Roon

ローン級重巡洋艦　ローン

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

ローンは、前級より大型化され、対空兵装の大幅強化が図られている。さらに、主砲の砲門数も増加しているが、特殊な砲塔配置により、火力が船尾側に集中している。

解説

悲しい事になんと3月6日、ティア9にジークフリートが登場した事によりおそらく空気になるであろう艦である。
そして現在ではジークフリートも空気になっている。また本艦には黒化したオルタ設定も存在する。

・主砲
前級から変わり、主砲が203㎜3連装砲が3基となったが、前に1基後ろに2基と後方に集中しているために運用方法が前級より限定される。ニュルンベルクが得意とした引き撃ちが有用なので、もしも慣れないようなら一度、ニュルンベルクで引き撃ちの練習をすると良いだろう。
AP弾は同格内トップの威力、貫通力を誇るので基本的にAP弾運用が望ましい。通常貫通をしっかり出せれば敵艦のHPをゴリゴリ削れることだろう。駆逐には6km圏内でなければ通常貫通が出る。巡洋艦もほぼ全ての距離で通常貫通が出るが硬い連中に対しては不貫通を出しやすい。が大方絶滅危惧種の様な連中 独巡とかソ連重巡とかね() ばかりなのでそこまで気にしなくてよいだろう。戦艦に対しては艦首艦尾を狙っていこう。仏戦や英戦なら船体に当たっても通常貫通が見込めるが、それ以外、特に独戦に対しては絶対に艦首艦尾を狙おう。重装甲の舷側中央部を狙おうものなら跳弾ラッシュとなり全くダメージを出せない。
HE弾の性能は残念なので駆逐に肉薄された時に使おう。独戦に対してはエイムに自信が無いなら素直にHE弾を使うことをオススメする。先にも述べたが正確に狙えるならAP弾で艦首艦尾を狙い撃ちしよう。割と貫通するしHEでチマチマ削るより効率がいい場合もある。
弾道弾速も素直で精度もそこそこ。射程も最大強化で12kmあるので十分な部類と思われる。
上手くやれば主砲だけで大口径を取るなんてこともできたりするので是非この主砲を存分に活かして欲しい。

・副砲
使えません‼︎
どでかい副砲が付いているが、使えない。ずっとそっぽを向いたまま。使えれば片舷4門の15cm砲が火を噴いた。きっとシュペーのような使い心地だっただろう。明らかに配置が本艦の主要サブ兵装であるのに使えないなんて、大和の副砲が使えなかったのと同じようなものである。（大昔は自動副砲が撃てなかった）

・魚雷
ケーニスベルクから性能があまり変わらず、片舷2基の３連装魚雷…ではなく、まさかの片舷1基の4連装魚雷と接近戦の火力が大幅に減少してしまった...。もちろん威力、射程、雷速は前級をしっかり引き継いでしまっている。しかも同格のドンスコイはチャパエフから雷装が大幅に強化されており片舷５門を6キロまで発射できる(まぁドンスコイが接近戦やることなんてほぼないんだろうけど..)。そのため雷装は堂々の同格最弱となった。接近戦は極力避けたいが、万が一のお守り程度に考えよう。引き撃ち時にこっそり流しておくと意外と当たったりする。

・対空
独巡の呪いとも言える射程3.3kmしかない大口径対空砲、高くない対空値が相まって、空母にとってはおやつである。他艦では対空がないなら対空艦に頼ろうという解説が多いが正直言ってウースターぐらいの超射程対空砲の対空艦に随従してもらうか（米戦とかだと威力は高いが対空射程が短くてほとんど対空援護してくれない、つーか前出てくれない）もしくは制空権を取った味方空母が本艦にたどり着かれる前に戦闘機で撃墜してくれる…ぐらいない限りHPが吹っ飛ばされると言っても仮言ではない。
雷撃回避中に戦艦に吹っ飛ばされるくらいなら防御姿勢を維持で回避行動を取らないのもあり(魚雷が当たらなかったら心の中で空母を煽ってあげよう)。

・装甲
巡洋艦としてはやや硬い。対巡洋艦戦闘では役に立つだろう。しかし圧倒的な破壊力を誇るティア9、10戦艦砲に対しては殆ど無力である。格下戦艦には意外と耐えられる。本艦は機動性には優れていない為敵艦に対して腹は絶対に見せてはならない。

・機動性
速力、舵は普通でそこまで気にならないが加速が小型戦艦クロンとコンマ数秒差と悪い。ソナーのおかげで魚雷は早めに見つけられるがこの加速のせいで台無し。特に停止している時に魚雷が流れてくると避けるのは大変。当たり前だがケツ向けプレイから追撃に向かう時には時間がかかる。幸い艦隊行動を取れるだけの機動性は備えているので、なんとかこのノソノソとした動きに慣れて欲しい。

・隠蔽性
同格巡洋艦枠ではワースト2と悪い(みんな大好きドンスコイはもっと目立つ)。

・生存性
体力、装甲、防郭、水雷防御はどれも同格8インチ巡内トップであり、装甲面においては優秀な部類。ただ、図体がやや大きめで機動性はあまり良くなく対空性能も低い為立ち回りを誤るとすぐに沈んでしまう。その為、味方艦と上手く連携を取ったり島を盾にしながらなんとか生存したい。

・消耗品
「改良型ディーゼルエンジン」「高級船員食糧」「予備整備パック」の重巡基本セットを推奨。

・装備
　・兵装：主砲改良Ⅲ
　・防御：推力改良Ⅰ
　・適性：舵装置改良Ⅱ

・エリート艦艇特性
・新型砲塔　主砲旋回速度+20%
・改修済主装甲帯　装甲防御+5%、防郭防御+10%
・功績　EXPアップ+10%
正直どちらでも良い。たださして効果を見込めない装甲強化より快適性の上がる砲塔旋回をオススメする。

・総論
正直、筆者はコイツをフリーで飛ばそうとか考えていた。T9だし諸々の弱点故に嫌がっていた。無理そうならフリーで飛ばして貰っても構わない。だがどうかこの艦に乗ってみて欲しい。以下は筆者の戦闘スタイルである。
戦闘開始したらある程度のところまで前進で進んで行き、敵駆逐なり艦載機なりに見つかる前に回頭してケツを向けよう。そして後進で敵艦達を射程に収め、後部の6門のAPでガリガリ削ってやろう。チャンスがあれば前部の一基を使っても良い。射程はある方だし無理に前に出る必要は無い。というか無理はしてはならない。硬い部類とは言え所詮は巡洋艦だからだ。自艦のHPが削れてきたら前進して下がろう。敵が下がって行ったら後進状態で出過ぎない程度に前に出よう。そうして正確な射撃をしていれば自然と与ダメに繋がり、5万は超えられるはずだ。
ローン艦長の奮闘を祈る！

戦闘名誉章

史実

ローン級巡洋艦。艦名はプロイセン時代の将軍アルブレヒト・フォン・ローンに基づいている。1938年にアドミラル・ヒッパー級の次級として計画されるものの、戦後処理等で日本と同じく設計図はほとんど無くなり砲塔のみしか残っていなかったため、WGが本来はこうであっただろうという架空の姿で実装されている。
それにしても砲塔の後部2基配置とかありえるか？

小ネタ

実は本級の1番砲塔の後ろにある連装砲、両舷にあるなかなかの大きさの単装砲は150ミリ砲である。本家では副砲として使える。blitzでもいつか火を吐く時が来るかもしれない...
まぁ3連装にしろと散々言われているグローサーですらあの有様なので潔く諦めてちゃっちゃとヒンデンブルクに乗り移ろう。

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