キャラクター

Last-modified: 2023-11-16 (木) 14:15:49

レイルウェイ・エンパイアには6種類の鉄道事業家が登場する。
それぞれは長所と短所を持ち合わせており、シナリオのタスクやプレイスタイルに応じて適したキャラクターを選んでいく事になる。
基本的に実業家、レディ、エンジニアは序盤から終盤まで能力の恩恵を大きく受けられるため、多くのシナリオで活躍させることができる。
逆にギャングスタ―、トリックスター、将軍は能力のクセがかなり強く、用途が限定的になりがち。
一部のシナリオでは、使用キャラクターが固定されている場合もある。


選ばれなかったキャラクターはライバルとして立ちはだかり、独自の鉄道ネットワークを築きながらプレイヤーを妨害してくる。
ライバルの台詞はフルボイスになっており、パターンも非常に豊富。機関車のトラブルや駅の設置など、プレイヤーのあらゆる行動に対してリアクションを示してくる。
競合が激しくなり敵対状態になると野盗や妨害者なども雇ってくるようになり、台詞もより一層辛辣なものに変化する。


ちなみにキャラクター名や会社名はデフォルトのものであり、プレイヤーが自由に設定することも可能。
DLCでは名前や容姿が変化することもあるが、性能や台詞自体は一切変わらない。


実業家(The Industrialist)

キャラクター
chr1.jpg名前
ロジャー・スマイス(Roger Smythe)
会社名
レイルメイカー株式会社(Railmaker Ltd.)
ロジャー・スマイスの「社交場」を訪問するたびに、完璧なスーツを姿でシルクハットを被り、杖を手にした彼を目にする事ができるはずだ。
競合相手が駅を建設すれば、すぐさまその近辺に工場を建てる…
綿密な計画アプローチを武器に各企業に対する計画を練り上げ、晒された弱点をためらうことなく突いていく。それが彼のやり方だ。
特性
長所製造者(Manufacturer)
新たに建設された工場の値段が50%安くなる。
バックハンド(Backhandedly)
町の工場をオークションなしで買収できる。
短所照れ屋(Shy)
オークションの価格が50%上昇する。
解説
評価:初心者向け
チュートリアルであるキャンペーンモードにおいて、主人公として扱われているキャラクター。
何よりも工場の建設費が半額になるのが最大の強み。おかげで序盤から産業を興し易く、都市の発展を促しやすい。
ライバルが所有している都市に建設用地が出現した場合にも、ガンガン工場を建てていこう。
工場買収時にオークションが発生しない為、価格を上げられることなく確実に入手できるのも嬉しいところ。
また、それによって一度雇った競売人を永久に使い続ける事も可能。
オークションの価格上昇については、落札後に50%の追加費用がかかるというもの。研究関連は元の価格が低いためさほど気にならないが、工場や地方関係のオークションへの参加は控えた方が良い。
長所が短所に対して大幅に勝っており、非常に安定力が高い。
まだゲームに慣れておらず、選ぶキャラクターに迷っていたら、とりあえず彼か後述のエンジニアを選んでおくといいだろう。


レディ(The Lady)

キャラクター
chr2.jpg名前
ベアトリクス・ボン・ポンプ(Beatrix von Pomp)
会社名
ドリームライナー(Dreamliner)
ベアトリクス・ボン・ポンプほど初対面で強烈なインパクトを与える者はいないだろう。
議論が白熱している投資者会議ですら、彼女が姿を現した瞬間に静まりかえる。
注目を集める事が大好きな彼女は、先頭立って自らのビジネスをけん引していく。
そんな彼女を人々は旅客輸送業界の華やかなアイコンとして見ているが、競合他社にとって彼女は冷酷な相手として恐れられている。
特性
長所ポップアイコン(Pop icon)
乗客と郵便物からの収入が15%増加する。
販促効果(Promotionally effective)
急行列車がチケット収入のダブルボーナスを受け取る。
短所安全マニア(Seafty freak)
修理の進み具合が10%遅くなる。
カオス(Chaotic)
貨物からの収入が20%低下する。
解説
評価:中級者向け
一言でいえば、乗客・郵便利益が上がり、貨物利益が下がるというキャラクター。
乗客・郵便利益は序盤から終盤にかけてメイン収入となり続けるため、その恩恵は非常に大きい。
その特性を活かす為にも多くの都市を確保し、研究で最速の機関車を早めにアンロックさせておこう。
一度軌道に乗れば後は凄まじい勢いで資金が貯まっていき、工場もライバル会社もあっという間に買収できるようなる。
なにかと面倒になりがちな利益系のタスクを達成しやすいのも彼女の利点である。


ギャングスタ―(The Gangster)

