スロットル

Last-modified: 2021-04-15 (木) 01:45:39

皆さまがお持ちのスロットルの情報を是非ご記載ください!
アフィリエイト目的のリンクを貼ることはおやめください。


 

 

はじめに

スロットルは、パイロットがエンジン出力を調節する装置です(自動車のアクセルに相当)。
このページでは、PC用の単品スロットルデバイスについて記載します。

  • ジョイスティックに搭載されているスロットル軸については、このページではなくジョイスティックのページを参照してください。
  • 単品のスロットルは好事家向けのマイナーなデバイスであり、その機能に比して高価気味です。
    多くのお金をかけるつもりの無い方は、単にスロットル付きのジョイスティックを購入してください。
  • 自作方面では、MIDIコントローラやArudinoなどを改造してスロットルやミクスチャーにする人もいるようです。
 
  • スロットルを所有する利点:
    • 本物の機体を操縦している気分に浸れる。無論、優先順位はジョイスティック購入が先。
    • ボタン数の増加。集中的・機能的に機能を割り当てられるので、キーボードやマウス操作の頻度が減って即応でき、操縦により集中できる。
  • スロットルを所有する難点:
    • 殆どのメーカーが外国製で、一度壊れると保証・修理が効かず買い替えになる場合が多いが、元々高価で買い替えしづらい上、中古は接触不良など故障品が多い。

Saitek

現在はLogitec(国内はLogicool)ブランドに移行している模様?

Pro Flight Throttle Quadrant

公式日本語ページ

同社のPRO FLIGHT YOKEとの併用を前提としたスロットル。
(他のジョイスティックとも併用できる)

  • アナログ三軸とロッカースイッチ3個を備える他、逆噴射機構もある。
    軸の取っ手部分の色は黒、青、赤なので、それぞれスロットル・プロペラピッチ・ミクスチャーとして設定できる他、単に双発機の左右のスロットルやスピードブレーキに割り当てることもできる。
  • つくりはPRO FLIGHT YOKEと同じで、プラスチック然としておりチープ。付属のクランプで机に固定する。
  • PRO FLIGHT YOKE自体に付属のスロットルと併用すれば6軸になるので、4発機のスロットルとしての利用に十分。

Pro FLight TPM System

公式ページ

Cessna社のスロットルを模したようなデバイス。現在国内で手に入るかは不明。
スロットル、プロペラピッチ、ミクスチャーの3軸はプッシュ・プル形式。
その他トグルスイッチを9個搭載しており、各種ライトやピトーヒートの割り当てに使えそう。

  • google検索してみると、ヨドバシカメラや密林ほかネット通販サイトで新品中古どちらも取り扱いがある模様。

CH Products

Pro throttle

公式ページ(英語)

  • 20年以上の歴史を持つジョイスティックメーカーの老舗CHプロダクツの製品。
  • 3軸4ボタンスロットル + 4方向ハットスイッチx3、8方向ミニジョイスティック軸x1を備える、安価ながら本格派、かつ軽量なスロットル。
  • 欠点としては、さすがに2000年代の製品のためドライバなど何もかもが古く、作りは単純かつ堅牢なものの、ボタンや軸の細かい部品単位で見ると接触不良が起こりやすい・デッドゾーンが広がりやすいなど値段相応。また単独軸のため、双発以上のエンジンを備える機体では個別操作が効かない。
    • 2020/12/05のアップデートでデフォルトプリセットが設定された。

HoneyComb

ヨークやラダーも出している海外のメーカー。

Bravo Throttle Quadrant

公式ページ

  • 6軸スロットルに加えて、トリム調整用のホイール、ギアやフラップ用のスイッチが操作可能
  • 輸入ショップの他、ヨドバシ.comなどでも取り扱いがある模様
  • 別売りの拡張パーツを使うことでエアバスっぽい見た目にすることも可能
  • 2021年1月時点で、つまみの単位が10ずつになってしまう不具合が確認されている (MSFS側の不具合らしい)
    →2021年4月のアップデートで正常になった模様。

その他

  • これらの機器は、航空機操縦用途以外では(単純にボタンが多いので)戦車や艦船ゲームでも使えるほか、キーアサイン設定ソフトを併用してエクセルやワードのボタン一発入力などにも使うことができる。