システム/【たたかう】

Last-modified: 2024-02-17 (土) 19:06:51

バトルの基本となるコマンドで、 武器を振るう通常攻撃。一部の作品では「ベースコマンド」とも言う。
作品によっては、空中にいる敵には自動的にジャンプして攻撃する。
COM系とχ系を除く全ての作品に登場している。

  • コマンドとしては登場しないが、COMではAボタン(Re:COMでは○ボタン)の入力、Uχではタップもしくはフリックといった操作を行うことで通常攻撃を繰り出すことができる。いずれの作品でも自由に通常攻撃を行えるのはフィールド上のみであり、バトル中はカードメダルを使用しないと敵を攻撃することができない。

また、χではデッキ内のアタックカードが8枚以下の時に通常攻撃に相当する非常に弱い攻撃が出る。


「たたかう」で繰り出される技は「基本技」と呼ばれる。
タイミングよく「たたかう」を実行すると、基本技での攻撃がつながる「コンボ」となる。
基本的にコンボは「1~2段→フィニッシュ」の3段攻撃で、コンボの最後には威力の高い「コンボフィニッシュ」が発動する。
 
アビリティ「コンボプラス」を装備すると、装備数1個につきコンボの段数が+1段増える。
同様に「フィニッシュプラス」を装備すると、装備数1個につきコンボフィニッシュの段数が+1段増える。


ナンバリング作品では特定のアビリティを装備した場合、「たたかう」でのコンボ中の技やコンボフィニッシュ技が通常時の基本技とは全く異なる強力な技に変化し、簡単に爽快感あふれるバトルを楽しめる。同じくアビリティとして存在する「特殊技」はKHIでは「たたかう」コマンドが専用のコマンドに変化し、追加入力で技を継続させる。
 
デッキコマンドシステム」が採用されているBbS、Re:coded、3Dでは、それまでアビリティによって繰り出していたリミット技を含めたアビリティ技が「デッキコマンド」に分類され、代わりに「フィニッシュコマンド」、「リンクアタック」、「フリーフローアタック」などといったシステム由来の技を使いこなすことによって「たたかう」コマンドが変化し、強力な技を繰り出せるようになっている。
ただし、BbSと3Dでは後述のコマンドスタイル時以外の「たたかう」でのコンボ自体は最後まで技が初期の基本技のままであるため、KHIやKHIIのような「たたかう」からのコンボによる爽快感を求めるファンの声もあった。

  • KHIIIでは再びアビリティによって「たたかう」から発動する技を強化するシステムに戻ったので、恐らく据え置き作品・携帯機作品という形でハードに合わせた棲み分けを行っているのだろう。

フォームチェンジキーブレード変形)」システムがあるKHII・KHIIIや「コマンドスタイル」、「リンクスタイル」などのスタイルチェンジシステムがあるBbS・3Dといった作品では、チェンジ中は「たたかう」での一連のコンボがそのフォームやスタイル専用のものに変化する。


一応敵の攻撃を弾く防御手段としても使用できるが、基本的にそちらはリフレクトガードの担当となる。一応KHIでは、こちらで弾いた場合もガードと変わらず、空中でも発動できるという利点もある。


「たたかう」の名称はFFシリーズのコマンド名の伝統にならっている。
英語でのコマンド名は「Attack」。FFシリーズにおいても昔のコマンド名は「Fight」だったが、近年では「Attack」となっている。


KH

敵との間合いや数によってモーションをつなぐ順番が変わったり、動作を変化させるアビリティが存在する等、基本的な要素はこの時点で揃っている。
最大の特徴としてはチャージゲージの存在があり、魔法を使うためにも「たたかう」を当てる必要があるという観点から見ても「たたかう」の重要度は高い。
また、今作ではリフレクトガードはレベルアップで覚えるので、それまでは「たたかう」による弾きが貴重なガード手段になる。

KHII

コンボ途中で□ボタンを押すことで、浮かせ技空中連続斬りなどの攻撃に派生できたり、フィニッシュプラスが登場し、コンボの幅が広がった。
コンボマイナスという変わり種も登場。
FM版ではマグネスプラッシュが追加されたことで複数の雑魚敵にも対応しやすくなり、今作の「たたかう」はシリーズの中でも屈指の高性能となっている。

Days

装備するギアによって「たたかう」でのコンボが変化し、ギアを使い分けることによって「地上コンボ型」や「空中コンボ型」など、様々なコンボを使うことができる。コンボ中にYボタンを押すことで別の技に派生するというものも存在する。
ガッツというアビリティを装備すると「たたかう」の動作中に攻撃を受けてもひるまなくなり、ファイアパワー等、特定のアビリティを装備すると「たたかう」による攻撃で相手を状態異常にすることができる。
リミットブレイク中は「たたかう」コマンドを選択することにより強力な技が発動する。

BbS

本作では「ベースコマンド」と呼ばれ、スタイルによってブリッツバラージュに変化していく。
モーションもそれによって変化していくが、逆にアビリティの効果でベースコマンドの動作を変化させる物は無い。
コンボプラス・エアコンボプラスはたたかう・ブリッツ・バラージュに共通して適用される。


今作から、空中コンボ中に接地した場合は続けて地上コンボができるようになった。
また、コンボフィニッシュ以外からならリフレクトガードいどうコマンドでキャンセルが可能。

coded

Re:coded

ソニックアーツインパクトアーツといったアビリティを持つ一部のキーブレードを装備すると「たたかう」で出る技が変化する。
スピリットアタックというアビリティを装備すると「たたかう」の動作中に攻撃を受けてもひるまなくなり、アタッチファイア等、特定のアビリティを装備すると「たたかう」による攻撃で相手を状態異常にすることができる。

3D

リンク攻撃を発動することによってソラは特殊な技が発動し、リクは「たたかう」による技が強化される。
特定の状況では「たたかう」コマンドからフリーフローアタックという強力な技が発動する。

KH0.2

BbSのコマンドスタイルに近いシステムであるスタイルチェンジを発動すると「たたかう」による技が強化される。

KHIII

デフォルトのコンボ段数が3段から4段に増えた。
フィニッシュの手前だけを変化させるアクションアビリティの存在や、マジックフラッシュを装備すると元々のフィニッシュが一つ手前に繰り下げられるなど、今までにない変則的なアクションアビリティが採用されている。
反面、スラップショットやエアスパイラルのような高性能初段と言えるものが乏しく、後半になっても元々のアクションを多用していくことになる。
 
2ndフォームキーブレード変形時は、「たたかう」によるコンボが通常時とは全く異なる性能に変化し、それぞれ専用のコンボ段数で固定される(コンボプラスやチャージバーサクの影響を受けない)。
今作ではこれらのフォームチェンジ後・変形後のコンボの価値を高めるためか、通常時の「たたかう」はアクションアビリティを勘案してもKHIIに比べて控えめな性能となっている。


今作ではBbS同様、コンボをキャンセルしてリフレクトガードや回避アクションに繋げられる。
そのためコンボ途中の派生技は□ボタンではなく×ボタンで発動するようになった。
KHIIと違って派生技はコンボ1段目の扱いとなっており、ここからたたかうを繋げるとその分攻撃数が減る。

DR

複数の必要BPの少ないカードのメインアビリティとして設定されている。また、デッキのカードが24枚以下の場合、25枚より足りない分は自動的に予知書のマークのカードが入るが、バトル画面ではこのカードのメインアビリティも「たたかう」であることが確認できる。