ドッテン長野

Last-modified: 2023-01-29 (日) 11:25:25

長野久義(巨人→広島→巨人)が起こした珍事。

【目次】


概要

広島時代の2019年4月25日の広島対中日戦(マツダスタジアム)にて、両軍無得点で迎えた4回裏1死一塁の場面。サビエル・バティスタがレフトへの二塁打を放ち、一塁走者の長野久義は三塁まで進塁するも、三塁コーチの廣瀬純が手を回していたためそのままの勢いで三塁を蹴る。

タイミング的にはそのまま本塁へ突入しても間に合わなかったのだが、三塁を回った直後に足を滑らせてしまった長野は突如転倒、そのままタッチアウトとなってしまった。その後、下を向いて笑いをこらえる緒方監督の姿がテレビの中継放送でもしっかりと映されている。

この転倒事件がきっかけで、この年の広島のチームスローガン「水金地火木ドッテンカープ」にちなんだ「ドッテン長野」という別称が誕生。また、人格面は優れているものの大事な場面でやらかすことに関しては「あの人*1の再来」とネタにされた。

なお、この日の試合は2-0で広島が勝利したものの(試合詳細)、シーズンでは結果的に4連覇を逃してしまったため、「(首位から)ドッテン」と盛大にネタにされることとなった。


動画


再来:ドッテン奨成

マツダスタジアムでは、それから3年後となる2022年6月23日の広島対阪神戦にてまたしても転倒事故が発生。

この日は広島のクローザー・栗林良吏が9回表に同点打を許し、延長戦へともつれ込んでいた。10回裏・二死走者なしの場面で阪神の6番手ラウル・アルカンタラに対し、代打・松山竜平が四球を選んで出塁、松山の代走に中村奨成が送られる。
そして次打者の菊池涼介がレフト線ギリギリに落ちる二塁打を放つと、中村は一気に三塁まで進塁。三塁コーチ・河田雄祐が手を回していたのでそのまま三塁も蹴り本塁を狙うはずだったが、三塁を越えたあたりで足がもつれ痛恨の転倒。奇しくも3年前と同じ流れの珍プレーが飛び出してしまう。当然中村は本塁前であえなくタッチアウトとなり、サヨナラのホームインとはならなかった。

その後もお互いに決定打を欠き、試合は結局3-3の引き分けに終わっている。(試合詳細


関連項目



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*1 それぞれが巨人と阪神に在籍していた2011年、長野が首位打者を新井は打点王を獲得している。