キャラクター
chr3.jpg名前
ドン・ロレンゾ(Don Lorenzo)
会社名
レイル・キング(King of Rails)
欲しい物は必ず手に入れる。ニューヨークの移民街で育ったドン・ロレンゾはそう学んだ。
公正さとは弱点であり、伝染病のように唾棄すべき物だと豪語する彼にとって、恐喝は日常茶飯事であり、その結果、彼に近づく者に対して不運な事故を呼び込んでいる。
特性
長所チャーミング(Charming)
競売人が5人の状態でゲームを開始。
秩序感覚(Sense of order)
貨物からの収入が15%増加する。
短所事務員のかんしゃく(Office tantrum)
事務員からの応募なし。
不人気(Unpopular)
乗客と郵便物からの収入が15%低下する。
解説
評価:上級者向け
ベアトリクスとは逆にこちらは貨物利益が上がり、乗客・郵便利益が低下する。
しかし高価な物資は都市の人口が増えないと輸送できないため、あちらと異なり序盤は特性の恩恵を受けにくい。
事務員の雇用に関してはスカウトかライバル会社買収時に限られる。
競売人に関しても、使う機会は少なく、慣れると一度も利用しないままゲームが終わる事もしばしばある。
全体的に長所と短所の釣り合いが取れておらず、熟練のプレイヤー向けのキャラクターといえる。


トリックスター(The Trickster)

キャラクター
chr4.jpg名前
トリシア・ジョーンズ(Tricia Jones)
会社名
マジック・トレイン(Magic Trains)
トリシア・ジョーンズの前では規則も商慣業も無意味なものになってしまう。
まばたき一つで契約が改訂され、笑顔一つで厄介な条項や条件は退けられる。熟練のビジネスマンでさえも、度々騙されてしまうほどだ。
そんな彼女の大好物はオークション!
特性
長所雄弁家(Eloquent)
オークションの価格が30%低下する。
魅惑(Beguiling)
スパイからの応募が約3倍になる。
短所反進歩主義(Anti-progressive)
獲得するイノベーション・ポイントが70%低下する。
解説
評価:上級者向け
オークションの価格低下は落札後に適用される。常に交渉人を雇っている状態と考えると分かりやすいだろう。
月毎に得られるIPが大幅に低下する為、主にオークションやスパイで研究をアンロックしていく事になる。
運良くスパイの応募が多く来れば研究を早く進められるが、どれがアンロックされるかは分からないため、まさしく彼女らしいギャンブル要素の強い性能と言える。
一見ネタキャラのようにも見えるが、工場や地方の買収を中心にするプレイスタイルであれば選択の余地がある。
ライバル社を全て合併するとビジネス購入時にオークションが発生しなくなるため、最大の長所が失われてしまう。ライバルを泳がせておくことが重要。株式を100%保有すればライバルはそれ以上拡張しなくなる(ただしイヤミを言ってくるのは変わらない)ので、早い段階で株式を取得してしまうのがよい。
買収したビジネスが上手く稼働し続ければ 初期価格+アップグレード費用 の二倍以上に資産価値が高まり、企業価値が跳ね上がる。これを利用してより高額の債権を発行(債権の借入額は企業価値を元に算出されるため)→拡大を繰り返す。ついでにライバル社に買収される危険も減る。


将軍(The General)

キャラクター
chr5.jpg名前
ジョナサン・ジョンソン(Jonathan Johnson)
会社名
スティール・エンパイア(Steel Empire)
退役軍人であるジョナサン・ジョンソン将軍が見据えるのは新たなる地平。鉄道史に自身の名を刻むべく、愛剣を握りしめる。
そのファッションセンスは万人受けするとは言い難いが、忠実な部下が彼に付き従う。
特性
長所厳粛な連隊(Strict regiment)
線路の建設費用が20%低下する。
短所嫌われ者(Disliked)
鉄道員の雇用費が10%高くなる。
地道に行こう(Down-to-earth)
トンネルと橋の費用が40%上昇する。
解説
評価:中級者向け
他のキャラクターと比べると長所が地味。
線路の割引は殆どの時代で序盤から研究で同じ効果が得られる上、中盤以降は逆に橋とトンネルの高騰が足を引っ張り始めるケースも。
山や水が少ないマップ向きであるが、そもそも序盤からの長距離輸送に関しては後述のエンジニアの方が上手である。


エンジニア(The Engineer)

キャラクター
chr6.jpg名前
ドック・マーフィー(Doc Murphy)
会社名
アメリカン・セントラル(American Central)
ドック・マーフィーに機関車を作らせれば右に出る者はいない。しかし彼の夢は他にある。
最新技術を人々に伝え、皆と科学の進歩を分かち合いたいのだ。夢の実現に丁度いいのが鉄道事業だった。
もちろん、他者との競合には問題なし。しかし、日々の会計処理には涙するほどうんざりしている。
特性
長所建設者(Constructor)
機関車エンジンの価格が70%安くなる。
金物屋(Tinkerer)
整備施設が無料になる。
短所無駄使い(Frittered)
ビジネスのアップグレードにかかる費用が70%増加する。
没頭(Preoccupied)
修理の進み具合が15%遅くなる。
解説
評価:初心者向け
機関車の購入費7割引きがこの上なく強力。新型機関車への買い替えも即座に行え、加えて高価な整備施設も無料になるおまけ付き。
序盤から多くの機関車を配備できる上に故障も殆ど起こさずに済む為、ほぼノンストレスでプレイできる。
研究ですぐに線路や建物の割引をアンロックしてしまえば、序盤から広範囲の鉄道ネットワークを築くことも可能だ。
一方で工場や地方のアップグレード費用も7割増しという相応の欠点も抱えているため、それらが必要になる中盤までには資金に余裕を持たせる必要がある(建設費自体は変わらない)。
物資運送の練習には最適で、序盤から資金難、長距離輸送が求められがちなDLCシナリオでも大活躍できる。


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