分かる人が追記、それがwiki。でも、編集をしたら必ず報告するように。流石に、誤字脱字までとは言いませんが、大切なことです。
このページは、戦術と言う答えのないモノを扱っています。多くの人の、多くの戦術が集まるようにしましょう。また、その戦術に対して批判をするときは、感情的にならず、理由を述べて批評しましょう。
概要
開発ツリーは奇数Tier。
WoWSにおいては現在、空母がマッチングする試合と、マッチングしない試合がある。その二つの試合は、戦術や戦略が大きく異なる。
空母なしの試合と同じ動きを、空母ありの試合でしてしまえば、港と戦場を反復横跳びするだけのゲームとなってしまうだろう。
それだけ空母が与える影響力は大きく、そういう意味ではv.0.7.12以前と変わらない。
この記事においては、空母がマッチングする試合(ランダム戦)においての戦術・戦略について詳しく述べていく。
空母未使用者にも空母の特性を知ってもらいたいので、出来れば最初から最後まで読んでほしいのだが、
そこまで長々と読んでられない、という艦長は艦対空戦闘の項目を読んでほしい。
そして空母を使用する艦長諸氏にあっては、少し長いがこのままスクロールして本記事を読み続けて欲しい。
ただTier3空母あたりならばそこまで気負いする必要もない。まずはCO-OP戦で乗ってみて、感触を確かめてから記事を読み進めても良い。
航空機
戦闘開始時点で、全ての艦載機は発艦準備を完了している。
対応するボタンを押すことで発艦。
航空機操作中は空母本体は通常の操作はできず、マップ画面からの自動航行指定しかできない。
空母本体の通常の操作をするには操作中の航空機を母艦へ戻して母艦操作に戻る必要がある。
操作方法
航空機の数
航空機の数などは、空母の航空機の種類ごとに設定されている。
母艦ごと・種類ごとに細かく異なっている事もあるので注意しておこう。
- 「HP」:航空機1機の耐久値
- 「中隊の機数」:一度に出撃する航空機中隊の最大機数
- 「攻撃小隊の機数」:一回の攻撃行動に参加する航空機の最大機数
- 「兵装の搭載数」:攻撃に使用する兵装の一機に積まれている数
- 中隊の機数/小隊の機数=中隊の攻撃できる回数
- 攻撃小隊の機数×兵装の搭載数=一回の攻撃で発射する兵装の数
- 「甲板上の航空機数」:準備できる航空機の最大数(最初から最大数でスタートする)
- 「航空機の復旧時間」:航空機が減った場合に1機補充するのに必要な時間
- 時間経過で航空機は回復するため航空機が尽きて一切使えなくなることはほぼ無い。
※回復できる最大数は「甲板上の航空機数」まで - 準備されている航空機の数が少なくて出撃する中隊の最大機数に足りない場合は足りないままの航空機中隊が発艦する。
- 時間経過で航空機は回復するため航空機が尽きて一切使えなくなることはほぼ無い。
航空機の索敵
航空機からも敵艦・敵航空機を発見することができる。
ただし島陰に視線がさえぎられている場合は発見できない。
(以前は島陰に隠れている艦でも発見可能な距離があった)
また帰投中の航空機は基本的な索敵行動を行わなくなる。
帰投を始めた航空機は対空砲の攻撃を受けている間はその相手が発見状態のままになるが、
そうでないあらゆる敵艦・敵機は帰投行動に入った時点でその航空機からは未発見状態となる。
一応、他に発見している味方艦・味方航空機がいるのであれば発見状態は維持される。
そこで消耗品「哨戒戦闘機」を予め配置しておくことで、
操作する中隊が離れても索敵を行う航空機を短時間残存させることは可能。
雷撃機
航空魚雷による雷撃を行う航空機。
英語表記は「Torpedo Bomber」、略称は「TB」。
- 特徴
魚雷を搭載した艦載機が魚雷を投下させて攻撃する艦載機。
攻撃態勢から矩形(雷撃コーン)のガイドに従って魚雷の投下を行う。基本的に左右へ広がるように投下されるが、狙いを定めれば左右への広がりを抑えられる。
魚雷は投下された地点から進んでやや遠い敵艦にも到達できる。
反対に信管が動作しない安全距離(白黄の範囲)が設定されており目標が近すぎると不発となる点に注意。
性質上小型で機動力のある駆逐艦を狙うには不向きで、大型の戦艦などを狙うのに適している他、島陰に停泊している巡洋艦を脅かすのにも使える。 - 攻撃の基本
魚雷は投下から着水、航行してから命中させるという行程のため、攻撃開始から到達までの偏差が長い。
そのため敵艦の動きを大きく見ながら攻撃する必要がある。
(艦長スキル「雷速向上」を入れると魚雷の速度を速め偏差を多少小さくできるが、その分安全距離が伸びる・射程が縮むという欠点がある)
また攻撃準備から攻撃可能になった直後は非常に狙いが広く、2本以上の魚雷は大きく左右へ広がってしまいやすいため、やや遠くから余裕をもって狙うことが望ましい。- 1中隊での連続雷撃が可能なため疑似的な十字攻撃は狙える。
爆撃機
爆撃を行う航空機。細かくは急降下爆撃(日/米)と、水平爆撃(英)*1に分かれる。
急降下爆撃機の英語表記は「Dive Bomber」、略称は「DB」。
英空母の爆撃機はゲーム中では日米と同じく急降下爆撃機と表記されているが、公式HPなどでは「(British) Bombers」と表記されている。水平爆撃自体はHigh-Level Bombing(≒高高度爆撃)。
- 特徴
敵艦の直上から爆弾を落として攻撃する艦載機。
敵艦の直上へと近づいて攻撃するため敵艦の防空の影響を非常に受けやすい。
また急降下爆撃機は特に攻撃範囲の動きが特殊で癖が非常に強く、的確に当てるのが非常に難しく
敵艦の動きをよく先読みして攻撃する必要があるため戦艦や遅い巡洋艦などの攻撃に適していて、反対に駆逐艦への攻撃は難しい。 - 爆撃の基本
準備完了後左右に動かしていると照準が定まらず非常に精度が悪くなる点に注意。
準備後は照準が狭まるのを待たなければならず、また高高度では攻撃開始から着弾までも長い。
爆撃機の攻撃範囲を考えながら敵艦の数秒後の位置を先読みして攻撃開始する必要がある。
攻撃範囲が前後に長い楕円形で前後へ動くので、敵艦を縦から(艦首または艦尾から)狙うのが理想的。
ただし動ける敵艦は当然転舵してくるため、狙い目は停泊している敵艦やバック走中の遅い敵艦などとなる。- 急降下爆撃は攻撃範囲が他ほど大きく動かせず、前後へ少し動きながら準備開始点のほぼ周辺しか狙えない。
急降下爆撃の攻撃範囲の動きは目安マーカーの手前からゆっくりと前進しながら(日本空母では途中少し手前へ戻り)、
そこから急降下しながら目安よりも少し前方へ伸びて攻撃時間終了となる。
※同じ急降下爆撃機でも日本空母とアメリカ空母とで動き方が少し異なる。
急降下した状態で攻撃開始すると投下から着弾までの時間がやや短くなる。
ちなみに速度が変化すると攻撃予定位置が目安マーカーの位置から前後へズレる場合がある。特に加速させると前側へかなりズラせる。 - 水平爆撃では急降下型とは異なり航空機が前進しながら爆撃するため、
目安のマーカー手前から前進しながら目安よりも先へ動いていくようである。
(発射から着弾までが遅い攻撃機のような感じとのこと)
- 急降下爆撃は攻撃範囲が他ほど大きく動かせず、前後へ少し動きながら準備開始点のほぼ周辺しか狙えない。
消耗品
- 戦闘機
空母でも巡洋艦や戦艦の水上戦闘機と同じように、母艦周りを周回、敵機の迎撃をする。
空母の場合は手動ではなく、敵航空機に接近されたり発見された状態でいると自動で出撃。
なお空母の戦闘機の効果時間は600秒と非常に長く回数も4回用意されている。- また対空システムも複数の機体で構成された「戦闘機中隊」として敵航空機を劇撃する。
撃墜できる敵航空機の数は、戦闘機の数と同数とのこと。
- また対空システムも複数の機体で構成された「戦闘機中隊」として敵航空機を劇撃する。
- エンジン冷却Ⅰ
tier3から登場し、各中隊に装備されている。各中隊とも2回ずつ使用できる。
通常航空機は加速、減速するとブーストゲージを消費するが、この消耗品を使用すると数秒間ブーストゲージが全快し、なおかつその効果中はブーストゲージを消費しない。
使えば全快まで回復するのでブーストゲージを使い切った後に発動するといい。
やや遠い場所へ急行したい時や、敵の防空圏から一気に離脱したい時に用いる。
- 哨戒戦闘機Ⅰ
