Rahmat

Last-modified: 2025-12-11 (木) 17:13:00

ダイドー級巡洋艦 ラフマト

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ヒストリカル迷彩

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効果:魚雷射程+4%、魚雷速度+4%、最大転舵速度+4%、海面発見距離+4%、EXPアップ+30%、シルバーアップ+30%

性能諸元

編集時 ver.6.0

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

パンアジア
艦種巡洋艦
Tier6
生存性継戦能力19090
抗堪性・防郭防御7.50%
・火災浸水耐性10%
・装甲防御6%
・魚雷防御6%
主砲射程9.80km
機動性最大速力31.68ノット[kt]
最大出力への到着時間12.89秒
転舵速度7.90度/秒
転舵所要時間6.30秒
隠蔽性7.44km



・派生艦船

派生元Chung King
派生先Chumphon



・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数装填時間ダメージ(火災率)(防郭率)砲塔旋回速度
133mm L/50, QF Mk.Ⅰ5基×2門7秒HE弾 403(3%)
AP弾 449(150%)
9度/秒


魚雷口径,搭載基数×門数(片舷指向門数)装填時間ダメージ射程雷速浸水率魚雷管旋回速度
533mm,TR Mk.Ⅳ 2基×3門(3門)42.50秒35087.50km65.30kt18%25度/秒


対空砲種類ダメージ射程
大口径
小口径
155
62
3.78km
1.80km



・艦艇スキル

種類効果持続時間クールタイム使用可能回数
排気煙幕Ⅰ即時隠蔽の煙幕を展開する9秒間60秒2回
対空警戒Ⅱ大口径対空砲ダメージ+100%
小口径対空砲ダメージ+100%
30秒間75秒2回
魚雷装填Ⅰ即時に魚雷を装填する-120秒2回

・艦艇の特技
深度魚雷
駆逐艦には命中しないが、極めて探知が難しく破壊力に優れる。

ゲーム内説明

イギリスで建造されたダイドー級軽巡洋艦。両用砲を搭載した小型艦であり、戦隊または船団を駆逐艦や航空機の攻撃から守るべく設計されていた。

解説

先に実装された同格の同型艦シリウスも参照されたし。

・主砲
133mm砲を5×2門搭載。前級である重慶よりも砲口径が小さくなったのに装填時間が伸びてしまった。しかし砲数が多くなった分、火力は向上している。AP弾の単発火力は口径相応でしかないが、元となった「シリウス」よりも装填が速い分DPMとしては同格平均以上を誇り、迂闊に側面を見せた駆逐艦・軽巡洋艦に対してそこそこの威力を発揮する。またHE弾は「シリウス」よりも単発火力が微増、装填時間も相まってDPMとしては同巡洋艦の中ではかなり上位に位置する。ところがAP弾は小口径故の貫通力の無さで敵艦の姿勢によって半貫通・跳弾が多くなりカタログ値通りのダメージを出す事は難しい。HE弾は発火率こそ低目ながらも手数の多さ故にある程度は燃やす事も可能…なのだが何も考えずに悠長に射撃していると後述する防御力・体力面の無さ故に敵に火をつける前に自分が沈んでいるという事になりかねない。連続発砲はリスクとリターンの双方を考えた上で実施したい。

・魚雷
3連装魚雷発射管を両舷に1基づつ装備。片舷指向可能数は1基3射線である。魚雷の性能そのものは前級より単発火力が微増した以外は据え置きだが、深度魚雷由来の高雷速・高浸水率・高ダメージという特性より同格巡洋艦内でもかなりの高性能を誇っている。更に本艦では英巡洋艦故に魚雷発射管の旋回が速く、射角も優秀なため非常に扱い易い。後述する舵の性能と相まって、1度に両舷+魚雷装填ブースターを使って1方向に9本流すという荒業も使用可能。そこまでしなくとも、片舷3射線しかない割には艦艇スキル「魚雷装填Ⅰ」を使用した際の片舷瞬間火力は同格第2位である*1。総じて扱い易く優秀な魚雷を持っていると言えよう。

・対空
シリウスより小口径対空火力が19高くなり、射程も0.3km伸びた。更に対空警戒Ⅱを持っているため同格巡洋艦最高峰の対空火力を誇る。格下空母からすると厄介な相手であるが、格上空母の艦載機の波状攻撃を本艦のみで撃墜&無効化できる訳では無い点に注意して欲しい。敵機の攻撃は必ず防空網を抜けて本艦に届くが、本艦は戦艦と異なり艦本体の耐性やHPが脆く、特に雷撃機隊からの攻撃には脆弱である。格上空母とマッチしたら常に警戒を怠らず、雷撃機隊にはヘッドオンして被雷の確率をなるべく減らそう。

・装甲
装甲6%はティア4の巡洋艦と全く同じ値である。防郭防御7.5%、火災浸水耐性10%は特筆すべきものは無い。対水雷防御6%は平均以下である。攻撃を受けるとあっという間にHPを失ってしまう。

