アズカバンほうりこみ4

Last-modified: 2017-10-01 (日) 16:51:28

上の方でグビっと飲むという表現は変だと書いたものです。
三巻の日本語版が見つからないので、UKの原書のほうから。
p218
he drank deeply.it was most delicios thing he had ever tasted and
seemed to heat every bit of him from the inside.
なんでhe drank deeply.がグビっとになったんだろう。
エキサイト翻訳にかけてみたらこうなった。
彼はdeeply.itを飲みました。彼がそれまでに味わった中で最も美味しいことであり、
内部から彼のあらゆるビット離れたところで暖まるように思えました。

邦訳のページみつけますた。

ハリーはグビッと飲んだ。(3巻10章p260)

He drank deeply.(UK p149)

原文のニュアンスは「深くじっくり味わった」ってことかと思ったんだけど…。
続いてはじめてバタービールを飲んだハリーの感想みたいのが書いてあるし。
deeplyは「強く」「激しく」みたいなニュアンスのこともあるらしいけど
そういう解釈なら「一気に飲み干した」とかするべきだと思うし。
…とにかく地の文に「グビッ」なんて書いちゃう感覚はわからんね。

・まとめ案

邦訳:ハリーはグビッと飲んだ。(3巻10章p260)
原文:He drank deeply.(UK p149)
試訳:ハリーはじっくり味わって飲んだ。

ハリーが『三本の箒』でバタービールを飲むシーン。
続いて「こんなにおいしいものは今まで飲んだことがない」等と
初めて飲んだバタービールの感想が書いてある。
「グビッと」という表現が例によって口語的で地の文にふさわしくないばかりか
deeplyのニュアンスとしても適切ではない感じがする。
このdeeplyは「深くじっくり味わった」という意味ではないか。

↑このdeeplyは一気に飲み干したのでなく、やっぱり上記のようなニュアンスだと思うのですがどうでしょうか。

「グビッという表現は大人が喉を鳴らして酒を飲む様子を思わせ下品な印象がある。」
みたいな意見を加えたらどうでしょう。あと若干書き直してみました。

・まとめ訂正案
ハリーが『三本の箒』でバタービールを飲むシーン。
「グビッと」という表現は地の文にふさわしくないし、
大人が喉を鳴らして酒を飲む様子等を思わせ下品な印象がある。
またdeeplyのニュアンスとしても適切ではない感じがする。
続いて「こんなにおいしいものは今まで飲んだことがない」等と
初めてバタービールを飲んだ感想が書かれていることから考えても
このdeeplyは「深くじっくり味わった」という意味ではないか。

>大人が喉を鳴らして酒を飲む様子等を思わせ下品な印象がある

いくらなんでもそれは無いですが。

私はすごくそう思うな。見解の違いだね。
子供がジュースをグビグビ飲むとは言わないと思うし
令嬢がワインをグビグビ飲むともいわない感じ。

私も「グビッ」は品のないオヤジがビール飲んでるみたいなイメージだけどな。
でもそれはないという人もいるならここを
「大人が喉を鳴らして酒を飲む様子を思わせるということで品がないという印象を持つ人もいた」
とすればいいかもね。

ぐぐってみたら、「ぐびっと飲む」のはよく冷えたビールか
ビン入り牛乳にほぼ限られているようだ。
のど越しサイコー!って感じ?

確かに「グビッ」は冷たいビールか牛乳をのむときの表現を思わせるな。
喉が渇いて暑くてとにかく冷たい水分が欲しいときのややはしたない飲み方かも。
バタービールみたいな温かい飲み物を味わって飲む感じとは対照的なニュアンスだな。

・まとめ修正案

邦訳:ハリーはグビッと飲んだ。(3巻10章p260)
原文:He drank deeply.(UK p149)
試訳:ハリーはじっくり味わって飲んだ。

ハリーが『三本の箒』でバタービールを飲むシーン。
「グビッと」という表現は口語的で地の文にふさわしくない。
また大人が喉を鳴らしてビール等を飲む様子を思わせるということで
品がないという印象を持つ人もいた。
さらにdeeplyのニュアンスとしても適切ではない感じがする。
続いて「こんなにおいしいものは今まで飲んだことがない」等と
初めてバタービールを飲んだ感想が書かれていることから考えても
このdeeplyは「深くじっくり味わった」という意味ではないか。

552 :lumos ◆kB.Rp6wEqA :2006/03/08(水) 00:09:58
たびたびすみません。
書き忘れていましたが、1件だけ、まとめ案まで出ているのにちょっとはずしたものがあります。

460さん指摘の中の「ドラマチック」を>>521さんがまとめたものなのですが。

私個人的には、トレローニーは悪い運命を大げさに宣告するのが好きなんで、
あの場面で「目をドラマチックに見開いた」のも、その芝居がかった様子だと思ったのです。
もちろんこれは、私個人がアップしようとして読み直していて感じただけのことなので、
皆さんが入れておいたほうが良いと思われれば、入れておきます。
とりあえずお知らせまで。

>lumosさんへ
まとめサイト3巻の「ずいーっと」について。
すみません。これをまとめた者ですが間違いに気づきました。

>ロンとパッドフットを追って叫びの屋敷に入ってしまったシーン。
とありますがパッドフットは別に黒犬に変身したときのシリウスの呼び名ではなく
彼の学生時代のあだ名でしたよね。
「ロンとシリウスを追って」に変えたほうがいいと思います。

あと
>be travelling around は視線が泳いでさまよっているという印象もあるが、
>それを表現するのは難しいので、意見が一致しやすい試訳としてはこんなものだろうか
とありますが、この部分は解説ではなく、スレの皆さんに同意を求めた部分ですので
つけなくていいと思います。(正しく書くならeyes are travelling around ですし)

また「ずいーっと」という表現を「古臭い」としてしまいましたが
これは古い、新しい以前に口語的でふざけたような感じの言い方であり
(古いのも確かですが)それが場の緊張感を壊しているというのが一番の問題でした。

修正案を考えてみましたがどうでしょうか。↓

ロンとシリウスを追って叫びの屋敷に入ってしまったシーン。
見回す表現として「ズーッと」「ずいーっと」が使われているが、口語的で
くだけているため地の文にふさわしくない。またこれでは場面の緊張感が台無しになり、
動揺しておびえているハーマイオニーの様子等がまるで伝わらない。
特に「ずいーっと」は古臭くふざけたような印象もあり場面にふさわしくないのでは。

歌舞伎とかの口上でありそうだね<ずいーっと

>歌舞伎とかの口上でありそうだね<ずいーっと
まとめにこれも書いて欲しい

「隅から隅まで、ずずずいーっと」口上の定番だあな~

まとめサイト 3巻の「ずいーっと」について。

565の解説、「歌舞伎の口上」を入れてまとめなおしてみました。
これを入れれば「古臭い、ふざけた印象」は書かなくても伝わると思い
省いてみましたがどうでしょうか。

ロンとシリウスを追って叫びの屋敷に入ってしまったシーン。
見回す表現として「ズーッと」「ずいーっと」が使われているが、口語的で
くだけているため地の文にふさわしくない。特に「ずいーっと」には歌舞伎等の口上を
思いだし、笑ってしまった人もいたようだ。これでは場面の緊張感が台無しになり、
動揺しておびえているハーマイオニーの様子もまったく伝わってこない。

3巻の最後の方見直してて、小さいことかもしれませんが気になったので。

>「~わたしがいつ、自分より強く、力のある人たちにヘコヘコした?~」(3巻19章p480)
>‘…When did I ever sneak around people who were stronger and more powerful than myself?…’
  (UK p271)

>「このヘコヘコしている碌でなしは、あのとき君も死んでいたら、
  それを平然と眺めていたはずだ。」(19章p488)
>‘This cringing bit of filth would have seen you die, too, without turning a hair’
  (UK p275)

叫びの屋敷のシーンでのシリウスのセリフ。
地の文ではないけれど、「ヘコヘコ」はやめて欲しい。
真剣に怒っているという感じがぜんぜん伝わってこない。
こういうときは「媚びる」とか「へつらう」とかいうちゃんとした日本語があるのに
なぜそれを使わないのだろうか。

>「~わたしがいつ、自分より強く、力のある人たちにヘコヘコした?~」(3巻19章p480)
>‘…When did I ever sneak around people who were stronger and more powerful than myself?…’
  (UK p271)

追い詰められたピーターに「シリウスがヴォルデモートのスパイだった」といわれ
憤然と言い返すセリフですね。
sneak around はまわりをうろつくみたいな意味だからこの場合「すり寄る」でもいいかも。
しかしヘコヘコもおかしいけどセリフの全体になんとなく力が入ってない感じがするのは
When did I~を直訳しすぎているからではという気もします。
日本人ならこんなときは「俺は自分より強い奴らにすり寄ったことはない!」とか
「俺は自分より強い奴らにすり寄るような人間じゃない!」とか言いそうなものですよね。

こんなときWhen did I~というのは英語ならではという感じもあるから、直訳して日本語で
「わたしが(俺が)いつ強い奴らにすり寄った?」とやったら迫力が出ないと思います。
(邦訳の「人たち」っていうのも殺人も辞さないほど怒っている男の言葉じゃないですね。)

原文の疑問形を活かして試訳するなら
『俺が自分より強い奴や力のある奴らにすり寄ったことがあるか?』ってところでしょうか。

>「このヘコヘコしている碌でなし(19章p488)
>‘This cringing bit of filth (UK p275)

これは『薄汚い腰抜け野郎』なんてどうでしょう。

ああ、なんかすごくいいかも。シリウスっぽい。
邦訳だとよくわからないうちに死んでしまった変なおじさんだけどw

「すり寄る」よりも「へつらう」のほうがいいんじゃない?