こちらは空母の戦闘機の消耗品と違いTier5以降に各中隊に登場する消耗品。
これを発動すると操作している中隊の場所に戦闘機が召喚されその中心から半径3km前後の範囲を哨戒し、範囲内に入った敵航空機を狙って追跡攻撃する。
※迎撃半径や戦闘機の数はTierによって変化。後述
雷撃機、爆撃機、攻撃機操作中に任意のタイミングで、戦闘機を操作中航空機がいる地点にほぼ時間差なしで召喚できる。
現システムで空母が防空圏を用意できる唯一の手段で敵空母の航空機から味方艦隊を守れる消耗品である。
効果時間は60秒と長くはなく一時しのぎにしかならないが、一時しのぎにはなる。
使用回数は各中隊3回ずつの計6回まで。- 哨戒戦闘機の迎撃半径と戦闘機の数
※迎撃半径は反応する範囲で狙った敵機は多少外側まで追いかける。
Tier 迎撃半径 戦闘機の数 5 2.5km 3機 7 3.0km 5機 - ちなみに操作する中隊が全て帰投するとその時点で索敵をやめてしまうため、目標をスポットし続けたい時に哨戒戦闘機を配置して戻るという使い方もある。
もちろん中隊がその場から離れる際の一時的なスポッターとして配置しておくという使い方も。
※ただし、戦闘機も敵の防空によって効果時間終了前に撃墜されてしまう事もある。
- 哨戒戦闘機の迎撃半径と戦闘機の数
防空戦闘
空対空戦闘
まず基本事項として、完全な防空など不可能であることを覚えておくこと。
- 消耗品「哨戒戦闘機」の不自由さ
「哨戒戦闘機」で防空すればいいと思うかもしれないが、これがとにかく使いにくい。- まず「迎撃反応半径3km前後」と非常に狭い。戦闘機自体も極端に速い訳でもない。
敵機はエンジンブーストで逃げ切ることができるし迂回してしまえば全く問題にならない。
さらに守りたい味方艦も普通に動いているとすぐ範囲外へ出てしまい、戦闘機の迎撃範囲外からの攻撃には対応できない。
※一応、敵機へ反応した戦闘機は多少範囲からはみ出してでもしばらく敵機を追いかけるようで、
相手の航空機は範囲外で振り切れるまで逃げ続ける必要があるとのこと。 - しかも「効果時間60秒」と短い、意外と短い。気づいたらいなくなってる。
安易にあらかじめ配置しておけばいいというわけではなく、守るためには適切な場所へ逐一設置する必要がある。
ついでに言うと敵の対空防御の影響も受けるため敵艦のすぐ近くだと簡単に撃墜される。敵艦と入り乱れるような状況では無力。 - そして追い打ちが回数制限。各中隊3回の合計6回だけ。
たった6回分しかなく、守れる場所・守れる回数が非常に少ない。
考えなしにぽんぽん置いていると簡単に無くなってしまう。- そもそも戦闘機の仕様は「戦闘機の数=戦闘機が撃墜できる機体数」のため、例えば3機の哨戒戦闘機で撃墜できるのは3機まで。
Tierが増えれば戦闘機の数も増えるもののおおむね中隊の半数程度しか撃墜できないため、万全な中隊の攻撃を哨戒戦闘機のみで完全に防ぐことは仕様として不可能である。
あくまで「連続での攻撃を防げる程度」である。
結局防空の基本は艦隊防空頼みである。
- そもそも戦闘機の仕様は「戦闘機の数=戦闘機が撃墜できる機体数」のため、例えば3機の哨戒戦闘機で撃墜できるのは3機まで。
- それこそ防空には一切使わず敵艦、特に敵駆逐艦をスポットするために使う装備なんじゃないかとさえ言われる有様である。短時間なら有効なスポッターである。
場合によっては航空機で連続攻撃する際に対空攻撃を一部引き受けるデコイとして消費されることさえある。 - なおTier3では「哨戒戦闘機」自体が存在しない。
- まず「迎撃反応半径3km前後」と非常に狭い。戦闘機自体も極端に速い訳でもない。
- 消耗品「哨戒戦闘機」での防空
それでも迎撃範囲内に長くとどまろうとする敵機には可能な限り、迎撃をしてくれる。
「迎撃範囲内でとどまって攻撃・連続攻撃してこようとする敵機」には最大の効果を期待できる。
またその効果によって一応、哨戒戦闘機の範囲自体が敵機への牽制として成立している。
そうした状況や用途でのみ哨戒戦闘機は防空として有効な使い方となる。- 陣地占領の上空援護
陣地占領を狙う艦は移動が大きく制限されるので、効果範囲の狭さが問題にならない。
むしろ空母航空機にとって動きの遅い敵艦は非常に狙いやすい的であり、防空が甘いとバレれば優先して狙ってくることもある。
煙幕に隠れたとしても雷撃で狙うくらいはでき、防空が無ければ連続して攻撃を受ける。
非常に重要な配置で、この点に関しては空母の役割がかなり大きいと言える。
※早期にあらかじめ置いておくという場合、それだけ早期に戦闘機の効果が切れることになる点に注意。
※またあくまで敵航空機の数を減らすだけで、攻撃を完全に封じれるわけではない。
※強引な攻撃では対抗して相手も哨戒戦闘機を配置してきて、こちらの戦闘機を落とされるという事もある。
- 駆逐艦の撤退援護
敵の航空機から執拗に追われスポットされている駆逐艦への援護は優先したい、が基本一時しのぎしかできない。
駆逐艦の逃げる方向へ哨戒戦闘機を配置しておくことで、一時的に敵航空機の接近へ牽制をかける事ができる。
スポットが切れれば砲撃を受けにくくなり多少生存率を上げ、生存時間を引き延ばせるだろう。
…と言っても駆逐艦の全速力ならすぐ迎撃範囲からも抜け出してしまうため、その後は他の艦などの防空圏へ逃げ込んでもらわなければならない。艦隊の防空圏が遠い場合中隊を切り替えてさらに哨戒戦闘機を繋ぐといった曲芸でもしなければ守り切れない。
近くに味方がいない時はどうあがいても救援は不可能
- 戦艦の援護
戦艦は動きが遅いため狙われやすいが、その分範囲の狭い哨戒戦闘機でも比較的守りやすい。と言っても結局一時しのぎにしかならない。
近くに残っている間は敵機への牽制になるが、その間に転舵して撤退したり他の艦が近づいたりして防空圏へと入れなければ、隙を見て襲ってくる危険がある。
特に戦略的な意味もなく孤立した戦艦へ貴重な消耗品を使ってしまうのは惜しい。防空する際はその防空に手間とリソースを割り振る価値があるのかしっかり考えて判断する必要がある - なお何度も繰り返しているが
哨戒戦闘機でも完全に攻撃を防ぐことができるわけではない。撃墜出来ても中隊の半数程度。
牽制に配置していても一部撃墜覚悟での強行的な攻撃は可能。耐久値残り僅かの瀕死の艦は守り切れないことも多い。
- 陣地占領の上空援護
艦対空戦闘
艦からの対空は、稼働している対空砲によって自動的に行われる。
仕様については対空砲を参照。
空母による強固な防空は期待できないので艦による防空が非常に重要となってくるが、
艦単体の基本的な防空能力は決して高いものではないため何かしらの工夫が必要となる。
防空能力が足りず守られてもいない艦はハッキリ言って空襲の的、エサである。
とにかく空母による防空があまり強くない以上、防空関係は各艦の責任が大きいことは覚えておこう。
陣地占領は空母による補助も大切だと言えるが、艦隊防空含めた対空支援が受けられなさそうな状況では安全に撤退も考えよう。
- 艦隊による防空、防空陣形
艦同士が集まって互いを対空砲の効果範囲(通常最大5.0km)に収めて行動することが基本の防空戦略となる。
例え攻撃を完全に防ぐことはできずとも損傷させることで連続での攻撃を防ぎ被害を抑える事ができる。
一応密集陣形であれば損耗を嫌う空母の場合そもそも接近を避けるため攻撃自体を防ぐことも期待できる。
反対に言えば孤立している艦が最も狙われやすい標的でよくて囮にしかならないため
最低でも(駆逐艦を数えず)3隻程度、可能ならそれ以上での艦隊行動を努めておきたい。- 動きが鈍すぎると陣地占領などで不利になりやすいが、単独先行で空襲を受けて艦を減らすよりはいい。
それに進軍撤退の足を揃えていれば砲撃戦も有利になり、長期的には占領でも優位に立ちやすい。 - なお空母の母艦は基本後方で待機する関係上孤立しやすく、かと言って前へ出れば砲撃を受ける危険がある。
空母も無力ではないため動いていれば簡単に撃沈されることは少ないが、執拗に狙われている緊急時には近くの巡洋艦が防空支援に入りたい。
- 動きが鈍すぎると陣地占領などで不利になりやすいが、単独先行で空襲を受けて艦を減らすよりはいい。
- 艦の防空操作、装備の運用
- 消耗品「対空防御放火」
一時的に対空砲の効果を倍増させることができる消耗品。主に巡洋艦が持っている。
