基本特性（あ～さ）

概要

基本特性により艦の能力を高めたり、戦闘に役立つ機能を利用することができるようになる。
このページではあ行～さ行の基本特性とインスピレーションについてのみ扱う。
た行～わ行の基本特性については基本特性（た～わ）を参照のこと。
艦長経験値や各艦長ごとに習得できる基本特性については艦長を参照のこと。
艦長スキルについては、あ行～さ行の艦長スキルについては艦長スキル（あ～さ）を、た行～は行の艦長スキルについては艦長スキル（た～は）を、ま行～わ行の艦長スキルについては艦長スキル（ま～わ）を参照のこと。

• 基本特性は各艦長ごとに設定されており、外すことは不可能。
• 基本特性自体にもランクが用意されており、20技能レベルある。
  • ランクアップするごとに効果が向上する。
  • 艦長ランクまたはレジェンダリーランクが1上がるごとに、基本特性がランクアップする。
    • ただし、20技能レベルある内、艦長ランクで上がるのは16技能レベル分、レジェンダリーランクで上がるのは4技能レベル分となっている。
    • 艦長ランクとレジェンダリーランクは独立しており、順番は存在しない。
    • 極端な話、艦長ランクが1のままでも、レジェンダリーランクを上げることは可能。
• インスピレーションをアンロックすれば他の艦長の基本特性も同時利用できる。

インスピレーション

艦長ランク7以上で使える機能。

• インスピレーションスロットで他の艦長を選択すると、その選択した艦長の基本特性を同時に利用できるようになる。
  • インスピレーションは他国の艦長も選択できるが、所持していない艦長は選択できない。
  • インスピレーションスロットの基本特性のランクは、その選択した艦長（元々その基本特性を持っている艦長）の艦長ランクに依存する。
  • 艦長ランク11でインスピレーションスロットがもう1つ増える。
  • インスピレーションスロットを埋めた状態で1戦以上した後で、別の基本特性に変更すると、7試合プレイしないと変更前の基本特性も変更後の基本特性も適用されないというペナルティがある。このペナルティは1試合あたり3000艦長EXPを使用することでも終わらせることができる。
    • また、ペナルティが発生しても1試合プレイする前であれば変更前の基本特性に戻すことができる（変更自体をなかったことにできる）。

基本特性

あ行

圧倒

戦艦副砲の射程を最大 5 %向上、戦艦副砲の安定性を最大 15 %向上。

イージス

巡洋艦が受けるダメージを低下する。
技能レベル20では、-6.0%。
巡洋艦が受けるダメージ全般を低減させるので、優先したい基本特性がなければ取得してもよいかも。
当然だが、巡洋艦以外の艦種ではこの特性はいらない。

ヴィシャスサークル

戦艦の主砲の旋回速度を上げる
技能レベル20では、戦艦の主砲の旋回速度を毎秒1度上げる
このスキルは急に出て来た艦艇に対して速く標準を合わせることができるため有効
似たような基本特性で「狙って撃て」があるが。ヴィシャスサークルは、180度旋回所要時間が長い艦艇にこそ効果が高くなる。
当然だが、戦艦に乗せる艦長以外にはこの特性はいらない。

遠方発射

旺盛

巡洋艦の最大速度そのものを向上させる。
技能レベル20では、巡洋艦の最大速度+その艦艇の最大速度の5%上昇させる。
軽巡洋艦は最大速度が大きいほど、目的地への迅速な移動や撤退、回避運動時の速度調整の幅を大きくしたりすることができるため、有用。
重巡洋艦では、微妙。取るとしたら、鈍足な艦か、他に優先するスキルがない場合ぐらい。
当然だが、巡洋艦以外ではこの特性はいらない。

オージェ

戦艦の主砲のAP弾ダメージが上昇する。
技能レベル20では、戦艦の主砲の最大APダメージ+最大APダメージの5%上昇させる。
戦艦は一部の艦や状況を除いて基本AP主体で戦うこともあり、単純に火力が向上するので、極めて有用。
当然だが、戦艦以外の艦種はこの特性はいらない。

オーバーブースト

隠密行動

戦艦の被発見距離を短くする。
技能レベル20では、戦艦の隠蔽性を-6%下げる。
戦艦はタンク役としてヘイトを稼ぐという役割があり、またこの特性だけでは微々たる距離しか稼げず、現状基本特性「隠密行動」や「隠密」スキルと合わせても同格巡洋艦の素の被発見距離より短くすることができないため、基本的に不要。精々、敵戦艦との戦闘で先に敵を発見して先手を取れやすくするという程度の使い道しかない。
もし将来、戦艦用の隠蔽スキルが追加されたり、被発見距離の性能調整が行われたりなどして、同格巡洋艦の素の被発見距離よりも短くできるようになったら、一考するだけの価値はあるかもしれない。
当然だが、戦艦以外の艦種ではこの特性はいらない。

