サンプソン級駆逐艦

性能諸元
・基本性能
| Tier | 2 | 種別 | プレミアム艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | - |
| 国家 | アメリカ | 派生先 | - |
| 生存性 | 継戦能力 | 9,100 | |
| 装甲 | 6mm-13mm ・艦首・船尾 6-13mm ・上部構造 6mm ・主砲 6mm ・重要区画 6-13mm | ||
| 機動性 | 機関出力 | 18,000馬力[hp] | |
| 最大速力 | 34ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 520m | ||
| 転舵所要時間 | 2.7秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 5.7km | 8.6km | 7.7km | 2.0km | |
| 航空発見距離 | 2.8km | 4.9km | 5.8km | - |
| 射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| - | mod.1 | 8.6km | 0m |
| 主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 102mm Mk12 | 4基×1門 | HE弾 1500(6%) AP弾 1700 | 7.0秒 | 15.7秒 |
| 魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 450mm 連装 | 4基×2門(4門) | 6033 | 23秒 | 4.5km | 54kt | 0.9km |
| 対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|
| - | 37mm Maxim | 2基×1門 | 5 | 2km |
・アップグレード
| スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
| ○ |
| 0 | ![]() | 推力改良1 | -20%:主機の損傷確率 -20%:主機の修理時間 |
![]() | 操舵装置改良1 | -20%:操舵装置の損傷確率 -20%:操舵装置の修理時間 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
| 十字キー左 | |||
|---|---|---|---|
![]() | 応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:40 秒 |
| 十字キー上 | |||
![]() | 発煙装置 | 2 回 | 消耗品の動作時間:23 秒 煙幕の持続時間:109 秒 消耗品の準備時間:240 秒 |
| 十字キー右 | |||
![]() | エンジンブースト | 2 回 | 最大速度:+8 % 消耗品動作時間:120 秒 準備時間:180 秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
サンプソン級駆逐艦は、アメリカ海軍の「千トン級」駆逐艦のひとつであり、駆逐艦としては非常に強力な兵装を搭載していましたが、その速力はあまり優れてはいませんでした。魚雷発射管の配置が非効率的だったために、舷側からの斉射時に同時に発射できる魚雷は半数のみでした。
就役:1916
同型艦数:6
解説
- 概要
アメリカティア2プレミアム駆逐艦。
元々PC本家ではツリー艦艇であったがCS版ではプレミアム艦艇として扱われる。
- 主砲
10cm砲。本当に気休めである。
Tier2駆逐艦のと撃ち合っても、
火力、火災発生率、装甲、耐久差を考慮すると負けかねない。
ただし本艦は雷撃だけで戦果をあげられるとは言いがたいので必然的にこの砲のお世話になるだろう。
幸い砲の旋回能力は高く、高速機動中でもブレることがない。
発射レートは良くはないが、弾道は低い方なので単純に"当てるだけ"なら悪くはない。
- 雷装
本艦の魅力と切り札のひとつ。この魚雷をいかに使いこなすかが鍵となる。
射程が伸びず4.5kmと非常に短い、他国の雷駆の長距離魚雷のように「ばら撒いてたら当たってくれた」ということは滅多に無い。
両舷に連装2基ずつ合計4基8発の魚雷を備えているため、一度発射したら直ちに180度回頭して反対の舷から即2度目の発射が可能。