そうですね。
邦訳の「ヘコヘコする」をちゃんとした言葉に直すなら「へつらう」でしょうね。
でもシリウスがスパイ容疑かけられて怒ってるのは単に自分は俺様にぺこぺこしたりしないって
ことじゃなくて、ピーターみたいに強いものに取り入って手先になったりはしないと
いうことのようなので(‘But you, Peter―’という後のセリフから考えても)
その意味なら「すり寄る」の方が近いかなと思ったんです。
まあその辺の印象は人にもよると思うので「へつらう」にしといてもいいとは思いますが。

>「あの人は無実だ……エクスペクト―エクスペクト・パトローナム―」(3巻20章p502)
>‘He's innocent …expect―expect patronum―’(UK p281)

湖のほとりでディメンターに襲われたシリウスを助けるため
ハリーが必死でパトローナスの呪文を唱える場面。
すぐそばに倒れているシリウスを「あの人は」というのはおかしい。
「その人は」「彼は」あるいは「シリウスは」とするべきだと思う。
「こそあど」がおかしいのは今までもあったと思うけど。

ヘコヘコその他、3巻の指摘まとめてみます。

・まとめ案

邦訳:「~わたしがいつ、自分より強く、力のある人たちにヘコヘコした?~」
    (3巻19章p480)
原文:'…When did I ever sneak around people who were stronger and more
    powerful than myself?…' (UK p271)
試訳:「~俺が自分より強い奴や力のある奴らにすり寄ったことがあるか?~」

追い詰められたピーターに「ヴォルデモートのスパイだったろう」といわれ
憤然と言い返すシリウスのセリフ。
「ヘコヘコ」という表現がおかしくて真剣に怒っている感じがしない。
「すり寄る」「へつらう」「媚びる」など、この場合にふさわしいちゃんとした
日本語があるのに、このような奇妙な言い方にした理由がわからない。
また「力のある人たち」という言い方も丁寧すぎて怒っているセリフにふさわしくない。

さらにセリフの全体になんとなく力が入ってない感じがするのは
When did I~を直訳しすぎてるせいもあるのではないだろうか。
シリウスが言いたいのは「俺は自分より強い奴らにへつらったことはない」とか
「俺は自分より強い奴らにへつらうような人間じゃない」ということ。
こんなときWhen did I~というのは英語ならではという感じもある。
そのまま日本語で 「わたしが(俺が)いつ~」と訳しても迫力が出ないので
試訳のようにした方がいいのではないか。

・まとめ案

邦訳:「このヘコヘコしている碌でなしは、あのとき君も死んでいたら、
   それを平然と眺めていたはずだ。」(19章p488)
原文:‘This cringing bit of filth would have seen you die, too, without turning a hair’
   (UK p275)
試訳:「この薄汚い腰抜け野郎は、目の前でおまえが殺されたとしても
    平然としていただろう」

ピーターを殺すのを止めようとしたハリーに対するシリウスの言葉。
ここでも「ヘコヘコ」という変な表現が場面の緊張感を台無しにしている。
またwould have seen you die とは「死ぬ(殺される)ところを眺めていただろう」
という意味だが、邦訳では「死んでいたら~眺めていたはずだ」となっているので
「死体を眺めていた」とも解釈できるため、わかりにくい文になっている。

・まとめ案

邦訳:「あの人は無実だ……エクスペクト―エクスペクト・パトローナム―」(3巻20章p502)
原文:‘He's innocent …expect―expect patronum―’(UK p281)

湖のほとりでディメンターに襲われたシリウスを助けるため
ハリーが必死でパトローナスの呪文を唱える場面。
すぐそばに倒れているシリウスを「あの人は」というのはおかしい。
「その人は」「彼は」あるいは「シリウスは」とするべきではないだろうか。

原文:‘Yeah ... mind you, it's a very cheap one,’Ron said.(UK版P61)
邦訳:「ウン……だけど、安モンだよ」ロンが言った。(3巻5章P101)

スニーコスコープについて。
地の文じゃないけど、安モンはちょっとなあ…。
せめて「モン」を片仮名にするのはやめてほしい。
ルーナ登場の伏線か?w

・まとめ案

邦訳:「ウン……だけど、安モンだよ」ロンが言った。「エロールの脚にハリーへの
    手紙を括りつけようとしたら、メッチャ回ったもの」(3巻5章P101)
原文:‘Yeah ... mind you, it's a very cheap one,’Ron said.‘It went haywire
    just as I was tying it to Errol's leg to send it to Harry’(UK版P61)
試訳:「うん……言っとくけど相当ちゃちなやつだよ」ロンが言った。「ハリーに送ろうとして
    エロールの脚にくくりつけようとしただけで狂ったみたいに回ったんだから」 
    
スニーコスコープに興味を示したハーマイオニーに対するロンのセリフ。
原文ではなにも変な言い方をしていないのに「安モン」「メッチャ」という言葉がひっかかる。
また2番目のセリフではこのスニーコスコープがあてにならないということを言ってるので、
最初のセリフのcheapは単なる安物ということより、「ちゃちで品質が悪い」という意味ではないか。

さらに原文ではスニーコスコープをエロールの脚につけようとしたら回りだしたと書いてあるのに
邦訳では「手紙を括りつけようとしたら」となっているのは不注意によるミスと思われる。
(携帯版では安物に「やすもん」とルビ、「メッチャ」はひらがなに変わっているがミスの訂正はなし)

※この指摘を確認しようと思って邦訳と原書をみたらメッチャとか手紙をくくりつけたことになってるとか、
 他にも変な点がみつかったので加えさせていただきましたがどうでしょうか。

>最初のセリフのcheapは単なる安物ということより、「ちゃちで品質が悪い」という意味ではないか。
英語のcheapは両方の意味があるよ

cheapは「ちゃちで品質が悪い」と「値段が安い」の両方の意味があるから
日本語に訳すときは文の前後から判断して
どちらを強調するか考えなければならないということだよね。
この場合は確かに「ちゃち」にした方が意味がつながるだろうね。

「安物」というと、ロンの家庭事情からいって、ロンがすごく自分をへり下っている印象を受けます。
安価を強調するよりも、信用ならない代物であることがこの文章であると思います。
私は「ちゃち」で賛成です。

>「安物」というと、ロンの家庭事情からいって、ロンがすごく自分をへり下っている印象を受けます
ロンはまさにそういう意味もふくめてcheapって言ったんだと思うが

そうですね。へり下っているからこそ「安物」

いっそのこと「安物だし、ちゃちなやつだよ。」にしたらどうですか?

「安物」ではなくわざわざ「安モン」としてるのが変、ってことでしょ?
意味としては、「安物」でも「ちゃちなやつ」でもどっちでも
大差ない気がするけど。
むしろ「安物だよ」のほうが自然な気もする。

すみません。まとめたものですが私も読み聞かせさん同様、

安価を強調するよりも、信用ならない代物であることがこの文章
と思ったもので「ちゃち」としてしまいました。

プレゼントしたハリーに言ってるならロンがへりくだって安物を強調したとも解釈できますが
この場合は単に興味を示したハーマイオニーへの言葉なので「あてにならない品物だよ」というのが
彼の一番言いたかったことだと思うのですが・・・。
ただ原文は‘very cheap’なので「ひどい安物だよ」とすれば「ちゃち」という意味も強調できるかもしれませんね。

邦訳はよく読むとこの文にあるような‘very’とか‘just’とかニュアンスを解釈する上で大切と思われる語を
なぜか省いて訳出してあることがありますね。
原文には手紙なんて書いていないし、訳す前にしっかり読んでいないのかなと思うことがあります。

たしかに安モンはまあスルーしてもいいような問題だけど
スニーコスコープが回りだしたのはそれ自身をエロールの脚に結ぼうとしたときなのに
邦訳じゃ「手紙を括りつけようとしたら」になっているのはわりと立派な誤訳じゃないか?
こういうふうに小さい指摘から芋づる式にもっと大きなミスがみつかることもあるので
ばかにならないところはあると思うよ。

‘It went haywire just as I was tying it to Errol's leg to send it to Harry’(UK版P61)

それ(スニーコスコープ)をエロールの脚に結ぼうとしただけでめちゃくちゃに反応したと書いてある。
「手紙を括ろうとしたら」ではその状況がよくわからない。
「それ」を「手紙」とすることで訳しやすくなるとかわかりやすくなるとかいう理由もないのに
(バースデーカードと一緒に~などと意訳するならまだともかく)
勝手に変えてしまったのは訳者の不注意による単純ミスである可能性が高い。
別にたいした誤訳ではないかもしれないが、プロの校正者や編集者の手が入っていないので
細かいところのチェックがおろそかになりやすいというサンプルのひとつにはなるだろう。

試訳も「安物」でまとめ直しました。
手紙の件も少し書き方を変えました。

・まとめ修正案

邦訳:「ウン……だけど、安モンだよ」ロンが言った。「エロールの脚にハリーへの
    手紙を括りつけようとしたら、メッチャ回ったもの」(3巻5章P101)
原文:‘Yeah ... mind you, it's a very cheap one,’Ron said.‘It went haywire
    just as I was tying it to Errol's leg to send it to Harry’(UK版P61)
試訳:「うん……言っとくけどひどい安物だよ」ロンが言った。「ハリーに送ろうとして
    エロールの脚にくくりつけようとしただけで狂ったみたいに回ったんだから」 
    
スニーコスコープに興味を示したハーマイオニーに対するロンのセリフ。
原文ではなにも変な言い方をしていないのに「安モン」「メッチャ」という言葉がひっかかる。

また邦訳では「手紙を括りつけようとしたら」となっているが
原文を読むとロンがエロールの脚に結び付けようとしたitは明らかにスニーコスコープ。
一緒にバースデーカードを送ってはいるが、このitを手紙にする理由はないと思われる。
(携帯版では安物に「やすもん」とルビ、「メッチャ」はひらがなに変わっているが
スニーコスコープを手紙としてしまった件の訂正はなし)

パーシーのバッジに絡んで思い出したこと。
3巻84ページ
「――HBって『首席』じゃなかった――『石頭』の頭文字さ」(フレッドの冗談)
89ページ
バッジには『首席』ではなく『石頭』と書いてあった。(双子のいたずら)

HBから推測して首席がHead Boyの訳らしいということは中学生でもわかると思うが
『石頭』と訳された言葉がHumungous Bighead(超頭でっかち?)の訳だということは
多少英語を知ってる大人でも原書を調べないとわからないと思う。
これでは双子のジョークが意味不明なのであれ?と思うから読書が中断されてしまう。

上手い代案は浮かばないが、例えば「首席」には「ヘッド・ボーイ」とルビを振り
「HBは『首席』(ヘッド・ボーイ)じゃなかった――『偏屈坊や』の頭文字さ」
とするとか(これも苦しいけどw)何か工夫するべきだったのではないか。

