食物再拝錬金術

Last-modified: 2019-06-19 (水) 19:37:04

概要

 アルケミー・オブ・オーガニックマター。三度の魔大戦を経て、地上から失われてしまった技術。古代の文明に精通する魔導博士その助手だけが存在を知るのみであり、彼女らの智慧を持ってしても再現はできなかった。
 辺り一面に散らばっている先ほどまで生命だったモノをオプティマ、再構築し、同じとは思えぬ形骸で味わえる如くにする行為、あるいはそうして出来上がったものを指す。
 聖刻文字《ヒエログリフ》を詠唱めるヒトの書いた予言の書であれば、古文書を解読し情報(ダーテン)を入手できると踏んだ魔導博士らの謀略により食物再拝錬金術に挑むことになったカーバンクル公であったが、その術は二人を返り討ちにし臣従させてしまうほどに強力なものであった。

メタ的な解説

「料理」とその説明のノムリッシュ語訳。文脈によってはアルケミー・オブ・オーガニックマターとも訳されている。どういうわけかやたらと物騒な内容になっている。というより、内容そのものは確かに料理だが、本シリーズの殺伐とした世界や人物を反映したかのごとき表現になっている。

 

説明中の「辺り一面に散らばっている先ほどまで生命だったモノ」は、Amazon限定配信の特撮ドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』の二期テーマ『DIE SET DOWN』の一節「さっきまで生命だったものが あたり一面に転がる」に由来する。殺伐とした展開で話題を呼んだ「アマゾンズ」の中でも、「わざとTV放映させないようにした」とも噂されるほど殺伐かつ陰鬱な作風となった二期の象徴的フレーズとして例示される事が多い。
また、同作の怪人(&仮面ライダー)に相当する「アマゾン」は食人生命体であり、食肉、特に人肉食を示すネットスラングとしてに同作にまつわる用語が用いられることがある。異説7話②の動画タグや、この箇所の動画コメントにしばしば見られる「アマゾンズ」関連用語もこのネットスラング的用法によるもの。