対空火力の高い艦が使えば中々強力だが、数値的には防空艦が1隻増える程度の効果。
単独での対空火力は過信せず、連続での攻撃を減らせる程度と考えよう。
また効果時間と回数に制限があるため発動するタイミングも良く考えたい。
- 消耗品「戦闘機」
艦艇の消耗品の「戦闘機」も一時的に防空を補助できる消耗品。
航空機から配置される哨戒戦闘機とは違い、使った艦に追従して対空戦を行ってくれる。
なお戦闘機が撃墜できる数は戦闘機の機数までらしく、こちらもあくまで連続攻撃を減らす程度の効果しか期待できない模様
こちらは島影への索敵にも利用できるため、使い所をさらによく考えたい。
- 消耗品「対空防御放火」
- 空襲への対応
(攻撃に慣れている空母を前提として、艦艇にできる対応。暫定まとめ)
全ての空襲対応に言えることだが、結局防空が最も重要。
あとは動きが遅い、止まっている状態では的確な攻撃を受けやすい点にも注意。
島陰に止まって隠れながらの戦闘は砲撃を防げても空襲には非常に弱く危険。
- 対雷撃機:高威力・やや回避しやすい
魚雷は一発がやや重い代わりに、魚雷自体がやや遅く当てるには先読みする必要があり
受ける側は転舵や減速~加速をすることで回避することをある程度狙える。
よく見ていれば投下の着水場所も見える。うまく接近する方向と艦の向きを合わせて回避を試みよう。
※なお雷撃機には動きが遅い・止まっているでは真横から2発以上当てる雷撃を狙われやすく非常に危険。なるべく動いておくこと。
※また空母の母艦が狙われた時に放置しているのも危険。自動航行でも転舵するような動きをさせておこう。
あと当然だが防空も重要。雷撃機に連続攻撃されると疑似的な十字雷撃で回避困難な攻撃を受ける恐れがある。連続での被雷は浸水による大ダメージの危険も大きい。
ちなみに魚雷の運用では回避を見越して「前線=砲撃しやすい場所へ誘導する」ような戦術もある。危険な方向へ誘導されそうという時は雷撃を受けてでも転身する勇気が必要になることも。
- 対爆撃機:中~高威力・やや防空しやすい
巡洋艦以上の艦へ効果的な攻撃をしてくるが、受ける側で攻撃を回避することは難しい。
(※的が小さく命中率の低い対駆逐艦は爆撃機の攻撃対象として適さないが米空相手では油断しないこと)
ただ当てるにはやや先読みなどが必要なので、転舵や減速で狙いをズラすことも少しならできる。
また爆撃機の攻撃範囲は前後に広い楕円形のため艦を横にすることで被弾する確率を減らせる場合もある。
しかし動きの遅い戦艦などで的確な爆撃を回避することはほぼ無理。重い艦では防空以外に有効な対抗手段はない。
代わりに爆撃機は攻撃時に艦の直上まで来て攻撃を狙ってくるため防空の影響が最も大きく、艦隊防空などをしっかりとしていれば攻撃される前に撃墜できることさえある。
- 対雷撃機:高威力・やや回避しやすい
- 補足注意
繰り返しになるが空母による防空はあまり頼れないことを肝に銘じておくこと
敵からの空襲で沈むことの責任は味方空母ではなく、基本沈められた艦の防空意識の甘さにあるというくらいに考えておくこと。
現状では防空意識をしっかり持っていたとしても防ぎきれないのも事実だが。- 空母の消耗品「哨戒戦闘機」による防空支援は範囲が狭く、時間も短く回数制限付きで、撃墜可能数も少ない。
航空機3種類で各3回ずつ合計6回分しかなく効果時間もたった1分、一時的かつ局所的な防空しか行えない。
また敵航空機が接近してきたとしても撃墜できるのは戦闘機の数までとされ、良くて攻撃中隊の半数程度まで。 - 空母はその限られた消耗品をどこに投入するか適切に判断する必要があり
安易に艦隊から飛び出した艦を守るために使えるほどの余裕も無ければ、守り切れるような強さも無い。
特に何隻も艦隊から飛び出していると例え守りたくとも守れなくなる。 - ついでに言うと消耗品「哨戒戦闘機」は防空以外にも使い道がある。
艦隊の防空へ割り振るとその分観測補助などに使うことができず、砲撃戦などで艦隊が困窮する場合もある。
- 空母の消耗品「哨戒戦闘機」による防空支援は範囲が狭く、時間も短く回数制限付きで、撃墜可能数も少ない。
駆逐艦・対空隠密航行
駆逐艦にとって、空母戦で生き残るためにほぼ必須なこと
高い隠蔽性を持つ駆逐艦は「航空発見距離」が対空砲の射程より短くなっている場合がある。
しかし対空砲を機能させていると対空砲の範囲内ですぐ発見されてしまうため、
被発見距離の短さを活かすには適時対空砲を無効化(ラジオコマンドを押しながら△キー)する必要がある。
- 対空砲の射程と航空発見距離の確認
艦のパラメータを見てそれぞれを確認しよう。
駆逐艦は大口径の対空砲(ほぼ主砲との両用砲)を持たない場合があり対空砲が中距離や短距離までという場合もある。
またやや大型の船体を持った駆逐艦の場合は航空発見距離が対空砲の射程を越えている場合がある。
「対空砲の射程<航空発見距離」という場合は対空砲をOFFにしてもほぼ意味がない。- ※中距離対空砲は基本3.5kmまでだが、一部の中距離対空砲は2.5kmまでと短いものもある。
短中長の有無ではなく対空砲の射程の数値で確認しておくこと。
- ※中距離対空砲は基本3.5kmまでだが、一部の中距離対空砲は2.5kmまでと短いものもある。
- 駆逐艦の対空砲OFFの重要性
駆逐艦にとってこの隠密航行は非常に重要。
航空機から見つかりにくくなること自体も非常に大きいのだが、
それだけではなく短い航空発見距離は敵航空機からの攻撃の精度を落とすことにも繋がる。
対空せず隠れている状態だと「見えてから狙う」では照準縮小が間に合わず命中率を下げることができたり、時には攻撃準備さえ間に合わない。
狙って攻撃するには位置を先読みして見つける前から攻撃開始するといった芸当が必要で、さらに運良く狙いを外せれば攻撃を回避できることさえある。
一応、雷撃機にも攻撃機と同様の効果を期待できる。
ただ攻撃距離の短い爆撃機に対しては攻撃機雷撃機ほどの効果は少々期待し難い。うまく転舵してコースを外れるように祈ろう。
ちなみに航空発見距離が特に短いと、遭遇発見された段階ですぐ攻撃態勢に入ること自体困難な場合もあり、時には「見つけてから一度通り過ぎ旋回して、改めて狙いをつけて攻撃態勢へ入る」という手間をかけさせる事もできる。爆撃機相手でも時間を稼げる場合がある。
※最低限の防空もしておきたいため見つかった段階からPキーを押してON、離れたらPキーを再度押してOFFに戻すといったこともできればしておきたいが、ただ周囲の確認や操舵に忙しくまた特別高い防空力のある駆逐艦でないのなら攻撃してもろくに落とせないので無理をする必要はないだろう。
※なお哨戒戦闘機でスポットされているようなら対空兵装を稼働させて落とすか、そのエリアから全力で逃げるか、大人しく煙幕で時間稼ぎをしよう
またそもそも見つからないでいる事ができれば運良く攻撃を受けることなくやりすごせる場合もある。
- ただし絶対に見つからないわけではない
航空機からは敵艦からの被発見状態を認識できる。
また経験豊富な空母艦長が相手ならば、"敵艦からの被発見状態"を常に確認していれば駆逐艦の有無をある程度掴めてしまう。
前線などで航空機からも存在を知られることなく完全に隠れるということは無理。
あくまでも「航空攻撃の精度を落とす、観測される時間を減らすことで延命する」程度のことしかできない。
空母戦で駆逐艦にできること
かなり厳しい環境ですが、考えられる限りの戦略です
空母戦では非常に強力な索敵手段である航空機が戦場を飛び回るため、駆逐艦は非空母戦と異なる戦略・戦術をとる必要がある。
非常に難しくなるが、勝利に貢献することが全くできないわけではない。
(対空砲OFFの対策は当然としてすること)
- 要約
- 生存を最優先。索敵は空母に任せる。スポットも無理をせず安全にできる時だけ
- 集中砲火を避けるため敵艦隊の近くで見つからないように。そもそも敵艦隊には基本近づきすぎない
- とにかく隠れて動く。また(必要なら)対空兵装は基本OFFにして隠れ、空襲の攻撃精度も下げる
- 敵航空機が遠くに見えてる時だけ、いつもの仕事。占領も安全な時だけ。
- 通常通り、沈まないことを最大の目標とすること
駆逐艦の役目は第一に生存として、それは空母戦であっても同じと思っていい。
