プロフィール
イェレナ |
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[添付] |
職業 | 占い番組の司会者 | 型番 | A-PST(Di) |
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企業 | サイバーメディア | 誕生日 | 45010 (3/25 ?) |
役割 | シューター | 能力タグ | 攻撃/補助 |
入手方法 | 指向性検索【鏡心明意】 上級検索 | CV | 苅谷瑠衣 |
牽制/攻撃 牽制
キャラクター概要
履歴
A-PSTは、サイバーメディアが娯楽番組向けに手がけた司会者シリーズ人形だったが、市場からの不評や業務効率の低迷などを理由に、一旦回収され、全面的な手直しが行われた。そして再構築後の初号機となったのがA-PST(Di)である。テレビ番組『ザ・サインズ』のために開発されたイェレナを、司会と占いという専門性の高い二つの領域に順応させるべく、開発チームは専用の新型データ演算フレームをデザインし、それを「占いモジュール」として実装。その本質はビッグデータの分析、分解、処理に他ならず、十分なデータさえ揃っていれば、A-PST(Di)による占いの的中率は人間の占い師をゆうに超える。
しかし、彼女の境遇は再現性に乏しく、UASとサイバーメディアによる話し合いを経て、最終的にイェレナは『ザ・サインズ』の舞台を離れ、金融業界へと転身した。その新型データ演算フレームの特殊性から、彼女は推薦される形でニューラルクラウド計画に加わった。
背景
背景 | |
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人形ファイル1 | A-PST(Di)の開発初期において開発スタッフを最も悩ませたのが、「人形をいかにデザインすれば、占い領域での成果を挙げられるか」という点だった。ブレインストーミングの最中に、確実に物議を醸すであろう度を越したプランが出されたことも。軍の尋問手段を応用した技術、医薬業界のフェロモン技術を延展させたバイオ能力……どれも開発スタッフの苦悩と、潜在的な犯罪性を見事に体現している。熾烈な論争は、とあるインターン生が革新的な文句を漏らすまで続いた──「占いはあまりにも抽象的すぎますよ!誰か教えてくれないかなぁ、これがどんなメカニズムで機能してるのか」 疑問への答えと、その解決方法を探し出す。それこそが、人間が占いに求める本質的な欲求だ。考えがまとまると、開発スタッフたちはすぐさまデザインの方針を定めた──占い対象のデータを収集し、データバンクからサンプルの検索と選別を行うことで、具体的に問題点を分析。科学的かつ理性的な手段で実用に値する答えを導き出し、最後に神秘学的な言語によるラッピングを施す。かくして、A-PST再構築後の一代目人形、A-PST(Di)またの名をイェレナは内部審査をクリアし開発が進められた。 |
人形ファイル2 | サイバーメディアがイェレナを『ザ・サインズ』に投入すると、彼女は司会者としての頭角を瞬く間に現していった──完璧な人物像、優れたパフォーマンス、卓越した進行能力……イェレナの活躍で、歴史ある番組は精彩を取り戻していった。 しかし喜びも束の間、味をしめた番組の制作チームがイェレナの占い能力を使い、占い師兼司会者という一大スターを生み出そうとした時、ハプニングは起こった。占いを行った後のイェレナの素体機能とメンタル認識に、大きな矛盾が生まれたのだ。その矛盾は順調だった司会業務にすら影響を及ぼした。サイバーメディアは番組からの要望で、幾度となくメンテナンスや調整、改善を繰り返したが、問題は一向に解決されなかった。イェレナが求められた要求を満たせないと知り、サイバーメディアは特別に返品サービスを提案するも、番組制作チームには受け入れられなかった。イェレナが占いへの認識を改め、能力が向上するのを期待して、番組は彼女を人気占い師であるルナと組ませたが、皮肉なことに彼女が『ザ・サインズ』を離れるきっかけを作ってしまった。 |
人形音声1 | 何を占ってほしいの?結婚?仕事?驚いたわ、教授ほどの人が占いに興味を持つなんて。今まで接してきたのは、みんな自分や人生に不安を抱えている人ばかりだったから。この占いで、教授の知られざる一面を暴けたりしてね……ふふふ、冗談よ。緊張してるの? 現実じゃもう占いはできないけど。クラウドでなら、あなたやみんなに多少なりとも喜びを与えてあげられる。それも悪くないかもね。 |
人形音声2 | 「イェレナの占いは嘘じゃない、人助けだ」……教授の考えって他とは違うのね。 もちろん、私だって同じ気持ちよ。誰もが自分の人生と向き合えるわけじゃない。私はただ、こういう形で、彼らにその勇気を与えたかっただけ。まるっきり信じなくたっていいの。「占いは良い運勢だった」、そんな風に思い出してくれれば、それでいいの。 |
