対空砲

Last-modified: 2023-01-26 (木) 16:58:22

概要

当ページはゲーム内の対空砲についての仕様を解説します。
実際の防空戦闘については航空戦(ver.0.8.0以降)?を参照してください。

解説

第一次世界大戦より前に就役した一部の艦艇を除き、大半の艦艇に搭載されている兵装、即ち敵航空機へ攻撃するための砲の事。略語は「AA(Anti Air )」。
当ゲームにおいては敵空母からの艦載機などはもちろん、敵艦の水上戦闘機や弾着観測機も対空兵装で攻撃が可能。この対空兵装は対空攻撃専用の対空砲以外に、敵艦と敵艦載機の両者を攻撃出来る両用砲の主砲(又は副砲)がある。消耗品「対空防御砲火」を使用する事でより効果的な対空攻撃を行える。この両用砲の主砲は敵艦を攻撃していても対空砲として機能する。

対空兵装の種類

ゲーム内の対空砲は大きく分けて3種類あります。種類は「短距離対空兵装」「中距離対空兵装」「長距離対空兵装」で分類されます。これらは対空兵装の口径で分類され、射程や威力、性質などが異なります。(以下は兵装毎の簡易説明)
 

兵装画像口径説明






AA_w003.jpg
30mm以下対空機銃などが該当します。
機銃の数が多ければ多い程秒間ダメージの数値が上がりますが、機銃が破損又は命中率に応じてダメージ量が変化します。長距離の兵装と異なり、短距離対空兵装は爆発による攻撃は出来ません






AA_w002.jpg
85mm以下
(短距離兵装除く)
ボフォース機関砲などが該当します。
長距離の兵装と異なり、中距離対空兵装も爆発による攻撃は出来ません






AA_w001.jpg
85mm超
(中距離兵装除く)
主に両用砲の主砲やロケット砲などが該当します。
対空兵装と兼用している主砲(又は副砲)は発砲の有無に関わらず対空攻撃をするので、対空攻撃をするために発砲を控える必要はありません。

 
 

対空攻撃について

対空兵装は射程内に侵入した敵艦載機を自動で攻撃します。
対空兵装での攻撃方法には「継続的な秒間ダメージ」と「爆発」の2種類があります。
 
航空機ごとにHPが設定されており、対空兵装の攻撃で敵航空機のHPを削って0にする事で撃墜する事が出来ます。*1
 

対空兵装の作動

対空兵装の作動は短・中・長の三種類の対空砲のグループで完全に分かれています。
各対空砲グループの効果が重なることはありません。
短距離の範囲では短距離の対空兵装による攻撃だけが行われ、中・長距離グループの対空兵装の攻撃は行われません。
中距離では中距離のみで短・長距離グループは攻撃せず、長距離では短・中距離グループは攻撃しません。
 

細かい作動例と細かい補足
  • 例えば自艦1kmの敵航空機に対しては基本短距離対空兵装の分しか機能せず、中・長距離の対空兵装はあっても機能しません。中距離に対応する3kmの敵機に対しては中距離の対空兵装のみ、5kmの長距離に対応する場合は長距離の対空兵装のみが機能します。
    • ※なお中距離に対応した対空兵装が無く・長距離の対応した対空兵装はあるという艦は、本来中距離の対空兵装が対応する距離を長距離の対空兵装が受け持って攻撃します。
    • ※短距離の対空兵装が無く中距離以上の対空兵装しかない場合は、中距離の対空兵装が1km以内を攻撃できないため自艦から1kmの範囲が攻撃不能になります。
       
  • なお対空できる範囲内であれば、通常は360度一律で対空効果を発揮しますす。
    ※ただし「対空セクター強化」を行った場合は左右180度ずつで効果に違いが出ます。

※他のモジュール同様対空兵装も戦闘によって破損することがあり、破損すると対空効果が減少していきます
 

対空兵装と被発見

対空兵装によって敵航空機を攻撃している状態では、航空発見距離外でも敵航空機から発見されている状態となりうる
特に駆逐艦では航空発見距離の方が狭くても対空兵装を稼働させたままだと対空兵装の射程距離で敵航空機から見つかってしまうという重大な問題がある。

対空発見の例

例:艦の航空発見距離が3.4kmでも対空兵装の射程が5.8kmの場合、対空砲が稼働していると5.8kmから敵航空機に発見されてしまう。
※なお煙幕などに隠れている状態なら、対空兵装で攻撃していても見つかることはない。 

