秒)など限界性能が大幅に向上し世界の救急救助の現場ではD3ふくめ次世代のスタンダード機となっている。
(実機の最新版がローターを五枚にし機体重量を50kg軽量化したD3で本機はそのひとつ前の型となる)
H145D2は日本以外での販売名で日本国内ではBK117D2となる(型式名は全てBK117)
導入
本アドオンはHPG(Hype Performance Group)のインストーラーHype Operations Centerをダウンロードして行う。
それぞれのパックを購入するとアクティベーションキーがメールに添付されているのでHype Operations CenterのH145のページにて、ダウンロード先(communityフォルダ)を選択後、アクティベーションキー入力を行うことでインストールデータを選択できる。基本的には一番上(最新)のBuildを選択する。[Install]ボタンを押下すると上記で選択したCommunityフォルダへ自動ダウンロードされる。ベースパックとアクションパックは双方にアクティベーションキーが入力されていれば同時にダウンロードされる(アクティベーションキーを入力しているのにベースパックしかインストールされない、などの場合は一度全て削除を押して再度インストールをする)※詳細はリンク先のダウンロード解説ページ参照)
※注意点としてMicrosoftflightsimulator以下のすべてのフォルダ名が英語でないとうまく動作しない。(例:user→ユーザーなど)機体読み込み後、計器に "loading control module"などと表示されコレクティブ操作が無効な場合などは今一度フォルダ名を確認しすべて英語表記にすること。
特色
本アドオンは実機の機能を的確に再現していて、操縦特性は4軸スタビライザー「AFCS」により非常にスムースで、ヘリ初心者にも操縦しやすいだろう。FADEC(エンジン自動制御装置)もエアバスヘリの最新版が搭載されており片発停止時の動作もかなりリアルに再現している。
ホイスト、サーチライト、ドア、ストレッチャー載せ下ろしなど付属装置の操作も盛り込んでおり、メイン計器は実機HERIONIX同様様々な機能が動作する。またキーバインディングを詳細に設定することで実機同様片手で自動操縦、4軸スタビライザー切り替え、オートホバリング、ゴーアラウンドモードなどを行える。ver.2.0のアップデートでは操縦性がよりシームレスになりかなり実機に近いものとなった(実機パイロットも開発に協力している)また特筆すべきはトリムリリース機能と呼ばれる新しいエアバスヘリに標準装備の機能が再現されていることで、トリムリリースON時はデッドバンドが無くなり微細な操作も可能、かつ、リリースOFF時は大きなデッドバンドを設定することでオートホバ時に不意にサイクリックを動かしてもディスエンゲージされることがない。これらにより非常に没入感のある操縦体験ができる(オートホバリング機能を使うにはマストの設定なので必ず行うこと)詳細はファイルに添付(または公式ページ)のユーザーガイドを参照し、コントローラープロファイルから一つ一つ設定すること。
ガーミンGTN750を導入することで、自動操縦と合わせてフライトプラン通りに飛べる
公式インストーラーのHype Operations Centerでは開発中のモデルに逐次アップデートできる(戻すことも可能)。また上記のミッションエディタによるミッションの作成やオンラインマップで他のユーザーが飛ばしているH145をリアルタイムで確認できる(機上のパッドからHype Operations Centerを開き自機情報をONにしている機体)他、マルチミッションでは一つの大規模災害エリアで複数機でミッションを共同して行える。
Discordで議論も盛んなのでたまに覗いてアップデート状況等を確認したり、不明点などは聞いたりすると良いだろう。
■ベースパック
■アクションパック
Taog's Hangar SA316B - Alouette III
https://jp.flightsim.to/product/sa316b-alouette-iii-for-msfs-by-taog-s-hangar
仏国シュドアビアシオン(現エアバスヘリコプターズ)が製造販売していたタービン単発の小型汎用ヘリ
機体重量が軽く、560shpクラスのエンジン単発ながら山岳地などの救助にも活躍した。(現在も現役で使用されている)
東京消防庁が全国に先駆けて導入した初代航空隊の機体だったりする
