概要
あらすじ |
ドイツ連邦の極小国家で起きた1848年3月の革命は失敗に終わり、民衆の政治参加への要求は特権階級にいる者たちによって取り下げられました。 数多くの国家で構成される連邦の覇権をめぐり、プロイセン王国とオーストリア帝国が争いをやめない一方で、イギリスではすでに産業景観が花開いてました。 しかし、ドイツの極小国家でさえ、独創的な人々がドイツの将来における鉄道の価値に気づき始めていたのです。 |
ルール | |
マップ | ドイツ&周辺地域 |
年代 | 1850-1866 |
期首資本 | $1,000,000 |
開始都市 | カッセル |
ライバル | 2社(ランダム) |
降雪 | なし |
テリトリー | あり |
旅客 | なし |
使用キャラクター | 任意 |
備考 | 特殊施設「ブランデンブルク門」 |
このゲームの開発元であるカリプソ・メディアの拠点でもある、ドイツを舞台にしたシナリオ。
このシナリオの最大の特徴は、新システムである「テリトリー」だ。
これまでのシナリオにもエリア制限などはあったが、今度はプレイヤー自身が料金を払ってエリアをアンロックしていく必要がある。
このマップの都市には発展に必要な物資がやたらと多く、また多くの工場は2つ以上の材料を必要とする為、貯蔵が尽きるのも早い。
加えて地方ビジネスの配置にもかなり偏りがあり、初期の物資ですら長距離輸送になりがち。
そのため都市の規模が中々上がり辛く、博物館を置いても100,000人までいかない事はザラである。
1つ1つの都市に多くの地方ビジネスを繋げることが重要で、必然的に貨物列車を多く走らせることになり、乗客・郵便用列車を走らせる余裕は殆ど無い。
また、このマップには山や谷が多いので、研究では「ニトログリセリン」「組み立て式の橋梁部品」のアンロックを最優先にしよう。
ちなみに機関車関しては、「アイアン・デューク」は早めにアンロックしておくのがオススメ。初期機関車であるリマトよりも高性能にもかかわらず、値段が安いのである。
駆け出しの段階
期限 | タスク |
1851 | 鉄道ネットワークに4個の駅を繋げよう。 |
1852 | 四半期で利益を$200,000上げよう。 |
プレイヤーが最初に利用できるエリア「ヘッセン」にあるのはカッセル、フランクフルト・アム・マイン、ヴォルムスの3都市のみ。
ひとまずこの3都市を繋げ、ついでに野菜と穀物の地方ビジネスも繋げて各都市に運送しておこう。
期限 | タスク |
1853 | 現金で$600,000所有しよう |
1853 | 2箇所のエリアへのアクセスを確保しよう。 |
四半期の利益のタスクを達成すると、ヘンシェルからテリトリーに関する説明が入り、これらのタスクが追加される。
資金を$600,000まで貯めたら、テリトリーで一番安い「チューリンゲン」をアンロックし、そこにあるワイマールを繋げよう。
ちなみにテリトリーシステムは最初から利用できるため、このタスクが追加される前に達成してしまう事も可能である。
目標に前進
期限 | タスク |
1854 | 2個の産業や地方ビジネスを所有しよう |
1855 | 四半期で貨物利益を$200,000上げよう。 |
1856 | ヘッセンのエリア総人口を240,000に増やそう。 |
1857 | 服を60車両分生産しよう。 |
1858 | 6箇所のエリアへのアクセスを確保しよう。 |
1858 | 750,000人を鉄道ネットワークに繋げよう。 |
ここからは根気がいる。ヘッセンにある3都市の人口の平均を80,000にする必要があるが、現時点では供給できる物資が足りていない。
まずはヴォルムスの人口を40,000人にし、醸造所を建設しよう。
そして資金が$1,200,000まで貯めたら、「ラインラント」をアンロックしよう。これによって木材の地方ビジネスが利用可能になるので、これを各都市に運送する。
また、途中にあるコブレンツも繋げ、此処に仕立屋を建てておこう。余談だが、このマップでは仕立屋の無い都市でも羊毛の需要が発生する。コブレンツ以外の都市にも運送しておくといいだろう。
フランクフルト・アム・マインの人口が40,000人になったら蒸留酒製造所を建て、近くから果物を運送する。
この時点で、この都市の駅の利用率はかなり高くなっている筈なので、駅を増設して列車を分散させておくと良いだろう。
各工場は初期段階では輸出する分の在庫が確保できないので、生産品を各都市に運送する前にアップグレードさせておこう。
3都市に博物館を建設できるようになれば、目標人口への到達も近いだろう。
この頃になると資金にも余裕が出始めるので、あとは次々とエリアをアンロックして行きながら都市を繋げていこう。
このとき、ブランデンブルグ(ベルリンのある地方)を6番目にアンロックしたい。ライバルが人口を増やしている都市に繋いでいくと、若干だが早めに750,000人ミッションを達成できる。次のミッションのために、どのみちアンロックしなければいけないため、このタイミングでやってしまおう。
新時代突入
期限 | タスク |
1859 | ベルリンとケルンの間に急行ラインを開設しよう。 |
1861 | 16箇所のエリアへのアクセスを確保しよう。 |
1864 | 人口120,000人以上の都市同士を10個繋げよう。 |
1866 | ライバルをすべて撤退させよう。 |
このタスクから、ライバル社との競合が始まる。なるべく早い内に買収してしまった方が良いだろう。
ただし株を購入するには、ライバル社の所有しているテリトリーにアクセスする必要がある。
また、ライバル社を買収すると、彼らの所有していたテリトリーのアクセス料金を強制的に払わされ、資金がマイナスになってしまうことも珍しくない。
ライバルの鉄道ネットワークは攻略にも大して役に立たない為、全て換金して少しでも早めに金欠から抜け出そう。
ケルンからベルリンの都市を繋げるには、テリトリー「ブランデンブルク」をアンロックする必要がある。
線路の設置費用がかなり掛かるので、単線で列車を1本だけ走らせ、急行判定を得たらすぐに撤去してしまっても良い。
そして最大の難関となるのが、「人口120,000の都市を10個繋げる」タスクである。
前述の通り、このマップの都市は非常に発展しづらく、博物館を置いただけでは安心できない。
まず一通りの地方ビジネスから物資を供給する事が重要。特にソーセージ、穀物、木材、野菜は必須と言っても過言ではない。
あとは周りの地方ビジネスに適した工場を建設し、都市間で貨物用列車を走らせて、足りない物資を補っていこう。
プロモーターが現れた場合は、人口が100,000人を超えていて、目標まで僅かに届かない都市に対して使うと良いだろう。
情報提供
- 一度やってみて、都市間流通と貨物の導線を見ないときつい。山と川が…… -- 2023-06-02 (金) 00:52:57
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