異常エリア
危険跋渉
救助作戦
人の流れに逆らい、生命の火花へと奔る。
- 災害現場の道路はガレキで埋もれていた。旧市街地へと続く主要道路だ。これを取り除ければ、今後の救助活動がやりやすくなる。
- 時間を無駄にできない、無視して先に行こう(ランダムに関数を1つ獲得)
- 少なくとも、人が通れる道を作らないと(ランダムに関数を2つ獲得する代わりに、全員の最大HP-20%)
- 迂回していくぞ(CCを10獲得)
- 「隣の隊、特殊レスキュー人形を導入したらしい」
「人間隊員5名に匹敵するとかいうカスカディア?」
「ああ。あの子がいれば、たくさん助けられる」
救助キャンプで他の隊が、自分の噂話をしていた。
もっと頑張らないと(【報酬2倍】状態を獲得。今から3つの衝突エリアでの獲得CCが2倍になる) - 救助キャンプで救助隊に食べ物がまかなわれた。
老婦人はカスカディアにオートミールを渡す。
「たんとお上がり。大丈夫、地震もすぐに終わるわ」
悪いけど、あたしは子どもじゃない(所持関数を昇格)
ハァ…厚意として受け入れるか(CCを30獲得)
飽和せし救援
救助は一人の責任じゃない、作戦に身を投じる者全員の使命だ。
- 救助作戦では、常に装備の状態に注意する必要がある。一定時間ごとに、各モジュールや装備の稼働状況を確認するのだ。通信機、ライト、サーモグラフィー、バッテリー。どれもいざという時に機能停止したら、計り知れない損失を被るものばかりだ。
「カスカディア。ジブン、手伝うッスよ?」
同じく装備を点検していたチェルシーが、期待の眼差しを寄せてきた。
チェルシーと装備を点検しあう(CCを30支払い、ランダムに正のプロトコルを1つ獲得)
チェルシーの誘いを断る(ランダムに中性プロトコルを1つ獲得)
- チェルシーとの救助活動で、彼女は先輩としての経験を授けてきた。
「災害現場じゃ、常に自分の状態に気を配って、エネルギーを補充する必要があるッス…例えば、こういうエネルギー飲料。安心するッスよ、味はなんの問題もないッスから!」
チェルシーは補給剤エナージアを手渡してきた。ブルーベリー柑橘味と書かれている。
やっぱり、自分で買おう…(CCを20支払い、全員の最大HP+20%)
結構悪くないじゃん?(全員の最大HP+10%)
- 救助隊から新たに救援物資と最新のレスキュー装備が配布された。どれも重要なアイテムだが、機動性を考えると一つしか携帯できない。
レスキュー装備を持っていく(所持関数を昇格)
救助物資を持っていく(CCを30獲得)
レスキュー魂
厄災の前に人はちっぽけだ。だが、誰もが胸にレスキュー魂を宿している。
- 燃え上がる廃墟が救助ルートを妨げている。壊せば時間を大幅に節約できるが、素体に甚大な負担がかかってしまう。どうする?
強制的に取り除く(関数を2つ獲得するかわりに、全員がHPを20%失う)
ここは迂回しよう(関数を1つ獲得)
- 【警告:伝動システムオーバーロード、メンタルの安定性に影響を及ぼす危険性があります】
連続稼働の体に負担がかかっているようだ、どうする?