か行

かくれんぼ

被発見距離を短くする。
技能レベル20では、海面発見距離が-5%低下する。
敵航空機からの被発見距離は低下しないので注意。
駆逐艦は、被発見距離が短くなることで、より安全に偵察や奇襲ができるようになるため、極めて有用。
巡洋艦でも有用だが、基本特性「秘匿」が上位性能なため、隠蔽特化にしたい場合以外はいらない。
戦艦も敵戦艦との戦闘で先に敵を発見して先手を取れやすくするという使い道があるものの、元々戦艦はヘイトを稼いでなんぼの役割であり、また基本特性「隠密行動」が上位性能であること、基本特性「隠密行動」と「隠密」スキルを合わせても同格巡洋艦の素の被発見距離より短くできないこともあり、基本的にいらない。

火災報知器

火災発生率が低下し、応急工作班の準備時間が短くなる。
技能レベル20では、～～。
火災はどの艦でも敵艦と砲撃戦をする過程で発生しやすく、応急工作班の準備時間も短縮できるので、どの艦種でも極めて有用な特性。
ただし、この特性だけでは劇的に準備時間を短縮できるわけではないので、 応急工作班の準備時間の短縮を目的にする場合は、他のスキルなどでも準備時間の短縮効果のあるものを身に付けたほうがいい。

風に乗って

駆逐艦の最大速度そのものを向上させる。
技能レベル20では、+5.00%。
駆逐艦は最大速度は他艦種より優るため、速度向上を望むなら有用。
当然だが、駆逐艦以外ではこの特性はいらない。

火薬庫

駆逐艦主砲のHE弾ダメージを上昇させる。
技能レベル20では、+5%。
砲駆が対駆逐艦・軽巡洋艦戦を重要視するのであれば、HE弾ダメージを上昇させる本特性は有用と思われる。
当然だが、駆逐艦以外にはこの特性はいらない。

貫徹の意志

駆逐艦のAP弾のダメージを上昇させる。
技能レベル20では、～～。
スキル「追撃」を取ればさらにAP弾ダメージを上昇させられるが、
そもそも駆逐艦のAP弾の貫通力は低く、対駆逐艦に対してはHE弾でも貫通が期待でき、さらに元々のAP弾ダメージが低いため、ダメージを上げたところであまりHE弾との瞬間火力の差はあまりない。対駆逐艦以外に対しては5km以内の近距離で敵艦が横腹を垂直に晒していないと、そもそもAP弾の貫通の期待があまりできない。
つまり、この特性を活かそうとしたら、普段はHE弾を使いつつ、隙あらば敵の近距離に潜り込んで弾種切替して横腹にAP弾を叩きこむという戦い方が求められるため、かなり上級者向けの基本特性といえる。
当然だが、駆逐艦以外にはこの特性はいらない。
この特性を使う場合は、スキル「追撃」や「数撃ち」を取って、さらに砲火力を向上させたほうがいい。

岩壁

戦艦が受けるダメージを低下する。
技能レベル20では、-6.0%。
戦艦が受けるダメージ全般を低減させるので、優先したい基本特性がなければ取得してもよいかも。
当然だが、戦艦以外の艦種ではこの特性はいらない。

逆上

強行軍

最大速度そのものを向上させる。
技能レベル20では、艦艇の最大速度が3%増加する。
駆逐艦は最大速度が大きいほど、目的地への迅速な移動や撤退、回避運動時の速度調整の幅を大きくしたりすることができるため、極めて有用。
軽巡洋艦も同じ理由で有用だが、基本特性「旺盛」が上位性能なため、速度特化にしたい場合以外はいらない。
重巡洋艦では微妙な上、上記の通り、基本特性「旺盛」が上位性能なため、速度特化にしたい場合以外はいらない。
戦艦では微妙。取るとしたら、鈍足な艦か、他に優先するスキルがない場合ぐらい。

強硬手段

駆逐艦の砲の旋回速度を向上させる。
技能レベル20では、旋回速度+2.00度。
砲の旋回速度が上がることで対応力もあがるので、主砲旋回速度が遅いと感じる砲撃駆逐艦を運用する際には有用。

恐怖の眼差し

霧の朝

発煙装置の準備時間を短縮する。
技能レベル20では、準備時間が-6%短縮される。
駆逐艦では発煙装置をより早く再使用できるので、使えなくはないが、この特性自体は発煙装置の動作時間や煙幕の持続時間強化にはならないため、他の駆逐艦向け特性に比べると見劣りする。
この特性を使う場合は、スキル「水上の煙」を取って、発煙装置の動作時間や煙幕の持続時間も強化したほうがいい。
当然だが、発煙装置を搭載できない艦ではこの特性はいらない。

