Baleares

Last-modified: 2025-12-10 (水) 22:01:36

カナリアス級巡洋艦  バレアレス

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ヒストリカル迷彩

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[添付]
効果:主砲射程+4%、魚雷防御+4%、対空射程+4%、最大転舵速度+4%、EXPアップ+30%、シルバーアップ+30%

性能諸元

編集時 ver.x.x.x.x

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

スペイン
艦種巡洋艦
Tier6
生存性継戦能力20470
抗堪性・防郭防御7.50%
・火災浸水耐性10%
・装甲防御6%
・魚雷防御6%
主砲射程10.84km
機動性最大速力32.09ノット[kt]
最大出力への到着時間13.59秒
転舵速度7.5度/秒
転舵所要時間10.2秒
隠蔽性7.92km



・派生艦船

派生元Galicia
派生先Asturias



・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数装填時間ダメージ(火災率)(防郭率)砲塔旋回速度
203mm L/50 BL M1924 Mk.D, 4基×2門10秒HE弾 575(6%)
AP弾 966(150%)
10度/秒


魚雷口径,搭載基数×門数(片舷指向門数)装填時間ダメージ射程雷速浸水率魚雷管旋回速度
533mm, 4基×3門(6門)40秒23007.20km62.52kt11%25度/秒


対空砲種類ダメージ射程
大口径
小口径
107
37
3.6km
1.5km



・艦艇スキル

種類効果持続時間クールタイム使用可能回数
ソナーⅠ3.75㎞以内の敵艦や魚雷を全て発見する25秒間90秒2回
対空警戒Ⅰ大口径対空砲ダメージ+75%、小口径対空砲ダメージ+75%30秒間75秒2回

ゲーム内説明

1926年、スペインは2隻の近代的なワシントン海軍軍縮条約型巡洋艦を発注し、これを受けてヴィッカース・アームストロング社はカウンティ級巡洋艦をベースとして対空兵装と装甲防御力を計画案を開発。これらの巡洋艦は同名の主要なスペインの諸島にに因んで「カナリアス」および「バレアレス」と命名された。両艦の建造は遅れたものの、造船所を占領したナショナリスト派が建造を加速させ、竣工させた。「バレアレス」はマラガに対する攻撃や輸送船の掃討に参加し、沿岸要塞への襲撃を行い、各都市に対し艦砲射撃を加えた。しかしパロス岬沖海戦において政府軍の駆逐艦の攻撃を受け、撃沈された。

解説

スペインのティア6巡洋艦。他国の例に漏れず、本ツリーもこのティア帯から6インチ砲ではなく8インチ砲を搭載する。なお同型艦の「カナリアス」はプレミアム艦として先に実装されたため、砲性能や艦艇スキルをはじめとして性能が微妙に異なって居る。

・主砲
同格重巡と同口径の203mm砲を連装砲塔に収めて4基8門搭載。
砲配置は前2後2の標準的な構成ながらも、先に実装された同郷の「カナリアス」主砲の砲塔旋回速度が9度/秒であるのに対して、本艦の砲塔旋回速度はそれを上回る事から同クラスの砲を持つ艦としては指向性は高目。また、「カナリアス」主砲と異なり、本艦の主砲はAP弾だけでなくHE弾も選択可能。そして「カナリアス」主砲よりも本艦の砲が射程が長い。反面「カナリアス」主砲では素の装填時間が優遇されていたが、本艦の主砲装填時間は至って普通である。この砲の特性としてはAP弾の貫通力とダメージが非常に優秀だが、HE弾ダメージと発火率は同格最低クラスであり、ドイツ重巡砲に近い特性を持っていると考えると判り易い。弾速もそこそこ、弾道も悪くない類ではあるが、このティア帯の連装砲故に砲弾が左右に分かれて飛んでいく事もありカタログ値通りのダメージを毎回コンスタントに出せるとは限らない。

・魚雷
533mmクラスを3連装魚雷発射管に収めて片舷辺り2基、計6射線搭載。この魚雷は単発火力こそ低目だが、取れる射角がかなり優秀で射線数も多い上に射程もそこそこあるので近接戦闘の際には頼りになるだろう。なお一般の巡洋艦の魚雷の如く、甲板上に魚雷発射管があるタイプではなくどうやら艦の中央部付近に水中魚雷発射管があるタイプの様だ。しかし使い勝手については英戦第2ツリーの低ティア艦の如く癖強型ではなく、甲板上に魚雷発射管があるタイプとほぼ同じように使用できる。後述する舵の性能をもって両舷の魚雷を扱うとそれなりの面制圧力と火力を発揮可能。