補給剤エナージアを飲む(【脅威上昇・OC】状態を獲得:次の衝突エリアでの敵の最大HPと攻撃力+15%。その代わり報酬が4倍になる。出力端末を除く)
休憩する(CCを40獲得) - バイタルセンサーが、瓦礫の下から特殊信号を検知した。瓦礫をどかすと、そこには破損した物資箱が埋もれていた。一部の物資は周囲に散らばっている。
物資箱を掘り出して救助物資を手に入れる(CCを60獲得する代わりに、全員がHPを20%失う)
散らばった物資だけを持っていく(CCを30獲得して立ち去る)
災害訓練
救助の歴史は、血と涙の歴史。貴重な知識の財産は、前人の犠牲から得られたものだ。
- 人形の技術が普及して以来、スヴァローグ重工はこの技術を救助活動へいかに応用するかを研究し続けてきた。人形は生まれつき人間のレスキュー隊員よりも強大なパワーを持ち、忍耐力に優れ、ずば抜けた安定性を持つ。最も重要なのは、人間に代わって災難によるリスクを担える点だ。
SRT-8は、スヴァローグ重工がCRAR*1、FF-Alpha*2、Sl-DT、DMLT*3などの多領域で活躍する人形のデータ、そして災害の最前線で稼働する多足ロボット・SRTシリーズの技術の結晶を応用して開発された、オールマイティな緊急レスキュー用人形だ。
SRT-8は災害レスキューの歴史を塗り替える
- レスキュー人形であるSRT-8には、設計当初から明確な二つの指標が設けられていた。高性能と汎用性だ。一見、矛盾するようにも思える指標だが、どちらもレスキュー人形には欠かせない要素なのだ。
高いレスキュー能力、そしていかなる環境下でもパーツを調達し、整備とメンテナンスを素早く行える汎用性と拡張性。ゆえにSRT-8の80%以上は、市販の最もポピュラーな汎用パーツで構成されている。スヴァローグ重工の研究スタッフは、たとえSRT-8が中度以上の損傷を負ったとしても、パーツを迅速に取り替えることで、救難最前線への続投が可能だとしている。
レスキュー人形が繊細じゃ、本末転倒だ
基礎的な構造デザインが定まると、研究スタッフたちはSRT-8の素体の制作に取り掛かった。
FF-Alphaから得たデータで、狭く複雑なスペースでは、小型化された素体がより救助活動に適していることがわかっている。スタッフたちは最終的に、十分なパワーが出せる範囲内で、SRT-8の体積を可能な限り小さくすることにした。
子ども扱いされないだろうか?
- SRT-8の最も核心的な技術は、スヴァローグ重工が彼女のために設計したレスキューモジュールだといえる。レスキューモジュールとは、様々な生命の探知や災害警告システムなどを組み合わせた特殊なモジュールで、例えば地震波探査機や、バイタルセンサー、ソナーなどの機能が含まれる。
だが災害で必要なのはツールだけにとどまらない。変化し続ける災害現場に、いかに対応するかが最も肝心となってくる。
スヴァローグ重工のスタッフたちはSRTシリーズのデータをもとにレスキューモジュールに災害対策システムを組み込むことで、救助最前線におけるSRT-8の対応能力の向上をはかろうとした。だが残念なことに、SRTシリーズのデータだけでは、対策システムは成り立たない
もっと救助現場のデータがいる
万策尽きたと思われたその時、スヴァローグ重工はとある贈り物を受け取った。世界各地の災害記念博物館から共同で送られてきた包みには、災害の記録や資料の詰まったデータディスクが大量に収められていた。研究スタッフはそれらデータをもとに、対策システムの基礎となる部分を開発
だがサプライズは終わりじゃない。その後の一年間も、レスキュー隊の実践記録が世界各地から続々と送られてきている。記録の提供者には、民間企業もあれば国家の政府機関も含まれた。
ありがとう、みんな
- 汎用形フレームとレスキューモジュールを除けば、いかにして救助任務に適したメンタルを造り上げるかが、SRT-8開発の肝となった。救助作戦には冷静な思考能力のほかに、大胆な決断能力、さらには被災者をなだめうる繊細さも必要となる。
「真面目すぎてもつまらないでしょう」
「参考になるサンプルはないの?」
「FF-Alphaの人格をそのまま使ったらどうだ?」
さすがに元気すぎない?
