はじめに
普遍的な航空用語のごく簡単な略語集です。もともと航空用語は略語が非常に多いので、厳密に意味を求めたり、深い解説や与太話については適時単語そのものをググって下さい。
略語 | 略す前の正式語 読み方 | 意味、簡単な解説、備考など |
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A
ABN | Aerodrome Beacon エアロドローム・ビーコン | 飛行場灯台。ただし、灯台と同じく動力回転式の他にも、全方位ストロボ点滅方式だったり一定時間消灯方式だったりと、厳密な決まりはない。 |
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ACC | Area Control Center エリアコントロールセンター | 地域管制区管制所。例えば東京ならTokyo ACC。 |
ADI | Attitude Director Indicator アッチチュード・ディレクター・インジケーター | 総合姿勢指示器。PFDの中で特に機体姿勢に関する表示計器の機能名。詳しくは計器の見方参照。 |
AIM | Aeronautical Information Management エアロノーティカル・インフォメーション・マネージメント | 航空情報管理。AIS航空情報サービスの移行先として進められているマネージメントシステムの略。 なお、恐らく「Air Intercept Missile, エア・インターセプト・ミサイル(対空ミサイル)」の意味の方が有名。 |
AIS | Aeronautical Information System エアロノーティカル・インフォメーション・システム | 航空情報業務。航空機運行に必要な、管理空域内情報などの航空情報を集約、航空機向けに提供するシステム業務。 |
ALS | Approach Lighting System アプローチ・ライティング・システム | 進入灯。滑走路の中心や側端に備え付けられた固定誘導ライト群の総称*1。 |
ALT | Altimeter アルティメーター | 高度計。詳しくは計器の見方参照。 |
AOA | Angle Of Atack アングル・オブ・アタック | 迎角。ゲーム内では主にコレ以上機首を上に向けると失速しますよ警報通知計器を指す。 |
ASI-NET | Aviation Safety Information Network アビエーション・セーフティ・インフォメーション・ネットワーク | いわゆる航空業界関係者限定のヒヤリ・ハット事例集。「重大事故ではないが『一歩間違えるとかなりヤバかった事例』の、当事者による自己申告報告集」。 |
A/T | Auto Throttle オート・スロットル | 自動推進出力調整装置、またはその機能を有効化するスイッチ名。詳しくはオートパイロット参照。 |
ATIS | Automatic Terminal Information Service オートマチック・ターミナル・インフォメーション・サービス | 飛行場情報放送業務。COM2から聞こえる音声サービスがこれ。「進入方式」「使用可能滑走路」「滑走路状態」「気象情報」を延々と自動で繰り返している。 |
ATC | Air Traffic Control エアトラフィックコントロール | 航空交通管制。 |
ATN | Aeronautical Telecommunication Network エアロノーティカル・テレコミュニケーション・ネットワーク | 航空通信ネットワーク。全世界規模で空港管制機関(管制官)と各航空会社が相互に必要データを交換できるアプリケーション名。 |
ATP | Airfield Traffic Pattern エアフィールド・トラフィック・パターン | 場周経路。空港に着陸する際の固定的な進入経路を表す総称*2。 |
AP | Auto Pilot オート・パイロット | 自動操縦、またはオートパイロット有効化スイッチそのもの。 |
APR | Approach アプローチ | 進入。またはオートパイロットでアプローチモードのスイッチ名。 |
APU | Auxiliary Power Unit オーグジュリアリィ・パワー・ユニット | 補助動力装置。ジェットエンジンの始動に用いる*3。 |
ATSA | Airborne Traffic Situational Awareness エアボーン・トラフィック・シチュエイショナル・アウェアネス | 航空機運行方式。通常は末尾にハイフン(-)で繋げて ATSA-AIRB(目視確認許可) ATSA-ITP(洋上定間隔許可) ATSA-SURF(空港面内許可) ATSA-VSA(有視界ASAS許可) といった分類で運行する。 |
ASDE | Airport Surface Detection Equipment エアポート・サーフェス・ディテクション・イクイップメント | 空港面探知レーダー。空港の滑走路面を底辺として、その上にある全飛行物体を探知している安全監視用の対物レーダー*4。 |
ASP | Aerospace Plane エアロスペース・プレーン | 宇宙航空機。自力で大気圏の内側と外側(宇宙空間)を往復できる未来機。VF-1バルキリーとかXウィングとかがコレ。 |
ASR | Airport Surveillance Radar エアポート・サーベリアンス・レーダー | 空港監視レーダー。空港を中心に半径約110km内の航空機位置を探知している*5。 |
