皆さまがお持ちのジョイスティックの情報を是非ご記載ください!
アフィリエイト目的のリンクや誘導を貼ることはおやめください。
YouTubeなどの紹介も、基本的に公式のもののみでお願いします。
はじめに
ジョイスティック
ジョイスティックは、スティックタイプの操縦桿です。
戦闘機やヘリはもちろん、ふつうに軽飛行機や旅客機も操縦できます。
ジョイスティックのみの機種でも、大抵スロットルは付いています。付け根の小さなつまみです。
- ひねりラダーがついている機種は、操縦桿を左右にねじることでラダー操作ができます。
金をかけられない人は、絶対にひねりラダー付きのスティックを買うべきです。 - ひねりラダーがついていない機種では、別売りのラダーペダルを購入することになります。
リアルですが、必然的に高額になります。
ハンコンのアクセルとブレーキでも一応代用できますが、トーブレーキ機能はありません。 - ひねりラダーつきの機種をラダーペダルと併用する場合は、MSFS側の設定でひねりラダーの設定を無効にしておくことをオススメします。
ヨーク
フライトヨークは、ハンドルタイプの操縦輪です。両手で持つアレ。
軽飛行機や旅客機の操縦ができますが、戦闘機やヘリには全く向いていません。
用途が限定されているので、購入するかどうかはよーく考えよう。
ひねりラダーも大抵はついていません。
- 逆に言えば、「 フライトジョイスティックは他のゲームでも使用(代用)できるけども、フライトヨークは(ほぼ)旅客機操縦向け 」ということです。
Thrustmaster
ジョイスティックや、レースゲーム用のハンコンを販売する老舗のメーカー。
(2020/10/12)現在、世界的なパンデミックの影響で生産の遅延およリードタイムの若干の長期化が発生しております...
TCA Sidestick Airbus Edition
後述のT.16000Mとの違いは
- 両利き対応
- Airbusサイドスティック (A320) の人間工学デザインのレプリカ(交換可能なヘッドボタンモジュールが4個付属)
- スラストリバーサ付き
※ジョイスティックの設定について
・ジョイスティックの設定は、3種類あります。 (1)Windowsのドライバ上から正常動作するかの確認 (2)MSFS2020のジョイスティックのスロットル設定(↓)とボタンに割り当てる (3)FenixA320の[MCDU]からのスロットル設定
・この3種類を適切に設定しないと、動作不具合を起こしたり、動作がしっくりしなかったりします。
・ジョイスティックの設定が正しくされているように見えていても、正しく動作しない場合はジョイスティックの設定が内部的に壊れています。[Options]==>[Control Options]==>[Open Preset Manager]からジョイスティックを選び、[New]を選択し最初から(※<==超重要)割り当ててください。
・[New]を選択せず、[Duplicate]を選択すると、壊れたものを複写するので意味ありません。
・参考 URL ( 当wiki/よくある質問/コントローラーがうまく動作しない )
・「(1)Windowsのドライバ上から正常動作するかの確認」は、https://support.thrustmaster.com/ja/kb/1766-ja/ に手順があります。ジョイスティックを動かすのとボタンを押下して読み込みされるかを確認しておいてください。
・「(2)MSFS2020のジョイスティックのスロットル設定(↓)とボタンに割り当てる」は、 https://fenixsim.com/blog/entries/2024-02-28_v2b2_release/ に推奨設定がありますので、こちらの値を利用して設定してください。
・「(3)FenixA320の[MCDU]からのスロットル設定」は、[MCDU MENU]==>[Config]==>[Controls Config]==>[Calibrate]を選択するとスロットルの位置調整の画面となります。
・スロットルの位置調整の画面では、[Max Reverse]、[Idle Reverse]、[IDLE]、[CLB]、[FLEX /MCT]、[TO/GA]のスロットル位置の調整が出来ます。調整したら[Store Calibration]で設定を保管してください。
