EasyReforge
Zuntan03氏によるreForgeの環境を簡単に導入することができるパッケージ。
日本語化などの便利機能を自動でインストールしてくれる代わりに通常のreforgeとは全く別の使い勝手をしているので全員にオススメというわけではありません。
高速化LoRAと呼ばれる計算時間を短縮してくれるLoRA使用前提で環境が組まれるのですが、このLoRAの呼び出しをプロンプトから消してしまってまともな絵が生成されなくなったとトラブルを報告する初心者が後を絶ちません。特殊な環境を前提にするため、通常の環境で出力されたCivitaiやふたばのスレに上がっている絵のほとんどのプロンプトが参考にならず、完全な初心者がゼロから試行錯誤するには不向きです。easyreforge以外にもインストーラーはいくつかあり、もっと特殊さを抑えた環境を導入してくれるツールもあることを知っておいてください。
キャラの名前とえっちなお願いブチこみゃエロ画像が出てくるんだろ!?それ以上の情報は今はいらん!!という初心者にはオススメです。
導入方法
1時間で始める!ローカル画像生成!
※この方法で失敗したら、こちらからeasyreforge以外のセットアップ方法を試してください。
※2025年12月17日にStability AI社のリポジトリが閉鎖されたことにより、インストール後の④初回起動!でエラーが発生し起動することができなくなっています(2025年12月22日現在)。④初回起動!に対策方法は記載しますが自信が無い人はeasyreforge以外のセットアップ方法を試してください。
この項目では1時間以内でローカル画像生成環境を構築して実際に1枚出してみるまでを解説するぞ!
時間配分はこんなかんじだ!

本稿目インストールする環境は「Easy Reforge」という環境になる
RTX3060グラボなら約10秒で1024×1024の画像が作れてしまうぞ ※初期設定のまま使用した場合
また、RTX2060やGTX1650等の古めのグラボでもなんとか生成して遊べる
早速インストールしてみよう!
★ローカル環境復帰組の方へ★
約1年半~数か月ぶりで一度環境構築したことのある復帰組の人は②まで読み飛ばしてください。
必要環境の変化はまだありません。PythonとGitもそのまま使えます。
①前提条件
下記要件を満たす必要がある。
- ユーザーが成人済みであること
- Windows11のパソコン
- VRAM8GB以上のNVIDIA製グラフィックボード(推奨VRAM容量12GB以上。8GBあればとりあえず動く)
※GeForceドライバはStudioではなくGameReadyをインストールして下さい - 32GB以上のメインメモリ
- 余裕をもって100GB以上のSSDorHDDの空き容量(可能ならSSD推奨)
- PythonとGitのインストール
PCのスペックについては本WikiのPCスペックのページに詳しく書いてある
PythonとGitは本Wiki内の「2. Pythonをインストールする」と「3. Gitをインストールする」を読んでインストールしておく
- ローカル版導入#python
※「2. Pythonをインストールする」と「3. Gitをインストールする」以外の項目はやらなくて良い
これらのインストールも合計10分かそこらで済む
②ソフトウェア(easy reforge)のインストール
- まずはデスクトップに「EasyReForge」というフォルダを作るぞ!

※場所やフォルダ名は好きな場所と名前でOKだけど今回は説明のため指定しています
シンプルで管理しやすい場所とフォルダ名がいいでしょう
- 下記のサイトにアクセス!
https://github.com/Zuntan03/EasyReforge
- サイトを少しスクロールした先の「EasyReforgeInstaller.bat」を右クリックし、
「名前を付けてリンク先を保存」でダウンロード!
保存先は最初に作成した「EasyReForge」フォルダだ!
※クリックしただけだとダウンロードできません

- 黒いウィンドウが開き、同意事項が表示される
同意事項を必ず読んで確認した上でEnterキーを押す
何も入力しなくていい、というかnでは動作しないので入力してはいけない。そもそも動作に必要なものを自分で準備出来るのならこれを使ってないと思う。

③環境構築中(待ち時間)
完了したら黒いウィンドウが自動で閉じる。
数GBある重たいファイルや何千もファイル数のあるパッケージをDL・セットアップするためコマンドプロンプトが何分も同じ表示のまま変化しなくなることがあるが動いてないからセットアップが終わったと勝手に判断して閉じてはいけない。
セットアップが終わると黒いウィンドウは自動で閉じるのでそれまで触らず待つこと。
③-2 GeForce RTX5000シリーズを使ってる人限定の作業
GeForce RTX5000番台のグラボを使ってる人だけ次の操作を行ってください。
「Reforge_RTX50x0_PipTorch260Cu128.bat」という.batファイルがいるはずなのでそれを実行してください。それだけでRTX5000環境用のものをDL・インストールしてくれます。
基本的にはこの一回起動したあとは触る必要ないですが、update.batを起動してeasyreforgeのアップデートをかけると4000番代の環境に巻き戻ってしまうので再びこの操作が必要です。
④初回起動!
※冒頭に記載したとおり、このまま実行するとエラーが発生し起動することができません(2025年12月22日現在)。
以下に本家reForgeの対策内容にもとづく修正内容を示しますので、これに従ってファイルを変更してから「Reforge.bat」を実行してください。
- 変更対象ファイル:stable-diffusion-webui-reForge\modules\launch_utils.py
- 変更箇所① 470行目
(変更前)stable_diffusion_repo = os.environ.get('STABLE_DIFFUSION_REPO', "https://github.com/Stability-AI/stablediffusion.git")(変更後)stable_diffusion_repo = os.environ.get('STABLE_DIFFUSION_REPO', "https://github.com/joypaul162/Stability-AI-stablediffusion.git") - 変更箇所② 476行目
(変更前)stable_diffusion_commit_hash = os.environ.get('STABLE_DIFFUSION_COMMIT_HASH', "cf1d67a6fd5ea1aa600c4df58e5b47da45f6bdbf")(変更後)stable_diffusion_commit_hash = os.environ.get('STABLE_DIFFUSION_COMMIT_HASH', "f16630a927e00098b524d687640719e4eb469b76")----------------------------------- - 「EasyReForge」フォルダ内に「Reforge.bat」が作成されているので
これをダブルクリックで実行する

※また黒いウィンドウが出て、初回のみ10分程の自動構築作業が入る。2回目以降は数十秒。
⑤終わり方と次回起動
終了は簡単。ブラウザを閉じ、バックグラウンドで実行されている黒いウィンドウを×で閉じるだけ。
次回起動する場合は④と同じくReforge.batを実行する。
2回目以降は構築作業がないので、数十秒ぐらいで立ち上がるはずだ。
たのしい画像生成ライフを!
導入後
上記の手順で画像が表示されれば、取り敢えず環境の構築はできたことになる。
そこからは項目解説のページを見て自分なりのやり方を見つけていこう。
導入方法でファイルを取ってきたZuntan03氏のページの使い方も参考になる。
モデルについては2024年12月現在であればIllustrious-XLのページに記載されているIllustriousの派生モデルがオススメ。
※モデルごとの操縦性・安定性目安
Illustrious系>Pony系>SDXL 1.0系>(超えられない壁)>SD1.5系





