概要
ここでは,ローズベル大連合王国の用語などについて解説するページである。
地理関連
バリスタ-リナーデル現象
我が国で観測されている独自の事象。様々な資源が突然にして膨大な量で生成されるというもので,この現象で得られた資源を基に,我が国は発展してきた。
民族自治区
様々な種族にとっての居場所。諸国が統合された際,過去に同じ種族が統べていた地域の名残であり,エルフ森林自治区など,様々な自治区が存在し,独自の文化などが保存されていたりする。
魔王の城
ここでいう魔王とは,魔界族の王の事を指す。その王の居城が魔王の城であり,魔界とこの国を行き来できるという。
一応,魔王も国王と同格の地位を持っているため,国家会議への出席が認められている。
学術都市フェリスベルク
学問の町。この街は1000年以上の歴史がある。
この都市の名前は名門公爵家・フェリスベルク家から来ている。この一家の者は学問を愛し,様々な書物を蒐集していた。この蒐集した書物で図書館や学校を開き,学びの場を広めた。これがこの都市の起源である。
現在では,様々な研究機関も存在し,学術研究も盛んである。
科学関連
魔導科学
魔術に科学理論を組み込む学問。現在我が国でホットな分野の一つである。
現在では,電気などを擬似魔力に変換する技術,魔力の検知,さらには高度な術式を機械で扱えるようにする魔力回路が実用化されている。
この学問においては,魔力とは『粒子と流体の両方の性質を併せ持つ,極めて高いエネルギーをもった素粒子』として考えている。まだまだ発展途上であり,理論が実際に使用される魔法に追いついていないのが現状である。
核融合炉
我が国の電力を担う核融合発電,及び研究のための炉。核融合で発生する熱によって温度は約1億℃にも達するという。現在は,魔術結界による防護でさらに発電効率が増した。
反物質炉
現在我が国で研究されている炉の一つ。物質の持つエネルギーを利用するため,膨大な電力が得られることが期待されている。ただし,実用化まではまだ遠く,内部温度や安全性など課題は残されている。
常温超電伝導体
電流をロスなく流すことが可能である超伝導状態物質の中でも,常温でその状態を示す物質のこと。我が国では20年以上前に開発・実用化に成功しており,送電など様々な用途に使用されている。
軍関連
魔術兵
魔術による戦闘に特化した兵。基本的に,一般の兵とは違う訓練課程を経る。
魔術兵になるには,魔術についての知識の他,『魔力操作』,『魔力探知』,『瞬間移動』,『属性魔法』,『防御魔法』を一定以上の練度ですべて身につけなくてはならない。
PVMS(Photological Velocity Mesuring System)
光学速度測定システム。様々な方向から光を対象の物体に照射・反射させ,その反射光の波長や強度等の情報によって高速移動する物体の速度,瞬間移動の有無などを検知できる。実際に,未知の飛行物体の測定計算に用いられている。
Weapons for Peace
我が王国連合軍の進めているプロジェクトの一つ。運用されていない部隊や兵器を平和的な目的で出動させ,災害などで役立てることを目的としている。例えば,ある地区の災害時,ロボット兵器のタイタンを瓦礫の撤去に用いた。
対魔術特殊部隊/C.M.A.(=Counter Magic Assault)
大規模に魔術兵を組織した際,2010年に創設された特殊部隊の一つ。かなりの戦力からなる特殊部隊であり,魔術師や異能力者へ対抗する目的がある。。
超高密度プラスチック弾
分子をかなり密な状態に詰め込むことで,10g/cm^3以上の密度,高い硬度を持つようにしたプラスチック。これを弾丸にしたものが『超高密度プラスチック弾』である。電磁バリアなど電磁気を利用した防御はまず不可能であるという特性を持つ。
政治関連
大皇帝
我が王国の最高君主。国民はこの者を敬愛している。
五風帝を従え,地区を統べる国王などを率いる。国家の運営にはどのような方向で政策を進めるかなどを決める権限を持つ。また,王国連合軍総帥・元帥に直接命令できるなど様々な権限を持つが,許可なく御所より出ることはできないなど,制限も多い。
建国10万年の歴史をその身で背負う,最高の皇帝陛下である。