しかし空母戦の場合は航空機を前提として注意をし続ける必要がある。- 空母戦では大半の索敵を航空機が行うため、駆逐艦による索敵は無理をしなくていい。
砲撃戦のためのスポットも航空機が行えるので駆逐艦が無理に前へ出る必要が無い。
ただもちろん全てを空母任せにはせず安全な範囲で索敵・スポットすることも大切ではある。 - 陣地の占領も安全だと分かる時にしかしないこと。危険が予測できる時は即離脱。
- 空母戦では大半の索敵を航空機が行うため、駆逐艦による索敵は無理をしなくていい。
- 敵艦隊の強い砲撃圏内では極力見つからないようにすること
空母の航空機は非常に強力な索敵を低コスト低リスクで行えるため、
駆逐艦では常に発見される可能性を考えておくこと。
常に発見される恐れがある以上、敵艦隊へ接近すること自体が危険。- 敵航空機が遠い別方面にいる間は航空機による索敵の危険は無い。
それでも航空機が突然やってくる可能性は常に意識して逃げ遅れることがないように。 - 敵艦の有効な砲撃の範囲外であれば、発見されても受ける攻撃をほぼ空襲のみにできる。
その空襲に耐えきれれば生存すること自体は可能だと言える。
幸い、味方空母の航空機による索敵が行われていれば敵艦隊の位置は把握できる。
その情報から適切な位置を探っていこう。 - ただし駆逐艦の存在はバレて当然である
見つからないように、と言っても航空機が駆逐艦を探すこと自体は容易である。
陣地の占領(cap)をすれば艦の存在がバレるのは当然として、
陣地占領以外でもこちらから航空機を見つけた際も「敵艦に発見された」と相手に艦の存在がバレる。
またそもそも航空機以外からも「敵艦に発見された」ことから存在を認識すること自体は可能である。 - もし敵艦隊の砲撃圏内で発見されてしまったら煙幕をケチらず隠れる。
レーダーなどが怖い場合はエンジンブーストの全速力で逃げる。
とにかく被害を最小限にするよう最大限手を尽くすこと。
ただそもそも、そんな状況に陥らないよう立ち回るべきである。
- 敵航空機が遠い別方面にいる間は航空機による索敵の危険は無い。
- 空襲を受けそうになったら回避運動を徹底して時間稼ぎを行う
航空機に対して最大限時間稼ぎをすることが駆逐艦にとって最も有力な役割である。
自分が狙われている間は他の艦が狙われにくく、他の駆逐艦は自由に動くことができる。
稼いだ時間の分だけ、あるいは避けた攻撃の数だけ
味方艦隊の被害を抑え、戦略的な優位性を確保しやすくなると考えるのだ。- 空襲を受ける前段階として(この操作が必要な艦で*2)
他から見つかっていない状態なら対空兵装をOFFにして航空発見距離を縮めておくこと。
まず敵航空機がこちらを探し回る時間を可能な限り伸ばす。見つかっても基本はOFF。
対空砲を起動しての反撃は最小限に・的確に操作ができないなら無理に反撃せず、
徹底的に姿を隠し航空攻撃の精度を可能な限り下げて受けるダメージを抑える。 - 回避にはまず敵航空機の動きを見て、距離も考えながら攻撃のタイミングを確認する。
極力動きつつ爆撃機には側面を見せ、雷撃機には側面を隠しつつ細かく転舵。
攻撃機には横方向へ動きつつふらふらして狙いを定めさせない
直進は危険だが、しかし攻撃されないタイミングでは直進して速度を稼いでおきたい。
「速度のある状態から転舵した直後の滑るような動き」は回避に中々効果的。 - 煙幕が使える時は敵艦隊のレーダー艦もしっかり警戒しつつ、
相手が雷撃機でないのなら見つかっていない間に使うかどうか考える。
雷撃機の場合は自力で回避できる可能性が高いため、頑張って避ける。
※見つかっている状態で隠れても、消えたポイントを狙って攻撃できることに注意。
(v0.7.12以前は自動攻撃も多く煙幕で防げた場合もあるが現在は全て手動攻撃のため消えた直後の攻撃は防げない) - この「敵航空機に狙われながら時間を稼ぐ」というのは駆逐艦にしかできない。
敵航空機に狙われながらダメージを抑えるという事なら高い防空力で可能だが、
その場合すぐさま撤退か全滅し、母艦から次の中隊が出撃してくることになる。
「時間を稼ぐ」という点では駆逐艦が最も優秀なのである。 - ただ近くに防空できる艦がいるならその艦の近くへ逃げていい。
結局は防空こそ最大の防御、生存第一。
こちらの防空圏がすぐ逃げられる場所にないならそもそも無理をしないように。- 時間稼ぎをしようと思っても、相手が手練れの空母で(特に上位Tierだと火力も高く)
うまく狙われてまともに攻撃を受けてしまうと一回の攻撃でも致命傷になりえる。
空襲を高確率で回避できるのは駆逐艦だけだが、熟練の空母は回避の困難な攻撃をしてくる。
防空以上の防御手段は無い。
- 時間稼ぎをしようと思っても、相手が手練れの空母で(特に上位Tierだと火力も高く)
- 空襲を受ける前段階として(この操作が必要な艦で*2)
- 遠くに全ての敵航空機が見える時だけが通常の仕事ができる時間
マップ上の遠くに敵航空機が表示(空母2~3隻なら2~3中隊)されているなら、
ひとまずは航空機による索敵を受ける危険性が低い。
その間は駆逐艦としての基本的な仕事、索敵や雷撃をすることができる。- それでも警戒は怠らずマップから敵航空機が消えたら一旦退避を考えよう。
自身が敵艦隊にとって厄介な場所にいる場合、
敵艦が空母へ索敵を要求して飛んでこさせることもある。 - 雷撃型駆逐艦の場合(※隠密雷撃可能な艦)
隠密を基本として、航空機に警戒しつつスポット、距離が合えば雷撃する。
敵艦隊が団体行動していたり、島影や煙幕で停泊している所へ雷撃できると理想的。
狙える状況はさらに限られてしまうが的確に狙えれば敵艦隊へ大打撃を与えられる。
ただし欲張ってはいけない。厄介であればそれだけ警戒が強くなり索敵される。
状況が悪い時は砲駆と同じような立ち回りになるだろうか - 砲撃型駆逐艦の場合(その他)
そもそも巡洋艦と足を揃えて煙幕で隠れつつ適時砲撃戦をするのがベター。雷撃には要注意。
むしろ航空機と言う優秀な観測機がいるので果敢に偵察スポットする必要がなく、その点は負担が軽い。
スポッターがいない状況で敵航空機がいないなど有利な時に前でスポットする程度で無理はしない。
味方空母が補助の観測に徹してくれるならむしろ楽かもしれない
あとは駆逐艦の機動力で柔軟に対応していくことになる。 - 陣地占領はすぐ後方に味方の大艦隊がいる状況や、
もしくは対面に敵艦隊がほぼいないといった好条件の状況でのみできる。
レーダー艦なども警戒しつつ、危険を予測できたらためらわずに離脱すること。 - 基本的に艦隊の近くにいるので適時味方艦隊を煙幕で隠して敵航空機などから守ってもいい。
ただし煙幕内に留まると雷撃機の雷撃・敵艦隊の雷撃を狙われやすくなる点に注意したいのと、
狙われている艦を咄嗟に隠すのは「消えた位置を狙える」ため攻撃機・爆撃機でも効果が薄くなる。
隠すなら航空機が接近する前に隠しておけることが理想。
また砲撃中だと敵艦からの被発見の可能性、敵艦隊から近ければレーダーの危険性もある。
煙幕による防護もしっかり扱えれば空母戦では特に効果的だが、いつも有効なわけではない。
あえて自分の防護用に使わないでおく、という戦略もある。- 繰り返すが航空機による索敵は常に警戒し、基本は慎重に立ち回ること。
敵艦隊の近くで発見されるという事は絶対に避けるように。
駆逐艦の役割は生存を第一とする。
- 繰り返すが航空機による索敵は常に警戒し、基本は慎重に立ち回ること。
- それでも警戒は怠らずマップから敵航空機が消えたら一旦退避を考えよう。
…現状の環境でも駆逐艦にもできる事があると言っても特に厳しい環境、苦しい状況のなかで戦うことになるのは間違いない。
ただ空母がいれば無理にスポットしなくてもいいので煙幕砲撃などはややしやすく、艦隊が団体行動を好む分雷撃による複数艦へのヒットを期待しやすいといった好条件は少しながらある。
その時の環境に合わせて、柔軟に考えて戦っていこう。
空母の戦術
攻撃目標選び
敵艦隊からの防空が強い場合それだけ被撃墜が多くなり
攻撃可能な回数が減る・有効が攻撃がしにくくなる。
そのため攻撃対象は良く選ぶ必要がある。
※空母の役割は攻撃によってダメージを取ることだけではない点も留意したい。ダメージを取ることもとても重要だが、局所で戦術的に有利になっても全体で戦略的に不利になってしまうと勝利が遠のく。
- 孤立した艦を狙う・密集した艦隊は避ける・空母も避ける