・FenixA320上で、正しく設定できたかは、この画面でスロットルレバーを動かすと[MAX Rev]、[IDLE REV]、[IDLE]、[CLB]、[FLEX/MCT]、[TO/GA]と表示が変わりますし、機体内のスロットルの位置も同様に動きます。
※MCDUを操作しますので、機体の電源が入っていることが前提となります。COLD&DARKの場合はBAT1orBAT2を押して電源を入れてからにしてください。
FENIX A320 でのスロットルの調整について
・スロットルは下記の軸に設定すること (※A32nxとは違う項目となりますので注意)
Throttle 1 AXIS ==> Joystick L-AXIS-X(Reverse AXISにチェック有)
Throttle 2 AXIS ==> Joystick L-AXIS-Y(Reverse AXISにチェック有)
Spoilers AXIS ==> Joystick R-AXIS-Z(Reverse AXISにチェック無)
FLAPS AXIS ==> Joystick L-AXIS-Z(Reverse AXISにチェック無)
※SpoilerをARMポジションにするには、「Toggle ARM Spoilers」にボタンを割り当てること
※[MCDU Menu]=>[Config]=>[Control Config]にて、スロットル、ラダー、フラップの位置を調整しておくこと
MCDUの[=>]、[<=]ボタンにてスクロールが出来る
・MCDU(機長席右膝あたり)
[MCDU MENU]
[R5] CONFIG
[L6] Control CONFIG
[R4] Calibrate
スロットルをリバース最大に合わせてから、[R4]NextStep
スロットルをリバースが働かない位置に動かして、[R4]NextStep
スロットルをIDOLEの位置へ動かして、[R4]NextStep
スロットルをCLBの位置へ動かして、[R4]NextStep
スロットルをFLXの位置へ動かして、[R4]NextStep
スロットルをTO/GAの位置へ動かして、[R4]NextStep
[R4] Store Calibrationで設定を保存
※参考URL( https://fenixsim.com/blog/entries/2024-02-28_v2b2_release/ https://fenixsim.com/blog/ )
ver.2.0.0.378より推奨設定が変更されました
Trustmaster TCA Quadrant Airbus Editionを利用している場合でのスロットル調整
・Sensivityを選択して下記の設定としておくこと
JOYSTICK L-AXIS-X
Sensitivity - 20%
Sensitivity + -20%
Dead Zone 0%
Neutral 50%
Extremity Dead Zone 0%
Reactivity 100%
JOYSTICK L-AXIS-Y
Sensitivity- -20%
Sensitivity+ -20%
Dead Zone 0%
Neutral 50%
Extremity Dead Zone 0%
Reactivity 100%
JOYSTICK R-AXIS-Z
Sensitivity- -40%
Sensitivity+ -40%
Dead Zone 8%
Neutral 50%
Extremity Dead Zone 0%
Reactivity 100%
・その他のキー割当 T.A320 PILOT(Default)
ボタンの番号はこちらの画面で確認してください
https://support.thrustmaster.com/ja/kb/1766-ja/
https://support.thrustmaster.com/wp-content/uploads/TCA_Quadrant_Add-On_cpl.png
CAMERA/