・対空
素の対空値は同格平均よりやや上といった水準。しかし本艦は「カナリアス」と異なり艦艇スキルの「対空警戒Ⅰ」を使用できるので、敵航空機に狙われた際に使用する事で対空火力を向上させる事ができる。とはいえ元の対空値がティア相当に過ぎず、大口径対空砲の射程がやや長めとはいっても僚艦に対空の傘をさすというには不十分。あくまで狙われた際のお守りといった程度に過ぎない。

・装甲
現状において実質的な装甲厚は不明だが、結論を先に言うと英巡ベースの巡洋艦の船体に装甲防御を期待するのは酷である。なにせ艦の角度が甘いと格下のAP弾ですら余裕で貫通し、容赦なく体力を削って来る。また耐性についても特筆すべきものは無く、格上のHEスパマーと呼ばれる類の艦から断続的な斉射を受けると体力がみるみる減るのでそこに火災なんか起きた日には目も当てられない。被弾・被雷は極力避けよう。

・機動性
素の最高速度は32ノット台と同格の平均的な速度をキープ。加速力は重巡としては英巡の系譜らしく数値の上では優れており、乗り出しもスムーズ。しかし側面から流れて来る魚雷を回避して観ると判るが、回避行動を取るにあたっては機敏とは言えず重巡相応の重さを感じる。舵の効きは見た目よりは反応が良く、効かせると素直に曲がってくれるタイプであり扱い易い類と言えるだろう。ただし、後述する生存性の所でも述べるが乾舷が高く甲板も全体的に広めと投影面積が非常に大きく、ダメージを食らい易いので操船には相応の注意が必要。

・隠蔽性
素の被発見距離は7.92kmであり「デヴォンシャー」と同等。隠蔽に優れる日巡に匹敵すると考えると十分に優秀と言える*1。とはいえ本艦の場合は日巡と異なり魚雷がそこまで強力では無いので、隠蔽に振って隠蔽雷撃を狙うのはあまりお勧めしない。

・生存性
素のHPは20000台と見た目に反してかなりの虚弱体質。その上で乾舷が高く甲板も全体的に広めと投影面積が非常に大きく、ダメージを食らい易い。そして英巡の系譜の常で装甲にも期待できず、緊急時に便利な煙幕の類も持っていない。つまりは英重巡の「狙われ易さ」と「生存しにくさ」をしっかりと引き継いでいるので、夢中になって砲戦をしていると何時の間にか体力が残り僅かになっているという事が良くある。よって本艦は生存性が高いとはとても言えない類である。

・消耗品
「高級船員食糧」「改良型ディーゼルエンジン」の搭載を推奨。残る1枠は効用がどれも薄いのでお好みで。

・艦艇スキル/艦長スキル
艦艇スキルとしては「ソナーⅠ」を2回、「対空警戒Ⅰ」を2回使用可能。
艦艇の特技は本艦までは未搭載だが、次級から「バースト射撃」が使用可能となる。

・装備
 ・兵装「主砲改良Ⅰ」が無難だろう。
 ・防御 
 ・適正 

・エリート特性
 ・巡洋艦近代化改修 HP+2%、対空火力+5%、主砲旋回速度+7% 
 ・エリート砲術員 主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7% 
 ・功績 EXPアップ+10%
※消去法で「エリート砲術員」の搭載を推奨。「巡洋艦近代化改修」を選択しても元のHPが低く対空も強く無いので効用が非常に薄い。

