原作 | オリジナル |
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仲間キャラ | なし |
通常BGM | Destiny Islands |
戦闘BGM | Bustin' Up on the Beach(KH:模擬バトル)、Night of Fate(KH、COM) |
登場作品 | KH、COM、KHII、Days、BbS、coded、3D、KH0.2、KHIII、DR、MoM |
ヤシのような樹(ココヤムの樹)やパオプの樹が生える、南国の島。
ソラ、リクの生まれ故郷であり、2人とカイリが住んでいる。
ゼアノートもこの世界の出身で、ここから外の世界へ旅立っていった。
KHIでソラたちが遊んでいるのは離れ小島であり、本島は別にある。
- 本島が登場しているのはイベントムービーのみで、KHIではソラの部屋、KHIIのロクサス編とBbSのラストエピソードで村が映る。
- KHIIIでは、ソラが「南国育ち」を自称するシーンがある。島二つの世界にも南国という認識があったのか、世界を巡るうちに南国のイメージがついたのか…。
- あの世界にも一応別の島は存在しているのかもしれない。
ソラたちの他にティーダ、セルフィ、ワッカといった住人が確認されている。
- 他にKHIでソラの母親が声だけ登場し、セリフからKHIではリクの両親と村長、BbSでソラの父親の存在が確認できる。
パオプの実の伝説や、約束のお守りなど、なかなかロマンチストな島民性の模様。
基本的に静かな田舎のような雰囲気でワールド自体は平和だが、DaysではXIII機関、BbSではマスター・ゼアノートやヴァニタスが立ち入っている他、KHIIでアクセルが来たことによってカイリが外の世界に出て、結果サイクスに誘拐されるきっかけを作ったりと、闇の存在が外部から事件を起こすことが多い。
- セブンプリンセスがいるだけで、闇の存在に狙われる危険度が跳ね上がっているともいえる。
- 人目を避けるためか、それとも後述の通り離れ小島は重要な場所であるからなのか、なぜか彼らも本島ではなく離れ小島に来ることが多い。KHIIではカイリが本島にいるのでアクセルも当然本島に来たのだが。
シリーズのほぼ全作に登場するワールドだが、プレイアブルになることは割と少なく、イベントムービーだけということも多い。
住人の様子を見るにハートレスも出現しないような平和な世界であること、ソラたちの帰るべき場所の象徴であることから冒険の舞台にはなっていないのだと思われるが、本島を含めたワールドを自由に駆け回りたいという声も少なくない。
よく「ディスティニーアイランド」「デステニーアイランド」「ディズニーアイランド」と間違えられるが、正しくは「デスティニーアイランド」(デ=De ス=s ティ=ti ニー=ny)なので間違えないように。
- 英語を直訳すると「運命の島」となる。
シリーズ当初は本島・離れ小島ともに固有名詞で呼ばれることはなかったが、KHIIIでは賢者アンセムやアクアが離れ小島のことを普通に「デスティニーアイランド」と言っている。
場所
探索できるワールドとして登場するのはKHIとcoded(データの世界だが)のみ。
- 「ちゃんと」と言えるかは怪しいが、COMでも一応探索はできる(こちらは記憶の世界)。
- 闇に飲まれた欠片としてなら、KH0.2(KHIでも)のラスボス戦のフィールドにはなる。
飲み水として使える滝があることから、軽く一回りするだけならそんなにかかるわけでもない大きさの無人島であるらしい割に、真水の水源がしっかり存在しているようだ。
- そうでもなければ離れ小島などを子供の遊び場には出来ないが。
浜辺
島の表側。ソラがKHI冒頭で昼寝をしているのはこちら側。
浜辺に建っている小屋から、いつもソラ達が座っている湾曲したパオプの木が生えている小島へ行ける。
- KHIの一日目は、この小島にいるリクに話しかけると模擬バトルができる(二日目は入江でビーチレースになる)。
船着き場があり、各自ボートを漕いで本島からこの離れ小島まで来ている。
BbSでは幼い頃のソラとリクはソラの父親の漕ぐボートで連れてきてもらっていた。