霧の中で

発煙装置の動作時間を最大 10 %延長する。

クイック

エンジンブーストの準備時間が短くなる。
技能レベル20では、エンジンブーストの準備時間が6%減少する。
エンジンブーストの長い準備時間が短くなるのはいいことだが、この特性だけで劇的に改善されるわけではなく、CS版は最高速度そのものが増加するスキルが豊富なこともあり微妙。
当然だが、エンジンブーストを搭載できない艦にこの特性は絶対にいらない。

激闘

倹約家

全ての消耗品の準備時間が短くなる。
技能レベル20では、全消耗品の準備時間-が5%減少する。
応急工作班だけでなく、各艦種で重要な消耗品の準備時間を短縮できるため、どの艦種でも極めて有用な特性。
ただし、この特性だけでは劇的に準備時間を短縮できるわけではないので、この特性を本格的に活かす場合は、他のスキルなどでも準備時間の短縮効果のあるものを身に付けたほうがいい。

コアバリュー

自艦のバイタルパートへのダメージを低下する。
技能レベル20では、防郭へダメージが10％軽減する。
戦艦・巡洋艦はバイタルパートを貫通されると、砲弾の最大ダメージをそのまま食らい大ダメージになるので、極めて有用。
駆逐艦はこのゲームの場合、バイタルパートの概念がないため、取っても何の意味もないのでこの特性は絶対にいらない。

狡猾

駆逐艦の被発見距離を短くする。
技能レベル20では、～～。
駆逐艦は、被発見距離が短くなることで、より安全に偵察や奇襲ができるようになるため、極めて有用。
当然だが、駆逐艦以外の艦種ではこの特性はいらない。

皇帝の憤怒

行動の時

巡洋艦の主砲の装填時間を短縮する
技能レベル20では、巡洋艦の主砲の装填時間を6%短縮する
似たような基本特性で砲塔旋回速度も向上する「狙って撃て」があるが。巡洋艦の主砲の装填時間に特化している「行動の時」の方が効果が高い。
当然だが、巡洋艦に乗せる艦長以外にはこの特性はいらない。

さ行

再建者

サイバーレンズ

残影

残業

修理班の動作時間が長くなる。
技能レベル20では、～～。
戦艦は修理班の動作時間が長くなればその分、回復できる量も増え、よりしぶとく戦えるようになるため、必須レベル。
当然だが、修理班を搭載できない艦はこの特性はいらない。

時間厳守

戦艦の主砲の装填時間を短縮する
技能レベル20では、戦艦の主砲の装填時間を6%短縮する
似たような基本特性で砲塔旋回速度も向上する「狙って撃て」があるが。戦艦主砲の装填時間に特化している時間厳守の方が効果が高い。
当然だが、戦艦に乗せる艦長以外にはこの特性はいらない。

疾風怒濤

戦艦の最大速度そのものを向上させる。
技能レベル20では、+6.5%。
戦艦は最大速度は他艦種より劣るため、微妙。取るとしたら、鈍足艦の短所を補うときか有速艦の長所を伸ばしたいときか、他に優先するスキルがない場合ぐらい。
当然だが、戦艦以外ではこの特性はいらない。

刺突

駆逐艦AP弾の装甲貫通力倍率が上昇する。
技能レベル20では、倍率+7.00%。
駆逐艦はAP弾を使う状況や相手が多いとは言えず、砲駆でもなければ他の特性を選ぶだろう。
当然だが、駆逐艦以外の艦種はこの特性はいらない。

射撃安定

巡洋艦の主砲の安定性を向上させる。「固定砲撃」や「ガラスの砲」などのスキルでは、安定性は散布界とは別の効果として書かれているので、安定性とは散布界内の集弾性を意味するシグマ値のことを指してる可能性が高い。
技能レベル20では、～～。
シグマ値が向上すれば、狙ったところに弾が飛びやすくなりその分命中弾が増えるということであり、極めて有用なスキル。
当然だが、巡洋艦以外にはこの特性はいらない。

この特性を使う場合は、スキル「固定砲撃」などでさらにシグマ値を向上させたり、散布界の範囲そのものを縮めたりすると、さらに効果を発揮できる。

シュアショット

駆逐艦の主砲の安定性を向上させる。「固定砲撃」や「ガラスの砲」などのスキルでは、安定性は散布界とは別の効果として書かれているので、安定性とは散布界内の集弾性を意味するシグマ値のことを指してる可能性が高い。
技能レベル20では、～～。
駆逐艦は元々シグマ値が良く、遠距離でも対戦艦相手であれば、その巨体から簡単に当てることができ、対駆逐艦・巡洋艦相手であっても近距離であれば簡単に当てることができるため、微妙。強いていうなら、8km超の敵駆逐艦や巡洋艦に対する命中率を上げたい時に有用なぐらい。
当然だが、駆逐艦以外にはこの特性はいらない。