- 定石。
特に高い防空力がある場合攻撃する前に中隊が全滅するため、
密集したところへ攻撃することは無理がある。
敵航空機も遠く哨戒戦闘機の危険のない孤立した敵艦が一番の標的。
ただし空母は孤立していても艦隊からの砲撃による撃沈を狙えないなら攻撃しない。
撃沈に迫れなければ無駄に航空機を消耗するのと同じになりやすい。
- 格下Tierを狙う・格上Tierは避ける
- 基本的に上位ほど高い対空火力があり下位の対空火力は貧弱なことが多い。
下位Tierの艦が孤立しているようならぜひ狙おう。
反対にマッチングで自身が下位Tierの時は、攻撃対象をより慎重に選ぶこと。
場合によっては航空攻撃を控え観測に徹するという戦略の方が有効な状況もありえる。
- 狙う艦種・撃沈優先の場合
- 艦種の優先順位として、敵艦の撃沈を狙う場合は「駆逐艦>巡洋艦>=戦艦>>空母」という順位。
当然のことだが耐久値の低い撃沈しやすい艦から狙っていこう。ただ状況にも合わせて柔軟に対応していこう。
駆逐艦でも敵艦隊の防空圏にいたり、あるいは航空機がAP爆撃機の時など有効な攻撃が見込めない時は深追いしない。駆逐艦の対応に手間取ると、それだけ他への対応が疎かになってしまう。観測砲撃なども見込めないようなら後回しでいい。
戦艦は耐久値が高く修理班もあって撃沈するのに苦労しやすい。半端な攻撃では大した効果を見込めないため狙いやすいわけでなければ後回しにしてもいい。ただ瀕死の戦艦なら修理される前に狙って撃沈したい。
なお「島陰などに止まっている巡洋艦や戦艦」は雷撃や爆撃も比較的狙いやすい良い標的。孤立しているようなら爆撃や雷撃を狙ったり、防空があるならやや離れた所から雷撃を狙ったりしてみるのもいいだろう。
- 例外:単独であろうが避けるべき目標
- レジェンダリーTierの米軽巡洋艦Worcesterと英巡洋艦Minotaurは単独だろうが近寄らないこと。次点としてレジェンダリー米重巡洋艦Des Moinesも避けるべき。
前者の2艦は基本的な対空火力が非常に高い上に、対空射程が6.0kmと通常より広い。
さらに、万全に強化された状態で強力な中距離対空兵装の防空圏へ入ってしまうと毎秒1機最低落ちるような速度で航空機が溶けていく。
米重巡のデモインも一部同レベルの対空火力を発揮できる場合がある。
これらの巡洋艦は例え単独であっても一回の攻撃さえままならない事もあり、特別な理由が無ければなるべく避けた方が良い。
なお、当然それらの巡洋艦がまぎれている敵艦隊への航空攻撃の強行は全くの無駄となりやすい。
機種の使い分け
2種類の航空機はそれぞれ異なる攻撃方法であるため、適切に使っていくことも大切。
(暫定まとめ)
- 基本的な違い・攻撃の性質
- 雷撃機:やや回避されやすいが攻撃の射程が長い。対戦艦、対巡洋艦向き、誘導にも使える。
- 爆撃機:防空されやすく命中するかも運にも左右されやすい。対戦艦、対巡洋艦向き
AP弾:防郭を抜くことで大ダメージを狙える、駆逐艦には微ダメのみ
HE弾:火災を発生させ持続ダメージを狙える、駆逐艦にも当たればダメージを取れる
- 雷撃機:孤立した敵艦、または止まっている敵艦へ
孤立した戦艦や巡洋艦、煙幕内の艦への攻撃に使いやすいが運用法はそれだけではない。
魚雷は投下位置から直進していくため少しだけ離れた位置から投下しても届くので
島陰に停泊してる艦などへやや遠くから攻撃してダメージを与えるか移動を誘ったり、
あるいは斜め前から雷撃して転舵させ敵艦を前線側へ誘導するといった使い方もある。
なお牽制と言う点では対駆逐艦でもそれなりの効果は期待できる。
- 爆撃機:孤立した敵艦へ、よりダメージを狙う時
攻撃では基本的に孤立した戦艦や巡洋艦への攻撃にしか使えない。
効果的にダメージを取ることができれば大きいが使い所はやや限定される。
的の小さい駆逐艦相手への攻撃はあまり期待できない。
HE弾なら当たれば駆逐艦でも有効なダメージは入るが、AP弾の場合ほぼ微ダメのみ。- なお通常、雷撃機と爆撃機の攻撃自体のダメージ量に劇的な差はない。
実のところ航空魚雷の最大ダメージの数値は艦載魚雷ほど高くない。
むしろ米空母だと一発当たりの最大ダメージの数値自体は爆撃機の方が上。
もちろん浸水が持続すればダメージが大きくなりやすい分雷撃機の方が期待しやすいが、
爆撃機でも大ダメージは狙えるため、狙える時は爆撃機も雷撃機も的確に使っていこう。
- なお通常、雷撃機と爆撃機の攻撃自体のダメージ量に劇的な差はない。
中隊の機数の調整・空撃ち
防空艦隊による防空が強くなってくると「中隊が一気に被害を受けて全滅する」ということが度々起こる。
特に艦隊の端にいる敵艦を狙っても攻撃後は通り過ぎて敵艦隊の防空圏へと突入し、爆風や継続的なダメージあるいは戦闘機によって一気に撃墜されてしまう。
そこで中隊の航空機を一部帰投させて機数を予め減らしておくことで無駄な損害を抑えるという作戦がある。
- 空撃ち
- 攻撃を行うと攻撃を終えた航空機が帰投するのを利用し、
何もない所で攻撃を発射することで中隊の機数を減らしておく事ができる。
攻撃小隊数まで減らしておけば撃墜されるとしても
被害を攻撃する機体だけに抑えることもでき、
無意味に撃墜される機体を減らす事ができる
- 空撃ちのメリット
- 攻撃後などに防空圏へ突入してしまっても残っている機数しか撃墜されない
- 帰投させておいた機体は残るため、攻撃した小隊が撃墜されても
同じ機種での攻撃を連続で繰り返すことがしやすくなる - 減る数が少なくなる分、やや強引な攻撃を通常より多く繰り返すこともできる
- あと一応中隊の機数が減ることで爆発ダメージの影響も少しだけ受けにくくなる
- 空撃ちのデメリット
- 減らした分だけ中隊が連続してできる攻撃の回数が減少する
- 継続的な秒間ダメージを少なくなった機体が通所より集中して受けるため、
中隊が万全な場合より機体が撃墜されるまでの時間が減らした分短くなる。 - それにより攻撃する前に撃墜・全滅させられて、攻撃が弱体化・失敗してしまう事も。
準備が無駄になる可能性がある。- そのため機体を攻撃1回分だけではなく、敵艦の防空力も考慮して
さらに+1回分の機体を残して攻撃するという戦術もある。
- そのため機体を攻撃1回分だけではなく、敵艦の防空力も考慮して
- ※なお中々撃墜されないような状況ではメリットが非常に小さい
- 離脱即再出撃・空撃ち以外での中隊の機数調整
- なお航空機を離脱させた後母艦へ戻るまで少し時間がある。
そこで「1中隊を出撃させてすぐ離脱させ、直後に同じ機種の中隊を出撃させる」ことによって
中隊の機数を調整するという方法もある。
中隊9機で甲板14機の場合、残った5機で中隊を出撃させると言う事ができる。
甲板の数と中隊の数をよく考えて調整する必要はあるが小隊単位より細かい調整が可能な場合もある。
反復空襲・連続攻撃
1中隊ずつしか操作できない代わりに1中隊がその場で繰り返し攻撃ができる。
※中隊内の機体は攻撃の度に攻撃した機体から帰投するためずっと攻撃し続けることはできない
航空機の中隊は攻撃するたびに敵艦の上を通り過ぎることになるため攻撃の度に大きく旋回する必要はあるが、
加速減速を利用し素早く旋回をできればそれだけ早く次の攻撃を狙うことができる。
- 連続攻撃の注意点
基本、敵艦が1~2隻で孤立している状態へのみ連続攻撃が可能である。
しっかり防空されていると航空機が一気にダメージを負うため連続攻撃前に撃墜される危険まである。- 機体の損傷速度を確認すること
損傷の早い状況では連続攻撃をする前に中隊の全滅する恐れがある。
例え敵艦が1隻でも高い防空力を持っている場合は連続攻撃がかなり厳しくなる。
あまりに損傷が速いようであれば連続攻撃させず、離れて撤退を考えよう。
特に怖い「対空防御放火」の効果は30秒ほど、その間にわざわざ突っ込む必要はない。 - 戦闘機がいる状況での連続攻撃は被撃墜率が高い。
敵空母の哨戒戦闘機に限らず、敵艦から出撃する戦闘機も概ね同じで、
一気に攻撃小隊1つ前後の数が撃墜されるという事がしばしば起きる。
戦闘機がいる状況への攻撃はあまり得策では無い。
ちなみに「戦闘機」の動作は基本60秒。※空母母艦の「戦闘機」に限り600秒と長い。
- 機体の損傷速度を確認すること
- 旋回操作
旋回する際は減速をかけながら回ると、より小さい旋回半径で向き直ることができる。