- ぱっと見ではどのボートも同じものにしか見えないが、KHIにてソラがボートを見て島にリクとカイリが来ていることを判断していたことからすると、島の住民ならボートだけで誰のものか区別できるようだ。
各作品のOP映像やKHII以降のイベントシーンで映るのはこちら側。
秘密の場所
滝の横にひっそりと開いた穴の先にある小さな洞窟。岩壁は(恐らくソラ達が書いたものであろう)落書きだらけ。
- ソラとカイリは幼い頃にここにお互いの顔を描き、KHIでそれぞれパオプの実を食べさせる手を描き足した。
一番奥に木の板がはめ込まれたような扉(ノブもない)があり、ソラはここで茶フードの男と出会う。
- この世界の鍵穴はこの扉にある。
KHIで島が崩壊した際と、KHIIIでソラがマスターキーパーを使用したとき、この洞窟の入り口にも扉(闇の扉に少し似ているデザインに見える)が出現しているが、これが何なのかは不明。
ソラとリクが幼い頃に見つけた洞窟。上述の通りデスティニーアイランドの鍵穴が存在する場所であり、幼いリクはここに初めて来たときから鍵穴が見えていた。
入江
島の裏側。ソラ達が作っているイカダがある。
ココヤムの木は浜辺側よりもこちらのほうが多く生えている。
二日目、浜辺から通じる扉を抜けてすぐの所に立っているリクに話しかけるとビーチレースができる。
- レース一回目はイベントが発生し、この勝敗によってグミシップのデフォルト名称が決まる。
- 一日目は入江に通じる扉の前にカイリが立っているため行けない。
ビーチレースの折り返し点になっているパオプの木の横には、浜辺側へ抜ける道がある。浜辺側ではそこそこ高さがあるため基本的に一方通行だが、木箱などを持ってくれば足場にして通れる。
KHII以降の作品では登場しない。
- COMに登場したルームクリエイションで形成された島は浜辺側も入江側もごっちゃになっている様子。
本島
前述の通りイベントムービーのみの登場。
中心には大きな山がそびえており、その麓にソラたち含め住人たちの住む村が広がっている。
- 幼いカイリが村長の家で保護されていたことからすると「村」で間違いなさそうである。
- COMのデスティニーアイランドのワールドカードを見ると、本島は火山島のように見える。
- KHIIでは制服姿のカイリとセルフィが下校するシーンがあるので学校もある様子。
島の海岸からは離れ小島の浜辺側が望める。距離的には500メートル程度といったところだろうか?
内部データではここのマップは「本島:海に続く道」という名前がつけられている。
KH
物語の冒頭でソラたちはイカダを作り、島を出ようとしていた。
しかしイカダが完成した日の嵐の夜、リクが扉を開いたことで島は崩壊し、闇に呑まれて消滅してしまった。
終盤、エンド・オブ・ザ・ワールドでソラ達が遊んでいた小島が姿を見せ、アンセムとの連戦の始まりの舞台となる。
- アンセムはここを「海に囲まれた牢獄と同じ」と評していた。
- 「この世界は狭すぎる」とか言って出て行ったヤツの心から出来たハートレスだからだろう。
ソラたちがアンセムを倒したことで、EDで他の世界とともに再生された。
イカダ作りと食料集めはゲーム序盤にやらされるにしては地味に難易度高め。
割と隅々まで走り回らないと集まらないため、ノーヒントだと結構手間取る。恐らくはチュートリアルも兼ねているため、強制的に島を走り回るイベントになっているのだろう。
そのための配慮か、カイリに話しかければ目的物のヒントを貰える。
ただし、ヒントを貰うとその日の最後にご褒美として受け取れるアイテムのランクが下がるので注意(ノーヒントでクリアするとハイポーションが貰えるが、曖昧なヒントを貰うとポーション、具体的な場所まで聞いてしまうと何も貰えない)。
このワールドで行動できるのは島が崩壊する前の冒頭のみ。
模擬バトルやビーチレースなどのミニゲームを遊ぶことができる。
隅々まで探索しようとすれば2時間は歩き回れるステージ。2002年当時の3Dゲームでここまでの広さのマップというのはあまりなかったため、当時のプレイヤーからすれば「この世界は狭すぎる」というセリフはメタ的にも共感を得難いものであった。
- しかもこの時探索できるのはあくまでも子供達の遊び場である無人島のみで本島には行けない(のにマップ的には十分に広い)。
- 島のどこかにプロテスネックレスが入った宝箱もある。
