概要
魔導生物たちが魂に直接刻みつける名前。これをもって契約を結ぶことは『血の契約(盟約)』となり、たがえる事のできない絶対の契約となる。強大な力を持つ魔導生物は他者に刻むことも可能で、主に自らの眷属として認めた者に対して行う。サー=ヴァル暗黒卿は名前を失くしたカーバンクル公にその名を与えている。
複数の呼び名を持つサー=ヴァル暗黒卿を例にとってみると、
- サー=ヴァル暗黒卿
- 真名<ソウル・ネーム>。真名を与えた者に真名をもって契っている稀有な例で、非常に強固な縁が結ばれている。
ミ=ラーイン暗黒卿から肖っている。過去と現在でそれぞれ結んだ"絆"を繋ぐ、真に魂に刻んだ名前である。
- クァール
- アカシックレコードに記載されている魔導生物名。青いウィンドウで表示されるアレ。通称でもある。
- 大多数の魔導生物は、真名といえば魔導生物名そのままが該当する。
- クァール枢機卿
- 自身の美称。眷属としたカーバンクル公が真名を告げられるまではこれで呼んでいた。呼ばせていた、とも言える。
- サーヴァ=ルシキャットゥ
- 帝国姓。邪王真眼を持つ狂王などがこれで呼んだ事がある。
- クァールキャット
- ドグマ化する前の動物系モンスターの種族名。
- 反乱軍への自己紹介の際に用いたが、基本的に魔導生物は一種族につき同一世界線上では一体しか存在を維持できないため、使用する機会は稀。
- トルネード
- 帝国狩猟部隊"フェンリル"時代のコードネーム。
- サー=バル上級騎士
- 過ぎ去りし過去のサー=ヴァル暗黒卿が用いていた。
- 自ら名乗ったか、ミ=ラーイン暗黒卿が与えたものかどうかは不明。
メタ的な解説
「名前」の翻訳結果。<ソウル・ネーム>とは直訳通り「魂の名前」のこと。
元ネタと言えるかはわからないが、アニメ「ガールズ&パンツァー」に登場する「カバさんチーム」*1の呼称設定として「ソウルネーム」が使用されている。こちらは逆に歴史上の人物からとったアダ名という設定。