ワールド/【ディズニーキャッスル】

Last-modified: 2023-10-05 (木) 07:57:52
原作オリジナル
仲間キャラなし
通常BGMMickey Mouse Club March
戦闘BGMなし
登場作品KHKHIIcoded3DKHIII

光の力で守られた、王様の治めるお城。王様の不在時は、ミニー王妃が統治している。
お城の外観モチーフはディズニー映画冒頭に出てくるウォルト・ディズニー・ピクチャーズのロゴのお城。

  • ミッキー達のお城ということでデフォルメされ、まるでトゥーンタウンのように歪み、丸みを帯びた内装になっている。

城内はほうきの召使いが歩き回っている。
 
庭の地下にはグミシップの格納庫があり、ドナルドグーフィーはここから旅立った。
チップデールは、ここからグミシップにナビゲーションを送り、冒険のサポートをしている。


謁見室の地下に納められている光の礎の力により城は外界の脅威から守られている安全地帯となっている。
…はずだが、coded及び3Dにおいてピートマレフィセントの侵入を許している。

  • しかしながら両作品とも特殊な状況下であり、なおかつ相手があのピートだったので、わずかなスキを突いて城のセキュリティを突破された可能性もある。
  • また、平時であれば王様やドナルド達が常駐しているはずなので、彼らが本気で迎え撃つ可能性を考えれば滅多なことは起こらないのだろう。

城下町はディズニータウンと呼ばれ、年に一度のお祭り「ドリーム・フェスティバル」が開催されている最中は街中が大変な賑わいを見せる。
また、城と城下町が建設される前はのどかな風景の広がるタイムレス・リバーというワールドだった。


ミッキーやその仲間達にKHシリーズ上での設定として中世ファンタジー的な役割を割り当てた結果によるワールドだが、グミシップ格納庫に沢山の機械が並んでいたり、普通にコンピューターがあったりして、技術の高さは中世とはかけ離れている。

  • JRPG的な設定というべきだろうか。
  • ひねくれた見方をすれば「原作無視」とも言えるが、もともとミッキー達は役者として様々な役柄を演じているためオリジナル設定にも全く違和感が無い。

原作の無いワールドでありながら、短編アニメーションのようなギャグ描写のあるディズニーらしいワールドになっている。


登場キャラクター→キャラクター/ディズニーキャッスル


場所

格納庫

グミシップが降り立つ場所。
KHIでは前方のミッキーマークから飛び立つかと思いきや、下方のハッチが開いてそのまま世界の外へ放り出されるというギャグ描写があった。

中庭

格納庫を出た先にある中庭。城型の植木が格納庫の入口になっている。
外周には「ミッキーの大演奏会」に登場したキャラクターたちを模した植木がある。

  • 植木になっているキャラクターはパディー・ピグ、ピーター・ピグ、クララベル・カウホーレス・ホースカラー、犬のトロンボーン奏者の5名。
    • この犬のキャラクターは映画の広告に描かれていたギデオン・ゴートであると説明されている場合もある。だが、公開された映画の彼はどう見てもゴート(山羊)には見えない。ギデオン・ゴートの特徴である角、顎鬚、メガネもないため、別のキャラクターに差し替えられたと思われる。
  • 植木はないが、この演奏会でミッキーは指揮者、グーフィーはクラリネット奏者として出演している。また、演奏中にドナルドが笛を吹いて乱入する場面もある。

ここにある植木はソラ達が上に乗っても折れもしなりもしない頑丈さを持つ。

廊下

赤いカーペットが敷かれた長い廊下。
入口から進んで左の壁は穴空きとなっており、中庭を見渡せる。この廊下から書斎もしくは謁見室に行ける。
KHIIでは城内にハートレスが発生している時、ここに凄まじい数のシャドウが現れる。

  • 出てくるシャドウの数は途方もなく多いが、全滅させる事は可能。シャドウ自体が典型的なザコキャラという事もあり、低レベルなどの縛りプレイをしていないプレイヤーにとっては格好の経験値稼ぎ場となる。序盤でのブレイヴフォームのレベル上げにもうってつけ。