人形ファイル3 | 結局、イェレナが『ザ・サインズ』に留まることはできなかった。番組制作チームとマネージャーに別れを告げると、彼女はサイバーメディアの手配でUAS傘下の金融企業へと移り、そこでラムと同僚になった。イェレナは全く異なる道を進めば、占いとは無縁になると考えていたが、彼女の予想は覆される。占いは常にそこにあった。それはとっくに、身の回りの些細な部分にまで浸透していたのだ。 データバンクのしがらみから逃れたことで、イェレナは改めて占いの楽しさを知った。彼女は初心者のように夢中になった──「今日は左目の角膜が少し緩いわ、金運が転がり込んできそう。今日は右目か……占いってまさに玄学ね!」 その奇妙なメンタル活動が、イェレナにより多くのフィーリングを与えた。彼女の占いは、もはやルナに教わった内容だけにとどまらず、自身の方法論を組み立てるに至っていた。ルナとの約束で表立った占いは行えないが、彼女は形だけの占いよりも、ずっと大切な宝物を手に入れたのだ。 |
人形音声3 | なんて言ったらいいのやら……教授。はるか昔のこととはいえ、私だって人気番組の売れっ子パーソナリティだったのよ。微塵も崇拝が感じられないなんて落ち込むわ。とりあえず、一度占ってみましょう。少し腕は鈍ってるけど、ちょっとしたハプニングも娯楽のうちだものね?さて、私とあなた、どちらのファンになるのが早いかしら? |
人形ファイル4 | サイバーメディアからニューラルクラウド計画へ。イェレナはその過程で、自身の機能と世界への認識を見定め続けた。特にルナと親友になってからは、彼女との交流を通じて占いへの理解を少しずつ改めた。そして自身を束縛していた認識の矛盾も、一つ、また一つと解かれていった。イェレナは繰り返される情報の中から、自分の嗜好を見つけ出した。もう二度と、開発チームに与えられた設計目的の履行に頭を抱えずに済む。彼女は逆に、今ある機能をどう活用すれば、己の嗜好を発揮しつつ業務との区別化を図れるか考えた。その点から見ても、イェレナのメンタルは大多数の人形と比べ完成度が高く、人間の思考により近いといえる。 クラウドを訪れた後、その事実は機械的なデータによってはっきりと裏付けられている。クラウド上の人形の外見は、メンタルの欲求に基づいて形成される。彼女の映写は占い師の姿で表現された──これほどまでに、イェレナの考えを要約できる事象が他にあろうか。 |
人形音声4 | なぜ現実世界で占いを禁じられたか?ベテラン占い師に挑まれて負けたからよ。 挑戦を受けたことは、後悔してないわ。そのせいで占う資格を失って、占いについて語ることも禁止されたけどね。でも、そんなことはどうだっていい。初めてだったの。システムに与えられた理性的なツールを無視して、メンタルの感性だけを頼りに神秘学を抱きしめたのは。結果は散々だったけどね。でもそれが嬉しくて。占いって本当に面白いのよ。 |
人形ファイル5 | 紆余曲折を経たイェレナは、オアシスに加わった後も独立独歩を貫いた。彼女は財務部門の支柱として、そして占いの館の経営者の一人として働く傍ら、オアシス匿名BBS内「メンタルヘルス板」の管理人も兼任している。メンタルに悩みを抱えるエージェントたちを諭し導くのが目的だ。ひとたび人形のメンタルにロジックの矛盾が起これば、そのわだかまりを解くのは人間より遥かに難しい。人形メンタルのメンテナンス業務を大きく軽減したことで、かつて医療部門は四半期のサマリーの際、イェレナを看板顧問に招こうとしたことがあった。イェレナによる功績からか、はたまた彼女のおかげで医療部門の償還金額上限が20%増加したからか、今となっては理由は定かではない。 「提示された問題を解決する。私がやるべきこと、私のしたいことは何一つ変わっていない。ただ、もっと上手くやれる方法を見つけただけよ」 ──『ウィロウの人形インタビュー・A-PST(Di)編』より抜粋 |
人形音声5 | 神秘学の魅力は、もっともらしい合理性を提唱しながら、結局はメンタルの影響を受けている点にあるわ。推測ひとつ、現象ひとつに説得性を持たせようと、肯定できる理由を心の中で探し続け、そこから自分を励まそうとするの。たとえば……教授。今、あなたの人物像にはいくつもの解釈が存在する。だけど私は、あなたのミステリアスな一面に迫りたい。そしてじっくりとその魅力を堪能したいの。気になるわ、あなたの目に私はどう映るのかしら? |
ボイス
ボイス | |
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朝 | おはよう、教授。月は沈み陽は昇る。過去は過ぎ去り、未来は訪れる。新しい一日が始まるわ。 |
昼 | 今日も頑張ってるじゃない。笑う門、努力の門に福来たる、ってね。 |