(しかも公式リバリーに東京消防庁カラーが含まれている!(一部表記がおかしな日本語なのはご愛敬)
日本円で約3500円
実機について
本機はSA(シュドアビアシオン)が前作SE3130に続く同社2作目のタービンヘリとして開発した。
無駄を省いた機体にパワフルなタービンエンジンを一基搭載し、キャビンも広く軍民問わず多く採用された。
本作はその改良型の316Bでエンジンを560shpのアルツーストⅢBに換装し、ホバリング性能、最大離陸重量が向上している。
キャビンは広く7人が乗れ、パイロット横に2人並ぶ形で前席に3人が座れるのが特徴。キャビン容積を生かし救急患者搬送や
山岳レスキューにも使われ、海外では今もなお現役である。(フランス軍では2004年まで現役だった)
特徴は何といってもその甲高いエンジン音で本作も実機から録音したサウンドを使用しているが、機外視点だと正直うるさい^^;
東京消防庁をはじめ日本の消防航空隊の初代導入機としても有名で、新宿区四谷の消防博物館には屋内と屋上にそれぞれ一機が展示してある。
導入
flightsim.toの販売ページより購入できる。購入後はコミュニティフォルダに解凍するだけなので簡単。
特色
バージョンアップも適時行われており、V1.3ではセンターコンソール前下方に縦に挟まっている(わかりにくい場所にある)バインダーをクリックすると手元に浮かんできて()チェックリストを選ぶことで装備品から機外の救助降下員、消火バスケットなどを付け外しできる。操縦性も完ぺきとは言わないがヘリの挙動をよく再現してて、操縦しやすいので初心者にもお勧めできる。
実機もそうだがフランス機はアメリカ機(デフォルト機体のBell407など)に対してメインローターが逆回転なのでラダーペダルの操作も逆になることに注意。
CowanSim H125 (AS350B3e)
https://jp.flightsim.to/product/cowansim-h125-as350b3e
アエロスパシアル社(現エアバスヘリコプターズ)が開発したタービン単発の小型汎用ヘリ。
MSFS2020内のマーケットプレイスからも購入できる(公式で購入していても上記サイトでも買えてしまうので二重購入に注意)
日本円で約4000円(マーケットプレイスは頻繁にセールがある。半額くらいになるので要チェック)
実機について
アエロスパシアル社がその前身であるシュドアビアシオン社時代に製造販売した傑作ヘリ、SA315lamaの事実上の後継として開発したもの。
鋼管むき出しのラマは当時の航空当局の承認に合致しなくなったことからモノコックボディを被せたlamaといった構成になっている。
lamaの高温高地性能を引き継ぐため機体は軽量でシンプルであり、テールブームも細く、横風にも強い。メインローターハブは改良され振動の少ない快適なものになった。
B3ではエンジンをアリエル2Bに換装しエベレスト山頂に着陸し世界最高高度離着陸の記録を樹立した。
B3eではエンジンを850shpのアリエル2Dとし、FADECも改良したものが搭載され、機外搭載量は1tを超える。タービン単発ヘリでは間違いなくクラストップの性能で日本の山岳地帯においても物輸ヘリとして活躍している。
特色
機体重量を変更すると装備品がそれに応じて搭載されたり外されたりする。
カラーバリエーションも豊富で日本国内の事業者も2カラー導入されている。
なんといってもCowansimの機体は操縦性能が実機に近く、難しいが一度操縦をマスターすると没入感が高い。
これを機にラダーペダルや本格的なフライトスティックの導入を決めてもいいだろう。
実機同様テールローターのトルクが高く、ホバリング程度ではほぼ踏み込みを必要としない。とにかくラダーが機敏なので、ほんの少し踏み込んであて舵を入れるイメージで機首の保持に努める感覚。
機敏だがホバリングの安定性もよく、高地でもよく飛ぶ。山岳地のアクチュアルに挑戦してみても面白いかも。
本機を自在に操縦できれば他のヘリは簡単に慣れるくらいに操縦の奥が深い(難しい)
Just Flight PA-28R Arrow III
https://www.justflight.com/product/pa-28r-arrow-iii-microsoft-flight-simulator
Piper社の単発自家用機Arrow IIIを模したアドオン。コックピットやフライトモデルのリアリティに定評がある。
開発元のJust FlightはFSX/X-Plane用のアドオンを手広く開発・販売している老舗パブリッシャー。