・総論
 主砲と魚雷にバランスよくパラメーターを振り、機動力にも気を配った野心的な艦である。カタログ値をそのまま信ずるのであれば、本艦の主砲は同ティア帯の203mm砲搭載艦における最強の威力を誇る「トレント」主砲のSAP弾に匹敵する火力を持ち、当然その貫通力はSAP弾のそれをはるかに凌駕する。しかもこの砲を同ティア帯の203mm砲搭載艦の平均以上の射程で扱える…こう書くと大変に火力が高そうに聞こえる。しかしその実態は過渡期の重巡にありがちな「砲の機嫌に左右され易い」という不完全さを内包しており、実は思った程火力を出せない*2。数値の上ではティア7の「ヨルク」搭載砲の火力を上回っているにも関わらずである。このため砲火力のみに期待した艦長が本艦を操ると、恐らく肩透かしを食らってしまうであろう。
 しかし本艦は表立った欠点こそ多いものの日本巡洋艦の第1ツリーに似た構成要素を持っており、日巡を履修した艦長からすると不思議な親近感を感じる筈だ。また、同系統の船体を操り慣れた英重巡を履修した艦長もその動かし易さに感心するだろう。総じて巡洋艦初心者向けの艦ではないものの、前述の系統を心得た艦長であれば問題なく扱える水準はクリアしているので気になったら手に取ってあげて欲しい。なお、本艦を乗り終えた艦長はいよいよ次級からスペイン巡洋艦の特色とも言える「バースト射撃」が解禁される。

戦闘名誉章

レベル1234
報酬艦艇exp 4000
シルバー75k
艦艇exp 4000
シルバー75k
艦艇exp4000
シルバー75k
艦艇exp4000
シルバー75k
ミッション内容15戦プレイ15回勝利巡洋艦20回撃破700,000ダメージを与える

史実

ゲーム内説明を参照の事。

小ネタ

艦名の由来

 本艦の艦名の由来は地中海西部に浮かぶ群島である「バレアレス諸島」から。
 バレアレス諸島は大西洋から地中海に入った場合、ジブラルタル海峡を抜けて最初に見える島々であり、地政学的に重要な位置に存在する事から古くから地中海で覇を競った民族がこの群島を領有した。現代において明確な記録が確認できるのはローマ帝国の支配に入ってからであるが、それ以降もヴァンダル人*3、東ローマ帝国、アラブ人、アラゴン王国といった具合で、領有者は激しく変遷した。アラゴン王国がスペインに吸収されるとこれらの群島もそのままスペイン領となり(一時的にジブラルタルと共に英国の領有となったりもしたが)、現在においてもスペインの領有となっている。

余談:バレアレス投石兵

 参考までにこの地は古代において「投石器を扱う事に長けた傭兵」の産出地として知られており、その武名はユリウス・カエサルの「ガリア戦記」においても確認する事ができる。伝承によればこの地に生まれた子供は塀の上に乗せたパンを投石により撃ち落とすまで食べる事を許されず、幼少の頃から投石紐を使った厳しい訓練を施された。このため当時の最も優秀とされる弓兵よりもバレアレス投石兵の与える損害は大きいとされた。

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 基本性能と解説を記載 -- 2024-07-24 (水) 22:11:46
  • 艦の画像をアップロードしました -- 2024-10-27 (日) 18:59:04
  • ヒストリカル迷彩の効果、以前はHPが増える調整であった筈が現在は主砲射程が伸びるので変更。 -- 2025-01-10 (金) 21:29:04

コメント欄

  • 因みにこの艦だけ魚雷防御が他の6%よりも低い4%な癖に、価格はティア7水準の2500Gも掛かるという謎仕様。恐らく調整ミスなので修正されるまで無期限迷彩は買うのを控えよう。 -- 2024-07-24 (水) 23:11:57
  • 格上を除き戦艦にも結構刺さるから基本APで良い、HEは弱いし燃えないから使わない。魚雷は射角が広く片舷2基あるおかげで牽制にも使え、駆逐に肉薄されてもギリ報復できる(生き残れるとは言ってない)ことが多い。 -- 2024-10-29 (火) 21:18:34
    • 魚雷があるからカナリアス(の副砲)より使えるけど、こいつはさらに撃たれ弱いから距離を詰められないようにすべき。総じて弱くないけど特段面白くないのでフリケに余裕があれば飛ばして良いと思う。 -- 2024-10-29 (火) 21:53:45

過去ログ

過去ログ一覧

*1 一応「隠蔽システム改良Ⅰ」の搭載で約7.13km、消耗品の搭載で約6.9km、港画面には反映されないものの通常迷彩も併用すると理論値で約6.65kmまでは被発見距離を短縮可能(港画面での表記は約6.9km)。しかし本艦の課金迷彩は被発見距離が減り魚雷射程が伸びるタイプではなく、安全距離はあまり伸びない。
*2 実際普通に扱うと「ペンサコーラ」砲の方が門数の多さや集弾性により結果として火力を発揮し易い。
*3 カルタゴを首都としてヴァンダル王国を建国した人々。