かなり難しいとは思うけどこういうことろが訳者のアイデアの見せ場では。
何より意味の通る訳が難しいからあきらめてしまったという感じが
丸出しなのが良くないと思う。

私はハードヘッドかと思っていた。
こういう語呂合わせは難しいから、ルビふるだけでいいんじゃないだろうか。

そういえば、カタカナでのルビふりをあまり用いない人だね。
うまく使えば、わかりやすくて良いと思うんだけど。

パーシーのために魔法省から車が来るというセリフに続けてジョージが言う。
>「それに、小さな旗が車の前につくぜ。HBって書いてな――」
>「――HBって『首席』じゃなかった――『石頭』の頭文字さ」
>フレッドがあとを受けて言った。(3巻p84)
>‘And there'll be little flags on the bonnets, with HB on them―’
>‘―for Humungous Bighead,'said Fread.(UK版p52)

Humungous Bigheadはそのまま訳せば「超特大のうぬぼれや」かな。
これはパーシーが監督生総代に指名され得意になっているのを双子がからかっているのだから、
言葉の意味を変えてしまうと面白さがわからなくなってしまうかもしれない。
725のいうとおり下手な語呂合わせなどしないでルビふったほうがいいかも。
「ヒューマンガス・ビッグヘッド」はルビとしてはちょっと長くて読みにくいかもしれないけどね。

「HBって『首席』じゃなかった」っていう説明もいらないと思う。
このセリフの前にHBがヘッドボーイの頭文字だとわかるようにしておけばいい。
「旗にはHBって書いてあるはずだ」「超特大のうぬぼれや(ヒューマンガス・ビッグヘッド)の略さ」
とかもっとテンポ良く言わせて欲しい。そうすれば邦訳読者も少しは笑えたのでは。
とにかく今の邦訳ではパーシーとモリー以外の皆がなぜこの冗談に大ウケしたのかわからず
(そもそもこれが冗談なのかどうかもわからず)読者はポカンとするしかないのが痛い。

>バッジには『首席』ではなく『石頭』と書いてあった。(3巻p89)
>The badge now read Bighead Boy.(UK版p54)

これもルビを使うなどして原書の面白さを伝える努力をして欲しかった。

試訳:バッジの上の『監督生総代』(ヘッドボーイ)の文字は
    『うぬぼれや』(ビッグヘッドボーイ)に変えられていた。

とでもすればバッジにBigの文字が付け足されただけで意味が変わったのがわかり
邦訳読者も双子のウィットに感心して楽しく読めたと思う。

とにかく日本語で語呂あわせを試みようとかいう努力もせず
「しゅせき」と「いしあたま」の頭文字をHBにしてしまったのはあんまりだ。

石頭という言葉がどこから出てきたのかも不明だし。
(パーシーの頭が固いのは確かだけれど…)
もしかしたら日本人にわかりやすくということで「Hardhead Boy」で語呂を合わせたが
ルビをふり忘れたため意味不明になってしまったとかいうことだろうか?
だとしたら携帯版で直してありそうなものだが……これが直してないんだよね。
やっぱり静△社スタッフの考えてることはさっぱりわからん。

語呂合わせの不整合まで『おかしい』に含めたら、文芸翻訳はほぼどっかおかしいよ。
すっかりトリビアスレにみたくなってるが、普通の奴にとっては
どっちでも構わないレベルの推敲をしてるように思う。

>語呂合わせの不整合まで『おかしい』に含めたら、文芸翻訳はほぼどっかおかしいよ。

原文の冗談に対して訳者が語呂あわせをするなどしてわからせる努力をしているなら
それが気に入らないといって細かく批判するのは重箱の隅つつきかもしれないけど、

この場合は場合は語呂合わせもなにもしないで

>「しゅせき」と「いしあたま」の頭文字をHBにしてしまった

のを問題にしているわけで。
これではわけがわからないのではぁ?と思うから現実に引き戻されてしまう。
他の文芸翻訳でこんないいかげんな奇妙なものは読んだことないよ。

[わずか10秒で時速240kmまで加速できる上、止めるときはブレーキ力が大ブレークします。] ハードカバー3巻68P

工工エエエエ(´Д`)エエエエ工工

The Firebolt has an acceleration of 0-150 miles an hour in

ten seconds and incorporates an unbreakable braking charm.(UK版PB P59)
試訳
「ファイヤ―ボルトは、10秒で時速240kmまで加速する上、壊れないブレ―キ魔法を
採用しています。」

同ページの「アイルランド・インターナショナル・サイドから、先日、この美人箒を七本もご注文頂きました!」

ってのもなあ…美人箒ってなんだ?

Irish International Side's just put in an order for seven of these

beauties!'
試訳
「ちょうど今さっき、アイリッシュ・インタ―ナショナル・サイドから、この
傑作品に7本の注文が入ったとこだよ!」

もう一つ、3巻3章。

マグノリア・クレセント通りに立つハリーをシリウスがこっそり覗き見る場面。
シリウスはガレージとfenceの間の路地に隠れているわけだが、
>ハリーの背後の垣根とガレージの間の狭い隙間に、誰かが、何かが立っている。(3巻3章p45)
>そして慌てて振り返り、ガレージと石垣の間の路地を見つめた。(3巻3章p47)
同じfenceが、p45では「垣根」、p47では「石垣」と訳されている。
>someone or something was standing in the narrow gap between the garage and the fence behind him.(UK版p30)
>and turned around quickly to stare at the alleyway between the garage and fence.(UK版p31)

イギリスの普通の住宅街でfenceといったら木製のフェンスだと思うが。

垣根はhedges, 石垣ならstone wallだし。
誤訳だね。

さぁ気を取り直して、と言いたいところだけど、目を疑いたくなるような文を発見。

3巻3章p50
>スタンが戻ってきた。その後ろに旅行用マントに包(くる)まった魔女が緑色の顔を青くしてついてきた。
UK版3章p32
>Stan came back downstairs, followed by a faintly green witch wrapped in a travelling cloak.
「緑色の顔を青くして」って、もうなんともコメントしがたい…
「旅行マントに身を包み、かすかに青ざめた魔女が後に続いた。」とか?

そこまでいくともう中学生レベルの英文和訳だな

greenってことは気分が悪くて顔色悪くなってる状態だよね
やきもち焼いてる時も顔がgreenになるっていうけど、この場合は違うだろうしw

ナイトバスの運転が乱暴で車酔い状態の魔女ってことだな

541 :携帯版チェック ◆vNFYAR5c0g :2006/02/06(月) 21:28:15

3巻3章
p45「ハリーはまたトランクを開け、」→「ハリーは再びトランクを開け、」(49)
p45「中身をわきによけはじめた――が、」→「中身を脇に押しのけた。――しかし、」(49)
p45「何か図体の大きいものの」→「何か図体の大きなものの」(50)
p46「トランクにぶつかり、ハリーは足を」→「トランクにぶつかり足を」(50)
p47「隙間のあたりを指した。」の後に改行。(51)
p48「巾着を引っ張り出し、」→「巾着を引き出し、」(53)
p49「軽蔑したような声を出した。」の後の改行なし。(54)
p51「スタンレーが」→「スタンリーが」(55)
p51「ブラックいまだ逃亡中」から「起きるのではと恐れている。」まで枠。(56)
p52「てーした騒ぎだったしなぁ、」→「てーした騒ぎだったなぁ、」(57)
p53「魔法使い一人と、」→「魔法使いが一人と、」(59)
p54「しでえ話じゃねえか?」→「しでえ話じゃぁねえか?」(59)
p54「ブラックがなにしたと思う?』」の後に改行。(59)
p54「隠蔽工作がてぇへんだったよなぁ、」→「隠蔽工作がてぇへんだったなぁ、」(59)
p56「『ロンドンのどのあたりだい?』」→「『ロンドンのどの辺だい?』」(61)
p57「スタンは大喜びだった。」の後の改行なし。(63)
p58「ハーハー、ゼーゼーが聞こえ、」→「ハァハァ、ゼイゼイが聞こえ、」(63)
p59「『魔法事故巻戻し局』から二名を」→「『魔法事故リセット部隊』の二名を」(65)
p60「『そこで、残る問題は――』」の後に改行。(66)
p63「磨き上げた樫材の家具が」の「樫材」のルビが「オーク」→「かしざい」(70)

3巻4章

p66「朝食が終わると、ハリーは」→「朝食のあと、ハリーは」(72)
p69「薬問屋に行って『魔法薬学』の」→「薬問屋で『魔法薬学』の」(75)
p69「歩道用のコンクリートほど大きい」→「歩道用のコンクリートブロックほど大きい」(75)
p69「ペットを新しく飼って、手伝ってほしいのかもしれないと」
→「ペットを新しく飼い、ハリーに手伝ってほしいというのかもしれないと」(75)
p70「ハリーを店の奥へと案内した。」→「ハリーを奥へと案内した。」(77)
p70「占いに関する本だけを集めた」→「占いに関する本を集めた」(77)
p71「『はい』」の後に改行。(77)
p71「『三年生用の基本呪文集』」→「『基本呪文集・三学年用』」(78)
p71「洗面台の上の鏡に」→「洗面所の鏡に」(78)
p72「死の前兆のはずがない』」の後の改行なし。(78)
p72「『勝ち目はないよ、坊や』」の後の改行なし。(78)
p72「ロンとハーマイオニーに会えるだろう―」→「ロンとハーマイオニーに会える。―」(79)
p73「ロンは屈託がない。」の後に改行。(80)
p74「ホグワーツ校のいろんなものも」→「ホグワーツのいろんな物も、」(81)
p74「『それじゃ、新しい教科書とか、」→「『じゃ、新しい教科書とか、」(81)
p74「そんなにたくさんどうしたの?』」の後の改行がなくなっている。(81)
p75「目配せしながら言った。」の後の改行なし。(81)
p76「何かあるかどうか探せるし、」→「何かあるか探せるし、」(83)
p76「そこで三人はアイスクリームの」→「三人はアイスクリームの」(83)
p77「『エー―』」→「『えーと―』」(84)
p79「『高級箒用具店』」→「『高級クィディッチ用具店』」(85)
p80「出っ張りを指差した。」の後の改行なし。(87)
p81「『お変わりないでしょうね?』」の後の改行なし。(89)
p82「『ご機嫌うるわしく』」の後の改行なし。(89)
p82「ジョージがハリーの手を取った。」の後の改行なし。(89)

子の1人称〉

p83「パーシーが鼻高々で言った。」の後に改行。(90)
p84「どうしてお役所から車が来るんですか?』」の後に改行。(91)
p86「ウィーズリー氏がやり返した。」の後の改行なし。(94)
p87「発明すると同じぐらい」→「発明するのと同じぐらい」(94)
p90「『最悪の事態が来ると知ったとき、あなたはどうするか……』」が薄い色の文字に。(98)

携帯版チェックさん、いつもいつもありがとう。

大変な作業お疲れ様です。
こうしてみると、まさに「1行1行検証している」としか思えませんね。
それなのに、大木のねじれは直さずに、先っちょの葉っぱを
ああ切ったりこう切ったりしているみたいな修正。
せっかく修正しているのに、がっがりです・・・。
本当に、英語と日本語の能力のあるチェックマンはいないみたいで。

>p90「『最悪の事態が来ると知ったとき、あなたはどうするか……』」が薄い色の文字に。

なんでいちいち字の濃さを変えたがるかなー?
その場所って原書だと普通のイタリックになってるだけなんだけど。

大木がねじれてるということにまったく気づいてない、

に10000000ガリオン!