対空兵装と島陰

また現状の対空兵装は艦から航空機へ射線が通っていない場合は攻撃ができない
(以前は島に隠れても射程内であれば攻撃が通っていたが、島を貫通しなくなった)
島陰に隠れている際は注意しよう。

発見関係の補足
  • 発見関係の補足
    • 対空兵装の稼働には「敵航空機を発見している」必要があるため、
      島陰などで視線が通らず見つかっていない状態では当然対空兵装による攻撃ができない。
    • しかし発見の視線と対空兵装の射線は位置が異なるのか、(詳しいことは不明だが)
      煙幕でもないのに「対空兵装で攻撃しながら艦が発見されていない」という状況が稀に起きている模様。
      ※この場合対空兵装で迎撃していても煙幕のように視線が通っていないため、航空機から見つけられないようである。

 

秒間ダメージと爆発

  • 継続的な秒間ダメージ

    AA_shell.jpg
    1秒毎に各敵航空機中隊の1機にダメージを与える攻撃です。
    ※実際に与えるダメージは「命中精度」の倍率で補正されます。
    例:ダメージ200の命中率80%の場合、実際の秒間ダメージは(200x0.8の)160です。
    • 敵の航空機へ1機ずつ確実にダメージを与えます。
      ただしほとんどの艦でそのダメージ量はやや低めです。
「秒間ダメージ」の詳細な情報
  • 対空兵装の射程内へ敵航空機が侵入してきた場合、中隊の中からランダムで1機ずつ1秒ごとに対応する距離の対空兵装による秒間ダメージを与えます。*2
  • 敵航空機中隊は対空兵装の射程内にいる限りダメージを受け、これを回避することはできません。
  • 射程内に2つ以上の航空機中隊がいる場合は「各航空機中隊に対してその中の1機ずつ(2中隊いれば中隊それぞれ1機ずつ=同時に2機)」に秒間ダメージを与えるようです。
  • ダメージを与える航空機は定期的にランダムで変わり、航空機の多数いる中隊の中から1機ずつを撃墜まで狙い撃ちするわけではありません。
    おおむね全ての機体へ均等に攻撃するような形となります。
  • また秒間ダメージでは中隊の中から1機ずつしか攻撃しないため、中隊内の機体を同時に多数撃墜することはありません。
     
    • 通常は微々たる秒間ダメージは敵航空機の攻撃を防げるものではありませんが、
      確実に敵機へと損傷を与え続け敵航空機中隊が近くで長時間飛び回ることを防ごうとします。
      ※例外的に、一部非常に高い対空火力を持った艦では各種強化によって敵航空機の攻撃を防げるほどの秒間ダメージとなることもあります。
    • 性質上、機数の少ない状態の航空機中隊へ対してであれば、やや的確に敵機を撃墜しようとしてくれます。

 

  • 爆発

    AA_blast.jpg
    炸裂弾の爆風で敵航空機へダメージを与える攻撃です。
    爆発に敵航空機が命中(接触)するとその敵機へと大ダメージを与えます。
    ※爆発後に残る黒煙にもある程度命中判定が残っています
    • 必ず命中するわけではありませんが、小さな範囲攻撃で一度に多数の敵機へダメージを与える事もあります。
      継続的な秒間ダメージに比べると効果は安定しませんが、当たれば基本的に大きめのダメージを与えます。
「爆発」の詳細な情報
  • 秒間ダメージと異なり爆発が敵航空機に命中しない限りダメージを受けませんが、
    複数の敵航空機が爆発へ接触した場合、接触した全ての敵機にダメージを与えます。
    (画面上で見える通りに航空機と爆発の命中判定が存在し、見かけ通りに命中します。)
    複数の敵航空機へ同時にダメージを与えうるため同時に多数の敵機を撃墜できます。
  • ※爆発のダメージは接触時にダメージ数値分がそのまま入るわけではない模様。
  • この爆発弾を発射するのは「中距離対空兵装」と「長距離対空兵装」のみ。
    ※短距離対空兵装にこの攻撃はありません。
  • 現状では対空兵装の爆発は2秒ごとに斉射されますが、
    爆発のダメージだけでなく同時に発射できる爆発の数も艦ごとに異なっています。
    ※また実際の爆発の数は「命中精度」からの確率によって変動する。
    ※複数の中隊がいる場合は主にその中の一中隊を狙い、余った分で別の中隊を狙うとのこと。
    爆発の大きさも、発射する対空砲の大きさによって変わります。
  • 爆発は対応距離の敵機を狙い、主に敵機の前方へ目掛けて発射しされるため
    直進する敵機が特にダメージを負いやすいようになっています。
    ※特に多数の爆発が発射された場合は前方を狙う爆発に制限がかかり、溢れた分がやや左右へに広がって爆発します。これは複数の艦艇から発射された場合も同様なようです。*3
    ※複数艦艇による1中隊へ対する爆発の最大数にも制限があるとのこと*4
    ※敵航空機は旋回することで爆発をある程度回避することができます。
  • 爆発は制圧面積が重要で爆発の数によってその効力が大きく変化します。
    爆発数が少ないと大した効果を期待できませんが、多くなると爆発が上空を広く制圧し効果的になります。
    • 攻撃してくる敵機へと弾幕を張って一気に大ダメージを与え、追撃によって撃墜を狙うものです。
      ちなみに多数の爆発を張ると敵機の視界を遮り攻撃の精度を下げる副次効果も期待できます。
    • 性質上、機数の多い航空機中隊に対して効果的に働きます。

