ニジイロ2022段位道場 十段
Last-modified: 2024-04-11 (木) 00:12:52
詳細
攻略
- 1曲目は女帝 ~インバラトゥーラ~。今回唯一の★×9であり、十段★×9恒例の技術枠。
- 基本BPMは244。多少の加減速はあるものの前作十段の課題曲である三瀬川乱舞(裏譜面)とさほど変わらない。
- あちらのような多様な音符間隔の叩き分けは要求されないが、打数・配色が嫌らしい。混乱する場合は曲を無視して譜面のみに集中してしまおう。
- 「低速HSの掛かった高速譜面と認識するとやりやすい」との声もある。BPMの感覚が掴めない時は近いBPMのカラフルボイスをイメージするとわかりやすい。
- 16分が速いため、特に82~83小節は出遅れに注意。
- ラストは
●●●○○/●●●○/●●●○○/●●●○/●●●○○/●●●○○
と区切ると叩きやすい。8分であり、BPM自体も勢いよく速くなる訳ではないので落ち着いて叩こう。
- ニジイロVer.以降の十段課題曲では可の許容数が最少である。一度振り落とされると立て直す前に不合格になりかねないので、目押しに自信がなければ暗記で運手を間違えないようにしておく事が必須である。
- 2曲目はAngel Halo。224ものBPMにもかかわらず長い16分が特徴的な高速体力譜面。
- 演奏時間も長めなので体力配分に注意。交互打ちができると心強い。
- リズム難ではないものの癖がつきやすく、見た目以上に叩きにくい。各16分の入り手があやふやなまま粘着するのは厳禁。
- 16分の頻度が高い前半は特にその傾向が強い。叩き方をしっかり決めておこう。一方、75小節以降は大方のプレイヤーにとって易化すると思われるため、3曲目に備えて適度に脱力できるのが望ましい。
- 10~15小節は利き手逆手を暗記しても中々に混乱しやすい、特に10~13小節は非常に間違えやすいので
10・11小節/12・13小節のように同じ配置同士で区切って意識すると叩きやすいか。
- 複雑な複合こそないものの、速度も相俟って叩きにくい複合がある。
- 22・24小節の13連打はあまり類を見ない6打区切りの複合で特に癖がつきやすい。また、直後の25小節に跨る○●○ ○ ○●○の逆手入りが難しく人によってはタイミングを掴みにくい。苦手な場合はアレンジを加えて全く異なるリズムと見做してみると効果的。
- 56・92小節の5連打+7連打もヴァーナスでは忙しく、交互では逆手入りが難しく厄介な配色。7連打は●○○/●○○/●と12分複合の頻出パターンと同じ配色でこそあるものの、それを全く異なるBPMとリズムに落とし込めるだけの地力が必要。空打ちなどで感覚を掴もう。
- 連打は112小節~113小節の黄色連打1本のみ。少なくとも合格するには16打以上必要なので気を抜かないように。連打速度はもちろん、切り替えの早さも求められる。
- この黄色連打後に高速大音符が来るので連打に集中するあまり可や不可を出さないように。
- ムラサキ以降の十段では唯一、1曲を通してBPMが220台の楽曲である。また、それ以前の十段を経験していることもあり、近年の課題曲の中でも異例な性質を持つことから、少なくとも赤合格においては例年の十段2曲目より難しいとされることが多い。
- 3曲目はAragami。200に近いBPMで容赦なく長複合が襲い掛かる譜面である。
- 当然複合を叩けなければ即不合格になり得るため、余程の実力がない限り暗記は必須。
- 複合は全体的に4・6つに区切ると叩きやすくなる。以下はおすすめの区切り方。
- 第一ゴーゴー
●●●○○○/●●●○○○/●●●○○○/●●●○/●
●●●○○○/●○/●●○●/●○●○/●●○○/●●●
●●○○/●●●●/○○●●/●●○○/●●●●/○○●○/●
○○●●○○/●●●●/○○●○/○●●○/●●●
- 第二ゴーゴー前半(1.3本目の配置が第一ゴーゴーと一致している)
●●●○○○/●●●○○○/●●●○○○/●●●○/●
●●●○○○/●○/●○○○/●○●○/●●○○/●●●
●●○○/●●●●/○○●●/●●○○/●●●●/○○●○/●
○○●●○○/●●●●/○○●○/○●●○/●○○○●
- 第二ゴーゴー後半
○○/
●○○○/●○○●/○○●●/○○●○/○●○●/○●●●/
●●○○/●○●●●
- ラスゴー(括弧内は24分)
●●●○○○/●●●○○○/●●○○/●●●●/○○○○/
●●●○○○/●●●○○○/●○○○/●○○○/●○●○/
●●●●○○/●●●●○○/●●○○/●●○○/●●○○/
●○●○/●○●○/(●○●○●○)/●●●●/●●●○/●●/(●●●●)
- 16分と隣接した24分にも注意。
- この24分はBPM294の16分と同じ速さ。逆手入りを強いられるラッシュはなく打数も少ないが、速度が速度なのである程度の高速処理力が必要。
- 108小節の24分がどうしても繋がらない場合は、109小節の精度を強く意識しよう。ここで大崩れして魂ゲージを回復できなくなってはもったいない。なお、縁を捨てる手法はリズムが別物になり、かえって精度が取りにくいため非推奨。
- 6~109小節の平均密度は約8.50打/秒と高く、アップダウンの激しさもあって体感密度はさらに跳ね上がると思われる。同じく高水準の体力譜面である2曲目との間には充分な休憩がとれるが、スムーズに複合を叩けなければ嵌りを起こすだけでなく大きく体力を消費しかねない。
対策
- 前作十段と比べて演奏時間が長く、集中力・体力をかなり要求される。コンディションに気を配るなどすると改善するかもしれない。
- 疲れが失敗に繋がりやすい課題曲構成なので要注意。休憩と体力配分を怠らないように。
- 一方で密度の低い地帯が長いため、総ノーツ数は十段ではホワイト、イエローに次いで3番目に少ない。
- 例年通り、九段に比べて可の許容数が半分以下になっているため難易度差が大きい。課題曲の難易度差も今作で再び開いたため、九段合格直後はすぐ十段を詰めようとせず、★×10中~上位の譜面を接続を意識してやり込むことや、でたらめを活用するなど様々な複合に慣れながら地力を上げていくべき。
- 前作までとは譜面傾向が大きく異なっており、個人差はあるが地力譜面としての性質が強いと言える。歴代八段・九段課題曲にはこちらの課題曲の運手の組み立てや認識にあたって練習になる配置・配色がいくつか見られるため、行き詰まった場合はそれらをやり込むのも一考。
その他
- 1曲目の女帝 ~インバラトゥーラ~の平均密度は約4.47打/秒で、前作十段の三瀬川乱舞(裏譜面)の約5.75打/秒を大幅に下回り、十段課題曲最低密度を更新した。
- また、★×9が十段1曲目に採用されたのは初の事例であった。
- これに伴い、可の条件が前作十段の25未満→20未満へと更に厳しくなった。
- 3曲目のAragamiは、歴代十段初のバラエティ楽曲であり、歴代十段3曲目では初のナムコオリジナルに属さない楽曲である。
- また、ブルーVer.以降の十段3曲目はBPM220以上の高速譜面である傾向だったが、今作では約5年ぶりにBPM200前後の譜面となった。
- ジャパンアミューズメントエキスポ2023では初段や五段と共にリアル段位道場の課題曲となった。詳細はこちら。
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