578 :携帯版チェック ◆vNFYAR5c0g :2006/02/07(火) 17:04:18

3巻5章
p92「ハリーがそう切り出したが、」→「ハリーはそう切り出したが、」(100)
p95「『あ、ペネロピーがいる!』」の後の改行なし。(103)
p95「ウィーズリー夫人は子どもたち」→「ウィーズリーおばさんは子どもたち」(103)
p95「手提げカバンを取り出した。」の後に改行。(104)
p95「『ハリー』」の後に改行。(104)
p95「ウィーズリー氏がそっと呼んだ。」の後に改行。(104)
p96「ウィーズリー夫人を囲む群れを」→「ウィーズリーおばさんを囲む群れを」(104)
p96「ウィーズリー氏について柱の」→「ウィーズリーおじさんについて柱の」(104)
p96「ウィーズリー氏は気遣わしげに」→「ウィーズリーおじさんは気遣わしげに」(105)
p96「『怖くありません』」の後の改行なし。(105)
p96「ウィーズリー氏が信じられないと」→「ウィーズリーおじさんが信じられないと」(105)
p97「ウィーズリー氏はその名を」→「ウィーズリーおじさんはその名を」(105)
p97「ウィーズリー夫人が呼んだ。」→「ウィーズリーおばさんが呼んだ。」(105)
p98「ウィーズリー氏を見つめた。」→「ウィーズリーおじさんを見つめた。」(106)
p98「ウィーズリー氏はますます」→「ウィーズリーおじさんはますます」(106)
p98「ウィーズリー夫人が叫んだ。」→「ウィーズリーおばさんが叫んだ。」(106)
p98「コンパートメントのドアまで走った。」→「ドアまで走った。」(106)
p98「プリプリしながら出ていった。」→「ぷりぷりしながら離れていった。」(107)
p99「『この人、誰だと思う?』」の後の改行なし。(107)
p101「『それ、スニーコスコープ?』」の後に改行。(110)
p101「顎で指しながら注意した。」の後の改行なし。(110)
p102「数センチ浮き上がるんだ』」の後の改行なし。(111)
p103「そうおっしゃるだろうな』」の後の改行なし。(112)
p104「『ロン、やめて!』」の後の改行なし。(113)

(3巻5章続き)

p104「三人ともぎくりとして」→「三人は、ぎくりとして」(113)
p105「丘陵風景を霞むほどの」→「丘陵風景が霞むほどの」(115)
p106「ホグワーツ行特急での最初の」→「ホグワーツ特急での最初の」(115)
p106「『そいつは誰だ?』」の後の改行なし。(116)
p107「指差してシッと言った。」の後の改行なし。(116)
p111「ハリー! しっかりして』」の後の改行なし。(121)
p112「『ああ』」の後の改行なし。(121)
p112「『さあ』」の後の改行なし。(122)
p112「一切れを渡しながら言った。」の後の改行なし。(122)
p113「杖を取り出したの』」の後の改行なし。(123)
p113「ハーマイオニーが続けた。」の後の改行なし。(123)
p114「ロンが気持悪そうに」→「ロンが気味悪そうに」(124)
p114「なんだかわからなかった。」→「何がなんだかわからなかった。」(124)
p116「『失せろ、マルフォイ』」の後の改行なし。(126)
p118「それだけで十分恥ずかしい」→「それだけでも十分恥ずかしい」(128)
p119「『この子にはどんな処置が必要ですか?』」の後に改行。(129)
p119「マクゴナガル先生がきびきびと聞いた。」の後に改行。(129)
p119「今夜は医務室に泊めた方が」→「今夜は病棟に泊めたほうが」(129)
p119「みんなにくださったんです』」の後に改行。(130)
p120「『そう。本当に?』」の後の改行なし。(130)
p120「マダム・ポンフリーは満足げだった。」の後の改行なし。(130)
p121「『いったい何だったの?』」の後の改行なし。(131)
p122「ディメンターはいたずらや変装に」→「吸魂鬼は悪戯や変装に」(132)
p122「ディメンターには生来できない」→「吸魂鬼には生来できない」(132)
p122「ディメンターといざこざを」→「吸魂鬼をいざこざを」(132)
p124「ダンブルドアが宣言した。」の後に改行。(134)

改行の変更が妙に多い5章…。

改行についてはいちいち言及しない方が、どこが変更されたかわかりやすいでしょうか?
「ウィーズリー氏」→「ウィーズリーおじさん」、「ディメンター」→「吸魂鬼」も
多いですが、これは変更されずに、「氏」、「吸魂鬼」のままの部分もあるので、個別に書きました。

そうか…なぜか3巻ではウィーズーリー夫妻が氏、夫人になってることが多いと思ったら

やっぱり携帯版では何箇所かおじさん、おばさんに変えてきたんだね。
使い分けの基準はさっぱりわからんけど。

ハーマイオニーも猫撫で声w

>「大丈夫よ、クルックシャンクス」
ハーマイオニーが籠の外から猫撫で声で呼びかけた。
「汽車に乗ったら出してあげるからね」(3巻5章p93)
>‘It's all right,Crookshanks,'Hermione cooed through the wickework,‘I'll let you out on the train.'(UK,p56)
猫に猫撫で声で話しかけてる・・・もしや正しい使い方?!
一箇所ぐらい「猫撫で声」が適切に使われてる例はないのだろうか。

原文中のcooedは★優しい声で話しかけた。★ささやくように話しかけた。

とするのが普通かと。

3巻13章331p

みんなが地上に降り立つと、ウッドは一言も文句のつけようがなかった。
ジョージ・ウィーズリーが、そんなことは前代未聞だと言った。
「明日は、当たるところ敵なしだ!」
文頭と文末がうまくつながってない感じ。こそあどの使い方もなんか妙。
それと、『向かうところ』じゃないのかな?
原書だと何かひねった台詞になってるから
あえて『当たるところ』にしてあるの?

>それと、『向かうところ』じゃないのかな?

まじ、笑ってしまったw
ほんと、そのとおりだよね
やっぱりプロ校正者雇わないで、自分たちだけでチェックしてるとしか思えない

>文頭と文末がうまくつながってない感じ。

いっぱいあるよね。例えば
>「漏れ鍋」の狭い階段を、全員のトランクを汗だくで運び出して出口近くに積み上げたり、
ヘドウィグやら、パーシーのコノハズクのヘルメスが入った籠をそのまた上に載せたりと、何やかやでそれどころではなかったのだ。(3巻5章p93)
>アルバス・ダンブルドアは誰もが自然に信用したくなる気持にさせる。(3巻5章p121)
階段やらトランクやらを汗だくで運び出したらしいよw
どうしてこういうへんな文章に携帯版であれだけ細かくチェックしてるくせに気がつかないんだろう…

プロ校正者云々以前に翻訳スタッフの日本語能力が

一般の人と比べてもきわめて低いとしか思われない件。

英文って関係代名詞とかでどんどん長くしていけるけど、

日本語はもっとセンテンス短い原語だよね?
長い原文は、うまく2つ3つに切った方がわかりやすいしリズムもいい
・・・と中2くらいの時に習った希ガス。

「一言も文句のつけようがなかった」という表現ももたついているよね。

あと「前代未聞」というのも不祥事のときとかに良く使われる言葉でここにはふさわしくないような。
…and by the time they hit the ground again, Wood didn’t make a single criticism to make,
which, as George Weasley pointed out, was a first.
‘I can’t see what’s going to stop us tomorrow!’(UK 189)
★皆が再び地上に降りたったとき、ウッドは一言も文句を言わなかった。
こんなことは初めてだとジョージ・ウィーズリーが言った。
「明日は向かうところ敵なしだぞ!」
まあ邦訳もカンマや関係詞のところで文を分けたりはしてるようなんだけど。

原文には「なんやかや」にあたる言葉はなかった。

邦訳はなんか余計な言葉をはさんで文を長くしているような。
…they were too busy heaving all their trunks down the Leaky Cauldron’s
narrow staircase and piling them up near the door, with Hedwig and Hermes,
Percy’s screech owl, perched on top in their cages.(UK p57)
★「漏れ鍋」の狭い階段からやっとの思いで全員のトランクを下ろし、
ヘドウィグやヘルメス ―パーシーのコノハズク― が入った鳥かごと一緒に
ドアの近くに積み上げたりするのでとても忙しかったのだ。
↑「パーシーのコノハズク」をダッシュにはさんでみたよ。
こんなときこそ使ったらいいのにと思うんだが。

>アルバス・ダンブルドアは誰もが自然に信用したくなる気持にさせる。(3巻5章p121)

You could't help trusting Albus Dumbledore,(UK p71)
○アルバス・ダンブルドアは信頼せずにはいられない人だ。
~誰もが自然に信頼したくなる人だ。でもいいけれど
信用したくなる気持ちにさせる。というのは日本語としてありえないね。