 

番外・戦闘機について

消耗品「戦闘機」「哨戒戦闘機」は少々特殊な仕様となっており、
迎撃に成功すると航空機を瞬時に撃墜できるようです。
 
ただし撃墜できる機体数は戦闘機中隊にいる戦闘機の機数まで。*5

公式解説動画の字幕・他補足
  • 公式の解説動画の字幕では
    「戦闘機の哨戒エリアに入った最初の敵航空機中隊は攻撃を受け 哨戒中の戦闘機の数に応じて 航空機を喪失します」(英字幕:The first enemy squadron to reach the fighter patrol area will be attacked, and can lose as many planes as there are fighters in the fighter group on patrol.)
    「戦闘機は攻撃が成功するか哨戒時間が終わると そのエリアを離れます」(英字幕:The fighters will leave that area following a successful attack or once the patrol time is over.)
    と書かれています。
    • つまり「戦闘機はその機体数までだけ敵機を撃墜できる」。
      そして「成功した戦闘機中隊は離脱する」ようです。
    • ダメージなどがどのような処理になっているのかは不明ですが、
      敵の戦闘機の迎撃をまともに受けてしまうと、瞬時に撃墜されてしまいます。
    • なお航空機が敵戦闘機から逃げることは容易で、哨戒エリアやその近くに居続けるわけでなければ戦闘機による撃墜を防ぐことができます。

 

対空性能の強化について

敵航空機の攻撃から艦を守るために、対空兵装は艦長スキル・UGによって強化することができます。

自艦の対空兵装の確認

各種強化のほとんどは倍率による上昇のため、元々の対空性能が低いと強化をしても大した効果を得られません。
強化する前に時間の対空性能がどの程度あるのかを確認しておきましょう。

基本・だいたいの見方
  • 「継続的な秒間ダメージ×命中精度」:「秒間ダメージ」での対空火力
    近づいてきた敵航空機への基本的な抵抗力
  • 「爆発半径内の秒間ダメージ×制圧力(爆発数×命中精度)」:「爆発」での対空火力
    主に攻撃しようとしている敵航空機への対抗力
    • 長距離対空兵装:味方艦隊を守れる対空力
    • 中距離対空兵装:近づいてきた敵航空機への対抗力
    • 短距離対空兵装:攻撃してくる敵航空機への最後の抵抗
       
    • 爆発する数(爆発数×命中精度)=制圧力:爆発数は弾幕の厚さ=防空での制圧面積の広さ。
      ※爆発は数が少ないと効果は非常に弱く、数が揃うことで安定して効果を発揮し、数が非常に多くなると効果がとても高くなります。
 
各パラメータの詳細

対空火力パラメータ

  • 対空火力:短距離、対空火力:中距離、対空火力:長距離
    これらにカーソルを合わせることで対空兵装の性能を確認できます。
    ※対応兵装するが無い場合、短距離のみ、短距離+中距離、短距離+長距離などの構成である場合もあります
    • 「斉射1回あたりの爆発数」:爆発させる基本量(2秒に1斉射)、※命中精度で変動
    • 「砲弾1発の爆発半径内における秒間ダメージ」:「爆発のダメージ量」※
    • 「対空砲火の有効ゾーン内における継続的な秒間ダメージ」:「秒間ダメージ」の基本量※
    • 「命中精度」:秒間ダメージの補正値・爆発の確率。
      ※実際の「秒間ダメージ」は「秒間ダメージの基本量×命中精度」で決定される。
      ※実際の「爆発数」は命中精度から決まる乱数によって変動する。
      • 爆発数が10で命中精度が70%の場合、平均爆発数を7発とし最大10発から最小4発とする*6
      • ※爆発数はそのままダメージ量へ乗算されるわけではなく、爆発数は制圧面積の広さ。
      • ※爆発のダメージ自体も表示数値分がそのまま入るわけではない模様。*7
    • 「有効ゾーン」:表示している対空兵装が適応される距離範囲
      ※通常は短0.1-1.5km、中1.5km-3.5km、長3.5km-5.8kmだが異なる数値である場合がある。
      ※短距離が0.9kmまでだったり反対に1.9kmまで対応したり、中距離が2.5kmまでだったり、
      ※長距離の最大射程も通常より長い艦・短い艦もいるためよく確認しておきましょう。
      • 短距離は爆発ダメージが無く効果範囲が狭い分、秒間ダメージとして高い場合がある
        中距離と長距離とでは爆発ダメージが中<長、秒間ダメージが中>長というバランスが多め
        ただし当然艦によって例外もあるため詳しいパラメータは艦ごとに確認すること
         