MSのマーケットプレースで購入するより、Just Flightのサイトで購入した方が安い。
価格は日本円で約4500円。セール時は3500円程度まで下がる。
- 実機にはオートパイロットにピッチ方向の制御機能が無いが、便利機能として高度保持機能を有効にすることができる
- 実機にはない燃料タンクの自動切り替え機能を有効にすることができる
- 機上GPS装置としてGPS100、GNS530、GTN750(所持している場合)、無しを切り替えることができる
- ステート自動保存機能がある
Just Flight PA-28R Turbo Arrow III/IV
https://www.justflight.com/product/pa-28r-turbo-arrow-iii-iv-microsoft-flight-simulator
Piper社の単発自家用機Turbo Arrow IIIとTurbo Arrow IVを模したアドオン。先述のArrow IIIのターボチャージャー付モデル。
通常の尾翼のArrow IIIと、T字尾翼のArrow IVの両方が付属している。
自然吸気のArrow IIIに比べて高高度でのパワーで圧倒しているが、相応のチャレンジングなエンジン特性に仕上がっている。
MSのマーケットプレースで購入するより、Just Flightのサイトで購入した方が安い。
価格は日本円で約4500円。セール時は3500円程度まで下がる。
無印ArrowとターボArrowのバンドル版はこちら。
公式サイト
- アドオンとしての機能は無印Arrow IIIと同じ。
- T字尾翼のIVはアドバースヨーが大きく、IIIに比べてチャレンジングな飛行特性。
有名YoutuberのQ8Pilotによる評価は高い(9点/10点満点)。
自然吸気のArrowとTurbo Arrowの比較
SimWork Studios Kodiak 100 Series II
https://secure.simmarket.com/simworks-studios-kodiak-100-wheels-msfs.phtml
単発ターボプロップ機であるQuest社のKodiak 100を模したアドオン。
simMarket、Just Flight、orbX direct等のサイトから購入できる。価格は34.99ユーロ。
コックピットはG1000、エンジンは一般的なPT6Aターボプロップエンジンで、STOL性能を有する。
一時期は日本国内でも運用されていた機体である。
有償アドオン - 軍用機
Bredok3D Eurofighter Typhoon
言わずと知れた欧州標準戦闘機。
マーケットプレイスから購入できる。価格は日本円で約2500円。
どうやらデフォルト旅客機の計器(PFD等)をそのまま流用している模様。
リリース時点ではMSFSアドオン機最速だったらしい(その後F-15が来たがどちらが速いかは未検証)。
DC Designs F-14 A/B Tomcat
https://www.justflight.com/product/dc-designs-f14-a-b-tomcat-microsoft-flight-simulator
アメリカ合衆国のグラマン(現ノースロップ・グラマン)社が開発した艦上戦闘機。F-14AとF-14Bを追加する。
Just Flightのサイトから購入できる。価格は日本円で約4000円。(MSFSのマーケットプレイス版は4100円)
速度を上げると、自動で主翼が可変する。(手動でも操作可能)
F-14AとF-14Bでは、エンジンが異なる。
DC Designs F-15 Eagle
https://www.justflight.com/product/dc-designs-f15-c-d-e-i-eagle-microsoft-flight-simulator
言わずと知れた戦闘機F-15C, F-15D, F-15E, F-15Iのセット。
マーケットプレイスやJust Flightのサイトから購入できる。価格は日本円で約4000円強。
注意点として、性能は全型で変化ないものの、C、D型はアナログ計器タイプ、E、I型はグラスコクピットタイプで計器類が異なる。
FSX/P3D用のアドオンをFS2020用にリメイクしたものの模様。
モデル等はFS2020のネイティブな形式を使っているとのこと。
販売者Just FlightはFS2004時代からある老舗のパブリッシャー。
