冬眠

概要

今回はスウェーデンやノルウェーを舞台としたシナリオ。初期の資金がやたらと少なく、都市も殆ど発展していない状態である。
それにも関わらず、主要な地方ビジネスは都市から離れ離れになっており、物資供給の為にやたら長い線路を敷いていかなければならない。
タスクの期限も全体的にシビアな上、12～2月は降雪によって機関車が停止してしまうオマケ付き。
さらに後半では生産品を大量輸出したり、高低差の激しいエリアの都市群を一から育てることになったりと、終始多忙な状態が続く。
これまでのDLCシナリオを一通りクリアできる腕前が無ければ、このシナリオを攻略する事はほぼ不可能だろう。

使用キャラクターは、序盤の資金難に最も対処しやすい、エンジニア(ラース・エリクソン)がオススメである。

春の覚醒

マップ上には、このシナリオが始まる前に建設が頓挫したという鉄道の残骸がある。
まずはこれらを撤去して資金に換えておこう。雪が降ってる状態では線路を見落としやすいので注意。

まずヴェステロースとエレブルーを繋げ、北にある穀物の農場も繋げよう。
出費が痛いが、後の為にヴェステロースには製パン所を建てておきたいところ。

ヴェステロースとストックホルムを繋げ、クラッカーと穀物を運送させよう。
運良くプロモーターが現れれば一発だが、後の為にもストックホルムはちゃんと育てておくこと。

まずはストックホルムとウプサラを繋げ、魚と木材と野菜の地方ビジネスも繋げておく。
繋げた各地方ビジネスから既存の都市に物資を運送して発展させることを優先させよう。

目標人数に達する頃には資金も貯まってくるので、テリトリーで「セーデルマンランド」をアンロックして、ストックホルムからニュヒェーピングを繋げ、同じく地方ビジネスから物資を運送しよう。
また、駅を建てるまでは、建設用地に工場が建てられることは無いので、前以てニュヒェーピングには製織工場、リンショーピンには製パン所を建てておこう。

全速力

ここで真っ先に達成させたいのが、ストックホルムからヨーテボリに乗客を運送するタスク。
距離が長い上に乗客が殆ど乗らない為、タスクが出現した時点で準備に取り組まないと間に合わなくなる。
まずは「ヴェステルイェートランド」をアンロックし、ヨンショーピング・ヨーテボリまで繋いでしまおう。道中の都市には二駅置いて、貨物運搬・短距離輸送用の駅と、乗客運搬を担当する駅を分けるとよい。
ヨーテボリには倉庫も置いて、近くの地方ビジネスから魚と木材を運送しておこう。また南にあるハルムスタッドに製パン所を建て、クラッカーも運送しておくと良い。ヨーテボリの人口が40,000になったら、製材所を建てておくこと。
乗客運搬を担当する駅にはストックホルムからヨーテボリまで直接乗客を運ばせ、そのルートには貨物輸送の列車をできる限り置かないこと。

テリトリーで「スコーネ」をアンロックし、ハルムスタッドからマルメ、そしてカールスクルーナを繋げよう。
それぞれの都市間には乗客・郵便用列車を配備しておくと良い。
カールスクルーナにはブラウンチーズの輸出倉庫があるので、酪農場も建てておくこと。

まず、ヨンショーピングに製鉄工場と工具工場を建てて近くの地方ビジネスから鉄と石炭を運送させよう。次に、ヨーテボリは人口を90,000まで増やすか、食肉工場を買収して家具工場に建て替えてしまおう。
ヨンショーピングとヨーテボリの人口をできるだけ増やし、工場の生産量を上げること。

カールスクルーナに倉庫を設置し、テリトリーから「スモーランド」をアンロックしたら、北の地方ビジネスからミルクを運び込もう。
倉庫には他の地方ビジネスを繋げて物資を運送して都市を発展させ、酪農場をアップグレードさせて効率も上げていきたい。
あとは目標数に達するまで適当に地方ビジネスを繋げておこう。

共同作業

ここまで来るだけでも大変なのだが、ここからは更に本格的な作業を行う事になる。1つのエリアの都市群を丸々育てていくことになるのだ。

ノルウェーは山や谷が多く高低差が非常に激しいので、前以て研究で「ニトログリセリン」や「組み立て式の橋梁部品」をアンロックしておこう。まずはテリトリーで「ウィルムランド」「ノルウェー」をアンロックし、オスロを所有しているライバル社を買収、合併して鉄道ネットワークを取り払ってしまおう。ヨーテボリからフレドリクスタ－オスロを繋ごう。

その後はノルウェーにある5つの都市を全て繋げ、平均人口60,000まで発展させることになる。穀物、魚、木材、野菜といった物資を各都市に運送し、都市間には貨物列車を配備し、人口が40,000になったらそれぞれの役割に合わせた工場を建てよう。具体的にはクリスチャンサンには製織工場、オスロかリューカンには製鉄工場（リューカンはフレドリクスタから遠めであるため、オスロの工場を買収して建て替えるのがおすすめ。元々人口もあるため、鉄の生産が早めに始められる。双方に立てるのもあり）、シェーエンには工具工場、フレドリクスタには食品保存加工工場といったところ。

生産した鋼をそれぞれシェーエン、フレドリクスタに運送しよう。魚の缶詰の生産に必要な塩は、フレドリクスタのすぐ南から、魚は少々離れた南東から運送できる。特に魚の運送にはかなりの量の列車を配備する事になる為、材料専用の倉庫を置いて列車を分散させるのもアリ。フレドリクスタと魚ビジネスの間には石炭ビジネスがあるため、そこに倉庫を立てて魚を中継するのもよい。

なお、この「冬眠」シナリオにはボードゲームを200個生産する実績がある。余裕があれば、タスク達成を待つ間、ヴェステロースに化学工場とおもちゃ工場（ボードゲームを生産する）を建てて、ついでに達成しておきたい（スウェーデンエリアにその余裕はないと思われる）。おもちゃ工場を立てるには人口が105,000人の都市が必要になるので、前もってヴェステロース・ストックホルムあたりを育成しておこう。

引退撤回(任意タスク)

ここからはボーナスステージとなり、ここで時間切れになったとしてもシナリオ自体はクリア扱いになる。
これらのタスクも達成した方が点数を増やせるが、全て達成しなくても会長ランクの取得は可能。
全てクリアできた場合は、ゲーム終了時のローゼン伯爵のコメントが変化する。

テリトリーで「デンマーク」をアンロックしたら、まず全てのライバル会社を買収、合併して鉄道ネットワークを取り払おう。
あとはノルウェーと同じ要領で各都市を発展させて行けば良い。
ちなみにライバル社の鉄道ネットワークを「シンプル」にしていた場合、総人口のタスクはライバル側が達成してくれるが、
逆にライバル社を買収するのが大変になる。この場合は、アナリストが出現してから、デンマークへアクセスすると良いだろう。

フレンスブルクに関してはもはや資金は余裕綽々であり、運送する人数も少ないので、容易に達成できる筈だ。

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