書斎

無数の本を収めた書架が置かれた小さな部屋。天井はガラス張りとなっており、青空が広がっている。
壁には王様の先祖と思われる人物の絵画が飾ってある。
codedでは、王様達はデータの世界に連れて来られた時にこの部屋に閉じ込められた。

謁見室

とてつもなく広く白い部屋。
部屋の奥には玉座があり、玉座をミニーがいじる事で礎の間への道が開ける。さらに奥には、ドナルドとグーフィーを模したと思しき二体の像が置かれている。
入口の巨大な扉は見せかけだけで、実際はその隅にソラの背丈より小さいくらいの大きさのドアがある。

  • KHIにて、ほぼオリジナルだけで進行していたゲーム中に初めて登場するディズニーらしい描写である。
    思わずそっちが開くのかと突っ込んだプレイヤーも多いだろう。
    • 小さなドアはおそらく潜り戸と呼ばれるもの。国王に謁見する際、腰を低くして入室するためにある。大きなドアが開くのは国王その人が出入りするとき、もしくはパーティーなどで大勢が来訪するときのみでそのほかは基本的に潜り戸を使うのが習わし。

礎の間

光の礎が安置されている場所。
マレフィセント達に襲撃された時は薄暗くイバラだらけの部屋となったが、事件解決後は光り輝く真っ白な部屋に戻った。タイムレス・リバーに行くための扉がある。
KHIIFMではストーリークリア後に部屋の奥に留まりし思念の待ち構える謎の荒野へ繋がる巨大な穴が出現する。

KH

イベントのみの登場で降りることはできなかった。
ワールド選択画面でもトラヴァースタウンの左の方に確認することはできるが選択できない。
初期PVではソラが城の廊下を走っている場面があるが、ディレクター曰くキャラが歩くことを考えていない無茶な作りのマップだったらしく、続編のKHIIでの登場にあたってはほぼ作り直しになっているとのこと。

KHII

着陸可能になった。
また、このワールドの過去の姿であるタイムレス・リバーに行くことができる。
初回訪問時は光の礎に異変が発生しているため、ハートレスが出現する。(それも他のワールドと比べて大量に)
ワールドのエピソードは1つしかなく、礎を正常に(ワールドをクリア)すると、それまでに大量に湧いていた敵が一切出現しなくなる。
このワールドのバトルLvはタイムレス・リバーと同一。

礎に異変が起きている間は「Dance to the Death」がフィールドBGM、戦闘BGMとして流れるが、クリア後は「Mickey Mouse Club March」に変わり、平和になったことを体感させてくれる。

KHIIFM

本編クリア後に隠しボスが現れる場所への入り口が出現。その影響で来航者が増加したとか。
曰くこの大穴に邪悪な気は感じられないらしい。その先に居る者の正体を知れば納得である。

  • しかし、その先に居る者は鎧にキャラクターの強い思いが宿った存在であり、ある人物に対する憎悪をぶつけてくる。そういう意味では邪悪かもしれない。
    • 動機を考えれば、マスター・ゼアノートに連なる者達はともかく他はソラにしか殺意を向けないのでソラ以外には安全とも言えるが。

BbS

城下町であるディズニータウンが登場した。
城自体は登場せず、ディズニータウンのワールドのアイコンとして姿を見せるのみ。

BbSFM

ミニゲーム・ランブルレーシングで、城内を駆け抜けるコース「キャッスルサーキット」が追加された。

coded

ある意味本作の舞台。
異変の起きたジミニーメモを調査するためメモをデータ化し、書斎からデータ・ソラへ指示を送っていた。

3D

王様がいない間にミニーがマレフィセントによってさらわれるという事件が発生。
しかしリアの介入によって事なきを得た。

KHIII

モバイルポータルを通じて、書斎にいるチップとデールと情報のやり取りをしている。
エンディングでは戦いを終えた王様たちが帰還し、彼らを祝福するように夜空に花火が打ち上げられる。
なお、ここではイェン・シッドも同行している。何か城に用があったのか、元はここの住人でこれを機に帰還したのかは不明。