五風帝
東西南北と中央部をそれぞれ統べる5人の皇帝。国家君主である大皇帝に仕える。国家の運営には専門家などとの対談により意向を決定する,国王など地区を統治する者を統制する,王国連合軍や地区軍への大皇帝に次ぐ最高司令権を持つ,など様々な権限を持つ。
王国連合軍
ローズベル大連合王国における防衛の中枢。全隊員数の10%程度がこの群に所属しており,地区軍よりも階級の重みが大きい(例:地区軍の少尉が,王国連合軍では軍曹の階級で配属される)。また,特殊部隊が最も多いののがこの軍であり,部隊の本部や基地は重要都市をはじめとした,様々な場所に創設されている。
建国当時から組織されており,創設当時は近衛兵としての役割が強かった。
地区軍
その地区で独自に創設された軍。王国連合軍よりも下位に置かれるが,所属隊員数は9割ほど。その地域の防衛を任されている。前身は統一前に組織されていた軍,私兵団などであり,それらがすべてまとまり,現在に至る。
国家会議
通常,毎年4月に1か月の間開かれる,国家の方針等を決める会議。大皇帝,五風帝,王国連合軍総帥,各省庁の大臣の中枢に加えて,各地区を治める国王たちが出席する。
都市保安局
重要都市に創設されている都市内の治安維持や防衛を行う特務機関。準軍隊という位置づけなので,搭乗兵器は使えないものの,重機関砲までなら使用できる。しかし,使用できる武器は作戦の難易度によって決められている。戦力は軍よりは低いが,公的権力においては軍よりも上位にあるとされる。
創設された目的は,超能力犯罪,魔術犯罪の取り締まりや対抗,テロ対策,敵対勢力からの都市の防衛である。警察よりも高い権限を持つため,その分局員になることが難しく,責任が重くなっている。
- 採用まで
- 都市保安局員採用本試験を受けるための研修課程を受けるための一次試験を受け,合格する。
- 主に筆記,口述である。筆記には知能が高くないと正解できない問題もあるものの,基本的には基礎的な知識などを問う問題が多く,易しい。受ければ誰でも合格できる。
- 合格すると,研修過程を受けるための誓約書と遺書を書くための紙が渡される。遺書を書かされるのは,次の研修過程で死者が出るような訓練を行うためである。
- 指定の施設で研修過程を受ける。
- この研修過程はかなり過酷。座学はもちろんのこと,実践訓練も行う。
- 研修過程が終わったら,毎年1回ランダムな月に行われる本試験を受験する。
- 受験した者の話ではこの試験が正念場だという。科目は筆記,口述に加え,実地試験に実戦も行ういうハードなもの。期間はなんと2週間にも及ぶ。
- 合格はかなり難しく,しかも受験資格は35歳以下の者ないしはそれに相当する年齢の者と定められているため,年齢制限がある。さらに,この本試験は生涯で5回までしか受けることはできないため,これらの制限が受験者にかなりのプレッシャーを与えている。
文化関連
コマ
木を円錐状に加工し,その中心に金属の軸を通したものを付属の紐で加速し,回転させる玩具。回すには少々技能を要するが,これを用いた曲芸をする者も多い。貴族の間でよく遊ばれている。異世界人によってもたらされた。
ショーギ,イゴ
ショーギは木製の駒をうまく使うチェスのような遊びである。チェスとは違い成る,持ち駒といった概念があり複雑化しているためこれを好む者も多い。
イゴは交互に碁石を打っていき,碁石で囲った陣地を取り合うというもの。いずれも異世界人によってもたらされている。
ソバ,スシなど
ソバ,スシ,ニギリといった日本食と思しき食べ物があるが,これらは異世界人によってもたらされたものである。
現在,これらの料理は庶民にとってのご馳走のようなものであり,宮廷の食卓にも月3で出ていたりするという。
科学展覧会
学術都市フェリスベルクで毎年5月に開かれる科学の祭典。優秀な研究者たちに様々な賞が授与されたり,様々な分野の先端科学者による発表を聴講できる。
このイベントは様々な年齢層に人気であり,子供用のワークショップもある。神宮寺光子が常連のイベントとして有名。
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