ただし向き直った時に敵艦が近すぎると攻撃できないため、敵艦の動きも考慮しながら旋回のタイミングや大きさを調整する必要はある。- ※攻撃できる状態で旋回せずに待つと狙い(散布界)が絞られ、より正確な攻撃ができる。
反対に言うと旋回しながら無理やり攻撃しようとすると狙いが狭まらず、
強引に急旋回しながら攻撃しても精度が悪いという点は留意しておくこと。
最短で連続攻撃を仕掛けるよりやや離れた位置から狙う方が一回の命中率は高くしやすい。
- ※攻撃できる状態で旋回せずに待つと狙い(散布界)が絞られ、より正確な攻撃ができる。
- 雷撃機中隊による疑似十字雷撃
一度雷撃をした後、一気に旋回し異なる方向から敵艦の横っ腹を狙って雷撃するということはできる。
特に「敵艦の後方から進行方向へ合わせるように雷撃して転舵を封じ、直後に真横から雷撃を狙う」という形はかなり効果的。
ただし駆逐艦のように機動力が極めて高い場合はそれでも回避されることはありえる。
また戦艦のように重い艦が相手なら普通に命中させやすいため疑似十字雷撃も常に最良の攻撃というわけではない。
- 時間差・火災浸水狙い
雷撃機、またはHE爆弾タイプの爆撃機(アメリカ空母)などで攻撃をした後、あえていったん離れて応急修理を誘ってから再度攻撃することで浸水や火災をより効果的に狙うという戦術。
一応攻撃機のロケット弾も火災を発生させるが確率は低め。
※ドイツ空母の爆撃機は通常AP爆弾タイプのため火災を起こさないので注意
- 「哨戒戦闘機」によるデコイ戦術
敵艦などからの対空爆発はエリア内の機体のいずれか選んで狙ってくるが哨戒戦闘機も標的の一つになる。
そのため敵艦接近した時に(3-5km辺りで)哨戒戦闘機を発進させておくと、
連続攻撃中の中隊を狙う対空爆発の数を一時的に減らすことを狙える。
戦艦巡洋艦空母、対空能力の少し高い敵艦へ空襲をする際には多少の補助になる。
スポット用よりさらに攻撃的な運用だが、一度の空襲で敵艦へより確実に打撃を与えたいという時には効果的。
ただ敵艦近くに出撃した戦闘機は短時間で撃墜されてしまうので強固な防空圏を突破できるような戦術ではない。
(※対空兵装の継続的なダメージは範囲内の全ての中隊に対して・その中隊のランダム1機へダメージを与えるシステムらしく、デコイがあっても範囲内にいると継続的なダメージは変わらずに受けるとのこと)- 「敵の哨戒戦闘機がいる場合にこちらの哨戒戦闘機も出して対抗する」というパターンもある。
ただ戦闘機対戦闘機でも敵艦の近くではかなり不利だという点は留意したい。
- 「敵の哨戒戦闘機がいる場合にこちらの哨戒戦闘機も出して対抗する」というパターンもある。
誘導・妨害・攪乱
航空機による攻撃は、敵艦へ回避運動を強いることで敵艦の針路を一時的に変更させることも狙える。
雷撃機による誘導が最も効果的だが、対応してくる場合は爆撃機でも近い効果を期待できる。
攻撃機は攻撃態勢から着弾までが短いため針路変更を強いる効果は薄い。対応できるのが駆逐艦くらい。
- 雷撃機による誘引戦術
- 敵艦が「前線側へ転舵や加速して回避する」ように攻撃することで、
敵艦を前線へと引きつけ引き留めて、艦隊砲撃を行いやすいようにする戦術。
効果的に成功すれば、例え雷撃自体が当たらなくとも
味方艦艦隊の集中砲火によって敵艦を的確に撃沈へと導くことができる。
ただし雷撃機以外は概ね左右どちらにも回避可能な分期待できず、
基本的に雷撃機専用の戦術と言える。
ちなみに基本は攻撃することになるが、余裕がある時は攻撃態勢に入っても命中が全く期待できそうになければ攻撃しないという選択もある。
雷撃機の接近から反応して対応してくる場合は攻撃せずとも多少の誘導を期待できる。
- 針路妨害戦術
- 敵艦が陣地へと入り込もうとしている所のより手前で航空攻撃を行い、
回避運動をさせることで陣地へ入り込むまでの時間を引き延ばすという戦術
雷撃機では効果的に行いやすいが、回避行動をする艦なら爆撃機でも妨害を狙える。
※強引に入ってくることを防ぐためやや早めに攻撃することが理想的。
近くに島がある場合は、うまく誘導できると島へに衝突するなどして
さらに移動が遅れるということも狙える。
射線の通る場所で島へ衝突した際は味方艦隊からの砲撃も効果的になる。
ちなみに攻撃せずとも陣地付近で索敵しておけば敵駆逐艦が近づくことを牽制でき、
警戒心の強い駆逐艦なら陣地占領自体を妨害できる。
- 隊列への攪乱
- 長い隊列状態の敵艦隊の「中間~後方」辺りへ攻撃を仕掛けて回避運動を誘うことで、
敵艦隊の前とその後ろとを少しだけでも分断するという戦略的な攻撃もある。
敵艦隊のまとまりが乱れれば艦隊防空の強度も緩みそれだけ次の空襲を狙いやすくなる。
また敵艦隊の動きが鈍くなれば陣地占領などにおいて味方艦隊が有利になれる。
ただ狙える場面は少なく、またその効果もそれほど期待できるものではない。
撃沈を狙う誘引や陣地占領の妨害などに比べ目に見えた成果は上がりにくいが、
直接的なダメージを狙えない状況下では戦略的に有効な場合も考えられる。
とは言え有効に働いても一時的な影響しか与えられないだろうが。
陣地防衛
占領が進行中の陣地では、占領中の艦へ攻撃を当てる*3ことでその進行度を戻して防衛できる。
当然、航空機による攻撃でも防衛が可能。
- ただし空母と遠いと攻撃の間隔が長くなりがちで空母の攻撃のみで防衛を完遂することは難しい。
中立エリアなどを占領する試合タイプでは猶予が短く至難、やや長い互いの陣地を占領する試合タイプでも簡単ではない。
空母がある程度近ければできないことも無いが、近いという事はそれだけ母艦が危険な状況。概ね基本できないと思っていい。 - しかし空母が時間稼ぎをしている間に味方艦隊が攻撃に加わったり陣地へ入ったり、
あるいは敵艦が撃沈を避けるために離脱したりすれば完全な防衛ができる場合もある。 - その後の展開次第だが、中立占領でも占領されるかどうかで終盤大きな違いとなってしまうこともあるため、防衛できそうな時は適時試みよう。
- 機種選び
- 雷撃機は煙幕に隠れて占領を試みる敵艦へ有効
当たらなくとも煙幕外や陣地外へ追い立てることもできるかもしない
- 爆撃機はあまり適任ではないが直接命中していなくとも防衛判定となることがある
- 特に駆逐艦に対しては命中すればほぼ確実にダメージを与えらえるはずだが、
「防衛」のリボン・進行度減退が発生しながらダメージも機関停止も無しという状態がある。
ただ命中しない防衛はおそらく至近弾、すぐ側へ落ちているようなので
「最小攻撃範囲(攻撃範囲の内円)」の中へ入れるくらいには狙う必要がある模様。 - これにより煙幕内へもあてずっぽうに爆撃した時にも少しだけ防衛をしやすくなっている。
それでも可能性は高くないが、すぐ機種を交換することもできないという時は煙幕内へも爆撃を試みよう
- 特に駆逐艦に対しては命中すればほぼ確実にダメージを与えらえるはずだが、
回避機動
現行の仕様では「防空セクター内への継続的なダメージ」「戦闘機による迎撃」の他に、
「中・長距離対空兵装から発射された炸裂弾による爆発半径でのダメージ」がある。
この爆発でのダメージはやや大きめに設定されており、しかも接触した航空機全てに影響を与えるため比較的強力な対空防御となっている。
この炸裂弾は航空機の進行方向へ広く発射され、航空機の侵入を阻んでくる。
また炸裂弾は特に航空機の真正面へ多く発射されるため、まっすぐ進むと多数直撃し一気に中隊全体へ損傷が広がってしまう。
そこでやや細かく旋回をすることで回避する・被弾を抑えるということが多少可能になっている。
それでも弾幕が濃い場合爆風への被弾は避けられないし、中隊の規模が大きいと多少の回避運動では被弾する機体がでてしまう。(そのような設計になっている)
また攻撃を行う際は機動が制限されるので当然爆風への被弾を覚悟する必要がある。
実践で意識するのは偵察・観測中に爆風を避けておいたり、攻撃後離脱する際に爆風へ突っ込まないよう注意しておく程度だろう。
ただし赤い爆発を確認できた場合一旦退避すること。
- 赤い爆発は対空防御放火の爆発
爆発がオレンジではなく赤い光の場合、敵艦が消耗品「対空防御放火」を発動している。
大きな違いではないため見分けるのは難しいが、もし赤いと判断できた場合は可能な限り早く離脱すること。
