MH-Rに登場する女性ライダー。CV:坂本真綾
11月6日生まれの25歳。所属は中立都市ラクア。
概要
- 中立都市ラクアの首長にして、ライダーズギルドのマスター代理を務めるライダー。
前首長マルクの娘で、彼が病死したため、若くして首長の任を引き継いだ。
幼い頃から英才教育を受けており、豊富な知識とライダーとしての高い実力を合わせもつ。
しかし、完壁に見える彼女でも、個性派ぞろいの他の首長たちを取りまとめるのに苦労している。
マリィの事は本当の妹のように思っており、何よりも大切にしている。
キャラクター
- 中立都市ラクアの事実上のトップを務める女性ライダー。
フェルジア大陸全土を脅かしつつある異変に対抗するために特派観測隊の発足を進言し、
主人公をラクアへ呼び出し、そのリーダーとなる事を依頼した人物。
言わばMH-Rの物語そのものの発端となったキャラクターの一人である。
特派観測隊の正規メンバーというよりはあくまでプランナー兼スポンサーの立ち位置だが、
最も積極的な協力者でもあり、実質的な最高責任者でもある。
- フェルジア大陸の六都市の首長の中では比較的若い。
これは前任の首長であった父親の病死をきっかけに就任したためであり、
当初はその立場を快く思わない者もいたという。
しかし就任後、その辣腕ぶりによって信頼を勝ち取り、
現在ではラクアにおいてその立場に異議を唱える人物は居ないほどの支持を獲得している。- 才色兼備で完璧な人物のように見えるが、決して「天才」ではない。
子供の頃から受けていた英才教育をベースに、自分の経験や周囲の意見を取り入れ、
協議や試行錯誤を繰り返しながら現在の自分を築いている。
- 才色兼備で完璧な人物のように見えるが、決して「天才」ではない。
- ライダーの師匠はマリィの父親であるリュウガ。
故人となった現在でも彼を「先生」と呼んで心から尊敬している。
自分のオトモンに振り回されるマリィを彼の教えに沿う形で指導するなど、
今でもその魂はしっかりと受け継がれている。
マリィはそのリュウガの失踪後、マルクに引き取られたために義姉妹となった。
実の姉妹のように育てられ、互いに深い信頼関係で結ばれている。
勝手に主人公の旅路に同行してラクアを出て行ってしまったマリィを心配するも、
連れ戻しはせずにその活躍に期待しながら無言で送り出した。
- 虫(甲虫種モンスターを含む)が苦手という一面を持っている。
これは過去に自分が置き忘れた茶菓子を取りに戻ったところ、
その茶菓子に大量のオルタロスが群がっている光景を目撃してしまったトラウマによるものらしい。
全長1mを優に超える巨大昆虫が一か所にワシャワシャと群がる様子など、
確かに思い浮かべるのも悍ましい悪夢の光景である。
- アシュリーと共にラクア屈指の問題人物であるイレーヌと正面から向き合える貴重な人材。
イレーヌからは普段は呼び捨てにされており、比較的仲の良い友人に見えるが、
意外にも二人の関係はヒルダが首長に就任してから。
そしてイレーヌとアシュリーを引き合わせたのがヒルダである。
二人(というより主にイレーヌ)が危険な研究や実験ができているのも、
その結果として研究所が大変な事になっても比較的軽めのお咎めだけで済むのは、
ヒルダがその一連の研究について一定の理解を示し、許可を出しているためである。- ラクアの誇る重要人物(若干1名疑問符が付きそうだが)である3人だが、
その人間関係とパワーバランスはなかなか複雑。
当初のヒルダは毒か薬かもわからない液体の入った試験管を片手に
ふらふらと近寄ってくるイレーヌに対して小さくない恐怖を抱いていた。当然である。
しかし、ある時イレーヌがやらかした「何か」をきっかけに、
ヒルダはイレーヌが明確な恐怖を覚える数少ない存在と化した。
イレーヌの言葉を要約すると「首長様を怒らせるといろいろ大変」らしい。
なお、ヒルダもイレーヌに対する苦手意識が完全に抜けきっているわけではないようで、
結果としてお互いに良い距離感を保つ事ができている。
ただ、イレーヌ側が原因のしわ寄せが悉くアシュリーに向かっており、
ヒルダは時折アシュリーのフォローに入るという新たな仕事を増やす事になった。
アシュリーは基本的にヒルダもイレーヌも尊敬しているが、
普段は大人しい分、万が一爆発してしまうと前述の二人も相当苦労する模様。
もしかするとラクア最強の存在はアシュリーかもしれない?
ヒルダはともかくイレーヌに関してはただの自業自得な気がするが……。
- ラクアの誇る重要人物(若干1名疑問符が付きそうだが)である3人だが、
- 敵対者には一切容赦をしないアグレッシブな一面を見せる。
後述する必殺技の演出では「塵になりなさい」という過激な決め台詞も飛び出す。
燃え盛る業火を眺めながら軽く首を回しつつ吐き捨てる様子は悪役一歩手前の雰囲気。- そういった一面が影響しているわけではない(と思われる)が、
飛竜種屈指の兇暴性で知られるライゼクスをお気に入りのモンスターの一体として挙げている。*1
ライゼクスのモチーフに、苦手なはずの虫が多数取り入れられてるのは内緒
- そういった一面が影響しているわけではない(と思われる)が、
- オトモンは雌火竜リオレイア。
昼寝好きでマイペースな性格の個体で、ヒルダが正式にライダーに就任した頃からの相棒。
武器はプリンセスバースト系のガンランス、防具はレイアシリーズを愛用している。
防具については元々は普通のレイアシリーズを装備していたが、
首長に就任する際に独自のアレンジを加えた現在の装備に新調したという。
武器については特にコメントされていないが、こちらも独自のカスタマイズが組まれているのか、
それともヒルダの地力や技量によって可能としている特殊な技なのか、
本来のガンランスの射程を超えた中遠距離に向けて大規模な爆炎を発射する必殺技を持つ。- 防具の装甲は腕や腰回りなどに集中しており、胴体部分、特に上半身は薄い。
そのため、シノなどと比較すると目立ちにくいもののよく揺れる。
また、下半身の装甲も機動性を重視しているのか多すぎない程度に隙間が空いており、
レイアシリーズの特徴とも言えるスカートのような装甲も少し短めに加工されている。
そして武器としてガンランスを採用しているため、少し腰を落とすような構え方になり、
結果として角度によっては普通にインナー(というよりかなり際どい角度の純白のパンツ)が見えてしまう。
キャラクター図鑑ではそれぞれの要素を堪能できる。
- 防具の装甲は腕や腰回りなどに集中しており、胴体部分、特に上半身は薄い。
彼女の秘密
- 彼女のもう一つの姿。
それは黒の使徒幹部筆頭【暴電のラマーシュ】である。
ストーリー第12章から動向が不明となり、第13章で特派観測隊を絆原石の祠にて待ち構え、
主人公たちの前でラマーシュとしての仮面を外し、ヒルダとしての顔で姿を現す事で発覚した。
彼女が中立都市ラクアの首長であるにもかかわらず、六都市に仇名し再び大厄災を引き起こさんと動いたその訳とは…
- 実は上述したヒルダ自身やナルガテールの追加された信頼度会話の内容やラマーシュの後ろ髪などの根拠から、
ラマーシュ=ヒルダ説はかなり前から疑われていた。
また、ストーリー第13章の追加と同時に登場した夢幻の塔のガチャで
思いっきり仮面を外したラマーシュの姿が発表されるという、とんでもないネタバレが行われていたりする。