開発元であるDC Designsは、過去にP3D/FSX用にコンコルドなどの機体も出していて、MSFS用にもリリース予定とのこと。
IndiaFoxtEcho MB-339A
イタリア製の軍用練習機。マーケットプレイスやSimMarket等から購入できる。価格は日本円で約3000円。
以前からユーザーコンテンツでスモークシステムが配布されていたが、マーケットプレイス版でもコンテンツマネージャーから最新アップデートを行うとスモークが出せるようになった。
開発元のIndiaFoxtEcho(Dino Cattaneo氏)はFSX/P3D時代から非凡な軍用機フリーウェアをリリースしていた。
- アナログ式の計器が搭載されている。
- 氏のブログはこちら。
IndiaFoxtEcho T-45C
アメリカ海軍で運用しているジェット練習機。愛称はゴスホーク。価格は日本円で約3500円。
イギリスのブリティッシュ・エアロスペース(BAe)社が開発したBAe ホーク ジェット練習機を採用し、
マクドネル・ダグラス社が艦上運用可能な機体として改設計を行ったものである。
1984年より本格開発が開始され、1991年に初飛行した。1992年より引き渡しが開始されており、200機以上が生産されている。
カラーリングが22種類あり、豊富である。
IndiaFoxtEcho F-35
ロッキード・マーチンが開発し、アメリカを始めとする西側各国で運用されているステルス戦闘機。
SimMarketから購入可能。価格は25ユーロ(※日本円で約4000円)
開発元のIndiaFoxtEcho(Dino Cattaneo氏)はFSX/P3D時代から非凡な軍用機フリーウェアをリリースしていた。
最新版は ver 1.3.2(2024/3/2) 機体:3.07GB 操作説明書(英語:7.37MB PDF)
バージョン番号の確認は、電源入れたときに画面左上にバージョン番号が表示されます。
アップデートの方法について
- SimMarket 公式のアプリをダウンロード&インストールしてログインする。
- 自分のorderを確認し、F35の購入情報を見つける
- F35のダウンロードのリンクがあるので、ダウンロードとインストール
P40B TOMAHAWK
スピットファイアに続いて2機目の公式アドオン大戦機。価格は3500円。
アメリカのカーチス・ライトが製造し、イギリス、ソ連など連合軍各国で使用された。
1938年初飛行で太平洋戦争開戦時点では既に時代遅れの旧式機だったのだが、それでも真珠湾で零戦2機を撃墜している。
Supermarine Spitfire LF Mk.IXc
英国面バンザイ、イギリスの文句なしの主力戦闘機。価格は日本円で約3500円。
Mk.IXc(9c)は重量のかさばる高高度用与圧キャビンや酸素ボンベなどを取り外して低高度用(LF)に再設計されたもの。1942年6月に量産第一号機が完成。
- プレイヤー観点から気づいたこと:
- 1500馬力級とは思えないほどパワーが弱い。特に離着陸時が危なく、下記の特性も相まってシビアな速度調整が必要。
- 主脚の間隔が狭い上に尾輪型のため、エプロンの滑走中ですら左右に横転しやすい。
- エプロン出現するとCTRL+Eの自動エンジン始動ショートカットが使えず、自分で手動ポンプを動かして始動する必要がある。
フリーウェア(無償)
有志の作者により無償で公開されている機体も数多く存在する。有料の機体より優れた物もあるため、
有料の機体を買う前にまずフリーの機体を探した方が良い。ただし ダウンロードや使用はすべて自己責任で。
導入方法は非常に簡単で、Communityフォルダに解凍した機体データを入れるだけです。
Communityフォルダは以下のパスにあります。(Steam版の場合)
C:\Users\あなたのユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft Flight Simulator\Packages\Community
インストール環境等によってCommunityフォルダが見つからない場合は、シミュレーターを起動し
オプション>全般オプション>データ>ローリング キャッシュ パス に
場所が指定されていますので、それを参照してください。
シミュレーターを再起動すると、導入した機体がリストに現れます。
(Communityフォルダはこれからも頻繁にアクセスすると思うので、
ショートカットをデスクトップに置いておくことをおすすめします。)