616 :携帯版チェック ◆vNFYAR5c0g :2006/02/08(水) 19:31:24

3巻6章
p129「僕」→「俺」(139)〈フレッドとジョージの一人称、以降同様〉
p129「クィディッチの第一戦のあとで」→「クィディッチ第一戦のあとで」(139)
p130「ロンが笑い出した。」の後の改行なし。(140)
p130「一度に三つのクラスに出るわけないでしょ』」の後に改行。(140)
p131「スカンクの死骸を」→「ケナガイタチの死骸を」(141)
p131「まだスカンクを」→「まだケナガイタチを」(141)
p131「北塔」のルビが「ほくとう」→「きたとう」(141)〈p133でも同様〉
p132「なにしろ刀が長過ぎて」→「なにしろ剣が長すぎて」(143)
p133「道をご存じありませんか?』」→「道をご存知ではありませんか?』」(143)
p133「驚き呆れるご婦人方の」→「驚き呆れる婦人方の」(144)
p137「トレローニー先生はかまわず続けた。」の後に改行。(148)
p139「頭がボーっとなっていた。」→「頭がぼーっとなった。」(150)
p140「『ちょっと山高帽みたいな形に」→「『何か山高帽みたいな形に」(151)
p140「トレローニー先生がキッと」→「トレローニー先生は、キッと」(152)
p143「カバンを閉めた。」→「カバンを閉じた。」(154)
p145「変身の授業が終わり、」→「『変身術』の授業が終わり、」(157)
p146「ロンが取り落としたフォークが」→「ロンの取り落としたフォークが」(158)
p146「とってもいい加減だと思うわ』」の後に改行。(159)
p154「ハリーを乗せ、バックビークは」→「バックビークはハリーを乗せて」(167)
p154「この瞬間を恐れていたのだ。」→「この瞬間を恐れていた。」(167)
p154「滑らかな首が下を向いたとき、」→「滑らかな首が下を向くと同時に、」(167)
p155「『簡単じゃあないか』」の後に改行。(168)
p157「波乱に富んだ一日だったと言えなくもないよな』」の後に改行。(170)
p160「『さっぱりした』」の後に改行。(173)

3巻7章

p176「どんな姿に変身すれば」→「まね妖怪はどんな姿に変身すれば」(191)
p176「ルーピン先生がそう言うと、」→「ルーピン先生がそう言い、」(191)
p176「ハーマイオニーがちょっぴりがっかり」→「ハーマイオニーはちょっぴりがっかり」(191)
p177「わたしに続いて言ってみよう……」→「私に続いて言ってみて……」(192)
p178「『ネビル、ボガートが洋箪笥から」→「「ネビル、まね妖怪(ルビ:ボガート)が洋箪笥から」(194)
p184「どうして水晶玉なんかが怖いのかしら?』」の後に改行。(200)
7章はこれだけです。
前の章までの変更点の多さに比べるとあまりにも不自然。
漢字→平仮名などの変更は前章までと同じようにされているが、
重要な変更をする権限を持つ人の手が入っていない感じ…。

>ロンが曰くありげな目でハリーを見た。ロンが振り返ると、マルフォイがジーッと見つめていた。(3巻7章p167)

>Ron repeated, looking significantly at Harry. He turned around and saw Malfoy watching closely.(UK,p96)
ここ、それぞれ自分の本で前後の文脈を見ていただきたいのですが、
2回目の「ロンが」は「ハリーが」の間違いではないかと思います。
ハリーとロンが向かい合わせで座っており、
ハリーの後ろにいるマルフォイの視線に気がついたロンがハリーに目配せして、
ハリーが振り向くとマルフォイがハリーを見ていた、ということだと思うのですが。

>2回目の「ロンが」は「ハリーが」の間違いではないかと思います。

確認したけどそのとおりだと思う。よく気づいたね。
次のセリフ「マルフォイ、なんだ?ほかに皮をむくものでもあるのか?」は
ハリーのセリフだし。(ハリーはスネイプの命令で萎び無花果の皮をむいてやったから。)
それからRon repeated の訳も抜けてるし。(どこまでいい加減なんだ!)
この直前にシェーマスが、あまり遠くないところでブラックが発見された
という話をしていてロンがその言葉を繰り返すんだよね。
それは、すぐそこにマルフォイがいるぞ、という意味もこめられてたんじゃないかと思う。
★「ここからあまり遠くない…」
ロンはハリーに目配せしながらシェーマスの言葉を繰り返した。
ハリーが振り返るとマルフォイがじっと見つめていた。
こういう感じなら筋がとおるよね。

ドラコの変な行動を2つ。

>「ああ」マルフォイは勇敢に耐えているようなしかめっ面をした。(3巻7章p162)
>‘Yeah,' said Malfoy, putting on a brave sort of grimace. (UK,p95)
>マルフォイは悲しむふりが見え見えの口調だ。(3巻7章p164)
>said Malfoy, in a tone of mock sorrow. (UK,p95)

まだまだ続く3巻7章...今度はルビ。

「怪獣像」のルビが「カーゴイル」になってる。(3巻7章p168)
携帯版でも変更なし。

松氏お得意の変身術w

>太った灰色葦毛の馬(3巻6章p132)A fat, dapple-grey pony(UK p77)
>仔馬(3巻6章p132)his pony (UK p77)
この2頭は同じ馬だと思われます。
>「ポッピー、吸魂鬼なのよ」(3巻5章p119)‘It was a Dementor, Poppy,'(UK p70)
>「すまないね、ポピー。(省略)」(3巻21章p511)‘My apologies, Poppy,...'(UK p286)
二人ともマダム・ポピー・ポンフリーです。
>ふかふかした小さな丸椅子(3巻6章p134) fat little pouffes (UK p79)
>ネビルは長椅子から転げ落ちそうになった。(3巻6章p136)
Neville, who almost toppled off his pouffe, (UK p80)
両方、トレローニー先生の部屋にあるpouffeです。
pouffeは辞書に、
「(座ったり足を載せたりする)厚いクッション」と書いてあるのですが、
これは「丸椅子」と訳していいものでしょうか。

「足のせ台」って訳すこともあるみたいですね。

>太った灰色葦毛の馬(3巻6章p132)A fat, dapple-grey pony(UK p77)

>仔馬(3巻6章p132)his pony (UK p77)
両方、厳密に言えば誤訳ですね。
ポニーは小型種の馬で、ただの馬でも仔馬でもないから。
dapple-greyを灰色葦毛としたのは間違いじゃないけど子供にはイメージしにくいかな。
「灰色に黒いぶちがある太ったポニー」としてもいいけれど
単に「太ったまだらのポニー」でもいいかもしれませんね。

大小いろいろなpouffeがあるんですね。

「足のせ台」でもいいけどふかふかした感じが良くわからないから
単に「足を乗せるクッション」と訳してもいいかもしれませんね。
日本の家具屋ならたぶんこういうのスツールって言うと思います。
背もたれのない小さなイスっていう認識ですね。
ネビルみたいにお尻を乗せることもあるならそれでもいいかな??

そうですね、日本だとスツールって言った方がわかりやすいかもしれませんね。

トレローニー先生のは「ふかふかしたスツール」とか?
そういえば、イギリスに来たばかりの○○年前、Pouffeって言葉を知らなくて
stoolと言ったら、周りのイギリス人に「それは違うべ」と正しい呼び名を教えて
もらったの、今思い出しましたw
イギリスでstoolというと、足の長い背もたれなし椅子を指すので・・・・。

私は英国滞在経験はありませんが、スツールと聞くと、

英在さんがあげてくれたような足の長い背もたれなし椅子を思い浮かべますよ。
やっぱりpouffeはクッションかな。

>「ああ」マルフォイは勇敢に耐えているようなしかめっ面をした。(3巻7章p162)

>‘Yeah,' said Malfoy, putting on a brave sort of grimace. (UK,p95)
バックビークにやられた傷をおおげさに痛がってるとこだよね。
『マルフォイはいかにもけなげに耐えているという様子で渋面をつくってみせた。』
…なんてどう?
>マルフォイは悲しむふりが見え見えの口調だ。(3巻7章p164)
>said Malfoy, in a tone of mock sorrow. (UK,p95)
マルフォイがハグリッドに同情するようなセリフをいったシーンだね。
もちろん本気じゃないし本気を装うつもりもない。
ハリーたちをからかうのが目的でばかげた言い方をしているはず。
「悲しむふりが見え見え」ではわざとばれる芝居をしているのがわかりにくい(?)よね。
ここは『わざとらしく悲しそうに言った』などとするか
単に『芝居がかった調子で言った』とするだけでもいいと思う。
(マルフォイのセリフが「気の毒に~」で始まるからわざわざ悲しそうとかいう
言葉をつかわなくてもそういう芝居をしてみせたのはわかるはず)

629 :英在 ◆hSmsbjjvMg :2006/02/08(水) 22:34:41

pouffeっていうと、クッション風なのが多いけど、
なかにはこんなのもあるんですよねーw

ttp://www.jgretro.com/files/hw777pouffe1x.JPG

実はYahoo UKでpouffeの画像検索すると、↑みたいなのが
結構いっぱい出てくる。
もしかして、訳者さんたちもそうやって画像調べてあの訳に
なったのかもなー、なんてひそかに思っている私w
トレローニー先生のPouffeがどういうものなのかは本を読んだだけじゃ
わからないので、とにかく日本人が一番イメージ浮かべやすい言葉を
使えばいいんじゃないかな、とは思うんですが・・・・・。
その国の人になじみがないものを巧く訳すのは難しいですね。
ただ、ネビルが座ってたPouffeを「長椅子」としてしまったのは100%誤訳でしょうw

623の一番下や>>629みたいな「足のせ台」は

日本ではオットマンと呼ばれてない?
スツールは背もたれのない椅子というイメージだし、
足を載せるのでなく腰かけるものでしょ。

オットマンは私も考えたけどまだそんなに一般的な言葉じゃないから

本の中にいきなり出てきたらアトリウムと同じように首かしげちゃう人もいそう。

>「見え見え」って地文に使うには口語的すぎない?