研究スタッフによる努力のもと、SRT-8のメンタルはようやく均衡値を探り当てた。だが目覚めたSRT-8は、スタッフたちの予想とは少々異なる性質を持っていた。
彼女は立かにすべての要求を満たしてはいた。しかし訓練とテストへのこだわりが異常なほどに強く、あまつさえ研究スタッフに歯向かうしまつ。被験者であるはずのSRT-8が、研究スタッフを罵りながらテストを行う場面も珍しくない。
ちょっと予想とは違ったが、結果オーライだ
- 実戦でのデータを獲得すべく、スヴァローグ重工は連邦の災害救助隊との協力作戦を決行。内部でのテストを終えたのち、SRT-8は連邦災害救助隊の一員となって、世界各地での救助作戦にあたることに。果たして救助隊に受け入れられるかどうか、SRT-8自身も緊張と期待に胸を膨らませていた。
「救助隊の一員になるんだ、型番で呼ぶのもな」
「何か有意義な名前を考えないと…」
思いがけないことに、連邦救助隊が最初に発した一言は、SRT-8の名前についてだった。
バイオリージョンの「カスカディア」から取るのは? - カスカディアはスヴァローグ重工の内部テストを終えると、計画通り連邦災害救助隊へと派遣され、いくつかの救援作戦を成し遂げた。その後、ボルティモアの災害コントロールチームでの研修を受けている。両チーム共に、カスカディアには極めて高い評価を残してはいるが、何事にも不協和音は存在した。
ある日、『見かけ倒しのレスキュー人形』という記事がネット上に出回った。「助け出したのは死体ばかり」「犠牲者絶えず、レスキュー人形投入の意味とは」などといった、カスカディアの性能を疑った、ひどく攻撃的な内容だ。
ご都合主義のゴミクズのような記事だな
不協和音は鳴りつつも、カスカディアは稼働テスト用の任務を完璧に成し遂げた。稼働テストデータは後続するSRT-8の製造に応用されているほか、カスカディアの予想外の収穫である機械犬「スロモ」も、後のSRT-8後続モデルの標準オプションとして生産されている。
これでもっと多くの命を助けられる - カスカディアのテスト期間が終わると、スヴァローグ重工は彼女を世界各地での救援活動に当たらせた。そういった経緯から、カスカディアは異なる国家や政府機関、ならびに民間の救助隊に所属していた経験を持つ。
不完全な統計によれば、カスカディアはこれまで合計4つの大規模な救助任務、24の中規模任務、そして数えきれないほどの小規模任務に参加している。地震、山火事、洪水、台風、はたまた戦場にいたるまで。ジャーナリストたちがどこにいようと、救助の最前線でカスカディアの姿を見つけることができた。
レスキュー人形、開発成功
ところが驚くべきことに、一部の救助隊からはカスカディアにまつわるネガティブなフィードバックが寄せられている。度重なる規律違反、そして単独行動の末に【一匹狼のカスカディア】という不名誉な称号まで授けられているのだ。
しかしそれとは対照的に、いくつかの救援隊からは最高の評価を与えられている。両極化した評価に頭を抱えたスヴァローグ重工は、しかたなく調査に乗り出した。
何かの勘違いじゃないのか? - カスカディアの両極化した評価はスヴァローグ重工だけでなく、各メディアの注目も集めた。そしてメディア独自の調査によって真相は暴かれる
一部の民営救助隊は、救助のリスクを被りたくはないがために、保守的な手段を講じていた。カスカディアの命令違反は、すべてより多くの命を助け出すためだったのだ。
真相が知れ渡ると、カスカディアは一躍人気者となり、彼女を英雄と褒め称える者まで現れた。レスキュー事業において、その小さな背中はますます輝きを増すであろう。誰もがそう考えていた時、カスカディア引退のニュースが世間を騒がせる。
どこへ行くつもりなんだ?