COCKPIT CAMERA/ TOGGLE SMART CAMERA==>[JOYSTICK BUTTON 1] RESET COCKPIT VIEW==>[JOYSTICK BUTTON 2] PREVIOUS PILOT POSITION==>[JOYSTICK POV DOWN] NEXT PILOT POSION==>[JOYSTICK POV UP] COCKPIT QUICKVIEW RIGHT==>[JOYSTICK POV RIGHT] COCKPIT QUICKVIEW LEFT==>[JOYSTICKPOV LEFT] ※ここはスペルミスではなく、「JOYSTICKPOV LEFT」と書いてあり、POVのところの空白は無い EXTERNAL CAMERA/ EXTERNAL QUICKVIEW TOP==>[JOYSTICK POV UP] EXTERNAL QUICKVIEW RIGHT==>[JOYSTICKPOV LEFT] EXTERNAL QUICKVIEW REAR==>[JOYSTICK POV DOWN] EXTERNAL QUICKVIEW LEFT==>[JOYSTICK POV RIGHT] INSTRUMENT VIEWS/ PREVIOS INSTRUMENT VIEW==>[JOYSTICKPOV LEFT] NEXT INSTRUMENT VIEW==>[JOYSTICK POV RIGHT] CAMERA MODE SWITCHES/ COCKPIT/EXTERNAL VIEW MODE==>[JOYSTICK BUTTON 3]
FLIGHT CONTROL SURFACES/
PRIMARY CONTROL SURFACES/ RUFDDER AXIS==>[JOYSTICK R-AXIS Z] ※[REVERSE AXIS]==>CHECK-On ELEVATOR AXIS==>[JOYSTICK L-AXIS Y] ※[REVERSE AXIS]==>CHECK-On AILERONS AXIS==>[JOYSTICK L-AXIS X] ※[REVERSE AXIS]==>CHECK-On CONTROL TRIMMING SURFACES/ ELEVATER TRIM UP(NOSE UP)==>[JOYSTICK BUTTON 9] ELEVATER TRIM DOWN(NOSE DOWN)==>[JOYSTICK BUTTON 6] SECONDARY CONTROL SURFACES/ TOGGLE SPOILERS==>[JOYSTICK BUTTON 13] INCREASE FLAPS==>[JOUSTICK BUTTON 10] DECREASE FLAPS==>[JOYSTICK BUTTON 5] BRAKES/ TOGGLE PARKING BRAKES==>[JOYSTICK BUTTON 14] BRAKES==>[JOYSTICK BUTTON 7] AUTOPILOT/ TOGGLE AUTOPILOT MASTER==>[JOYSTICK BUTTON 4]
POWER MANAGEMENT/
THROTTLE/ THROTTLE AXIS==>[JOYSTICK SLIDER X] ※[REVERSE AXIS]==>CHECK-On
LANDING GEAR/
TOGGLE LANDING GEAR==>[JOYSTICK BUTTON 8]
・その他のキー割当 TCA Q-ENG 1&2(Default)
INSTRUMENTS AND SYSTEMS/
FUEL/ SET ENGINE 2 FUEL VALVE==>[JOYSTICK BUTTON 4] SET ENGINE 1 FUEL VALVE==>[JOYSTICK BUTTON 3] ENGINE INSTRUMENTS/ SET STARTER 2==>[JOYSTICK BUTTON 4] SET STARTER 1==>[JOYSTICK BUTTON 3] SET ENGINE NORM MODE==>[JOYSTICK BUTTON 7][JOYSTICK BUTTON 8] SET ENGINE MASTER 2==>[JOYSTICK BUTTON 4] SET ENGINE MASTER 1==>[JOYSTICK BUTTON 3] SET ENGINE IGN/ START MODE==>[JOYSTICK BUTTON 8] SET ENGINE CRANK MODE==>[JOYSTICK BUTTON 7]
FLIGHT CONTROL SURFACES/