ちなみに、Flightsim.toでは下記のようにカテゴリ毎に公開されているので、興味のある方はそちらも参照されたい。
以下、主要なものを掲載。
Hype Performance Group Airbus H135
https://flightsim.to/file/8970/airbus-h135-helicopter-project
ヘリコプターの無償アドオン。他のヘリのようにAIRLAND FSを同時起動する必要も無く、
ダウンロードした機体データをCommunityフォルダに入れるだけで飛ばせる素晴らしく完成度の高い機体である。
バージョンアップ頻度が高く、またリバリー(塗装)の配布数も非常に多い。
操作系補助スイッチとしてBASIC、ADVANCED、PS4/XBOXの3種類が用意されており、特にBASICはキーボード操作で飛ばせてしまえるほど難易度が低い。
レスキュー用のシーナリーも用意されているので是非試してみて欲しい。
ダウンロードするモデルデータは多いが、さまざまな事故現場が再現されており、フライトのモチベーションはかなり上がるはず。
https://jp.flightsim.to/file/9733/wip-helipads-in-northern-bavaria
Robinson R44 Raven II Helicopter Project
40th anniversary edition(Air land不要)
https://jp.flightsim.to/file/45703/robinson-r44-raven-ii-helicopter-40th-anniversary-edition
にてAirlandFS(ヘリコプターMODを飛ばすための外部動作ファイル)の起動が必要なくなった。(開発はこちらに移行しているのでこちらをお勧めする)
ver.1.2.8(旧版(AirlandFSファイルを起動する必要がある)
https://flightsim.to/file/20566/robinson-r44-raven-ii-helicopter-project
知る人ぞ知るレシプロ・ヘリコプター。どちらかというと姉妹機のR22の方が有名だろうか。
40th anniversary editionにてデフォルトにヘリコプターの物理モデルが搭載され、そちらに対応する形で以下のAirlanmdFSの起動が必要なくなった。
飛行モデルはゲームデフォルトを使用しているため、より実感的に操縦が可能で、翼面にワイヤーコントロールを使用する本機の操縦動作をよく再現している。
■飛行のコツ ローターマストが高いため、振り戻しが大きくなりがちなのでサイクリックはかなり微細な操作を要求される。(例)左に1度ロールしていたら1mm程度サイクリックを右に当てすぐに戻す。この動きが大きかったり遅かったりすると揺れが増大していく。すべてのヘリに言えることだが、ことロビンソンの機体はトレーニングに使われるだけあって繊細。
動安定が負なので一度触れだすと動揺が増大していくのでほんの少しのサイクリック操作で抑えながら姿勢を保つことを心がけよう。
旧版を使用するには、ヘリコプターの物理特性を再現するためのアドオン「AIRLAND FS」を同時起動する必要がある。
現在はBETA版であり、作者によると全機能の25%ほどを実装しているとのこと。ターンコーディネーターは動作しない。
Top Mach Studios F-22A Raptor
https://jp.flightsim.to/file/16413/lockheed-martin-f-22a-raptor-top-mach-studios-freeware-edition
ロッキード・マーチンとボーイングが共同開発したアメリカのステルス制空戦闘機。
同デベロッパーから、機能を強化した有償版も発売されている。そちらはマーケットプレースまたはJust Flightのサイトから購入可能。
TOP MACH STUDIOSのものと、FSX用機体の変換MODが混同して配布されているサイトが見受けられるが、両者は別機種として同居できる。
Discus-2c Standard
https://jp.flightsim.to/file/25518/discus-2c-glider
無料で配布されている非常に完成度が高いピュアグライダー。
コックピット中央の画面の上にあるグライダーマークのボタンを押すと、
ウィンチ曳航の設定が出来る。上手くサーマルを捕まえて長時間フライトを目指そう。