対空防御放火中は継続的・爆発半径内両方のダメージが、駆逐艦以外なら2倍・駆逐艦は3倍となる。
その爆風の中へ突っ込めば機体は致命的なダメージを受け追撃の継続ダメージによって撃墜を避けられない。
島と遮蔽
現行の仕様では島が対空兵装にも遮蔽物として機能し、
島陰へ隠れることで対空兵装の射線を切ってダメージを受けない状態にできる。
それを利用し島陰に隠れた敵艦へ島を盾にして接近、強襲することもできる。
島の形などに左右されるが、高い島が近くにある場合はうまく利用したい。
- 注意・山での機動は特殊
航空機は山へ近づくと高度を上げて避ける動きをするのだが、
そうして高度が変化すると「攻撃範囲のマーカー」がズレたり見えにくかったりして攻撃を狙いにくくなってしまう。
山を越えての攻撃は奇襲の面では有効だが、山を越えた直後の攻撃を狙うのは難易度が非常に高い。
空母の戦略
- 不必要に航空機を消耗しないこと
- 常にミニマップも確認して味方艦隊・敵艦隊の動向を把握しておく
- 母艦の位置に注意する
- 1.不必要に航空機を消耗しないこと
- 航空機の補充時間は航空機ごとに設定され、短くとも40秒ほど、長いと100秒-120秒もかかる。
仮定を使った例として準備されている機体合計12機、出撃する中隊の機数が最大8機、補充時間が1機1分の場合、
中隊が出撃した後残っている予備機は4機だけ、中隊がすぐ全滅してしまうと同じ航空機はひとまず1中隊4機と半分の数でしか出撃できない。
準備されている機体が残っている4機から1中隊分の8機に戻るまで4分もかかる。計算としてたった全滅1回でも4分のペナルティを受けるような状態なわけである。
さらに強引な出撃を繰り返して予備機がゼロになってしまったら1中隊分の8機が揃うまで8分も待たなければならない。- 一応どれだけ失っても違う種類の航空機には影響が無いため、全滅直後に別の航空機を万全な状態で出撃させることもできるが、
同じように全滅させたりしてどんどん失ってしまうと、有効な機数を確保できるまで待ち続ける必要がある。そんな状態は可能な限り避けたい。 - ※ただ機数が減った状態でも安全な距離での索敵や観測程度ならそこまで問題なくできる。やることを探せば暇になることは無い。
- 一応どれだけ失っても違う種類の航空機には影響が無いため、全滅直後に別の航空機を万全な状態で出撃させることもできるが、
- 十字キーで全機帰艦させることができる他、攻撃を終えた機体も順次母艦へ帰投する。
帰投をする航空機は高高度へ上昇して、完全に上昇した航空機は対空砲の攻撃を受けることなく母艦近くまで戻ってくる。
全体に損傷が広がっている場合は無理をさせず帰艦させるべきだ。
※上昇する間は攻撃を受け続けるため、対空攻撃の激しい状況では上昇前に撃墜されてしまうこともある。十字キーでの帰投は敵艦隊から離れた所で行いたい。
※攻撃を強行する際は、あらかじめ攻撃を空撃ちして一部帰投させておくという戦術もある - 航空機が必要となる時に航空機がまともに使えないのでは話にならない。
必要な時に適切な航空機を投入できるよう、
しっかりと航空機の管理を行えてこそ空母乗りといえよう。
- 航空機の補充時間は航空機ごとに設定され、短くとも40秒ほど、長いと100秒-120秒もかかる。
- 2.常にミニマップも確認して味方艦隊・敵艦隊の動向を把握しておく
- 1中隊しか操作できないが、
以前と同様に広く戦場を見渡し、航空機を駆け巡らせて柔軟に対応していく必要がある。 - 消耗品「哨戒戦闘機」は(決して強くないが)一時的に使用した地点へ防空圏を発生させ、敵航空機を牽制・妨害することができる。
陣地の占領中や、敵航空機に狙われそうな味方艦の上へ召喚することである程度味方艦を防護できる。
単独行動する艦は非常に狙われやすいため、哨戒戦闘機を使えば一時しのぎでしかないが守ることができる。
※ただし空母がどう頑張っても、空母の防空は一時しのぎにしかならない点は留意しておくこと - また航空機は敵艦の見える位置へ観測機として滞在することで、逃げる敵艦などを味方艦隊の砲撃で撃沈してもらうという戦略もある。
操作している中隊を待機させたり、あるいは少し難はあるが哨戒戦闘機を使う手もある。 - 適切に味方艦隊と連携をし、狙いやすい敵艦なら航空機によって攻撃したり、
あるいは雷撃機などで戦略的な攻撃を行ったりすることで敵艦を撃沈へと導いたりしよう。
適切な場所へ、的確に航空機を投入し、時には損失覚悟で攻撃したりすることで、
より味方艦隊を優勢に、試合をより有利に運ぶことができる。
ただし空母による防空はあまり強くない。哨戒戦闘機によって守れる範囲にも回数にも限りがある。
それでも大切な防空手段であるため適切に、必要な場所へ投入できるよう努めよう。
- 1中隊しか操作できないが、
- 3.母艦の位置に注意する
- 新システムでは1中隊を集中して操作することになるため、母艦である空母の操作がおろそかになりやすい。
特に空母は味方艦隊から離れて行動するため、戦況の不利や駆逐艦の奇襲などへ対応が遅れてしまうと非常に危険。
戦況や画面の表示にもよく気を配り、母艦の状況確認も忘れず、適切に空母母艦も動かしておこう。- ※戦況から十分予測できる不利な状況から逃げ遅れ、敵艦隊からの砲撃で撃沈されてしまう、などは目も当てられない失態と思っておくこと。
敵味方の艦隊の動向をしっかりと把握して、時には自軍陣地からも離れるといった判断も重要。
撃沈されないよう適切に状況判断していこう。 - ※なお敵空母の航空機からの攻撃については敵航空機の攻撃だけであればそれほど警戒する必要はない。
現システムでは攻撃中隊の減少や火災浸水の復旧時間などの仕様変更で、航空攻撃だけで動いている空母を撃沈することがかなり難しくなっている。
※ただし敵艦隊からの砲撃が加わる場合は要注意、即死する危険がある。なるべく後方へ動いておこう。
- ※戦況から十分予測できる不利な状況から逃げ遅れ、敵艦隊からの砲撃で撃沈されてしまう、などは目も当てられない失態と思っておくこと。
航空偵察
空母が単独行動する駆逐艦を狙いやすく、空母戦での駆逐艦は積極的な活動がさらに難しくなっている。
駆逐艦による索敵、スポットが難しいため空母戦では航空機による索敵が重要となりやすい。
空母が索敵を疎かにしていると敵艦隊ばかりが有利な状況のまま戦われてしまい、味方艦隊が壊滅するということに陥りやすいとさえ考えられる。
※当然だが索敵だけでなく適時攻撃もしっかりと行いたい。偵察と攻撃、防空のバランスは大切
※ただ敵艦隊の防空陣形が完璧な場合は無理な攻撃をせず、孤立した艦を探したり機会をうかがう方が良い。
- 航空機による発見仕様について
操作している航空機からは敵艦を発見でき、味方艦隊からも見えるようにできるが、
撤退した場合、撤退と同時に航空機からの発見・スポットが無くなり見えなくなる。
安易に撤退すると敵艦が見えなくなり、味方艦が砲撃できなくなって困ることもあるため注意したい。
補う方法としては「哨戒戦闘機」を飛ばしておくと戦闘機から見える範囲がスポットされる。
哨戒戦闘機を配置してさらに別の場所を索敵しに行くという使い方も一応可能。
- 序盤の偵察
敵艦隊の動向に合わせて味方艦隊が動けるかどうかは非常に重要。
なので最序盤は主に足の速い攻撃機を用いて、まず敵艦隊全体の動きを把握する戦略がある。
その動きを見た上である方面で敵艦隊の方が優勢と見える時は撤退するよう指示、
反対に敵艦隊がほぼいない方面には次の目的地へ素早く移動できるよう各艦へ進言するわけである。
現状では艦隊防空のために敵の全艦隊が一方向へ固まって攻めてくるということさえありえる。敵の全艦隊を少ない艦隊でまともに対抗しても一方的に押しつぶされるだけなので、同方向の味方艦隊には進行しないよう早めに撤退を指示しておこう。
- スポッター・観測役
敵艦隊が見えなければ砲撃戦において大きな不利となり、弱った艦も逃がしてしまう。
味方艦隊が砲撃戦をする際に敵艦隊が島影や距離で全く見えないという事が無いように、
味方艦隊の視界が悪そうな時は航空機を攻撃せずに近くで飛ばし続けておくという戦略がある。
中隊を母艦へ戻したい時は哨戒戦闘機を配置してスポットを維持し、次の中隊を急行させることになる。
※哨戒戦闘機も対空砲などによって撃墜される危険があるので配置場所は敵艦隊から少し離れた場所にすること。