特段貴重な品ではないが、序盤にはありがたいアクセサリーなので、是非とも2日目の探索が終わるまでに見つけておこう。
COM
ソラ、リクの記憶の世界として登場。
ソラ編では城の最上階に近い12階であったため、ティーダ達の名前が最初は思い出せなかったりなど、ソラは故郷に関する記憶も失いかけていた。
他の世界の住人はソラのことを知らないが、ここはソラの世界であるためか、ティーダたちの方はソラを知っている。
リクも登場するが、彼はソラの記憶から作られたリクであるため、敵意は無い。
- そもそもソラ編で登場する、敵意を持っているリクは本人ではないが。
この記憶の世界ではリクとティーダ達はソラの大切な人のことを『アイツ』と呼んでいた。
- その世界のティーダによればソラはその『アイツ』に夢中、リクは「ソラは『アイツ』を守る」と理解していた。
彼らの発言は勿論カイリのことを指しているが、『アイツ』と曖昧な言い方をするのはマールーシャらがナミネの力を使ってソラに「アイツ=大切な人=ナミネ」と刷り込もうと手を加えたため。
リク編ではゼクシオンから渡される。
彼がリクを心理攻撃で始末するための舞台とされ、こちらでもKHI冒頭での崩壊した島の様子がみられる。
- リクが島の住人と出会う度に彼らが姿を消したり、ゼクシオンがソラに化けてリクを倒そうとしたりと色々とセコイ手段を使う。
- 因みにリクでダークサイドと闘えるのは、Daysのミッションモードを除くとこの場面だけである。
Re:COM
エンディングにおいて、カイリやセルフィ達が本島で過ごしている様子が映し出される。
KHII
カイリが序盤から中盤まで本島にいる。
中盤、アクセルがカイリの前に現れて彼女を連れ去ろうとするが、何者かが開いた闇の回廊を通って逃げ延びる。
エンディングでは闇の海岸に現れた光の扉がデスティニーアイランドに繋がり、ソラとリクは存在しなかった世界で別れたカイリや王様、ドナルド、グーフィーと再会することができた。
その後、王様からの手紙を三人で読む姿が見られる。
KHIIFM
アブセント・シルエット及び再現データのゼクシオン戦では、崩壊中の島がバトルフィールドとなる。
- Re:COMでリクがゼクシオンと戦ったのと同じ空間である。
Days
プレイヤーがミッションで行くことはできないが、ムービーでは度々登場する。
任務中に倒れてしまい何日も目を覚まさない状態が続いていたロクサスが眠るベッドの枕元に、シオンはデスティニーアイランドで拾った貝殻を置いていた。
ムービーを見る限りロクサスもデスティニーアイランドへ上陸していることが分かる。
- 人間の頃の記憶を持たないロクサスが特に理由もなくデスティニーアイランドへ出向くとは思えないのでXIII機関としての任務があったのだと考えられるが、討伐対象のハートレスが出現していたのだろうか。ワールドの調査を行う任務だったかもしれないが。
- シオンが見た、自らの存在についてロクサスとアクセルに悩みを打ち明ける夢もこの島であった。
リクも立ち寄っており、今作で里帰りしていたことが明らかになった。
- KHIIで「どんな顔をして帰ればいいんだ」と言っていたのもあるので、流石に家には帰っていないだろうが。
BbS
物語のプロローグで、銀髪の青年が海岸に立ち「この世界は狭すぎる」とつぶやくシーンが流れる。
場面は切り替わり、マスター・ゼアノートが心が壊れたヴェントゥスを安らかに眠らせるため、パオプの樹のところに安置していこうとする場面が見られる。
終盤ではテラとアクアがこの地を訪れ、幼少期のソラとリクに会っている。
ヴェントゥスもテラの作り出した異空の回廊を通ってこの地を訪れるが、追ってきたヴァニタスとの会話があるだけで島の住人は出てこない。
- ワールド自体はワールドマップ上に存在するが、アイコンはなく白く光る玉のようになっており、またイベントシーン専用のワールドのため自由に上陸することはできない。
シークレットムービーでは、KHIIのエピローグ及びcodedのエンディングの王様からの手紙を受け取った後、再び島から旅立つ決意を固めるソラの姿が描かれる。
冒頭のシーンとゼアノートレポートより、マスター・ゼアノートの故郷であることがわかる。
この島から外に出たがっていたのはリクだけではなかったようだ。
- アンセムが「自由な心の持ち主には狭すぎる」とリクの心を知ったような口ぶりだったのは自らもかつては同じ心境だったからか。