爆発についての補足
爆発は「上空を制圧することで接触する可能性を上げて効果を発揮する」というタイプ。
そのため爆発数の多さが非常に重要。(爆発の大きさを決める口径も多少重要)
爆発数が少なすぎると効果が非常に低く、数が揃うことで効果が出るようになり、特に多いと強力な弾幕となる。
おおよその目安は(艦隊防空なら合計として※暫定的な目安)
1-4発:効果が薄い
6-8発:少し効果がある
10-12発:それなりの効果が見込める
15発以上:強力と考えて良い

対空兵装の強化方法

各艦種毎の強化

  • 諸注意(編集0.8.0.2時点)
    0.8.0現在は、原則単独・少数では十分な防空ができないようなバランスになっています。
    基本戦術として空母戦では(駆逐艦を数えず)3~4隻以上での密集陣形を取り、互いに防空を補助し合うことが求められます。
    また基本的に(一部例外を除いて)強化をしても完璧な防空をすることは難しく、防空の強化はあくまでも「連続での攻撃を防ぎやすくなる」という程度のものです。
    実践での防空戦闘に関しては航空戦(ver.0.8.0以降)?を参照してください。
     
駆逐艦
  • 駆逐艦
    小型で対空兵装が少なく、対空火力のかなり低い艦が多いです。
    中・長距離の対空兵装を持たない艦艇もいたり、持っていても巡洋艦以上のものより遥かに貧弱です。
    UGや艦長スキルによる強化も素の性能が低すぎると上昇幅も小さく、爆発数なら固定値で増やせるが中長距離対空兵装を持っていなかったり持っていても爆発ダメージも低い場合が多く頼りにできない。
    基本的には対空兵装を無理に伸ばすより隠蔽性や継戦性を上げて空襲から逃れる・耐える方を強化した方が良いでしょう。
    • 一部の防空型駆逐艦は駆逐艦としては高めの対空火力がありその場合は強化をする価値が生まれる、場合があります。
      ただ強化してもそれほど極端な効果は得にくいため極端に大きな防空力は望めません。
      「対空防御放火」を持つ艦であれば一時的に航空機を撃墜できる場合はありますが。
      なお例え防空駆逐艦でもスキル「対空兵装の手動制御」は秒間ダメージの数値をよく確認して決めましょう。例え対空防御放火があっても元が小さすぎると対空セクター強化の効果は望めません。

 

巡洋艦
  • 巡洋艦
    対空兵装の充実した艦であれば、各種対空砲の強化を取っておくといいでしょう。
    • 特にWorcesterMinotaurのような秒間ダメージが非常に高い艦は艦長スキル「上級者撃訓練」やアップグレード「対空砲改良2」を併用して極限までダメージを底上げする事で飛来する敵航空機を次々と撃墜出来ます。
      ※上げた艦は異常なほど対空火力の高い艦で例外的なものです。その他多くの巡洋艦は単独で敵航空機を一切近寄らせないほどの防空力を確保することはできません。
    • 反対に有力な対空兵装が少ない巡洋艦では多少強化しても焼け石に水です。
      消耗品「対空防御放火」によって強化できる場合もありますが元が低いとあまり期待できません。
      おとなしく汎用的な継戦性を上げるようなスキルを取りましょう。
    • 日本巡洋艦は継続的な秒間ダメージ側が短距離以外貧弱な場合が多く、遠い距離は爆発ダメージだけに頼る必要があり、その場合対空セクター強化による恩恵が低いと言えます。
      その他の艦も対空火力のパラメータをよく確認し取るべきスキルなどをよく考えましょう。

 