※また哨戒機をスポットで消費する場合、味方艦隊の防空へ使いにくくなってしまう点にも注意。
- 駆逐艦への警戒
地味に重要なのが敵の駆逐艦を自由に動けないよう見張ること。
空襲へ警戒心の高い駆逐艦はあまり突出せずすぐ艦隊へ戻れるよう警戒をしているが、
それでも動けるときに動いて陣地の占領や隠密雷撃、あるいはスポットなどをしてくる。
そうした不利を防ぐために敵駆逐艦が自由に行動できないよう突出してくる駆逐艦を見つけ退散または撃沈させるわけである。
「駆逐艦が活動しにくい」と言っても、それはあくまで航空機による哨戒があるからこそ。
特に自由に動ける雷撃特化駆逐艦からの奇襲は、思わぬ大打撃を受けてしまう危険がある。- ただし注意したいのが防空特化の駆逐艦、特に「対空防御放火」を持っているタイプと格上Tier。
隠蔽性の関係上駆逐艦の姿が見える=対空砲射程内のためスポットを続けるほど被害を受けることになり、
交代の為に哨戒戦闘機を飛ばしても早期に撃墜されてしまうこともある。
奇襲の警戒はしておいても深追いはせず、好機に味方艦隊の砲撃などで撃沈してもらおう。
- ただし注意したいのが防空特化の駆逐艦、特に「対空防御放火」を持っているタイプと格上Tier。
消費と温存
原則として安易に撃墜されるような運用法は望ましくないが時にはあえて厳しい使い方をする戦略もある他、
機体が足りない時は無理をせず温存して回復を待つという戦略もある。
- 消費戦略・序盤の強襲
撃墜された分の補充には長い時間はかかるが、その長い時間が経てば航空機は補充される。
一度に全ての航空機を使えるわけではないため、序盤にあえて1種類かつ一度だけ強引に使ってから、
消費した航空機が補充されるのを待ちながら慎重に他の航空機を使うという戦略。- ただし撃墜覚悟と言っても安易に全滅させてしまわないように攻撃対象もよく選ぶこと。
艦隊からはみ出た敵艦を狙って無駄死にではない程度に働かせたい。 - 航空機を消耗した直後は敵の防空に注意して可能な限り損傷損耗を避けること。
損耗が早いと補充が間に合わなくなるので全滅後はより慎重に扱うこと。
- ただし撃墜覚悟と言っても安易に全滅させてしまわないように攻撃対象もよく選ぶこと。
- 温存戦略・補充待ち
なお予備機まで損耗し機体が最大の中隊数に足りない場合はあえて使わず温存するという手もある。
中隊の航空機が特に少ない場合、敵の防空を突破できず攻撃さえできないということが起こる。
そうした状況では回復した分から使い切ってしまうのではなくある程度の回復を待ってから使った方が良い。
一応、少ない状態でも防空範囲外を飛ぶ程度ならそれほど問題は無い。全ての航空機が足りない、と言う時は索敵の補助に徹しよう。- ちなみに母艦時の下側操作アイコンに出撃可能な中隊の機体数や、
アイコンの上に予備機を含めた数や回復サイクルの時間も表示されている。
初歩的なことだが新しい中隊を発艦させる際はアイコンの情報もよく見ておこう。
- ちなみに母艦時の下側操作アイコンに出撃可能な中隊の機体数や、
対空母攻撃
敵空母がまともに動いている・対空対応を行ってくる場合、空襲のみで敵空母を撃沈することは非常に難しい
- 空母は例え孤立していても長時間警戒する戦闘機によって守られており、追加で哨戒戦闘機まで迎撃してくることもある。
空母自身の対空砲も含めそれなりの防空力があり、空母への連続攻撃はかなり厳しい。 - 空母への攻撃できるのが通常一度に1中隊だけのため連続攻撃が続かない場合、与えられるダメージが少なくなる
動いて回避行動をとられるとさらに効果的なダメージを与えにくくなり、撃沈までには何度も中隊を送る必要に迫られる - ちなみに火災・浸水ダメージは期待しにくい。
自動で発動する応急工作班の効果時間は「通常60秒」と、もはや追撃を次の中隊に任せるくらい効果が長い上に
そもそも火災・浸水の通常の復旧時間自体が非常に短い。 - 既に耐久が減っているなど一度の攻撃で撃沈まで狙えそうにない場面では
ただただ大きく航空機を消耗するばかりで強引に攻撃を続けても成果は得にくく、
むしろ航空機が少なくなって困窮することになる。
- 空母への強襲が有効に働くのは空襲だけでなく「艦隊による砲撃も狙える場面」
つまり航空機は基本スポッターとして見ているだけにしておき
砲撃によるダメージを期待しつつ追撃を狙うという状況なら空襲も効果的になりうる。 - 空母は前線へ出ずに後方から航空機を飛ばすため、航空母艦の耐久を多少減らすことができても大勢に影響がない。
つまり撃沈まで狙えるような状況以外での空母への航空攻撃は「大勢に影響が無いのに航空機を消耗する」という状態。ハッキリ言って愚策だ。
- 空母への強襲が有効に働くのは空襲だけでなく「艦隊による砲撃も狙える場面」
母艦の移動
初歩的なことだが空母は母艦が撃沈されてしまわないように注意する必要がある。
中隊を操作中でもMキーで見れるマップ画面から自動航行で母艦を操作できる。
安全のための航空母艦の操作
回転率より安全を優先する場合の考え方
- 基本的には艦隊の後方やや遠めに位置取りしておくこと
その為に味方艦隊や敵艦隊の状況を見て不利な場所からあらかじめ逃げておくこと- 敵艦隊からの砲撃がほとんど届かないくらいの距離をとっておくこと
単に見つからないだけでは敵航空機から発見されて砲撃される危険がある - 味方艦隊が手薄になっていることに気づかず逃げ遅れて撃沈されるということは絶対に避けたい
また味方艦隊が有利そうだからと前進するときも、しっかり敵艦隊の状態を見た上で動くこと - ※敵が見えないが味方艦もいないという空白地帯は駆逐艦が潜んでいる可能性がある。
下手に近づかないように。怪しい場所は航空機を飛ばして被発見状態にならないことを確認してから進もう
- 敵艦隊からの砲撃がほとんど届かないくらいの距離をとっておくこと
- なるべく停止させておかない事
自動航行はセレクトキー(全体マップ)で行きたい場所へ(□長押しで)指定しておいて、中間地点のたびに戦況を見ながら追加指定すると丁度いい- これは戦況と位置取りを常に意識しておくための操作だが、
動いておくのは見つかってしまった際に被弾するリスクを下げるためでもある。
動いているのと止まっているのとでは狙いやすさが全く違う。 - なお敵航空機に攻撃を受けそうになった時は、転舵をかけるような動きの自動航行を指定したい。
- これは戦況と位置取りを常に意識しておくための操作だが、
- 上記の状態を維持するためになるべく島へ近づきすぎないこと
うっかり島へ衝突してしまうとバック走させて島から離れ、位置を確認してから改めて進路を変更するという大きな手間がかかる。
※自動航行でのバック走はかなり艦の後方向きへ目標指定する必要があり、指定した角度が甘いと前進で旋回しようとする点に注意。*4- もしその状態で見つかってしまうと逃げるまでに時間がかかり過ぎてしまい、撃沈されてしまう恐れが非常に高い
- 艦艇にとって島影は安心できる場所かもしれないが空母にとっては死地になりうることを肝に銘じておこう。
- 敵艦隊から逃げる際など、どうしても通らなければいけない時は止まらずに通過するように。
島陰に止まって隠れることが有効なのは本当にどうしようもない時に限られると思っておいた方が良い。 - ※なお自動航行中でも(設定でOFFになっていても)衝突回避システムが働く模様。
ただし島の細かい場所を通らせる場合には衝突回避に限度があり、衝突しないわけではない。
また自動航行直後(中継直後)や「島の近くで自動航行が終了した場合」も衝突回避を行わない。
島々に囲まれた狭い所では母艦操作で通過するのが一番確実。
滅多にあることではないが、回転率を上げるために前線の島陰に停泊させていると射線の通っている方向から砲撃や雷撃を受ける危険や、(空母の位置を見た)敵艦隊の強襲を受けて撃沈されてしまうという危険まである。
よほど危機管理に自信があるわけではなければ、後方やや遠い位置で航行することが望ましい。
コメント欄
- 作成しました。 -- 2022-07-01 (金) 06:42:53
- 攻撃機ってレジェンドでもあるの? -- 2023-11-14 (火) 12:20:53
- レジェンズには実装されてないよ -- 2023-11-14 (火) 12:55:51