産業
産業 | 建築価格 | ツリー | 備考 |
食肉工場 | $300,000 | 畜牛→食肉 | |
---|---|---|---|
豚→ハム | イギリス | ||
醸造所 | $400,000 | 穀物→ビール | |
トウモロコシ→チチャ | 南米 | ||
リンゴ→リンゴワイン | イギリス | ||
酒蔵 | $300,000 | 米→酒 | 日本 |
醤油製造所 | $100,000 | 大豆→醤油 | 日本 |
製織工場 | $400,000 | 綿→布 | |
羊毛→ツイード | イギリス | ||
植物繊維→布 | 日本 | ||
仕立屋 | $500,000 | 布→服 | |
綿→服 | |||
毛皮+布→冬服 | 五大湖 | ||
ラマウール→服 | 南米 | ||
ツイード→服 | イギリス | ||
布→浴衣 | 日本 | ||
製麺所 | $400,000 | 米→麺 | 日本 |
製材所 | $400,000 | 木材→材木 | |
蒸留酒製造所 | $500,000 | 果物+砂糖→アルコール | |
砂糖→メスカル | メキシコ | ||
果物+メープルシロップ→アルコール | 五大湖 | ||
材木+大麦→ウィスキー | イギリス | ||
梅酒製造所 | $500,000 | 梅→梅酒 | 日本 |
酪農場 | $500,000 | ミルク→チーズ | |
製紙工場 | 木材→紙 | ||
家具工場 | $500,000 | 材木→家具 | |
塗料工場 | $400,000 | 酒+塩+植物繊維→塗料 | 日本 |
製鉄工場 | 石炭+鉄→鋼 | ||
工具工場 | 材木+石炭+鉄→工具 | ||
木材+鋼→工具 | |||
セラミック工場 | 粘土+石炭→陶器 | ||
化学工場 | $500,000 | 石炭→薬品 | |
絹工場 | $500,000 | カイコの繭+塗料→絹 | 日本 |
食品保存加工工場 | $500,000 | 野菜+鋼→缶詰 | |
魚+鋼→缶詰 | メキシコ | ||
鋼+牛肉+塩→コーンビーフ | イギリス | ||
精油所 | $500,000 | 原油→石油 | |
原油→ガソリン | |||
キャンディー工場 | 砂糖+穀物→キャンディー | ||
出版社 | 紙→新聞 | ||
製紙工場 | 木材→紙 | ||
おもちゃ工場 | 鋼+木材→おもちゃ | ||
$500,000 | 石炭+塗料+カオリン→おもちゃ | 日本 | |
自動車工場 | 鋼+ガソリン→自動車 | ||
交易センター | 建設不可 | 木材→ビール(モントリオール) | 五大湖 |
木材→食肉(ケベック) | |||
木材→布(ハリファックス) | |||
毛皮→布(オタワ) | |||
毛皮→アルコール(スーセントマリー) | |||
木材+冬服→工具(トロント) | |||
チョコレート工場 | 砂糖+カカオ→チョコレート | 南米 | |
ゴム工場 | 薬品+天然ゴム→ゴム | 南米 | |
製パン所 | $400,000 | 大麦+魚→うなぎパイ | イギリス |
産業の稼働状況から物流の問題を探る
工場を建設したはいいが、ちっとも利益が上がらないとき、工場が十分に稼働していない可能性があります。
具体的にどの部分に問題があるか把握するのは難しいですが、工場の稼働状況を示すグラフがヒントになることがあります。
基本的なロジスティクス
このゲームにおける産業の基本的な流れ(ロジスティクス)は
原材料→生産→供給在庫→消費在庫→消費
となっており、赤矢印のところに「物流」が絡むことになります。(ただし、「供給在庫→消費在庫」は同じ都市内で行われることもあります)
この一連の流れのどこかがボトルネックとなって滞っていることにより、十分な利益が上げられていないのです。
どの行程がボトルネックになっているかを判断する上で、工場の稼働状況グラフが役に立ちます。
0%と100%の間で規則的な波を繰り返している
最も一般的なパターンです。この場合に原因として考えられるのは2パターンです。
- 原材料の搬入が生産に追いついていない
具体的には、列車は定期的に最大量の原材料を輸送していますが、それを上回るペースで生産が行われているため、次の列車の到着より前に原材料の在庫を使い果たしています。
解決策は - 原材料を輸送する列車を増やす
ことが挙げられます。 - 供給在庫の搬出が生産に追いついていない
具体的には、列車は定期的に最大量の生産品を輸送していますが、それを上回るペースで生産が行われているため、次の列車の到着より前に供給在庫が満杯になって次の生産ができなくなっています。
解決策は - 生産品を輸送する列車を増やす
ことが挙げられます。
この2パターンのうち、前者の場合が圧倒的に多いです。
一時は100%だったが、その後0%もしくは0%付近でわずかな増減を繰り返す
これもよくあるパターンです。この場合は
- 供給在庫が満杯になっている
ことが原因です。
具体的には、生産品目を需要のある都市に搬出していないため、供給在庫に積み上がった生産品が 全く消費されていないorその都市でわずかに消費されるだけ となっています。
解決策は - 生産品の需要がある都市に輸送する
- 倉庫を建設して生産品を搬入する
ことが挙げられます。
低い生産効率で不規則に増減する
これは二次産品(工場の生産品を原材料に生産品を作る産業)で見られがちなパターンです。この場合は
- 原材料の生産が工場の生産に追いついていない
ことが原因の可能性があります。
具体的には、 原材料を生産する地方ビジネスor一次産品の工場 の生産能力が低く、搬出量に対し生産が追いついていないため、対象となる工場は原材料の供給量不安定のためにフル稼働できていないのです。
解決策は - 原材料の生産を増やす
ことが挙げられます。
比較的安定しているが、100%に達していない
これは生産規模を拡大した工場で見られがちです。
- 原材料の供給を上回る量の需要がある
ことが原因です。
工場の稼働率100%というのは、工場の週次需要量を上回る原材料が在庫として存在する時に達成されます。つまり、工場の週次需要量が8車両分を超えているならば、フル編成の列車が一編成到着しただけでは工場の稼働率100%は達成されないことになります。このように、工場の生産規模が大きく現在の原材料供給では常に週次需要量に届かない場合、稼働率100%は決して達成されません。例えば、大量の畜牛を必要とする食肉工場でこうした状況が見られます。
解決策は - 原材料の輸送する列車を増やす
ことに尽きます。
グラフを見れば、上記の状況が同時に発生していることもあります。基本的には
- 周期的な波 → 原材料輸送不足
- 不規則な増減 → 原材料供給不安定
- 100%に達しない → 原材料供給<工場生産能力
と考え、問題の解消に取り組みましょう。