CONTROL TRIMMING SURFACES/ RUDDER TRIM RIGHT==>[JOYSTICK BUTTON 19] RUDDER TRIM LEFT==>[JOYSTICK BUTTON 18] RESET RUDDER TRIM==>[JOYSTICK BUTTON 17] SECONDARY CONTROL SURFACES/ SPOILERS AXIS==>[JOYSTICK R-AXIS Z] ※[REVERSE AXIS]==>CHECK-Off FLAPS AXIS==>[JOYSTICK L-AXIS Z] ※[REVERSE AXIS]==>CHECK-Off
BRAKES/
SET PARKING BRAKE==>[JOYSTICK BUTTON 20] SET AUTOBRAKE MED==>[JOYSTICK BUTTON 24] SET AUTOBRAKE LO==>[JOYSTICK BUTTON 23] SET AUTOBRAKE HI==>[JOYSTICK BUTTON 26] DISARM AUTOBRAKE==>[JOYSTICK BUTTON 22]
AUTOPILOT/
ARM AUTO THROTTLE==>[JOYSTICK BUTTON 1][JOYSTICK BUTTON 2]
POWER MANAGEMENT/
THROTTLE/ THROTTLE 2 AXIS(0 TO 100%)==>[JOYSTICK L-AXIS Y] ※[REVERSE AXIS]==>CHECK-Off THROTTLE 1 AXIS(0 TO 100%)==>[JOYSTICK L-AXIS Y] ※[REVERSE AXIS]==>CHECK-Off
LANDING GEAR/
GEAR UP==>[JOYSTICK BUTTON 21] GEAR DOWN==>[JOYSTICK BUTTON 21]
T.16000M
上位版であるHOTAS Warthogよりも安価だが、同じ方式の磁気ホールセンサーを搭載。
安価にまずまずのスティックを手に入れたい場合は候補に挙がる。
FS2020の発売開始により値上げしているが、本来の相場価格は日本円で以下の通り。
- ジョイスティックのみで約1万円。一応スロットル軸も付いている
- スロットル付きで約2万円。(2021年10月現在は約16000円ほど)
ボタン数は多く、デバイスとして認識されたら自分で設定をしなくてもあらかじめ自動でボタンの役割が決められている。(変更することも可) - 購入者の感想
- 16000円と他に比べたらとても安かったため購入しました。私自身、これがはじめてのmsfsコントローラーとなりますがとても楽しめています。まあまあ軽いし、余っているボタンがたくさんあるのでより細かく設定できます。Amazonの評判を見るとイマイチなどと書かれていましたが、私としては、かなり使いやすく良い製品だと感じ満足しています。(なにしろAmazonチョイスになっていたのが決定的だった!)
しかし、唯一難点があるとしたらスロットルのうごきが曲線ではなく直線なためおもちゃっぽい動きになってしまう。また、スロットルを上げるときの重みがあまり感じられない(ネジで重みを1番あげる設定にしたけど)
『だけど、あまり予算がない、3万円もコントローラーに使えない!という方にはおすすめです!!(-v-)b グッ!』
- 16000円と他に比べたらとても安かったため購入しました。私自身、これがはじめてのmsfsコントローラーとなりますがとても楽しめています。まあまあ軽いし、余っているボタンがたくさんあるのでより細かく設定できます。Amazonの評判を見るとイマイチなどと書かれていましたが、私としては、かなり使いやすく良い製品だと感じ満足しています。(なにしろAmazonチョイスになっていたのが決定的だった!)
HOTAS Warthog
有名な攻撃機 A-10 Warthogの操作系統を模したジョイスティックとスロットルのセット。
約5万~6万円と高価だが、ダイキャスト製の筐体は所有欲を満たしてくれる。
ひねりラダーは付いてない。USBポートはスティックとスロットルで別。
- スティック
磁気ホールセンサーでスティックの精度は良いが、大きく重い。
他の高価なスティックでは軸はXY独立の事が多いが、Warthogは上から大きなバネで押さえつける方式。倒すほど反発力が大きくなる。- 8方向ハットスイッチ3つ(うち一つはPOV)
- 4方向+押し込みスイッチ1つ