そうだね。ちょっと前に出た「何やかや」もそうだしそういうのいっぱいあるね。
訳に困ると地文にそういう口語的な言葉をもってきてニュアンスを誤魔化そうとしているような印象がある。

だから、「見え見え」なんて口語的言葉を地文に使っちゃったり、アトリウムなんて

一般的じゃない言葉をそのまま使っちゃったり、なんて問題もちゃんとしたプロの校正者を
雇ってれば充分防げたこと。
プロ校正者にチェックさせたら、ほとんど全ページ、訳やり直しになると思うよ。

3巻5章、ハリーたちが車でキングズ・クロス駅に向かう場面。魔法省の役人が迎えに来る。

>二台ともエメラルド色のビロードのスーツを着込んだ胡散臭い魔法使いが運転していた。(3巻5章p93)
>...,each of which was driven by a furtive-looking wizard, weaing a suit of emerald velvet. (UK p57)
なぜ魔法省が「胡散臭い魔法使い」をわざわざ送り込んできたの?あやしい!と思っていたのですが、
furtive-lookingってちょっと違うじゃん!
ここはハリーを安全に駅まで運ばなくちゃだから、
周りを気にして神経を張り詰めている魔法使いという意味では?

私もそう思います。派手な色のビロードのスーツなんか着た魔法使いは

マグルの目から見たらすごく胡散臭いからこんな訳になってしまったのかなw
しかしどんな訳がふさわしかったのかはちょっと難しいですね。
『エメラルド色のビロードのスーツを着てあたりに気を配っている様子の魔法使い』
でもいいけれど、これでは日本語の主語節としては長すぎるし。
『どちらの車も運転手はエメラルド色のビロードのスーツに身を包んだ魔法使いで
あたりに油断なく気を配っていた』と意訳気味にしてもいいかもしれませんね。

looking furtivelyじゃなくて、

furtive-lookingなんだから、
「人目を忍ぶような様子の」ってことだと思うが

>「人目を忍ぶような様子の」ってことだと思うが

それが一番一般的な訳だと思いますど、ここはこそこそ人目を
忍んでいるというよりはどこにブラックが潜んでいるかわからないので
危険がないかあたりを伺ってる感じなのかなと思ったんですけど。
人目を忍ぶにしては派手な格好してるしw(魔法使いだから仕方ないか)

エメラルド色のビロードのスーツっていうとすっごく怪しいけど

ちょっと明るい感じの緑色でベルベッド素材の制服を着た運転手だと考えれば
そう変じゃないと思うよ。

659 :まとめサイトの人へ:2006/02/09(木) 07:38:53

更新お疲れ様です。
1つ訂正があります。
Charmsの訳語は
「妖精の魔法」(1,2巻ハードカバー)
「妖精の呪文」(1,2巻携帯版)
「呪文学」(3巻以降)   が正しいです。

「忍びの地図」に書いてある

>われら「魔法いたずら仕掛人」のご用達商人がお届けする自慢の品(3巻10章p249)
>Purveyors of Aids to Magical Mischief-Makers are proud to present (UK p144)
この「魔法いたずら仕掛人」のご用達商人っていう部分の意味がわからないんだけど。
わかる人教えてくれ。

その文を見ると忍びの地図は

「悪戯仕掛け人」が利用している商人が作ったかのようだね

松さんはしょっちゅう、まるで物体が行動してるような文章を書く癖があるよね!

690

つまり原文は、
”悪戯仕掛け人が利用する商品の「調達人」がお届けする自慢の品”
って意味なんだよね。
「Purveyors」=「調達人」って単語自体が抜けちゃってるんじゃないか?

Messrs Moony, Wormtail, Padfoot and Prongs

Purveyors of Aids to Magical Mischief-Makers are proud to present
(UK p144)
Purveyors=調達人、御用商人
Aids=お助け道具
Magical Mischief-Makers=魔法のトラブルメーカー
are proud to present=自信を持って提供する
一番最初のMessrsはMrの複数形の書き言葉で社名の前に用いるらしい。
4人組は自分達を魔法のいたずら小僧たちの御用商人(調達人)
といっておどけているのだろう。
でも日本語ではここで商人と言ってしまってはわかりにくいかもね。
★我らはムーニー、ワームテイル、パッドフット、プロングズ
 魔法のトラブルメーカーのためのお助け道具の調達人
 ここに自信をもって提供する~
とやればわかりやすかったかも。

>社名の前に用いるらしい

とは限らないよ

そうだった?すまん。

ジーニアスの大英和とかにそんなふうに載ってたもんだから。

Messrsはミスターの複数形ってだけのこと。

社名にそれがついてるのが多いのは、苗字の違う複数の人が創立者になってる
会社があるから。
それだけのことさw

しかしやっぱここでは四人組がいたずらグッズの会社を気取って

Messrsと書いたのじゃないの?

Purveyorsってなってるから多分そうだとは思うけど、

698,701で言ってるのはMessrsという言葉の一般的使い方ってこと

695が言ってるみたいに必ずしも会社名につけるとは限らないってこと

ガイシュツかもしれないけど、アーガス・フィルチが「管理人」になってるのはオケー?

学校なんだから「用務員」だと思うんだが?管理人って言うとマンションの管理人みたい。

「用務員」は職業差別語ということで、自主規制対象ですw

共同通信の記者ハンドブックでは、校務員または校務主事に書き換え推奨w

「穢れた血」が差別用語だなんてそれこそハーマイオニーに対する差別だと思うけど

に言い換えてもいいぞ。「対象が差別されるべきでない」のと「蔑称を避けるべきでない」は別。

なんで用務員が蔑称なんだ?へんなの

議論の邪魔してごめんなさい。

「用務員」が差別語だとは思いませんが、
携帯版3巻10章で用務員が管理人に変更されています。

とにかく、用務員は混血と同じで本に出しにくい言葉ということなんだね。

フィルチの仕事は原文ではcaretaker?
世話人も変だし学校の建物の管理もしてるみたいだから管理人でしょうがないのかなあ。
>携帯版チェックさん
乙っす。
>p249「用務員の飼い猫」→「管理人の飼い猫」(275)
おお、うわさをすればこの変更w
なんか携帯版はずいぶん改行を増やしてるみたいだけどますます間延びしたレイアウトになってそう。

「管理人」はおかしいと思うよ

用務員がだめなんだったら校務員でいいんでは?

用務員さんの呼称は差別的といわれるたびに変更され

小使いさん→用務員→校務員、管理作業員…ときてるから
たぶんそのうち校務員も差別語になるかもしれないよ。
とにかく学校で雑用をする仕事の人を馬鹿にしている人たちが
いるんだろうね。なんでかしらんが悲しいことだ。

713 :携帯版チェック ◆vNFYAR5c0g :2006/02/09(木) 22:51:23

3巻8章
p186「『あのローブのざまを見ろよ』」の後に改行。(202)
p187「競技場の両端に立つ」→「ピッチの両端に立つ」(204)
p188「金のスニッチという羽の生えた」→「金色の、スニッチという羽の生えた」(204)
p191「カバンを引き寄せ、」→「カバンを引きよせて、」(208)
p191「どうだっとばかりに大げさに」→「どうだ、とばかりに大げさに」(208)
p192「ハーマイオニーが悲鳴をあげた。」の後に改行。(208)
p192「ロンが叫んだ。」の後に改行。(209)
p192「『見ろよ!』」の後に改行。(209)
p193「マクゴナガル先生に、ホグズミードに行ってもよいかと」
→「ホグズミードに行ってもよいかとマクゴナガル先生に」(211)
p193「切り出そうかと考えを」→「切り出そうか、考えを」(211)
p194「『ウウン、狐ってかぎらないけど』」の後に改行。(212)
p195「まさにいいタイミングだった。」→「まさにグッド・タイミングだった。」(213)
p198「評判ほどじゃない』」の後の改行なし。(216)
p198「みなと朝食に下りていった。」→「みんなと朝食に下りていった。」(216)
p199「『居残りか、ポッター?』」の後に改行。(217)
p200「図書館」→「図書室」(以降同様)(218)

714 :携帯版チェック ◆vNFYAR5c0g :2006/02/09(木) 22:52:32

(8章続き)
p202「ルーピンはヤカンを探した。」の後の改行なし。(220)
p202「『マクゴナガル先生が教えてくださった』」の後に改行。(220)
p202「マグカップをハリーに渡した。」の後に改行。(221)
p202「ハリーの考えていることが顔に出たらしい。」の後に改行。(221)
p203「言わなくともわかることだと思っていたが』」の後に改行。(221)
p204「君がもっとも恐れているのが」→「君がもっとも恐れているものが」(222)
p204「急にハリーは気持が軽くなった。」の後の改行なし。(223)
p204「ハリーに水魔を見せていたところだ』」の後に改行。(223)
p205「これはとくに複雑な薬なんだ』」の後に改行。(224)
p205「効き目がなくなるのは残念だ』」の後に改行。(224)
p205「『どうして―?』」の後に改行。(224)
p206「『人によっては―』」の後に改行。(225)
p206「『闇の魔術に対する防衛術』の座を」→「『闇の魔術に対する防衛術』の講座を」(225)
p206「鮮やかな彩りのお菓子が、」→「鮮やかな彩りの菓子が、」(225)
p206「ダービシュ・アンド・バングス」→「ダービシュ・アンド・バングズ」(225)
p209「『通してくれ、さあ』」の後に改行。(228)
p209「『誰か、ダンブルドア先生を呼んで。急いで』」の後に改行。(228)
p210「『ピーブズ、どういうことかね?』」の後に改行。(229)
p210「ダンブルドアに向かってニヤニヤした。」の後に改行。(230)