ASXGS | Asobo Studio Xbox Gaming Studio アソボー・スタジオ・エックスボックス・ゲーミング・スタジオ | デフォルト初期コールサイン。FS2020用語。 |
B
BARO | Barometric (Altimeter) バロメトリック(アルティメーター) | 気圧。航空用語としては基本的に気圧高度計の略。詳しくは計器の見方参照。 |
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BASH | Bird Aircraft Strike Hazard バード・エアークラフト・ストライク・ハザード | 航空機鳥類衝突災害。リアルでは意外と多い事故。MSFS2020には鳥類が実装されていないが、四足歩行動物が周辺を闊歩している空港があるらしい。 |
C
C172 | Cessna 172 セスナ172 | セスナ社の個人用軽飛行機の略語。ゲーム上では他人機体タグなどで使用される。 |
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CAM | Camera カメラ | カメラ機能として「SMART CAM」などで略語として使用が確認できる。航空用語というよりは普遍語彙。 |
CAS | Calibrated Airspeed キャリブレーテッド・エアスピード | 軟正対気速度。詳しくは飛行のための知識参照。 |
CCV | Control Configured Vehicle コントロール・コンフィグレッド・ビハイクル | 運動能力向上機*6。 |
CDI | Course Deviation Indicator コース・デビエーション・インジケーター | コース偏位指示器。設定方位から現在進路がズレてないか確認するための計器。最近の機体では単独アナログ計器としては載ってないので意識することはないかも。 |
CDU | Control Display Unit コントロール・ディスプレイ・ユニット | 画面操作装置。大型旅客機などでFMS操作のために用いられる個別操作ユニット。アルファベット入力用文字盤に加えて簡単な計算機や機体各種センサー表示機能などが備わっていることが多い。 |
CFIT | Controlled Flight Into Terrain コントロールド・フライト・インフォ・テレイン | シーフィット。主にパイロットが計器飛行中または無視界管制飛行中に、前方障害物に全く気づかないまま衝突してしまう事故原因の総称*7。 |
CGL | Circling Guidance Lights サークリング・ガイダンス・ライト | 旋回誘導灯。空港タワーの最上部でくるくる回ってる緑色のアレ。旋回空中待機の機体に対する視認性向上用灯火。 |
COM | Comnication コミュニケーション | 航空用語としては通信を指すが、通常は「無線」の意味で用いられる。大抵の機体にはCOM1, COM2の二つの機器が搭載されている。 |
CVR | Cockpit Voice Recorder コクピット・ボイス・レコーダー | 航空事故映像とかでお馴染みの操縦室内音声録音機材。残念ながら?このゲームには実装されていない。 |
D
DARP | Dynamic Airborne Reroute Procedure ダイナミック・エアボーン・リルート・プロセデュアー | ダープ。航空機側が現時点最新の気象状況などに基づいて構築した(提出済ルートと異なる)新しい飛行ルート計画、が地上へ要求後、管制機関が検討し経路承認する方式*8。 |
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DG | Directional Gyro ダイレクショナル・ジャイロ | 定針儀。詳しくは計器の見方参照。 |
DME | Distance Measuring Equipment ディスタンス・メジャーリング・イクイップメント | 距離測定装置。簡単に言うと「機体から無線局に向けて距離測定依頼されると、無線局が距離を測定して機体へ自動返信、測定限界距離以遠は無視」という単純動作を繰り返す。 |
DT | Displace Threshold ディスプレイス・スレショールド | 非同期着陸運用方式。密接/交差した滑走路または単独滑走路の着陸誘導に際してそれぞれの着陸パスをずらし、複数機体の滑走路使用開始可能時間を詰める。童貞ちゃうわっ。 |
D-TAXI | Detalink Taxi Clearance データリンク・タクシー・クリアランス | 空港内誘導路に対し航空機から地上走行要請を受信した際に、その承認をデータリンクにより授受を行うアプリケーション。 |
D-OTIS | Detalink Operational Terminal Information Service データリンク・オペレーショナル・ターミナル・インフォメーション・サービス | 航空機の出発・空域進入・着陸のフェーズに応じて、空港各種情報をその航空機向けに編集しデータリンク提供するアプリケーション。 |
D-RVR | Detalink Runway Visual Range データリンク・ランウェイ・ビジュアル・レンジ | 空港滑走路の現在最新視距離情報をデータリンク提供するアプリケーション。 |