- トリガーは2段式
- その他ボタン4つ
- スロットル
- 左右のスロットル軸。IDLEディテント(逆噴射に利用可能)、アフターバーナーディテント(取り外し式)あり。
左右のスロットル軸は独立しているが、一緒に固定するためのスイッチもある。 - コントロールパネル上につまみ式の1軸
- ハットスイッチ2つ
- トグルスイッチ・ロッカースイッチのようなものが13個もある。
- スロットル裏にアナログ(マウス)軸1つ。但し、X52もそうだがこの手の軸は使いにくく、何かを割り当てることもないだろう
- その他ボタンあり
- 左右のスロットル軸。IDLEディテント(逆噴射に利用可能)、アフターバーナーディテント(取り外し式)あり。
- TIPS
- A-10のスティックはF-16、A-10のスロットルはF-15のものとほぼ同じもの。
- コントロールパネル上のつまみ軸は本来スロットルの硬さを調整するノブなのだが、このレプリカでは軸として任意割り当て可能。
- スロットルはIDLE側にディテント(ツメ)がある。実機のA-10ではエンジンの停止だが、逆噴射に割り当てると便利。
- スロットルにアフターバーナーのディテントも追加できるようになっている。
- スロットル全体を上に持ち上げて前に進める必要がある。
- 設定するにはレンチで小さな蓋を開け、中のパーツの位置を変更する必要があり、手軽に切り替えられない。
- 実機のA-10にはアフターバーナーがついていないのでディテントはない。
- 実機のF-15のディテントは、外側にスロットルをずらして前に進める方式なので、操作方法がだいぶ異なる。
- 購入者の感想
- ボタンが非常に多いのは良いが、重くてデカくて邪魔。キーボードはコンパクトタイプを推奨。
- ただしコンパクトタイプのキーボードではFS2020のキー割り当てと相性が悪い。
全部スティックに割り当てれば問題はないが。
- ただしコンパクトタイプのキーボードではFS2020のキー割り当てと相性が悪い。
- スロットルは上下分離式だが、挿抜故障の原因となる模様。固定すれば問題はないが。
- このせいか私のスティックのトリムハットは→方向が入らなくなってしまった。
8方向ハットはもう一つあるので支障はないが。
- このせいか私のスティックのトリムハットは→方向が入らなくなってしまった。
- スイッチが多い。実機のレプリカ。この2点はよかった。ただ作りは全体的に不満がある。
- ジョイスティックの軸は安物と構造が変わらず、スムースでなく引っかかりがある。そのくせ重い。
- アフターバーナーのディテントは、スロットルを持ち上げ、スロットルがバネで下に引かれるのを腕の力で反発しながら前へ送らねばならず、非常にやりづらい。このときスロットルが下に引かれる力は強く、それに反発して持ち上げようとすると、台座を固定していない場合は台座ごと持ち上がりかける。
- ※実機でアフターバーナーのディテントがこのような操作になっているものは存在しない。
- スロットル裏のアナログスティックが使いづらすぎる。スティック押し込みスイッチを押すときにスティックが動いてしまう。とても実用に耐えられない。実機でもアナログスティックがついているのだが、このレプリカは実機とは全く構造が異なり、小さい突起を操作する。
- スロットルの横の、実機ではスライドするスイッチ類も、このレプリカでは普通の棒が倒れるタイプのトグルスイッチに実機に似せたカバーをかぶせたものになっている。そのせいでスイッチの背が実機より高くなり、指が届きづらい。スイッチの形も、本来スライドするスイッチ用の形なので倒れるスイッチとしては使いづらい。
- その他各スイッチ類も固く押しづらい。
- VKB VIRPIL WINWINGのようにこういう製品を専門に作っているメーカーのものを買ったほうがいい。
- ボタンが非常に多いのは良いが、重くてデカくて邪魔。キーボードはコンパクトタイプを推奨。
Logicool
※日本以外ではLogitec
※SaitekはLogitecに買収されたため、旧Saitek製品はLogicoolブランドで販売されている
X52 HOTAS
とにかくボタンの多さが特徴。値段もこなれており2万半ばで購入できることや、国内でも手に入りやすい。
色が気に入らなければ黒いProがあるが、値段は高め。
ひねりラダーも備えるので最初の選択種に良いかもしれないが、結局ラダーペダルは欲しくなる。