戦艦
  • 戦艦
    大型のため兵装が多く、多数の対空兵装を持っている艦が多めです。
    ただし艦によってその内容・バランスは様々であるため、スキルの取得などはパラメータをよく確認してから行いましょう。
    • 中・長距離の対空兵装が特に充実していて爆発数も多い場合は爆発による強力な弾幕を張る事ができるでしょう。
      スキルによって強化すればより効果的になります。
    • ただ兵装が充実していて爆発の基本数が多い場合は、アップグレードで爆発数を増やす効果が小さくなります。
      艦によっては「対空砲強化1」を装備する必要性がないくらい基本値が多い場合もあります。少しでも対空力を上げるために装備する選択もありますが。
    • 継続的な秒間ダメージがやや大きい場合もあり、対空セクター強化をしっかり行うことで多少有効な防空をしやすくなります。
      ただし一度目の攻撃から反対側へ通り過ぎて連続攻撃を受けてしまうような時には対空セクター強化はそれほど有効ではありません。戦艦では切り替えが非常に長く細かい指定も難しいです。
      そもそも秒間ダメージでの撃墜速度は非常に遅いため、対空セクター強化での効果を期待できるのは「味方艦が攻撃を受けている時」くらいです。
    • 戦艦は鈍足故に狙われやすく、かと言って多少強化しても航空機全てを寄せ付けないほどにはできません。
      巡洋艦より対空兵装が充実していても通常「対空防御放火」もないため、艦単独での高い防空力は期待できません。(※戦艦に限りませんが)
      そのため防空系装備をほどほどで防空を味方艦隊任せにし、継戦系のスキルUGを用意するという戦略もあります。

 

空母
  • 空母
    航空機の強化が最優先で、対空砲を強化する余裕があまりないです。
    そもそも後方に隠れていれば空襲を受ける危険は少なく、また受けたとしても最低限の抵抗力はあります。
    • 空母には自動で発艦する空母用の「戦闘機」(消耗品)があり、さらに発艦した航空機中隊から消耗品「哨戒戦闘機」を追加で配備する手もあります。
    • 下位Tierではそもそも対空砲が弱く強化してもあまり意味がないです。
      しかし下位Tierの空母は航空機中隊の機数が少ないため戦闘機による迎撃でほとんどを撃墜できます。一回の攻撃はされるかもしれませんが、連続攻撃の危険はかなり低いです。
      どうしても不安な場合はスキル「戦闘機指揮所」を覚えるという選択もありますが。
    • 上位Tierでは航空機中隊の機数が増えますが、元々それなりの対空兵装があるため戦闘機が撃ち漏らした敵機を撃墜でき、連続攻撃してくるようなら敵航空機中隊をほぼ壊滅させます。
    • 執拗に繰り返し空襲を受ければ流石に戦闘機も底をついて防空力に不安が出てきますので、もしどうしてもと言う状態になったら味方巡洋艦などに守ってもらいましょう。
    • なお空母は現状浸水・火災の持続時間が非常に短く設定され、持続ダメージで致命傷を負う危険はありません。
      ついでに「応急工作班」も効果時間が長く、一度の空襲では持続ダメージ自体をほとんど負いません。
    • 短時間で致命傷を負う可能性があるのは空襲自体でなく「敵航空機に見つかって敵艦隊からの砲撃を受けて大ダメージを負う」というような状況です。空襲よりも砲撃の方が怖いため慎重に立ち回る必要があります。

 

コメント欄

  • ps5だと対空してる時、砲弾がちゃんと見えてすこし感動した。 -- 2023-01-26 (木) 16:58:22

*1 ※HPは原則、出撃してから帰還するまでにリセットされることはありません。ただし航空機中隊の消耗品「修理I」によって回復することはあります。
*2 このダメージはゲーム画面上にも表示されます。
*3 公式の情報曰く、前方を狙うのは爆発数の内80%、単艦での上限として前方6個まで、とのこと
*4 公式の情報曰く、複数艦の場合は正面8個左右10個の最大18個の爆発が限度とのこと
*5 戦闘機4機の中隊は敵航空機を4機まで撃墜でき、上限に達すると離脱(消滅)します。
*6 最小爆発数は単純な確率ではない決め方で、ガウス分布が適応され最小は「平均値-(最大値-平均値)」の計算で求められている
*7 爆発による実ダメージに関する例:Tier6日空母Ryujoの航空機の単体HP(攻980,雷1070,爆1010)はTier8日駆逐艦Akizukiの爆発ダメージ(1260)を下回るが、爆発接触1回で航空機が撃墜されるわけではない。