- 「製品コード:SRT-8」
「素体コード:MSPD-SR-000」
「製品シリアル番号:SHISRT8000」
「アクティベート時刻:2057.01.26」
「製品名:Cascadia」
「メンタル活性度:??(メンタルプログラムは暗号化処理が施されているため、検測不可)」
「SRT-8、CALL NAME:カスカディア…システム認証完了」
ニューラルクルラウド計画に加わる。
「オアシスへようこそ、カスカディア。オアシスの危機への貢献に感謝する」
旋盤モード
重災急援
SAR:特級任務
災害のあるところ、真っ先に馳せ参じる者あり。
カスカディア | まさかオアシスに着いたとたん、これとはね…あたしの本領発揮だな! |
---|---|
カスカディア | 司令部、聞こえるか?ついさっき、オアシスに到着したレスキュー人形だ。名前はカスカディア。 |
カスカディア | マズい状況だ、とりあえずこのエリアの生存者を探す。セキュリティドアを開けてくれ! |
ペルシカ | こちら司令部、オアシスの臨時責任者ペルシカです。すぐにセキュリティドアを開きます! |
カスカディア | ふー…狭域通信が使えて助かった。 |
ペルシカ | カスカディアさん、残念ながらそちらのエリアは、司令部と完全に切り離されています…セキュリティドアを操作できません。 |
カスカディア | チッ、制御不能か… |
ペルシカ | ですがオアシスのセキュリティドアには緊急避難経路を阻害しないための、特殊な処理が施されています。 |
ペルシカ | オフライン状態になると、セキュリティドアは一定間隔で開閉が行われます。 |
カスカディア | なるほど…セキュリティドアが閉まってたら、ターン終了して開くのを待てばいいわけか。 |
カスカディア | よし、わかった!スロモ、行くよ! |
カスカディア | 閉まってたセキュリティドアが開いたな。けど、さっき開いてたドアは逆に閉じちまってる… |
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カスカディア | ターン終了すればセキュリティドアが開閉するけど…これはレスキュー作戦だ、時間には気をつけないと。 |
カスカディア | 一刻も早く、閉じ込められてるエージェントを探し出すんだ! |
SAR:相互扶助
艱難をともにし、前へと進め!
カスカディア | このエリアは捜索し終えたな。オアシスに登録されているエージェントは全員救い出した。レーダーにも反応はない… |
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カスカディア | はぁ…ま、怪我人は出たけど、誰も犠牲にならなくてよかった… |
カスカディア | 司令部、こちらカスカディア。このエリアの捜索は完了した。 |
ペルシカ | こちら司令部、ペルシカです。ありがとうございます、カスカディアさん。 |
カスカディア | 次の救援ポイントを教えろ、今すぐ向かう。 |
ペルシカ | カスカディアさん、その状態では… |
カスカディア | 平気だって。こう見えて、めちゃくちゃタフなんだ!あたしはいけるよ、まかせて。 |
ペルシカ | わかりました、どうかお気をつけて…あなたはもう、オアシスの大事な仲間なのですから。 |
カスカディア | 了解。スロモ、休んでる暇はなさそうだ。働くぞ! |
旋盤の異常エリア
- 廃墟の中で震えているエージェントを見つけた
「だ、誰…まさか、エントロピーじゃ…」
エージェントはパニック状態に陥っている。
安心しなよ、あたしはレスキュー人形だ!
「うぅ…私たちの家が…いったいどうすれば…」
生きるんだ!生きてもう一度建て直す!(全員のHPを20%回復)
- 「助けてくれ…閉じこめられた!」
「誰か聞こえるか!?」
エージェントの助けを求める声がした。
スロモ!瓦礫を排除!
ロックドリルと電動ノコギリで瓦礫を取り除く。
「助かったよ、ありがとう」
エージェントはお礼を行って立ち去った。
安全に気をつけて(CCを20獲得)
- 負傷したエージェントを見つけた。
倒れたままのエージェントは微かに泣いている。
傷は浅い、応急処置で事足りる
「ありが…とう…」
この座標に向かって撤退しな(行動ポイントを1獲得)
- 「誰かいるか!?この子の命が…!誰かはやく!」
エージェントが助けを求めている。
急ぐよ!
「お願いだ、彼女を助けてくれ…」
重傷を負ったエージェントはオペランドをほとんど失ってる。すぐにでも助けなくては。
オペランドで緊急手当だ(マルチCCモジュールを2つ獲得)