- スティック
- 3つのトグルスイッチ
- 2つのハットスイッチ
- 4つのボタン
- トリガーが2つ
- スロットル
- 2つのダイヤル
- トグルスイッチ
- スライダーに3つのボタン
- さらにマウスホイールとマウス操作用のスティック
- 最近SaitekはLogicoolブランドに変わった。Saitek時代から数えて発売から15年以上経つ息の長い製品。
- スティックに手を乗せる事が出来るデザインで高さ調整も出来ることから、精密な操作も割と楽にできる。
- Saitek製品に共通であるが、スロットルなどの軸の値が若干ブレることがある。
FLIGHT YOKE SYSTEM
Saitek時代から長く販売されている操縦輪(ヨーク)タイプのコントローラーで、国内での入手性も良い。
高級感には乏しいが必要な機能は備えている。
- ヨーク
- ボタン2つ
- 上下トグルスイッチ2つ
- ハットスイッチ1つ
- モードセレクターダイヤル
- スロットル
- スロットルレバー3軸
- 上下トグルスイッチ3つ
- 付属のスロットルは単体での使用はできない。
- 操縦桿の回転は実機ではおおむね左右に90度程度回転するが、本製品は45度程度である。FS2020においては感度調整が必要。
- 操縦桿正面にタイマーと時間表示のディスプレイ、および操作ボタンがある。
- 同社製のコントロールパネル類を固定するねじ穴を備える。(使用時は六角レンチが必要)
- 本体後ろ側にUSBハブを備え、バスパワー用の電源端子もあるがAC-DCアダプターは付属しない。(同社製オートパイロットパネルをつなげる場合は要バスパワー)
- 現在はLogicoolブランドとなっている。
FLIGHT YOKE SYSTEM 参考
- 内部天板に非常に粘度の高いグリスが張り付けられており、これが垂れることで潤滑を維持する工夫がされている。
恐らく10年先でも使用できる工夫だが、保管時に立てかけていたりするとあまり意味がない。
新品購入時の梱包状態も縦なので、購入直後はキコキコ音がすることがあるが、軽くシリコン系オイルをシャフトの根元に吹けば解消する。(グリスを溶かすので1度軽く吹けば十分) - 海外では本製品を左右90度回転に改造している強者がおり、3Dプリンターで部品製作ができるようデータが公開されている。
当然保証は効かなくなるが、興味があり改造に自信があるなら下記リンクよりデータの入手が可能。
https://www.thingiverse.com/thing:4596632
X-65F
Saitek社製ジョイスティックのフラグシップモデル。
スティックは感圧式(センサーを用いて加えられた力を測定する方式)のため、スティック自体は動かない。
- ダイキャスト製筐体で非常に堅牢。 スティックとスロットル部分はセパレート(分割式)。
- ハットスイッチはスティック側に4個、スロットル側に4個。
- スイッチ類も多く装備されていてスティック側に5個、スロットル側に3個。
- アナログの操作つまみがスロットル側に2個、リニアに制御できます。
- マウス用の操作レバーがスロットル側に1個ついていますが、うまく操作するのには熟練が必要。
- スロットル
- 2軸あり、リンクピンで単独または連動が設定できる。
- 付属の設定用ソフトで4つのモード、それぞれのモードで4つの力量設定が行える。
- 設定用ソフト
- 各スイッチの割り当て
- スティックのモニター機能
- Windows10でデバイスドライバーなしでも使用でき、付属ソフトも動作する。
Extreme 3D Pro
安価なジョイスティック。かつては日本でも5千円程度で購入できたが、今では1万円に値上がりしている。
- とにかく軽い。机の上に置いて片手操作してると底面があまりにも軽すぎてスティックと一緒に倒れてきたり底面の逆側が浮いたりする。
Cyborg X PS38 (F.L.Y. 5 STICK)
サイボーグっぽい見た目のフライトスティック。安い割にはボタンが多く使いやすい。
筐体の開閉機構を持ち、収納時面積を小さくできるが、全体的につくりが華奢で耐久性が低い。
かつては日本でも一万円未満で購入できた。二万の価値はない
- スティック
- ひねりラダー付き
- スティック単独製品にもかかわらず、2軸のスロットル付き
- 耐久性は高くないらしいので注意
- 購入者の感想