715 :携帯版チェック ◆vNFYAR5c0g :2006/02/09(木) 22:53:49

3巻9章
p212「みな当惑した表情で、」→「みんな当惑した表情で、」(232)
p212「大広間の戸という戸を」→「大広間の扉という扉を」(232)
p212「みんなの安全のためじゃ。」→「皆の安全のためじゃ。」(232)
p212「『ぐっすりお休み』」の後に改行。(232)
p213「『みんな寝袋に入りなさい!』」の後に改行。(233)
p215「大広間の戸がまた」→「大広間の扉がまた」(235)
p215「何か思い当たることがおありですか?』」の後に改行。(236)
p216「わしは考えておらん』」の後に改行。(237)
p217「『あの人、チョー狂ってるよ』」→「『あの人、超狂ってるよ』」(238)
p218「隠していてもしょうがありません』」の後に改行。(239)
p218「マクゴナガル先生の声は深刻そのものだった。」の後に改行。(239)
p218「グラウンドに出ているのは、」→「ピッチに出ているのは、」(239)
p219「クィディッチ・グラウンドを見つめた。」→「クィディッチ競技場を見つめた。」(240)
p219「激しい訓練を続けた。」→「激しい練習を続けた。」(240)
p219「『対戦相手はスリザリンではない!』」→「『相手はスリザリンではない!』」(240)
p219「腕がまだ治ってないからと吐かした』」の後に改行。(240)
p220「二つの言葉をつなげる頭もないからな』」の後に改行。(241)
p220「毒気」のルビが「どくけ」→「どっけ」(242)
p221「『ああ、腕がもう少しなんとかなったらなぁ!』」の後に改行。(242)
p223「『誰かいるか?』」の後に改行。(245)
p223「スネイプの唇がめくり上がった。」→「スネイプの唇がめくれ上がった。」(245)
p224「『処罰だ。ウィーズリー』」→「『罰則だ。ウィーズリー』」(246)
p225「処罰の仕方を決めねばならん』」→「罰則の仕方を決めねばならん』」(247)

717 :携帯版チェック ◆vNFYAR5c0g :2006/02/09(木) 22:54:33

(9章続き)
p226「クィディッチのフィールド」→「クィディッチ・ピッチ」(249)
p228「紅」のルビが「あか」→「くれない」(250)
p228「フィールドに出ていくと、」→「ピッチに出ていくと、」(251)
p228「フィールドの反対側から、」→「ピッチの反対側から、」(251)
p229「グラウンドの上空を」→「ピッチの上空を」(251)
p229「雨はどしゃ降りだし、」→「雨はどしゃ降りだしで、」(252)
p229「ハリーにグラウンドに下りてこいと」→「ハリーにピッチに下りてこいと」(252)
p229「グラウンドの片隅の大きな傘の」→「ピッチの片隅の大きな傘の」(252)
p231「フィールドの中心に戻ろうとして、」→「ピッチの中心に戻ろうとして、」(253)
p232「ハリーはグラウンドに何かが」→「ハリーはピッチに何かが」(255)
p232「吸魂鬼がグラウンドに立ち、」→「吸魂鬼がピッチに立ち、」(255)
p234「レイブンクローが強過ぎる。」→「レイブンクローが圧倒的に強いさ。」(258)
p235「競技場に駆け込んで、」→「ピッチに駆け込んで、」(258)
p236「ニンバスは吹き飛んだの』」の後に改行。(259)

718 :携帯版チェック ◆vNFYAR5c0g :2006/02/09(木) 22:55:24

3巻10章
p238「病棟」→「病室」(262)〈p239でも同様〉
p241「おいでおいで妖精」のルビが「ピンキーパンク」→「ヒンキーパンク」(265)
p241「残ってくれないか』ルーピンが」→「残ってくれないか』とルーピンが」(265)
p241「ルーピンが声をかけた。」の後に改行。(265)
p242「吸魂鬼のこともお聞きになりましたか?』」の後に改行。(266)
p243「あいつらが試合に来なければ」→「あいつらは、試合に来なければ」(268)
p243「来なければならなかったんですか?』」の後に改行。(268)
p243「ハリーは悔しそうに言った。」の後に改行。(268)
p243「『飢えてきたんだ』」の後に改行。(268)
p244「脱獄を……』」の後に改行。(268)
p244「『たしかに』」の後に改行。(269)
p244「『どんな防衛法ですか?』」の後に改行。(269)
p244「ハリーはたたみかけるように聞いた。」の後に改行。(269)
p244「試合に現われたら、僕は」→「試合に現れたとき、僕は」(269)
p245「負かしたこともあり、」→「負かしたこともあって、」(270)
p246「声のする方に振り向くと、」→「声のするほうを振り向くと、」(271)
p246「君にお祭り気分を分けてあげようかと思って』」の後に改行。(272)
p247「僕」→「俺」〈双子の一人称、以降同様だがp248,250など数ヶ所で「僕」のまま〉
p248「これの使い方がわかってたとは」→「これの使い方がわかっていたとは」(274)
p249「用務員の飼い猫」→「管理人の飼い猫」(275)
p250「プロングズ』」の後に改行。(276)
p252「また一つ人の形をした」→「もう一つ、人の形をした」(278)
p252「杖で魔女を軽く叩いて」→「杖で魔女の像を軽く叩いて」(278)
p252「『ディセンディウム、降下』」→「『ディセンディウム、降下』と。」(278)
p254「上に続く木の階段へと」→「上階に続く木の階段に向かって」(280)
p254「甘い汁の出そうなお菓子が」→「甘い汁の出そうな菓子が」(281)
p254「トッフィー」→「タフィー」(281)
p255「お菓子の棚がある」→「菓子の棚がある。」(281)
p255「『歯みがき糸楊枝ミント』」→「『歯みがき糸楊枝型ミント』」(281)
p255「お盆を品定めしていた。」→「盆を品定めしていた。」(282)

720 :携帯版チェック ◆vNFYAR5c0g :2006/02/09(木) 22:56:13

(10章続き)
p256「弟じゃないか!』」の後に改行。(282)
p256「『気はたしかか?』」→「『気は確かかよ!』」(283)
p256「『気はたしかか?』」の後に改行。(283)
p256「ロンが目を向いてハーマイオニーを見た。」の後に改行。(283)
p257「意味ありげに咳払いして、」→「意味ありげに咳払いし、」(284)
p257「毎晩ディメンターのパトロールが」→「毎晩吸魂鬼のパトロールが」(284)
p258「「そりゃそうだけど―でも―」」の後に改行。(284)
p259「お菓子の代金を払い、」→「菓子の代金を払い、」(285)
p260「若緑の山高帽に」→「ライム色の山高帽に」(287)
p260「魔法省大臣だ。」→「魔法大臣だ。」(287)
p261「十センチぐらい浮き上がり、」→「十センチほど浮き上がり、」(288)
p262「こんな片田舎にお出ましになりましたの?』」の後に改行。(289)
p262「あなたはパブ中にふれ回ったのですか?』」の後に改行。(289)
p263「『まったくもってその通り!』」の後の改行なし。(290)
p264「『えーえー』」→「『えぇえぇ』」(291)
p265「兄弟じゃないかと思っただろうね!』」の後に改行。(292)
p265「一味だったからですの?』」の後に改行。(293)
p265「数多くの役に立つスパイを」→「数多(ルビ:あまた)の役に立つスパイを」(293)
p265「そのスパイの一人から情報を聞き出し、」→「その内の一人から情報を聞き出した」(293)
p265「すぐに危機を知らせた。」→「すぐに危機を知らせ、」(293)
p267「『くそったれのあほんだらの裏切り者め!』」の後に改行。(295)
p268「俺は殺人者の裏切り者を慰めたんだ!』」の後に改行。(295)
p269「英雄のように崇めていた子だった』」の後に改行。(297)
p272「城に戻ったほうがいいでしょう』」の後に改行。(300)

p224「『処罰だ。ウィーズリー』」→「『罰則だ。ウィーズリー』」(246)

>p225「処罰の仕方を決めねばならん』」→「罰則の仕方を決めねばならん』」(247)
罰則ってのは「法規に対する違背行為の処罰を定めた規定」(広辞苑)であって、
「仕方を決め」たりするものではない。どうしてこんな変更したんだろ。

「罰則の適用のしかた」だと思われ。それがいけないなら

「通帳のしかた」も「貯金のしかた」に直せ、「化学のしかた」も「化学の研究のしかた」に直せということなる罠。

「通帳のしかた」も「化学のしかた」も日本語として変だから、例として出すには不適切だよ。

まだ「仕方」をぬいて「罰則を決めねばならん」ならマシだったと思う。
どの罰則を適用するかを選ぶんだなと受け取れるし。

p224「『処罰だ。ウィーズリー』」→「『罰則だ。ウィーズリー』」(246)

>p225「処罰の仕方を決めねばならん』」→「罰則の仕方を決めねばならん』(247)
>‘Detention, Weasley,'(UK 129)
>...we need to arrange your detention’(同上)
ハーマイオニーをかばってスネイプに口答えをしたロンが
おまえに罰を与えるぞ、と言い渡される場面すね。
Detentoinっていうのは学校で使われる場合、普通は放課後の居残りみたいな意味らしい。
でもロンはこの後、病棟のおまるを掃除するという罰を与えられるので
「居残りだ」としたらおかしくなりますね。
『ウィーズリー、罰を与えてやる』『どんな罰にするか決めねばならん』
でもいいし、訂正(?)前の訳のままでもよかったと思います。
どうしてわざわざ携帯版で間違った日本語に変えてしまったのか。
不思議なことをするものですね。

携帯版でわざわざへんな日本語にするのは得意技

「私」→「俺様」がその最高峰 orz

3巻の6章158ページのハグリッドの小屋で出てくる

「洗い込まれた白木のテーブル」って変じゃない?
磨きこまれたならわかるんだけど。

2巻にもその表現が登場してました。私も読んでいて引っかかったところです。

2巻3章(邦ハードp51):ロンの家の台所
2巻7章(邦ハードp169):ハグリッドの小屋の中
どちらも「しっかり洗い込まれたテーブル」で原文はscrubbed table
洗濯物じゃないんだから、洗い込まれたって表現よりは・・・ねぇ。

英在 ◆hSmsbjjvMg
「洗い込まれた」って確かに日本語としてはヘンですね。

でも、原文はpolished(磨かれた)じゃなくって、 scrubbedになってるんですよね。
こちらでpolishというと、乾いた布などを使って磨くこと。(艶出しワックス使うことも)
でもscrubだと、たわしやブラシみたいなものを使ってゴシゴシこすりながらきれいに
すること。人によっては本当に水をかけてゴシゴシする人もいるので、「洗いこむ」
というのもあらかた間違った言い方ではない、ともいえる。scrubされた家具は確かに
清潔だけど、polishされた家具みたいにピカピカしてないこと多いし・・・・・w
要はハグリッドもモリーもワックスのかかってないような質素な白木のテーブルを
使ってるけど、そうやって徹底的に清潔にしてますよ、っていう感じをJKRは出した
かったんじゃないかな、と思うんですが・・・・。
ただ、家具を「洗い込む」なんて日本語では言わないので、やはり「磨き込む」のほうが
自然なのかな?
「きれいに拭きこんだ」なんてのはどうでしょうか?