集中破壊

戦艦の主砲の安定性が向上する。「固定砲撃」や「ガラスの砲」などのスキルでは、安定性は散布界とは別の効果として書かれているので、安定性とは散布界内の集弾性を意味するシグマ値のことを指してる可能性が高い。
技能レベル20では、～～。
戦艦は装填時間が長い分1発1発が重要で、シグマ値の向上はかなり大きく極めて有用。
当然だが、戦艦以外の艦種は取っても何の意味もないのでこの特性はいらない。

集中砲火

柔軟な脅威

熟練技師

最大HPを向上させる。
技能レベル20では、+6.0%。
似たようなスキルで「長持ち設計」があるが、「長持ち設計」はティア毎に固定のHPが付与されるが、本スキルは素のHPが多ければより付与HPが増える仕様。

消失

駆逐艦の主砲発射後の被発見性上昇時間を短縮する。
技能レベル20では、被発見時間-25.00%。
主砲発射後に本来の隠蔽性を取り戻すまでの時間が短くなることにより、相手艦艇に照準を向けられるリスクが低減されることから、砲駆には有用、雷駆は微妙。
当然だが、駆逐艦以外の艦種ではこの特性はいらない。

焦熱

艦艇のHE弾ダメージを上昇させる。
技能レベル20では、+4%。
駆逐艦と巡洋艦はそれぞれ「火薬庫」「榴弾士」という艦種専用のHE弾ダメージ上昇の基本特性があるので、そちらの方が技能ランクが上ならばそちらを取ろう。戦艦はAP弾での射撃機会が多いので微妙か。

女王号令

進軍と制圧

陣風

水門

自艦の浸水ダメージを低下する。
技能レベル20では、-20%。
浸水ダメージを受け続ける状況になれば有用ではあるが、そうなる前に魚雷や相手艦艇の衝突ダメージでHPを喪失する駆逐艦や巡洋艦には無用か。
戦艦は対魚雷を意識して応急工作班を待機しているであろうから、火災ダメージを低下させる基本特性「ファイアウォール」の取得が優先されるか。

スパルタ

艦艇が受けるダメージを低下する。
技能レベル20では、-4.0%。
艦種の制約を受けずにダメージ全般を低減させるが、艦種専用の基本特性の艦長も登場しているため微妙か。

全てを視る目

スペーススピード

絶好の機会

巡洋艦の主砲発射後の被発見性上昇時間を短縮する。
技能レベル20では、被発見時間-25.00%。
主砲発射後に本来の隠蔽性を取り戻すまでの時間が短くなることにより、相手艦艇に照準を向けられるリスクが低減されることから、有用。
当然だが、巡洋艦以外の艦種ではこの特性はいらない。

説明してる暇はない

航空機の準備速度を最大 5 %向上。

狭い点

穿孔（巡洋艦）

巡洋艦のAP弾の貫通力を向上する。
技能レベル20では、～～。
重巡洋艦は敵軽巡洋艦・重巡洋艦・戦艦と、APを使う相手・状況が多いため、極めて有用。
軽巡洋艦でも、敵の軽巡洋艦を貫通しやすくなるので、有用ではあるものの、重巡洋艦ほどの有用度はない。
この特性を使う場合は、基本特性「注視」やスキル「ぶち抜け」「貫通攻撃」などを取って、AP弾の貫通力とダメージの両面を向上させたほうがいい。
当然だが、巡洋艦以外の艦種ではこの特性はいらない。

穿孔（戦艦）

戦艦のAP弾の貫通力を向上する。
技能レベル20では、+6.0%。
戦艦はAPを使う相手・状況が多いため、極めて有用。
この特性を使う場合は、基本特性「オージェ」やスキル「徹甲旋回」を取って、AP弾の貫通力とダメージの両面を向上させたほうがいい。
当然だが、戦艦以外の艦種ではこの特性はいらない。

船体破壊

魚雷のダメージそのものを向上させる。
技能レベル20では、～～。
魚雷のダメージが元々高いこともあり、雷駆では単純に火力が大幅向上するので必須レベル。砲駆でも魚雷が必要な局面は多々あり有用なため、他に優先する特性が無ければ取ろう。
巡洋艦・戦艦でも有用ではあるものの、駆逐艦と違い魚雷は接近戦時の切り札的要素が強いため、他の特性を優先したほうがいい。

潜伏

主砲発射後の戦艦のより長距離で発見されるようになる時間を最大 5 %短縮。

狙撃手

備えあり

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