- 特にスティックに付いているボタンの耐久性は低く、破損が原因で他に乗り換えました。
X52もそうですが、使っていなければラバーコーティングが仇でべとべとになります
なお仇は塩素洗剤を含ませた布やティッシュで拭くと一瞬で取れるものの、今度はラバー表面の強度が落ちる悪循環。
- 特にスティックに付いているボタンの耐久性は低く、破損が原因で他に乗り換えました。
HoneyComb
HoneyComb(ハニカム)は海外の中小メーカーであり入手し辛いものの、ヨークは定評がある模様。
日本にも代理店が出来たので一定の流通があるので各ショップで取り扱いがあるが転売もあるので注意。
ALPHA FLIGHT CONTROLS - YOKE AND SWITCH PANEL
- いわゆる「ハニカムヨーク」
- 輸入ショップの他、ヨドバシ.comなどでも取り扱いがある模様
- 37000円前後が正規販売価格
VKB
VKBは中国の中小メーカーであり入手し辛いものの、堅実な作りで定評がある模様。
入門用はGladiator。ひねりラダーもついている模様。
公式のYouTube チャンネル「VKB Sim」による紹介もご参考までに。
- 購入者の感想
- Gladiator NXT Standard買いました。ひねりラダーもついてますよ。ジッターもなくお勧めです。
VIRPIL Controls
VIRPIL Controlsは主に軍用機向けのスティック等を取り扱っている。
スティックグリップとスティックベースはThrustmasterのHOTAS Warthog等と互換性があり、組み合わせることも可能。
WINWING
WINWINGはかなり本格的なフライトシミュレーター設備も販売しているメーカー。
エアバスA3XX系のレプリカのスティックのほか、F/A-18やF-16のレプリカスティック・スロットルなど、近年急速にラインナップが充実してきている。
CH Products
頑丈な作りでかつては定番のジョイスティックだったが、全般的に古く、現在は名前が挙がることが少ないだろう。
特にドライバーはWindows 10で動作するか不明。情報求む。
→CH FLIGHT SIM YOKE USB接続ですがWindouws 10での調整はできませんが、FS2020では認識しており3軸感度調整も可能でスイッチ類も動作しています。(ドライバ不要)
→ドライバーについては不明。ただ、F-16 COMBAT STICKと、Pro Pedalsは動作することを確認。(ドライバ不要)
- CH Pro Throttle USB、Windows10で動きました。ドライバは付属のCD-ROM(16ビットWindows95時代?)のものは動かずWindows10標準のゲームコントローラドライバで代用。
https://www.chproducts.com/13-28485-Frequently-Asked-Questions.php.html
も参考に。 - CH製品の統合・キーコンフィグ用のソフトもWindows10で動作するが、スティックの認識名が変わるため標準プリセットがあっても当たらない可能性あり。
メリット
スティックは稼働範囲が広い上入力が軽く、入力量の調整は非常に楽。
構造上ピッチ軸とロール軸のスプリングが独立しており、意図しない斜め入力が出る事は無い
アナログなトリムが付いているため、リアルかどうかはさておき便利
デメリット
古いため分解能が低い。分解能の低さは実用上の精度の低さではないのだが、極端な感度曲線を組みたい場合やセンタリングが狂った時などに困る事はあり得るかも
Microsoft
かつてMicrosoftは優れたハードウェア製品を販売していた。ジョイスティックもその一つである。
2000年代に製造中止されていて、現在新古品を入手できる可能性は非常に稀。
製品サポートを中止しているのでドライバ更新や部品交換サポートも受けられない。
ハードオフなどに中古品が売っているかもしれないが、非常に古い製品のため購入は自己責任で。
Sidewinder Force Feedback 2(FFB2/MSFFB2)
マイクロソフトが90年代に発売した、世界初のフォースフィードバック機能付きフライトジョイスティック。
- スティック
- 重量級のフォース用モーターを内蔵しており本体重量が非常に重いため、ズレにくい
- ひねりラダー付き
- 4方向ハットスイッチ