E
EAS | Equivalent Airspeed イクイヴァレント・エアスピード | 等価対気速度。詳しくは飛行のための知識参照。 |
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EGT | Exhaust Gas Temperature gauge エキゾースト・ガス・テンプレチュア・ゲージ | 排気ガス温度計。レシプロ、ジェット共に構造は異なるが同じ役割のものが積まれている。 |
EICAS | Engine-Indicating and Crew-Alerting System エンジン-インジケーティング・アンド・クルー-アラーティング・システム | エンジン計器・乗員警告システム。アイキャスとも。基本的には燃料圧力計やエンジン出力計などが一纏めになったグラスコクピット内計器表示一覧を指す。 |
EPR | Engine Pressure Ratio エンジン・プレッシャー・レシオ | エンジン圧力比。イーパーとも。高出力ジェットエンジン専用で、流入空気と排気の圧力差を測定する計器を指す。 |
F
F/D | Flight Director フライト・ディレクター | 航空機の取るべき姿勢を算出する装置。オートパイロット参照。 |
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FT | Feet フィート | 航空分野では高さの単位系に用いられる。1フィートは0.3048m(約30センチ)。滅びろヤード・ポンド法。 |
FL | Flight Level フライト・レベル | 気圧高度計の基準を標準大気(1013.2hPa, 29.92in)に合わせたときに航空機と管制官との間で用いる高度の呼び方。日本では14000ft以上に適用される。必ずしも海面からの高度を表すとは限らないが、航空機同士の高度差は世界中どこにいても同じになる。ん~よく考えたもんだ。 |
FMS | Flight Management System フライト・マネージメント・システム | 飛行管理装置。PFDに表示される進路や遷移高度、遷移方位や着陸空港、進入方式などを変更するためのシステムで、大型旅客機は専用入力装置CDUが搭載されるが、小型機用では単なるボタン付きツマミを操作する。 |
FOD | Foreign Object Debris フォーレイン・オブジェクト・デブリー | 損傷可能性物体。簡易的に言うと、バードストライク時の鳥そのもの、機体凍結・エンジンブロー時の剥離氷片そのもの、滑走路上に落下散乱した部品、など機体が損傷する可能性のある物体自体を総称する用語。 |
FSX | Flight Simulator X フライト・シミュレーターX | 2006年10月発売のMicrosoft Flight Simulator Xの略語。MSFS用語*9。 |
G
G1000 | Garmin G1000 ガーミン G1000 | 言わずと知れたスイスのガーミン社による傑作グラスコクピット、の型番。FS2020ではG1000以外の型番機種を搭載した機種がある。 |
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GAL | Gallon ガロン | ヤード・ポンド法の体積単位。航空分野では過去に何度も事故原因になったため現在は非推奨単位。滅びろヤード・ポンド法*10。 |
GCA | Ground Controlled Approach グラウンド・コントロール・アプローチ | 着陸誘導管制。管制官が航空機に対し接地まで逐次音声誘導する管制方式。今じゃ軍隊しかやらない枯れた技術。 |
GPS | Global Positioning System グローバル・ポジショニング・システム | 全地球測位システム。言わずと知れた、人工衛星を使った自機位置測位システム。 |
GPWS | Ground Proximity Warning System グラウンド・プロキシミティ・ワーニング・システム | 対地接近警報装置。主に曲芸飛行機や高級ビジネスジェット、大型旅客機などに搭載されている*11。 |
GS | Glide Slope グライドスロープ | 滑走路への進入降下パス。スロープ=下り坂。 |
H
HSI | Horizontal Situation Indicator ホリゾナル・シチュエーション・インジケーター | 水平姿勢指示器。航法用計器のひとつ。 |
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HUD | Head Up Display ヘッドアップ・ディスプレイ | ハッド。戦闘機用の照準器一体型姿勢表示器が最も著名なもの。このゲームではB787に実装されている*12。 |
HMD | Head Mount Display ヘッドマウント・ディスプレイ | 機体設置型のHUDに対し、これはヘルメット設置型。身近で形状・構造的によく似ているものとしてはVRヘッドマウントディスプレイがある*13。 |
HTWAS | Helicopter Terrain Awareness and Warning System ヘリコプター・テレイン・アウェアネス・アンド・ワーニング・システム | ヘリコプター用対地接近警報装置。*14 |
I
