MHF-G2で実装されたG級武器で、アノルパティスの素材を使った片手剣。
アノルパティスの情報公開と同時に運営から公開された武器であり、
多くのハンターには実装前から広く知られていた。
剣にアノルパティスのノコギリのようなギザギザが付いており、
この武器で切られたときの斬撃は深く、鋭いらしい。
性能
- アノルパティスは極海のボスということで性能は高め。
G級武器の基本性能と言われるLv20時のスペックは攻撃力536、水属性490となっている。
最大強化段階のLv50時のスペックは攻撃力644、水属性640となる。
斬れ味もかなり優秀でLV35から空色ゲージ30が発生するため全てにおいて隙が無い武器である。
水属性片手剣の中では唯一空色ゲージを持つため非常に優秀な性能という評価を受け、
パリアプリアやグレンゼブルの片手剣を圧倒する存在となっていた。
- 攻撃回数が多い片手剣だからか空色ゲージは30と大剣と比べると長めだが、
それでも実際の戦闘ではすぐに白ゲージに落ちてしまうのが弱点。
この片手剣を使うには業物+2がほぼ必須級になってくるといってもいい。
他にも空ゲージを使い切ると次に出てくるのは白ゲージであり、
紫ゲージではないため斬れ味が落ちると同時に属性火力も結構下がってしまう。
こちらも属性が大事な片手剣にとってはやや痛い弱点である。
- G2で実装された水片手はパリアプリア、グレンゼブルのものがあるものの、
前者は白一色で属性特化、後者は斬れ味は紫多めでいいもののリーチが極短という欠点がある。
このゼーゲトゥースはそういうデメリットがないため使用率は高かった。
使用感的には水片手剣版のヒュジキキ武器という感じになっており、
つまるところ物理と属性のバランスが丁度良かったので人気になったのだ。
水弱点のレビディオラやミドガロン、イャンガルルガ、グラビモス相手に戦う時は、
強化して使う人も多くおり非常に心強い一振りとして扱われていた。- しかしながら…その人気はあくまでも水属性武器としての話である。
実際はシャンティエンの天翔剣がライバルとして立ちはだかった。
こちらは空ゲージあり、攻撃力は672、天翔属性は810というスペックとなっており、
水属性が弱点のモンスターには水属性810の武器として実質扱うことが可能。
なのでこの武器のおかげであまり使われておらず影が薄かった。
- しかしながら…その人気はあくまでも水属性武器としての話である。
- 更に水属性武器全般に言えることだがG3以降はバルラガル武器や歌姫武器が登場し、
この武器にも多くのライバルが増えてくることとなった。
ポカラドン武器もそうだったがアノル武器もG3で多くのダメージを受けて、
この武器も歌姫武器の高性能さに負けてしまって使われなくなってしまった。
その後もG時代の古い武器であったためドンドン型落ちになってしまっていたが、
かなり時間がたったG8において型落ち品の救済システムとしてG級技巧武器が導入、
同期のゼーゲロングホーンに次いで強化先が追加されることとなった。
改ゼーゲトゥース
- 同期のゼーゲロングホーンに次いで改G級武器へ昇華。
G級のジンオウガ・ジンオウガ亜種・ベリオロス・アマツマガツチから得られる遷悠素材「遷悠玉」を用いて改G級武器へ強化する。
なお派生させるためにはGR800以上になっている必要がある。
- 最大強化時の性能比較は以下の通り。
- 攻撃力742、水840に強化
- 空色ゲージ80に強化
- 会心率が10%に強化
そして手数が多い片手剣には空色ゲージ80の習得がありがたく、
業物なしでも空色ゲージを落とさずに戦うことが可能になった。
攻撃力・属性に関しては普通に王道強化という形であり、
元々のコンセプトのまま優等生らしい性能になったといえる。
- 強化に必要な素材はG級ベリオロスとアノルパティスの素材を使用する。
この片手剣を作るために何度も狩ってるアノルパティスはともかく、
G級ベリオロスは即死コンボが凶悪かつ棘も壊しにくい強敵なので、
慣れていたとしても狩猟に時間がかかりがちで作るのは面倒かもしれない。
アップデートで棘の壊しやすさや即死コンボの頻度は調整されたものの、
事前モーションがない即死コンボは依然として凶悪なので作るのは難しい。
まあでも何度か戦えば作れるレベルに素材は溜まるので頑張るしかない。
- ちなみに空色ゲージはLv50にならないと短いままとなるため、
実戦投入するなら変なレベルで止めずLV50に強化してしまおう。
- 全体的に優秀な性能になったのだが、水片手としては改天翔剣【蒼穹】の壁が厚い。
同じG級技巧武器なのだが、この武器は天翔属性1310という破格の属性武器になっており、
水に弱いモンスターなら水属性1310という凶悪な属性を出す武器になるため、
わざわざ改ゼーゲトゥースを使う必要性が見当たらないという意見も多め。
実戦向けというよりアノルパティスが好きな人向けの武器という趣が強いようにも感じる。