ラダー

Last-modified: 2022-01-08 (土) 18:33:54


はじめに

現在、FS2020の発売開始により市場価格が高騰しているショップもあるようです。
購入するときは発売前の市場価格と比べると良いでしょう。

専用のラダーペダルが無いとプレイできないわけではありません。
ジョイスティックひねりラダーを使う、ハンコンのアクセル・ブレーキをラダーペダルとして使う、
単にXbox系コントローラのLRトリガーをラダーとして使う、等、代替手段もあります。

ラダーペダルの機能

以下いずれもアナログ軸に割り当てます。
ハンコンに割り当てる場合はトーブレーキ機能は妥協することになります。

  • 左右にずらすと、ヨーイング
    • 空中では旋回時に舵の釣り合いが取れていないときに踏む
      また、単発レシプロ機で勝手にロールするのを防ぐために踏むこともある
    • 着陸時は主に横風着陸でデクラブ・ウィングローするときに使う
    • 地上では前輪と連動しており、タキシング時の方向転換に使う
    • 押し込んだ側に曲がっていく
      つまり機首を左に向かせたい時は左足側を踏み、右に向かせたい時は右足側を踏む
      ジョイスティックのひねりラダーでの操作と感覚的には逆になるので、割り当てを間違えないように注意
      (ひねりラダーの場合、機首を左に向かせたい時は右側を前に出すようにひねるため)
      ラダーペダルは鐙、ひねりラダーは手綱、と覚えるといいらしい
  • 爪先でペダルを踏み込むと、トーブレーキ
    • 地上でブレーキをかけたい時に使う
    • 反映されるのは車輪のみで、エアブレーキやスポイラーとは基本的に連動しない
    • 片方だけトーブレーキをかけることで、地上での方向転換にも使える
  • 一般的に、「ラダーを踏む」と表現する場合、トーブレーキではなくヨーイングの方を指すことが多い
    • 「ラダーを蹴る」と表現する人もいるが、意味は「ラダーを踏む」と同じ
    • トーブレーキの場合は「ブレーキをかける」

Thrustmaster

Thrustmaster TFRP Flight Rudder Pedals

おなじみThrustmaster社が販売するUSB接続のコンパクトなラダーペダル。
他の製品に比べれば値段も手頃で、Amazon等の通販で購入できるため、購入の第一候補に挙がってくる。

  • テンションは軽く、精密な操作もやりやすい。
  • 足と足の間がやや狭い。
  • FS2020発売前の価格は12,000円程度だった。ぼったくられないように注意。
  • ソフトウェアによりキャリブレーションやデッドゾーンの設定が可能。
  • USBの接続部が脆弱であり、接触不良になったり断線しやすい。
  • 公式の電話サポートでは中国人に繋がるので注意。名ばかりのサポートと考えた方が良いだろう。

TPR: Thrustmaster Pendular Rudder

高級品。高いだけあって色々とリアル。

Saitek

PRO Flight Rudder Pedals

恐らく国内で一番入手しやすい。
それなりに作りもしっかりしている。

・左右のペダルの幅が広く楽な姿勢で操作できる(この違いは大きい)。
・中央のダイヤルでラダーのテンションを調整可能。
・ペダル自体の長さが調節可能なので、トーブレーキの操作感も調整可能。
・幅広なので大きさもあるが、安定している。(使わないときは場所をとる)