ドッテンカープ

Last-modified: 2025-09-27 (土) 08:08:10

広島東洋カープがリーグ3連覇後の2019年に経験したV逸・CS逸のこと。同年のキャッチフレーズ*1水金地火木ドッテンカープ」と転倒の擬音語「ドテッ!」を掛けた蔑称である。

広島のキャッチフレーズ

2016年・2017年とリーグ2連覇を成し遂げた広島。この2年は

  • 2016年:真赤激!(まっかげき)
  • 2017年:カ舞吼!(かぶく)

という(広島基準では)平常運転のキャッチフレーズを掲げて戦っていた。

しかし2018年は「℃℃℃(ドドドォー!!!)」と、カープファンですら首をひねるキャッチフレーズ*2を発表。無事に3連覇を達成したため、この年こそ問題視はされなかったが……

水金地火木ドッテンカープ

2019年は「水金地火木ドッテンカープ」というさらに意味不明なキャッチフレーズ*3を発表。選手会長としてこのキャッチフレーズを発表する會澤翼が失笑の混ざった表情と共にプラカードを掲げたこともあり、この時点でネタフレーズ扱いとなっていた。

シーズン経過

この年は主力の流出精神的支柱の引退もあり開幕直後は絶不調
その後は持ち直し5月に球団記録の20勝を達成し首位に立つも、交流戦で絶望的な成績を叩き出しセ・リーグ首位を巨人に明け渡す。そして交流戦後からオールスター前までの12戦で1勝もできず、Bクラスに転落し前半戦を終える。
後半戦は1度も首位に立つことはなく2位から5位を乱高下。さらに6月30日の緒方監督による野間峻祥への暴行問題、8月17日のサビエル・バティスタドーピング疑惑とスキャンダルも相次いだ。
そして9月19日の対DeNA最終戦を迎え、ここまで苦しめられてきた天敵・今永昇太5回途中7失点で降板させるも、ネフタリ・ソト梶谷隆幸に被弾しわずか1イニングで追い付かれた挙げ句、延長サヨナラ負けを喫しついにV逸が確定する
さらに27日の対中日シーズン最終戦、「引き分け以上でCS確定」という大一番。ここで先発に防御率トップを走っていたクリス・ジョンソンを立てるが、7回に堂上直倫に被弾し痛恨の敗戦を喫する*4
この広島の敗戦で自力CSが復活した阪神が翌28日のDeNA戦、29日と30日の中日戦(シーズン最終戦)に連勝したことでCS進出が決まり、最後の最後に広島は4位に転落してシーズンを終えた(シーズン最終戦の経過は竜虎同盟を参照)。

2020年も

同年オフには2020年のキャッチフレーズが発表されたのだが、「たった今 このAKAの子 舞いたった」という「ドッテンカープ」以上に理解しがたい意味不明なフレーズ*5であり、広島ファンは震撼。発表時の冷えっぷりはスポーツ紙にも赤裸々に書かれる有様であった。

広島、V奪回文仰天キャッチフレーズ!「たった今 このAKAの子 舞いたった」


(前略)

球界初!?の回文キャッチフレーズが誕生した。壇上の会沢が「たった今 このAKAの子 舞いたった」と書かれたボードを掲げると、3万1000人のファンはポカーン。司会者が慌てて意味を説明すると、じわりじわりと笑いが起こった。

翌2021年以降はカープ側も懲りたのか擬音や掛け声を意識した短いスローガンに切り替えており、ファンからもそれなりに好意的に受け止められている。


関連項目



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*1 現在、NPB12球団では広島とオリックスのみ「キャッチフレーズ」として発表を行っている(他球団は「スローガン」)。
*2 球団が言うには「努力」「泥臭さ」「怒涛」「度胸」「同心」「同郷」「胴上げ」といった「ど」のつく言葉を熱さとカープ(C)をかけて「℃」で表現し、3回続けることで3連覇への決意が込められている、と一応意味はある。
*3 球団が言うには「様々な特徴を持ちながらも同じ方向に公転する『太陽系の家族』である惑星を、家族のような絆で3連覇を遂げた広島になぞらえたものです」とのこと。なにいってだこいつ状態である。
*4 しかもこの試合でジョンソンの防御率が悪化、中日の大野雄大に最優秀防御率のタイトルをさらわれる原因となった。
*5 このキャッチフレーズは回文(「あか」はローマ字「AKA」)で、「永続的に繰り返すことができるこのフレーズのように、これからもファンとともに戦っていく」という思いを込めたという。