グライダー用の気象も同封されているので、
フライトする時は気象リストの下の方に現れるSoaring:~~と言う気象を選ぶと良い。
ちなみに、ピッピッという音は上昇気流の中にいることを表しており、高い音ほど強い上昇気流である。
ポーという低い音は下降気流の中にいることを表すので急いでその場から逃げよう。
山の近くの飛行場を選び、風向きを調整して斜面上昇風を再現させることで、
グライダー初心者でも簡単に長時間フライトが楽しめる。
AS 33 Me
https://jp.flightsim.to/file/15090/as-33-me
無料のモーターグライダーがお望みならばこちらがオススメ。
背中からプロペラが立ち上がり、ウインチを使わなくとも離陸が出来るし、
格納すればピュアグライダーと同等の滑空性能がある。主翼スパンが長く滑空性能は物凄く良い。
ウインチを使いたい場合は、黄色い[TOW RELEASE]レバーをクリックする。
液晶画面の上[AI/Therm]ボタンを押すとサーマルディスプレイ表示になり、
通過した気流の中で上昇気流のある位置が分かるようになる。
スロープソアリング用に水バラストはかなり多めに入っていて機体が重くなっているため、
サーマルソアリングの場合はコックを開け水を排出して機体を軽くした方が良いだろう。
FlyByWireSim A32X
https://github.com/flybywiresim/a32nx
「デフォルト機のA320をできるだけ現実に近づける」を目標としたオープンソースプロジェクト。
リリースノートはこちら。
- デフォルト機との違い
- IRSのアラインのサポート
- 計器の文字がデカくなってスキャンしやすい
- ECAMページが追加
- TO CONFIGのサポート
ドキュメントはこちら
推奨設定はこちら
SimBrief連携はこちら
スロットルの調整方法はこちら
Airbus A330-900neo
https://flightsim.to/file/18198/airbus-a330-900neo-conversion
上記のFlybywire A32Xからフォークしたプロジェクト。エアバス社の中型旅客機。
Tecnam P92 Echo
https://jp.flightsim.to/file/40797/tecnam-p92-echo-rotax-912ul-81hp-engine
イタリア製軽飛行機。2人乗り、単発ピストン機。
22年9月に初版がリリースされた。
アナログ計器スタイルのリアルなコクピットを有する。
実機P92の最新版はMKIIだが、本アドオンは無印のEchoを再現している。
Vertigo
https://jp.flightsim.to/file/13052/vertigo-turbo-prop-racer
航空制作youtuber「Mike Patey」氏が2015年に制作した世界最速の単発ターボプロップ機(→実機の飛行動画)。
ターボプロップ機初にして2021.06.26現在唯一の高速レーサー機。
ロール率だけが標準機体の Extra 330LT に劣るものの、最高速度、加速、減速、上昇力はケタ違いに圧倒している。
なおプロペラリバーサー(語弊を含みつつ簡単に言うと逆噴射装置)が搭載されており、飛行中に作動させると空中に一瞬静止できるほどの威力がある。
難点としてスロットルの反応が非常に鈍いため、スピードブレーキ代わりにフラップを活用することをおすすめする。
その他 デフォルト機体の修正MODなど
デフォルト機体などの挙動を微修正するためのMODを掲載。
Flightsim.toにも専用のページがあるので、探している方は下記リンクも参照。
https://jp.flightsim.to/c/aircraft/aircraft-mods/
FS2020のアップデートとアドオン
アドオン機体のリリース後にMSFS2020本体のアップデートが入ると、機体が動かなくなることがあります。
特にデフォルト機の改造版はしっかり影響を受けます。導入する際は以下のように運用すると良いでしょう。
- MSFS2020本体アップデートのリリース日 < アドオンのリリース日であることを確認しておく
- MSFS2020本体がアップデートされたら一旦アドオン機体は外し、アドオン機体が最新版に追従するまで待つ*4
以下、主要なものを掲載。便宜上、アルファベット順に並べる。
DA40 NGX Project