・機動性
転舵所要時間以外の全てがシリウスに劣っている。
速力は31.68kt(シリウスは32.23kt)、加速は12.8秒(シリウスは10.47)とやや鈍重。しかし転舵速度は7.9度(シリウスは8.4)と、同格巡洋艦としては平均よりやや良い。なお転舵所要時間は6.3秒(シリウスは6.6)とこれはかなり良い。

・隠蔽性
素の被発見距離は7.44kmと同格ツリー艦内では最良の隠蔽を誇っている*2。とはいえ素のままでは被発見距離と魚雷射程がほぼ同じで隠蔽状態での雷撃は不可能。しかし隠蔽特化にすれば隠蔽雷撃も可能となる*3。※本稿は隠蔽特化を推奨する。

・生存性
素のHPは19000にギリギリ届く位で、体力的には格下のティア5巡洋艦クラスでしかない。さらに本艦は装甲や耐性に期待できない事も相まって、非常に撃たれ弱い。序盤に敵の配置がハッキリしない段階で前に出過ぎると直ぐに港に還る事になるだろう。また中盤以降も位置取りや対敵姿勢に常に気を付ける必要がある。それでも尚、ヘイトコントロールに気を付けないと試合終盤まで持たない。

・消耗品
本艦の強みを活かす「高品質石炭」「高級船員食糧」を中心に、残る1つを「改良型ディーゼルエンジン」「追加対空弾」から選択して欲しい。

・艦艇スキル/艦長スキル
「対空警戒Ⅱ」を2回、「排気煙幕Ⅰ」を2回、「魚雷装填Ⅰ」を2回使用可能。
対空警戒に関してはシリウスよりも回数は減ってしまったが同じスキルを使用可能。Lv2艦長スキル「戦場支援」で回数を増やせ、LV4艦長スキル「対空防御専門家」でクールタイムも短縮できるので、取得しておきたい。排気煙幕についてはシリウスの持つ発煙装置よりも回数が少なく、持続時間も短いので本艦の火力不足を補えるであろう煙幕内射撃ができないのが悩みのタネ。しかし瞬時に姿をくらませるのは近接水雷戦において有利なので後述する魚雷装填を活かすためのキーアイテムとして上手く活用したい。魚雷装填に関しては黄河が持っているスキルと同様。詳細については該当艦の魚雷の項目より補足の説明を参照して欲しい。

・装備
 ・兵装:お好みで 
 ・防御:推力改良Ⅰor操舵装置改良Ⅰ 
 ・適正:隠蔽システム改良Ⅰ

・エリート特性
 ・巡洋艦近代化改修 HP+2% 対空火力+5% 主砲旋回速度+7%
 ・護衛特化 主砲旋回速度+7% 最高速度+3% 対空火力+5%
 ・功績 EXPアップ+10%
※迷ったら速度が向上する「護衛特化」をお勧めしたい。体力は元々低いので「巡洋艦近代化改修」を選んでも微増するだけである。

・総論
 コンパクトな船体に、サイズに似合わぬ強力な火砲・魚雷・そして対空を無理やり搭載したかのような艦である。実際このサイズの艦で主砲を5基10門を搭載というのはかなりの重武装で、味方と交戦中の敵艦に対する支援砲撃を行った際の支援能力には目を見張るものがある。同様に雷撃支援や防空支援を行った際にも船体サイズに似合わぬ火力を発揮できる…ただし、武装をマシマシにした弊害ゆえか艦本体の速力・加速は船体サイズに似合わぬ鈍くささで、体力の無さも相まって「敵に狙われて砲撃を集中された」場合は並みの軽巡以上にアッサリ体力が尽きやすい*4。このため虎の威を借る狐の如く、敵に狙われぬように慎重かつ狡猾な運用が必須となる。
 元となった「シリウス」が高対空かつ魚雷も使用可能というサポート性能に全振りした艦であったのに対して、本艦はその性能をさらに攻撃に寄せてある分、元の艦以上にピーキーかつ扱いの難易度も高目であり、かなり乗り手を選ぶ艦と言える。しかし本ツリーのこの後の艦も似たような特性であり、この段階で怯んでいてはこの先の艦は到底扱えない…フリケを投入することなく自身の技量を上げる事で頑張って通過して欲しい。

戦闘名誉章

レベル1234
報酬艦艇exp 4000
シルバー75k
艦艇exp 4000
シルバー75k
艦艇exp4000
シルバー75k
艦艇exp4000
シルバー75k
ミッション内容15戦プレイ15回勝利

史実

本艦は英国の「ダイドー級」防空巡洋艦が第2次世界大戦後にマレーシア(英領マラヤ)に売却もしくは貸与されたら…という史実とは異なるIF世界観における艦艇である。なお、史実においてはダイドー級およびその改修型であるベローナ級も含めて海外に売却されているのは2隻のみ*5であり、マレーシアに売却された艦は実在しない。