IAS | Indicated Airspeed インジケイテッド・エアスピード | 指示対気速度。航空機の対気速度計に表示される速度。詳しくは、飛行のための知識を参照。 |
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ICAO | International Civil Aviation Organization インターナショナル・シビル・アビエーション・オーガナイゼーション | 国際民間航空機関。ゲーム内で使われる4桁英数字の空港コードを定めている団体。 |
ICAO空港コード | > | 上の団体が定める4桁の空港コード。より詳しくはICAO空港コードを参照。 |
IFR | Instrument Flight Rules インストゥルーメント・フライト・ルール | 計器飛行方式。必ずしも計器のみを見て飛ぶというわけではなく、管制官の指示に従って飛ぶ方式。対義語はVFR。 |
ILS | Instrument Landing System インストゥルーメント・ランディング・システム | 計器着陸装置。視界ゼロでも電波誘導計器のみで安全な滑走路への誘導を可能にする装置または進入方式。 |
INS | Inertial Navigation System インターナル・ナビゲーション・システム | 慣性航法装置。本来的には外部からの電波受信標識などを一切利用せず、自機に搭載された各種センサーや計器類および航路計算によって自機位置を割り出しながら航行するための装置*15。 |
INOP | Inoperative イノペラティブ | 使用不可。本来的には整備士が不具合スイッチ上に貼り付ける故障表記タグ(イノップタグ)。 |
J
K
L
LAV | Lavatory ラバトリー | 機内トイレ。なんでも、飛行中にキャビンアテンダントさんがここに入ったときは「人に言えない仕事の愚痴」を水に流してるそうな。 |
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LB | pond(蘭)/ pound(英) ポンド / パウンド | ヤード・ポンド法の重量単位。常用ポンドとも。1ポンドは約0.45キログラムだが、英米以外の国では非公式ながら0.5キログラム(500グラム)として扱う。滅びろヤード・ポンド法。なお略号の「LB」はラテン語で重さを表す「Libra」から。*17。 |
LCC | Low Cost Carrie ロー・コスト・キャリア | 低運賃輸送。俗称は「格安航空会社」。対義語は旧来の大手航空会社を指す「FSC(フルサービスキャリア)」。 いろんなところの整備費用や人件費を極限まで削って低運賃を実現している。*18 |
LOC | Localizer ローカライザー | 進入方向。またはオートパイロットでのローカライザーモードの略。 |
LTA | Lighter-Than-Air aircraft ライター・ザン・エアー・エアークラフト | 軽航空機。機体形状と同体積の空気の重さを比較して自重が空気より軽い機体の総称。気球、飛行船、グライダーなど。対義語は重航空機。 |
M
MFD | Multi Functional Display マルチ・ファンクショナル・ディスプレイ | 多機能表示装置。機能切り替えで進路や地図、地形、天候レーダーなどを表示する。 |
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N
N1 | N1 Indicator エヌワン・インジケーター | ジェットエンジンの種類であるターボファンエンジンで、「低圧」コンプレッサーのファン回転数(RPM)をパーセンテージで表す数値。詳しくは初心者向け基礎知識#ターボファンエンジンを参照。 |
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N2 | N2 Indicator エヌツー・インジケーター | ジェットエンジンの種類であるターボファンエンジンで、「高圧」コンプレッサーのファン回転数(RPM)をパーセンテージで表す数値。詳しくは初心者向け基礎知識#ターボファンエンジンを参照。 |
NAV | Navigation ナビゲーション | 航空用語としては出発地から目的地までの経路案内、またはVOR受信機、またはオートパイロットでのナビゲーションモードの略。 |
ND | Navigation Display ナビゲーション・ディスプレイ | 機体の方位や高度などと同時に現在進路と予定進路を表示させるグラスコクピット計器。PFDに同時表示されていることもある。 |
NDB | Non-Directional (Radio) Beacon ノン-ディクショナル・(ラジオ)ビーコン | 無指向性無線標識。全方位放出ビーコンをA地点、自機、B地点で三角測量すると自機の大まかな現在位置が判明する*19。 |
NM | Nautical Miles ノーティカル・マイル | 海里。1海里は正確に1.852km*20。 |
O
OBS | Omni-Bearing Selector オムニ-ビーリング・セレクター | オムニ方位選択機。基本的にはVOR計器と同時に使用する「最新の機体には最初から載ってない」古すぎる計器。 |
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P