https://flightsim.to/file/2738/da40-ngx-project
デフォルト機のDA40 NGの修正Mod
フライトモデル、燃料消費量などが修正されている
DA62X Project
https://flightsim.to/file/2733/da62x-project
デフォルト機のDA62の修正Mod
フライトモデル、燃料消費量などが修正されている
G36 improvement mod
https://github.com/TheFrett/msfs_g36_project/
デフォルト機のBeachcraft Bonanza G36を改良するオープンソースプロジェクト。
Working Title G1000 NXiと互換性あり。
SU7以降に対応したDevelopment(開発途中)版はこちら
Heavy Division B78XH (B787-10 Heavy)
https://github.com/Heavy-Division/B78XH
デフォルト機B787のオープンソースMod
・IRSをサポート
・VNAVによるTOD計算&降下ができる
・オートパイロットの挙動改善
Salty Simulations B748
https://github.com/saltysimulations/salty-747
デフォルト機747-8のオープンソースMod
21年12月現在、SU7以降ではStable版は正しく動作しない。
こちらにあるDev版を使用すること。
Flybywire A32NX のインストーラーで導入していると Salty 747もインストールができるようになりました
※Stable , Develop版どちらもインストールすることができます
- IRSをサポート
- EICASページが追加
- FMAのバグ修正
- 燃料消費量の修正
- 燃料タンクのロジックの修正
Drawyah氏による紹介動画。訛りがヤバイ
Working Title CJ4
このMODの機能は公式に実装されたため、非推奨となっています。
https://github.com/Working-Title-MSFS-Mods/fspackages
https://www.workingtitle.aero/packages/cj4/2022/09/21/cj4-release-v0.12.14.html
デフォルト機のCessna Citation CJ4の修正Mod
- FMSの機能追加
- フライトモデルと燃料消費量の修正
- コックピットライトの改善
- 現在の最新バージョン v0.12.14
MCDUのボタンが押せなくなる不具合については、下記MODとの競合が確認できている。
・KAiRi’s Boeing 747-8i Flight Characteristics and Autopilot Reworks V0.75
・B747-8i-Heavy Improvement Mod V.0.1.4
Working Title G1000 NXi
(MSFSマーケットプレイスから、ダウンロードしてください)
デフォルトのG1000を次世代型のG1000 NXiにアップグレードするMOD。
Github上で、ダウンロードできる「Working Title G1000」と、併用することはできない。
・フライトプランにエアルートを入力できる
・キーボードを使って、フライトプランを入力できる
・VNAVが使用可能になる
・RNAVアプローチによる着陸が容易になる
・ホールドパターン作成可能
・ビジュアルアプローチ可能
・METAR確認可能
・着陸復行ルートを飛ぶことが可能
- 現在の最新バージョン v0.10.1
- ユーザーによる操作ミス
・自機がルートから逸脱している場合、NAVを押しても、ルートに戻らないようになりました(0.5.0~)
・NAVを有効化したい場合、
①NAVを押す
②HDGを押す
③HDGダイヤルを回して、自分でコース上に戻してください
・高度制限のあるProcedure Turn、HOLDでVNAVがOFFになる(0.7.0~)
- 不具合
COMダイヤルに不具合が発生しており、周波数(kHz)の増加ができない。(0.8.0にて解決)
HDGダイヤルが動かなくなる場合があるが、フライトを「リスタート」することで回復する
- 未実装
MFDのFMSダイヤルを回しても、機能が表示されない(0.6.0にて解決)
VOR、NDB、AIRPORTを探す機能がない(0.8.0にて解決)