小ネタ

艦名の由来

本艦の艦名「ラフマト(rahmat)」はインドネシア語で慈悲・恵みのこと。

ダイドー級

ダイドー級に関しては先に実装されたイギリス国籍のプレミアム艦「シリウス」の項目を参照して欲しい。

同名の艦艇

参考までに、艦種は異なるものの本艦と同名の艦艇は実在する。それがマレーシア海軍が1970年代に就役させた「ラフマト級」フリゲート(基準排水量1290トン)である。この「ラフマト級」フリゲートは2004年に退役し、2011年より博物館船として公開されているようだ。

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 総評以外埋めときました -- 2023-01-27 (金) 17:09:33
    • 不適切な編集箇所を修正 -- 2023-01-27 (金) 18:52:41
      • ノーん、魚雷の欄は修正する必要あったかあれwまあいいけどw -- 2023-01-28 (土) 11:52:10
      • 妥当な判断だったと思います -- 非編集者? 2023-01-28 (土) 13:03:41
  • 初めてなのですが、購入したのでヒス迷彩やエリート特性を追記しました。もし間違っていたりしたら治していただけたら嬉しいです。 -- 2023-01-30 (月) 15:36:52
  • 総論を追加 -- 2023-12-13 (水) 18:44:23
  • 艦艇スキルの項目に「黄河を参照せよ」との説明があるので、参照が容易なようにアンカーを作成。 -- 2023-12-13 (水) 23:04:27
    • また魚雷の項目に深度魚雷である事を明記。 -- 2023-12-13 (水) 23:15:17

コメント欄

  • 無課金勢用のシリウスなのかな?シリウスは雲隠れ艦長乗せたら生存性やばいけどこいつはどうなることやら、、、、、 -- 2022-11-24 (木) 06:36:21
    • シリウスはプレミアム艦艇箱から出るから、無課金勢でも手に入れるチャンスはあるよ -- 2023-01-27 (金) 18:13:16
  • はやい… -- 2022-11-25 (金) 22:04:40
  • 小口径対空はシリウスよりも上なのか -- 2023-01-26 (木) 20:01:14
    • シリアスのほうが対空警戒の数は多いから、継続的な対空戦闘ではシリウスなのかな?使ったことないから知らないけど -- 2023-01-29 (日) 03:25:48
  • イベントで目指そうかな -- 2023-01-27 (金) 15:50:41
  • イベントで手に入れたけど、このティア帯ならそこそこ活躍できる。柔すぎるけども。 -- 2023-01-29 (日) 03:23:27
  • この船弱すぎる、、何回botに轢き殺されればええんや、、 -- 2023-01-31 (火) 09:26:05
    • もう少し敵艦との距離をとってみましょう -- 2023-02-06 (月) 13:23:10
  • バイタル抜いてもそんなにダメージはいらない -- 2023-01-31 (火) 17:40:37
    • シリウスもそんなもんなんだけど、軽巡洋艦の立ち回り覚えるのはこれが良い思うよ。 -- 2023-01-31 (火) 17:50:27
  • なるほど -- 2023-02-03 (金) 08:48:31
  • シリウスよりも火力を上げたけど、機動性を落とした感じかな。パン巡としての特性上前に出る場面が多いから、戦い方の違いとして生存性が低くなりそう -- 2023-02-06 (月) 11:32:33
  • 装備の防御と適正をどうするか悩む。解説を参考に推力IIor操舵I・隠蔽にするか、推力I・操舵IIのバランス型にするか、操舵I・操舵IIの回避重視にするか。 -- 2023-05-19 (金) 12:57:33
    • この項目をメインで書いた人自身は、どうやら隠蔽特化を最良と考えているみたい(自分もそこを尊重して手を入れた)だけれど、自分なりのチューニングを色々試して、自分に一番合う設定を探して欲しい。 -- 2024-09-17 (火) 09:43:02

過去ログ

過去ログ一覧

*1 同格トップは4連装魚雷発射管2基を搭載する「五ヶ瀬」。しかし五ヶ瀬魚雷は大変射角が悪く扱いずらい。扱い易さを考慮した場合、本艦の魚雷はトップクラスの性能を秘めていると考えても良いだろう。
*2 同格内の良隠蔽巡洋艦の多くは被発見距離が7.5kmと7.56km。本艦はこれらの艦よりもほんの少し優秀。
*3 装備で「隠蔽システム改良Ⅰ」を選択すると約6.7kmに、消耗品の搭載で約6.5kmに、課金迷彩も購入して隠蔽特化した場合は約6.17kmと隠蔽が悪めの駆逐の素の値と同程度まで短縮可能。課金迷彩の効果には魚雷射程延長もあるので、この場合魚雷射程7.8kmと被発見距離6.17kmとの差である1.63kmの安全距離が生じる。とはいえ安全距離自体は短いので魚雷発射後は敵の進行方向を考えて退避しないとアッサリ艦本体が発見されてしまうので注意したい。
*4 このゲームに紙装甲の艦は数多いが、同型艦の「シリウス」および本艦はかなり脆い部類である。
*5 ベローナ級の「ダイアデム」がパキスタンに売却、同「ロイヤリスト」はニュージーランドに貸与。