また、この外の世界へ行った子供の話を5歳くらいのリクが知っていたのをみると、島では語り継がれる有名な話になっていると推測できる。
- 少なくとも子供たちにとってはおそらく顔見知りばかりであろうこの島々が世界の全てで、それ故に「外の世界」に憧れるのかもしれない。
- ただ、住人は外の世界の存在を知らない(その話を知っていることになるKHIのソラたちも外の世界=他の島という認識のようだったので、「他の島を探しに行った」と捉えられていると思われる)ため、ゼアノートがどのような経緯で島を出れば、そのような話になるのか謎である。
ゼアノートが普段周りに「いつか外の世界に行く」と言っていたとしても、実際に居なくなったら、島の住人からしたら行方不明者(恐らく海に出て帰れなくなった)となるはずである。いくらロマンチストな住民性でも子供の行方不明を誘発する話を確証なしに語り継ぐとは考えにくい。(恐らくまともに里帰りをしたこともなさそうだし)- ソラやリクが長く島を離れているのに島では特に騒ぎになっていないあたり、その辺は寛容なのかもしれない。
- 逆に、現実で言うなら「あの子はアトランティス大陸を探しに行ったんだ」ぐらいの感覚の話なのかも。周囲の人間からしたら諦めを含んだ希望的観測のおとぎ話、子供なら信じるけど、大人になるにつれ察するような。
- ただ、住人は外の世界の存在を知らない(その話を知っていることになるKHIのソラたちも外の世界=他の島という認識のようだったので、「他の島を探しに行った」と捉えられていると思われる)ため、ゼアノートがどのような経緯で島を出れば、そのような話になるのか謎である。
coded
目覚めの園でのチュートリアル後、初めてデータ・ソラがデバッグするデータ世界として登場する。
セルフィ、ワッカ、ティーダには会えるが、リクとカイリはいない。
- リクの方は後に会えるが、データのカイリは出番がなかった。
ダークサイド戦後、データ・ソラはKHIのソラと同じく闇に呑まれてトラヴァースタウンに移動するが、今回はデータ世界のため、その後も普通に訪れることができる。
デバッグ後にデータ・リクの解析で発見した世界の記憶では、島が崩壊する中、肉体を持つ前の闇の探求者アンセム(茶色のローブの人物)がリクと接触する場面が映される。
エンディングでは島にいるソラ・リク・カイリの姿が映る。
KHIIのエピローグで描かれた、王様から届いた手紙の内容が明らかになり、手紙を3人で読む様子が再度描かれる。
3D
3Dでは闇に呑まれ眠る直前のデスティニーアイランドに戻ることになった。なぜかイカダに乗って海を進む。
さらに海原にはアトランティカのキャラクター、アースラ(正確にはアースラの幻影)が出現。過去の世界のはずだが既にソラたちのことを知っている様子だった。理由は不明。
激しい嵐によりイカダは崩壊し、海に沈められたソラとリクは海中で1つ目の鍵穴を発見する。
無意識のうちにキーブレードを呼び出し鍵穴を開いた2人だったが、これは世界が闇に飲まれる直前に現れるという眠りの鍵穴であり、眠りに閉ざされた世界に侵入するための入り口となった。
眠りの深淵にいるソラを助けるためにリクがソラの心にダイブをした際、ソラの心象風景である夕暮れの島に辿り着く。
リクはそこで賢者アンセムのデータと出会い、アンセムコードを受け取る。
KH0.2
物語の終盤、アクアと王様は闇の世界に取り込まれたデスティニーアイランドに辿り着き、デビルズウェーブに襲撃される。
デビルズウェーブを退けた後、秘密の場所で王様はキングダムチェーンDを手に入れるが、再び現れたデビルズウェーブによってアクアは王様と引き離されてしまう。
ソラ達の活躍によって闇に取り込まれた多くの世界は元に戻り、光の世界に戻りゆくデスティニーアイランドの夜空を砂浜で見上げながら、アクアはさらなる闇の世界へ堕ちていった。
闇の世界に堕ちた状態なのに、ここでは何故か太陽の日差しが降り注いでいる。これも紛い物だろうか。
KHIII
闇の海岸でアクアと賢者アンセムがデスティニーアイランドに思いを馳せている。
アクアは「この海岸は私の知っている海岸と繋がっている気がする」、賢者アンセムは「こことはずいぶん違ってきれいな場所」と述べている。