「丁寧に使い込まれた」ってのはどうかな。

英在 ◆hSmsbjjvMg
それ、いいかもしれませんね。

>今はハーマイオニーのお節介のおかげで、もう二度とあの箒に会えるかどうかさえわからない。(3巻12章p304)

>and now, because of her interference, he didn't know whether he would ever see it again. (UK p173)
「もう二度と」と「会えるかどうか」がつながるのは変だと思う。
直訳して変な日本語ができたんだろうな、と原文を見て納得。
試訳:もう二度とあの箒を見ることはないかもしれない。

×今は

○いまは
なぜか、「今」という漢字は「いま」という読みの単語では一切使われていません。
1、2巻のハードカバーでは漢字だったものも、携帯版では全て「いま」と平仮名になっています。

771 :携帯版チェック ◆vNFYAR5c0g :2006/02/10(金) 19:13:24

3巻11章
p276「覚えてるかい?』」の後に改行。(304)
p277「『ハリー、ねえ、聞いて』」の後に改行。(305)
p279「『ハリー、お願い』」の後に改行。(308)
p279「父さんや母さんと話したことがないんだから』」の後に改行。(308)
p280「ロンが慌てて言った。」→「ロンが、また慌てて言った。」(309)
p280「ロンがドアに耳をつけた。」→「ロンが戸に耳をつけた。」(309)
p281「ドアをドンドン叩きながら、」→「戸をドンドン叩きながら、」(310)
p281「ハリーが呼んだ。」の後に改行。(310)
p281「革のチョッキを伝って」→「革のベストを伝って」(310)
p284「もう十分過ぎるほどやりなすった』」の後に改行。(313)
p289「炎の雷・ファイアボルト」フォント変更、太字ゴシックに。(319)
p290「『ダンブルドアじゃないかな』」の後に改行。(320)
p290「その輝くばかりの箒を隅々まで眺めた。」の後に改行。(320)
p290「どうだ、ハリー―』」の後に改行。(320)
p290「『夢じゃないか』」の後に改行。(320)
p291「ハリーが聞いた。」の後の改行なし。(321)
p291「スネイプの処罰で、」→「スネイプの罰則で、」(321)
p292「束にしてもかなわないぐらい高い』」の後に改行。(322)
p293「『これを忘れてた!』」の後に改行。(324)
p293「スニーコスコープを拾い上げた。」の後に改行。(324)
p295「昼食時、大広間に下りていくと、」→「昼食に大広間に下りていくと、」(325)
p295「生徒はほかに三人しか」→「生徒はハリーたちの他に三人しか」(326)
p295「紐の端の方をスネイプに」→「紐の端をスネイプに」(326)

772 :携帯版チェック ◆vNFYAR5c0g :2006/02/10(金) 19:14:07

(3巻11章続き)
p296「ニッコリとみんなに笑い」→「にっこりみんなに笑い」(327)
p296「『それは、それは』」の後に改行。(327)
p296「ダンブルドアは目をキラキラさせた。」の後に改行。(327)
p297「先生はまたご病気での』」の後に改行。(328)
p299「『どちらでも大して変わりはないでしょう』」の後に改行。(330)
p299「斧を持った狂人が」→「斧を持った極悪人が」(330)
p299「ハーマイオニーは呟くように言った。」の後に改行。(330)
p300「磨く意味がない。」→「磨く意味もない。」(331)
p301「マクゴナガル先生は言葉を切った。」の後に改行。(332)
p301「これを預からせてもらいますよ』」→「これは預からせてもらいますよ』」(332)
p301「ハリーは慌てて立ち上がった。」の後に改行。(333)
p301「『分解?』」の後に改行。(333)

773 :携帯版チェック ◆vNFYAR5c0g :2006/02/10(金) 19:15:38

3巻12章
p304「『僕、対策を考えてるよ』」の後に改行。(337)
p306「吸魂鬼祓いの訓練を」→「吸魂鬼防衛術の訓練を」(339)
p308「“標準魔法レベル(O・W・L)”」→「『普通魔法レベル(O・W・L)』」(341)
p309「最初に箒に乗ったときのあの瞬間だ、」→「初めてに箒に乗った、あの瞬間だ、」(342)
p311「『ハリーだけは!(省略)私はどうなっても―』」が太字→細字(344)
p312「ハリーを連れて逃げろ!あいつだ!」
→「ハリーを連れて逃げろ!』(ここで改行)『あいつだ!」(346)
p312「ドアがバーンと開く―」→「ドアがバーンと音をたてて開く―」(346)
p312「ハリー……しっかり……』」→「ハリー……しっかりしろ……」(346)
p315「ルーピンがきっぱり言った。」の後に改行。(348)
p316「吸魂鬼祓いの練習―」→「吸魂鬼防衛術の練習―」(350)
p318「箒を押さえておくつもり」→「箒を押さえ込んでおくつもり」(352)
p319「『高望みしてはいけない』」の後に改行。(353)
p320「いままで飲んだことがないはずだ―』」の後に改行。(354)
p320「ハリーが口を開いた。」→「おもむろにハリーが口を開いた。」(355)
p320「吸魂鬼が頭巾を下ろすときは、」→「吸魂鬼が頭巾をとるときは、」(355)
p321「『吸魂鬼のくちづけ(ルビ:キス)』」→「『吸魂鬼の接吻(ルビ:キス)』」(355)
p322「優勝戦から脱落です。」→「優勝戦から脱落となります。」(357)
p323「勉強してるよ。めずらしく』」の「めずらしく」に傍点。(358)
p325「寝室の方に持っていくよ』」→「寝室に持っていくよ』」(360)
p325「『古代ルーン語』の翻訳。」→「『古代ルーン語』の翻訳だ。」
p326「『血だ!』」の後に改行。(362)
p326「床に何があったかわかるか?』」の後に改行。(362)

以前、議論になった「くず折れる」(正しくは頽れる)ですが、3巻12章p314にもありました。

そして携帯版では「崩折れた」→「くずおれた」と平仮名に変更されていました。
間違いに気づいたのかな。

ついでに

p309「最初に箒に乗ったときのあの瞬間だ、」→「初めてに箒に乗った、あの瞬間だ、」(342)
せっかく変更してるのに、「初めてに」なんて変な日本語になっていました。
同じ人物が1つのセリフの中で「俺」と「僕」を両方使ってたり、明らかにチェック不足…。
プロの校正者が必要とかそんなレベルの問題ではない気がする。

邦版ハードカバー4巻では、「吸魂鬼の接吻(ルビ:キス)」だったと思う。

クラウチジュニアが、ファッジの連れてきた吸魂鬼に接吻されたと。
最初に読んだ時、ルビは「キス」なんだけど「せっぷん」と読んでしまい
なんか脱力したんだよね…orz

>p316「吸魂鬼祓いの練習―」→「吸魂鬼防衛術の練習―」(350)

吸魂鬼防衛術の練習??
これ、吸魂鬼を防衛する術の練習って意味になっちゃわないか?
ちなみに原文:Anti-Dementor lessons(UK p174)

言われるまで語呂が悪いなぁぐらいしか考えてなかったけど、確かにそうだ。

吸魂鬼を守っちゃってるね。
「闇の魔術に対する防衛術」の「防衛術」は、正しい意味に使われてるのに。

>吸魂鬼を守っちゃってるね。

ちょ、ちょっと待てwww 「ミサイル防衛」はミサイルを守るのかwwwミサイル「から」守るだろwww
「A+防衛」の場合は「Aから守る」のと「Aを守る」の二つがあるに決まってるだろww

英語ではMissile-DefenseとAnti-Missileでは大違いだが

日本語では一緒くたにしていうんだね。
でもミサイル防衛はちょっと特殊っぽい言い方で
普通は祖国を防衛するとかタイトルを防衛するとか
「Aを守る」の意味に使うことが多いような気がするけどね。

>でもミサイル防衛はちょっと特殊っぽい言い方で

ちょっと検索してみたところ、
「~を防衛する」「~に対して防衛する」って使うのが普通みたい。
「ミサイル防衛」は、Missile Defenseを日本語にするときに、
どっかのお役人がDefense=防衛と思って、適当に訳したのかも。
ほかに「ミサイル防衛」みたいな「防衛」の使い方あったっけ?
「対ミサイル防衛」とすべきだったのでは?
だから「対吸魂鬼防衛術」?

「~を防衛する」「~に対して防衛する」って使うのが普通みたい。

そうだよね。他にもミサイル防衛みたいな言葉あるかもしれないが
一般的にはそういう使い方が普通だと思う。
Anti-Dementor lessonsは別にたくさん出てくる言葉じゃないみたいだし
「吸魂鬼から身を守る練習」としても良かったのじゃないかと思う。

>「みんなはどうしたの?」

「いなくなっちゃった!今日は休暇一日目だよ。覚えてるかい?」(3巻11章p276)
>‘Where is everyone?' said Harry.
'Gone! It's the first day of the holidays, remember?' said Ron, (UK p158)
細かい指摘だけど、「いなくなっちゃった!」を初めて読んだとき、本気で怪事件か?と思いました。
普通に「行っちゃったよ!」で良くない?

「行っちゃったよ」よりも、「家に帰ったよ」のほうがいいかな?

ロンはGone!って簡潔に言ってるから、

「家に帰った」まで説明しなくてもいいんじゃない?

「行っちゃった」じゃどこにいっちゃったのかわからないし

休暇の初日だから自分も「家に帰った」に一票かな。

Goneの次には本当ならhomeが続くと思われ・・・・

「家に帰ったよ」がいいと思うよ。
そういう意味なんだし、普通の会話でそれを簡単に「Gone」というのは
よくある言い方。

「みんなはどうしたの?」

「帰ったよ! 今日から休みだもの、知ってるだろ?」
とかでいいんじゃないかな。

それが自然だね。

remember? はいろいろショックなことがあったせいでハリーがぼうっとしてるので
ロンが心配半分、からかい半分で言ってる感じみたい。
「忘れたのかい?」とかしてもいいかもしれないね。

memo 4021-5516行