PA | Passenger Announcement パッセンジャー・アナウンスメント | 機内放送。フライトシム系youtuberさんのチャンネルに行って頼むとノリノリでやってくれる人がいる。 |
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PAPI | Precision Approach Path Indicator プレシジョン・アプローチ・パス・インジケーター | 進入角指示灯。基本的な4灯式の場合、左2つが白、右2つが赤に見える状態が適切な進入角。おおざっぱには降下角約マイナス3度。 |
PFD | Primary Flight Display プライマリ・フライト・ディスプレイ | 主飛行計器。グラスコクピット専用計器表示で、姿勢表示器、高度計+気圧補正値、速度、高度、昇降率、ILS、進路偏差計、AOAなどが見やすく纏められている。 |
psi*21 | pound-force per square inch パウンド-フォース・パー・スクエア・インチ | 重量ポンド平方インチ。ヤード・ポンド法の圧力単位。主にアメリカ国内でトルク計の単位として用いられる。 |
Q
R
RNAV | Area Navigation エリア・ナビゲーション | 広域航法。VOR/DME航法の後に出来た新しい航法で、INS(慣性航法装置 やGPS(全地球測位システム を利用して自機位置を判断しながら目的地へ向かって最短距離に近い経路で飛ぶ方式*22。 |
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RTC | Real Time Crock リアル・タイム・クロック | 実時間時計。コレは航空用語ではなく、FS2020の用語。 |
R/W | Runway ランウェイ | 滑走路。 |
S
SST | SuperSonic Transport スーパーソニック・トランスポート | 超音速旅客機または超音速輸送機。コンコルドやTu144がコレにあたるが、2021年現在全機運行中止。 |
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STOL | Short Take-Off and Landing ショート・テイク-オフ・アンド・ランディング | 短距離離着陸(機)。ヘリコプターも含む垂直離着陸機はVTOL。 |
T
T/S | Turn and Slip (Indicator) ターン・アンド・スリップ(インジケーター) | 旋回釣り合い計。詳しくは計器の見方参照。 |
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TAS | True Airspeed トゥルー・エアスピード | 真対気速度。詳しくは飛行のための知識参照。 |
TCAS | Traffic alart and Collision Avoidance System トラフィック・アラート・アンド・コリジョン・アヴォーダンス・システム | 空中衝突防止装置。機体搭載コンピュータが付近飛行中の他機を感知、衝突危険があれば自動的に音声警告で上昇/降下を指示する*23。 |
TIT | Turbine Inlet Temperature タービン・インレット・テンプレチャー | タービン給気温度計。ジェットエンジン用の温度計。 |
To/Ga | Take Off / Go-Around テイクオフ/ゴーアラウンド | 基本的にはスロットルレバー備え付けの自動出力調整スイッチ名。コレを押すと現在のスロットル位置に関わらず自動的に最大出力に増大される。 |
U
V
V1 | V-Speeds ブイワン | 離陸決心速度。機体がこの速度に達していた場合『もう滑走路上では絶対に止まれない』ので、無理矢理にでも離陸しなければならない*24。 |
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V2 | V-Speeds ブイツー | 安全離陸速度。エンジンが一発死ぬなどの推進力に関わる重大な事故が発生していても、失速せずに安全に離陸が可能な速度。 |
VASI | Visual Approach Slope Indicator ビジュアル・アプローチ・スロープ・インジケーター | 進入角指示灯。ただしPAPIより古く構造欠陥の多いシステムで、日本国内には既に存在しない*25。 |
VFR | Visual Flight Rules ビジュアル・フライト・ルール | 有視界飛行方式。対義語はIFR。 |
VR | V-R ブイアール | ローテーション速度(離陸速度)。離陸時に操縦桿を手前に引きピッチ角を上げ始める指示対気速度*26。 |
VOR | VHF Omni-directional Radio range VHFオムニ-ダイレクショナル・ラジオ・レンジ | 超短波全方向無線標識。標識を中心に360度360本の航空経路を繋ぎ合わせて選択、次々にルートを切り替えることで自身の航空路を形成できる*27。 |
VSI | Vertical Speed Indicator バーティカル・スピード・インジケーター | 昇降計。詳しくは計器の見方参照。 |
VTOL | Vertical Take-Off and Landing バーティカル・テイク-オフ・アンド・ランディング | 垂直離着陸(機)。F-35Bやハリアーなど。広義にはヘリコプターも含む。 |