ディズニーワールドを全て回った後、チップとデールからリクと王様が闇の世界で連絡が途絶えたことを聞いたソラがキーブレードをかざしたことでたどり着く。
ここでマスターキーパーを拾い上げ、秘密の場所に続く穴に扉を出現させたソラが一人で奥へと向かっていく。
扉の先の闇の海岸でアクアを救出した後は再び島に戻り光の世界へ帰還したアクアを迎えた。
キーブレード墓場の決戦前、ソラ、リク、カイリはデスティニーアイランドで過ごした。
リクはリク=レプリカと語らい、ソラとカイリは「離れ離れにならないおまじない」としてパオプの実を食べさせあった。
エンディングでも登場し、仲間たちが島の海岸で駆けっこやフライングディスク、貝殻拾いや砂遊びを楽しんでいる様子が映し出される。
最後にカイリとソラがパオプの木に腰掛け互いの手を握り向かいあう様子が映されるが、カイリが涙した後夕日にソラの姿が溶けていき遂には消えてしまう。
- この意味深かつ衝撃的なシーンで終わるEDはKHIII発売当初、様々な憶測を呼んだ。
- 「皆がソラの記憶を失ってしまった」
「時系列が映像順通りではない」
「最初からカイリしか座っていなかった」
「ソラもカイリも実は戻ってきていない」
「そもそも現実の光景ではない」
などが、推測として挙げられていた。その真相はKHIIIRMで明らかになる。
- 「皆がソラの記憶を失ってしまった」
- パオプの木に腰かけていたソラが消える、という図は、BbSFMのシークレットエピソードのラストを思い起こさせる。
- 当時は、ソラが次作の3Dでゼアノートの器にされかけることを意味していたのでは?と推測されていたが、今回のEDをも指していたのかもしれない。
- 同じムービーで同じように消えたヴェントゥスは今回目覚めたわけだが…。
- ヴェントゥスは目覚めて、目覚めの部屋から出て行くという意味だろう、とは以前から予想されていたが、やはりBbSFMのシークレットエピソードでの二人の消失は全く違う意図を持った演出だったのだろう。
KHIIIRM
KHIIIのエンディングで、ソラが消えていく描写に関して補完がされた。
簡潔に述べると、ソラはカイリを救い出し一旦共に光の世界へ帰還したが、誤った方法で目覚めの力を使ったため、代償として世界から消えてしまった、というもの。
KHIIIのEDの描写は何かを暗喩するといったものではなく、あの場で実際に起こったことのようである。
追加コンテンツであるデータグリーティングのロケーションとして朝夕の島が登場。
範囲に制限はあるものの、久方振りに自らの足でデスティニーアイランドを歩く事ができるようになった。
DR
プロローグにて、若かりし日のゼアノートが浜辺で過ごしていたところ、未来から来た茶ローブの男と出会い、外の世界へと旅立っていく様子が描かれる。
本編のラストのムービーでは9年前のマスター(青ローブの人物)にとゼアノートが暮らしているシーンが映り、ゼアノートは「ここにはマスターと自分しかいない」と発言している。
- おそらく暮らしていたのは離島だったからだと思われるが、青ローブの人物がここに来た目的を考えると当時はこの世界の人口自体少なかった、あるいはマジものでいなかった可能性もある。少なくとも離島に来る人はほとんどいなかったのだろう。
- もしかしたらゼアノートは本編開始前に時間移動してたんじゃ…。
- 冒頭で茶ローブに対して「あんたみたいな怪しい奴、本島では見かけない」と言っていたので、本島の方には人が居るのではないだろうか。
- それはそれとしてよくコミュニケーションに支障が出なかったものである。相当きちんと育てられていたのだろう。
また、この世界が青ローブの人物が語った伝承の中に登場するまさに「運命の島」であり、ゼアノートをこの世界に連れて来たのは英才教育兼人の闇を感じやすいゼアノートを守るためであることも判明した。
Uχ
物語終盤、プレイヤーの未来視?の中で登場。
スカラ・アド・カエルムらしき場所で黒髪の女性がゼアノートらしき赤ん坊を抱いており、その赤ん坊は女性から青ローブの人物に託される。
青ローブの人物は赤ん坊を連れてデスティニーアイランドの浜辺を訪れており、その後少年時代のゼアノートが描かれている。
- ゼアノートは生まれがスカラ・アド・カエルムで、育ちがデスティニーアイランドだということなのだろうか。