・・・ではあるが本艦の機動性は高いとは言えず、そんなことをしていれば敵のよい的であり、射程の都合故に回避行動を取られ魚雷も当たらないと、散々な目に遭うことになる。
本艦の魚雷の射角は広く、艦を少し傾けて魚雷を発射しすぐさま逆方向に転舵することで
自身の進行方向(またはその逆)とほぼ同じ向きに8射線の魚雷を発射できる。
故に切り込みやこちらに迫ってくる敵に対しては好相性で、砲の旋回性も合わさり生粋のインファイターでもある。
また高度ではあるが片舷指向門数が4門であることを活かし、複数艦の敵の間中に切り込み左右の敵をそれぞれの魚雷で同時に捌くという芸当も可能である。故に戦闘実績"連続攻撃"がやや狙いやすい。
置き魚雷のヒットを狙う場合、隠蔽を保つことが大事である。(見つかってしまうと回頭されてしまう)
目安として敵戦艦がこちらにまっすぐ向かってくる場合、距離が5km前後になるぐらいから魚雷を発射すれば隠蔽を保ちつつ、なんとか射程内に収めることができる。
- 機動性
本艦の欠点のひとつ。
腐っても駆逐艦でありそこそこの機動性は備えている。
しかし転舵所要時間、最大速力、旋回半径全てが同Tierの駆逐艦より一歩劣る。
日駆・露駆に慣れていると歯がゆい思いをすることになるだろう。
転舵と旋回半径の今ひとつ感はインファイト向きの兵装と噛みあっておらず、敵駆逐艦との鉢合わせによる魚雷の差し合いの勝敗に影響してくる。
早めの転舵、加減速を意識すると良い。
最大速力は34ノットと悪くはないが、他駆逐艦や一部の快速の巡洋艦の追跡を振りきれない。
見つかってしまった場合、艦を左右に振り(ブーストが使えると尚良い)真後ろに向けて魚雷を発射したり発煙装置を用いたりすることで対処しよう。
一番良いのは集団行動を心がけ孤立しないことである。
巡洋艦や上位Tier駆逐のスポットをする場合も早めの転舵を心がけないとすぐに距離を詰められ見つけられてしまう。
- 隠蔽性
本艦の欠点のひとつ。
同Tier駆逐ではワーストの海面発見距離5.4kmである。
仮想敵の海風とは素で0.1kmの差があり、相手が迷彩を搭載していると海風の戦闘スタイルと合わさって一方的にスポットされ続ける事態が起こりうる。機動性が劣っているので回避盾をし続けるのはやや辛い。。
- 消耗品
駆逐艦にはエンジンブーストと発煙装置の二種類をそれぞれ搭載できる。詳しくは消耗品のページを参考。
米駆の特徴として発煙装置の効果が他国よりも優れている。
本艦もこの恩恵を受けており、数少ない明確な長所の1つである。
逃走や占領の補助、味方のカバーなどあらゆる場面で有効であり、もちろん自身のために使い発見されていない状態で射撃を行うこともできる。
集団行動向きの本艦には非常に頼りになる相棒であり、ぜひとも発煙装置IIを搭載して回転率を上げたい。。
- 総論
日駆、露駆のように”とりあえず雷撃”、”とりあえず砲撃”という思考では決して活躍できない。
敵巡洋艦が多い場合は砲撃を控えてスポットに専念する。発煙装置を用いて味方艦のカバーに回る。
ブーストを用いて回避盾を務める。敵側に海風がいる場合はそのあぶり出しを行う。
当然、陣地やエリアの占領も積極的に行う。チャンスが巡ってきた場合は切り込みを行う。
などなど、駆逐としての仕事を満遍なく行う事及び適切な判断力が他の同Tier駆逐よりもかなりシビアに求められる。
本艦単艦だけではどうにもならない場面が明らかに多いので、集団行動の意識は常に持つことを心がけると良い。
最悪、Coopモードで本艦をスキップしてランダムデビューはWickesからという選択肢も十分にある。空母に遭遇する可能性があるかもしれないがそれ以上に本艦のスペックは他のTier2駆逐よりも苦しい。
この艦で米駆逐艦ならではの立ち回り方を覚えれば以降の米駆逐艦も楽に乗り回せるようになるであろう。
史実
Sampson級駆逐艦は1916年から1917年にかけて就役し、第一次世界大戦に従軍したアメリカ海軍の駆逐艦である。
Sampson(ネームシップ)のほかに5隻の同型艦があり、4番艦のAllen(アレン)は第二次大戦にも参加している。残りの艦はというと、第一次世界大戦の終結後は沿岸警備隊に転属し、禁酒法に基づく密輸摘発任務(いわゆる「ラム・パトロール」である)に従事した。1933年2月に禁酒法が撤廃され、摘発任務の必要が無くなると再び海軍に移管されたが、その多くはスクラップとして売却されている。
ネームシップのSampsonもロンドン軍縮会議の影響でスクラップ処分となっている。
艦名は軍事功労者であるウィリアム・T・サンプソン海軍少将に因む。
余談だが現在までに「Sampson」と名の付く艦は4隻存在する。




