キャトル・ドライブ

概要

最も初歩的な物資である「畜牛」と「食肉」にスポットを当てたシナリオ。
ネタっぽい内容とは裏腹に難易度は結構高く、難易度「中級」表記に釣られて阿鼻叫喚と化した鉄道事業家達は数知れず。

このシナリオが難しいと言われる主な要因は、わずか数年の内に1000車両分という途方もない数の食肉を生産させられること、
もう一つは、開始時点で広い鉄道ネットワークを築いているライバルを最終的に買収しなければならないこと。
さらにライバルが1社しかいない関係から、会長クラスを狙う場合は、ライバルのレベルを「上級」以上にする必要がある。

工場の建設や買収をする機会が多いので、事業家(ロジャー・スマイス)でプレイする事を推奨する。

オマハに繋がる鉄道ネットワークを作ろう

まず、ゲームが始まったらすぐにオマハにある食肉工場と、南にある畜牛農場を買収しよう。これはほぼ必須となる。

最初にスーフォールズとオマハ、そして先程買収した畜牛農場を繋げ、さらに南にある伐採場も繋げよう。コーン、麦、伐採所南からビールを徐々に繋いで運んでいく。
ここで優先すべきなのは、オマハの都市レベルを最大規模にまで上げるということ。食肉業者のいるオマハに大量の食肉を届ける…というシナリオであるが、その食肉の殆どはオマハ内で直接生産していく事になる。
ウィチタ南の材木、周囲のコーンや麦をどんどん運び込んでいこう。余裕が出来たら（後続タスクをこなすタイミングでよい）、オマハ南に倉庫を建て（おそらく大しか立てられないので、資金は余裕をもって用意すること）、南側の資源流通を分散すること。

牛肉長者を目指そう

オマハの都市レベルが上がったら、それに応じて食肉工場をグレードアップさせよう。

人口が40,000人になったら醸造所を、90,000人なったら酪農場を建設。その過程で周囲にある地方ビジネスも倉庫に繋げると、発展を促しやすくなる。食肉の生産量に対して畜牛が不足してきたら、農場の方もアップグレードさせよう。最終的に食肉工場をレベル4、畜牛農場をレベル3ほどに上げれば、最終目標の1000車両分もやがて達成できるようになる。貨物路線もいっぱいになっていくので、オマハ南の畜牛ーオマハ、オマハ南の畜牛ーオマハ南に立てた倉庫で別途路線を分けるといい。

その他の畜牛のビジネスはアマリロ、ラピッドシティ、デンバーの近くにある。この内、デンバー近くのは既にライバルの鉄道ネットワークに組み込まれている場合が多く、橋等によって接続費が高くつく事になりがち。
特に利用しないのであれば、一通り繋げた後に撤去してしまっても良い。ここに関しては、南に小駅をギリギリで立てることができる。ウィチタードッジシティと繋いで牛を運んでやってもよい。

実はゲーム開始直後に債券を発行すれば、これら4つの畜牛ビジネスとスーフォールズを繋いでタスクをクリアすることが可能。

初期に畜牛を買ってあれば、畜牛の生産に関しては初期に完了していることも多い。

ライバルを倒そう

食肉関連のタスクが一通り片付いたら、まだライバルが所有していない都市に順々と駅を置いていこう。走らせるのは郵便・乗客用車両のみで良い。ノース・プラットやデンバーからも客を吸い上げていこう。資金がある程度貯まったら、小まめにライバル社に投資していこう。アナリストが出現してからまとめて投資するという手もある。

任意タスク

まず40万人のタスクであるが、制限時間が異常な程にシビアとなっている。

期限直前に、都市の連結判定をクリアするためだけに、小駅と単線で都市を結べば達成は可能。AIの乗り入れている都市は人口が割と伸びていることが多いので、それらの都市をつないでいく。
徐々に伸ばすのではなく、事前に既存の鉄道網をある程度仕上げて元になる資金を回せるようにしておきたい。多数の駅、長い線路を伸ばすことになるため、賄賂や外国人労働者の解禁をしておくと楽になる。
もちろん、タスククリア後は駅も線路も撤去しよう。

食肉生産のタスクは、資金に余裕がある時に、既存の食肉工場をそれぞれ買収しておくと良い。また、通常タスクを考えると、オマハの食肉工場のレベルを上げるのが有効だ。オマハ南の畜牛のレベルと駅規模も合わせて上げよう。オマハの南に倉庫を立てて、専用線で牛を運び込み効率を上げれば十分に達成できる。

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