- 8つのボタン
- スロットル1軸
Microsoft Flight Simulator 2020でフォースフィードバック2を使う場合、以下の設定を行う。
Steamのライブラリ>Microsoft Flight Simulator>右の歯車ボタン>プロパティ>コントローラ>Steam入力を無効にする
フォースフィードバック機能
フォースフィードバック機能とは、操縦舵面に抗力や反発力の働く力をモーターで再現し、ジョイスティックに伝達してくれる機構。
翼面剥離の失速で操舵抵抗が減ったり、トルクで抵抗が増えたりといった舵面感覚が再現される。
- 通常のUSBジョイスティックと異なりフォースモーター動作のためにUSBとは別個に100Vコンセント電源の接続が必要。
このため接続コードが2本となり、一般的なフォースなしUSBジョイスティックより取り回しづらい。 - コンセントコードを接続せずUSBのみ繋いだ場合、フォースと自動中立維持機能が働かず、下記のMicrosoft Sidewinder Precision 2と同じ挙動になる。
またコンセントコードの根本が曲がり負荷に弱く、折り曲げ・折り返しを繰り返しすぎると断線する。
- どうでもいい情報
- 同じマイクロソフト製のためか、デフォルト収録機体でaircraft.cfgをテキストエディタで開くとフォースフィードバックの感度/強度が「全機種」設定されていて、OPTION>GENERAL>FLIGHT MODELで設定をLEGACY(FSX準拠)にすると体感できる。
- スティックを握る位置の下に小さい穴が開いていて、ここから赤外線センサーが小指に向かって照射されており、センサーが認識している間(つまり、片手で握っている状態)だけフォースが効く。
Microsoft Sidewinder Precision 2
上記のFFB2からフォースフィードバック機能を除いたもので、3軸とスロットル軸、ハットスイッチ、8ボタンは同等。
Windows10では標準でデバイスドライバが用意されており、設定CDがなくてもPlug&Playで認識される。
初期のFS2020ではキー割り当てを手動で設定する必要があったが、最新版にはプロファイルが搭載されている。
- 購入者の感想
- 中古品を購入したものの、(電気的にではなく)物理的にスティックのセンター位置がブレブレでした。
分解するとプラスチック製の軸受けが摩耗していました。
軸受けはちゃちな作りなので、購入する際はよく調べた方が良いです。
- 中古品を購入したものの、(電気的にではなく)物理的にスティックのセンター位置がブレブレでした。
Turtle Beach
VelocityOne Flight Universal Control System
https://jp.turtlebeach.com/products/velocity-one-flight?variant=39424473399340
ヨークハンドルと着脱式のクアドラントで構成。
トリムホイール、スロットルレバー、フライトマネジメントディスプレイ等を搭載。
xboxにも対応とのこと。
日本での発売当初は公式サイトで42000円ほどだったが、現在は52480円。
VelocityOne FlightStick
https://jp.turtlebeach.com/products/velocity-one-flight-stick?variant=40733797515308
合計8軸、OLEDディスプレイを搭載したスティック。
Win10、11、xbox対応。17980円。
VelocityOne FlightDeck
https://www.turtlebeach.com/products/velocity-one-flight-deck
スティックとスロットルの2つのユニットで構成、合計で15の軸、139のボタン(仮想ボタンを含む?)、タッチパッドディスプレイ、スティック上部のHUDを備える。
ステッィクの高さ調整可能。スロットルのdetentを任意の位置に設定可能。フィードバック機能あり。カスタマイズは専用ソフトウェアで行う。
Win10、11対応、xboxは非対応。
米国で2024年2月13日発売(USD 399.99)、日本では4月12日発売(67,780円)。
VelocityOne Rudder
Win10、11、xbox対応。41480円。