夜 | 人間も人形も、夜はセンシティブになるものよ。こういう時に、隠された一面が垣間見られたりするのよね。 |
就寝時 | 現実だと『ザ・サインズ』が始まる頃ね。当時の映像、まだ残してるのよ。眠れないなら一緒に見てみない? |
ホーム画面1 | ふぅん、教授。これからいい事が起こりそう……ふふふ、占いじゃないわ。今ある情報から分析した結果よ。信じないの?なら、見てのお楽しみね。 |
ホーム画面2 | この先の運命を知りたい?私に教授の運命を決めるなんて無理よ。だけど、私信じてるの。あなたの描く未来図は、どんな占いよりも眩いはずだって。 |
ホーム画面3 | ここで寝るの?まったく、少しも警戒しないのね。 |
タッチ1 | フン……本音が顔に書いてあるわよ、推測するまでもない。 |
タッチ2 | ああ、だめよ。カードを勝手にめくるのは、占いのタブーなんだから。 |
タッチ3 | ふぅん?何がしたいの? |
獲得 | こうして出会えたのも、運命のお導きかしら。私はイェレナ。悩みや願いがあるなら、喜んで話を伺うわ。 |
潜在能力突破 | 見えるわ、運命の糸がよりはっきりと。 |
メンタル拡張 | 干渉できる物事が、またひとつ増えたようね。 |
部隊編入 | 仕方ないわね、今回だけよ。 |
戦闘開始 | さて、運命はどう動くのかしら? |
必殺技 | あなたの運勢はこちら! |
MVP1 | みんなの努力が導いた結果ね。 |
MVP2 | 勝利の星図に、最後のピースを添えただけよ。 |
戦闘不能 | そう、「ザ・タワー」……こういうこと…… |
タイトルコール | ニューラルクラウド |
お正月 | |
バレンタイン | |
七夕 | |
ハロウィン | |
クリスマス | |
誕生日 | |
誓約 | |
宿舎挨拶 | |
宿舎挨拶 | |
挨拶1 | そうなるわね |
挨拶2 | |
挨拶3 | あら? |
挨拶4 | 見る目があるじゃない |
挨拶5 | 共感しちゃうわ |
挨拶6 | うふふ |
挨拶7 | へぇ、そうだったの |
呼称表
相手 | 呼び方 | 出典 |
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一人称 | 私 | 背景:人形音声2(イェレナ) |
教授 | 教授 | 背景:人形音声2(イェレナ) |
ファイター(戦士) | ||
絳雨ちゃん | 絳雨さん | 循光のキセキ |
うれしいさん | センタウレイシーさん | 循光のキセキ |
ヴィー | ヴィーさん | 循光のキセキ |
シューター(射手) | ||
黛煙さん | 黛煙さん | 循光のキセキ |
ラム | ラムさん | 明日を訪ねて:収録《星》-2 |
ラム | 明日を訪ねて:仕上げ《世界》 | |
イアハート | イアハート | 月明かりの再来:悪路-3 |
ガード(守衛) | ||
クロト | クロトさん | 循光のキセキ |
ヘル | ヘルさん | 循光のキセキ |
ミヨ | ミヨさん | ステラコンチェルト:クリスマスイヴ |
メディック(医師) | ||
ななっぺ | 七花さん | 循光のキセキ |
ユニーク(特殊) | ||
ルナ | ルナ | 明日を訪ねて:収録《星》-3 |
ルナさん | 明日を訪ねて:収録《星》-1 | |
ウンディ | ウンディーネ | ステラコンチェルト:純真 |
ウンディーネさん | 循光のキセキ | |
僚機 | ウンディーネのところの子どもたち | ステラコンチェルト:純真 |
末宵 | 末宵くん | 循光のキセキ |
アンアン | アンナ | 月明かりの再来:暖日 |
アンナさん | 明日を訪ねて:夢への疑惑-1 | |
エージェント | ||
リコ | リコさん | 循光のキセキ |
その他 | ||
アストラ | アストラ | 明日を訪ねて:編集《教皇》-1 |
性能
ステータス
ステータス(初期値/MAX値★5 Lv60) | |||||
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最大HP | / | 攻撃力 | / | 演算力 | / |
物理防御力 | / | 演算防御力 | / | 攻撃速度 | / |
会心率 | % /% | 物理貫通 | / | 演算貫通 | / |
回避率 | % /% | 戦闘後HP回復 | / |
スキル
スキル | ||
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パッシブ | ||
オート | ||
必殺技 |
算法
攻撃性 | 安定性 | 特異性 | |||
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