概要
空母以外の艦船に必ず搭載されている、プレイヤー自身が操作する武装の1つ。
主砲塔の配置は艦船によっておおきく異なる。
パラメータ
(各種パラメータは副砲にも同様に設定されている)
口径
貫通力と単発ダメージは、おおむね口径に依存する。
大口径HE弾はより厚い装甲に対して有効であり、大口径AP弾は一定の厚さの装甲を角度によらず貫通したりする。
ゲームシステムも参照のこと。
口径の詳細
※ゲームシステムも参照のこと。
基本的に口径に依存するパラメータがいくつか存在する。
- HE弾の貫通力
HE弾の貫通力は口径(mm)/6(※)を四捨五入した値に設定され、角度に関係なくそれ未満の厚さの装甲に命中するとダメージを与えられる。
艦長スキル>榴弾用慣性信管?を習得している場合、計算式は上記の口径×1.3(端数切捨てなし)となる。
※一部の艦艇のHE弾は口径/6ではなく口径/5や口径/4で判定を行う特性を持ち、通常より分厚い装甲に対しても貫通する。
貫通力の例としてTier7以降の戦艦の船首と船尾は32mmの厚さがあり、32mmを貫通するには口径が195mm以上必要(特性持ちでは130mmから)。口径が小さく特性も無い駆逐艦のHE弾ではダメージが与えられない。
HEの貫通判定は火災発生率とは関係ない。
参考:reddit記事 DEV Q&A, Round 8 (ipodtouchgen4氏の質問)
HE貫通力は砲弾に「手動で」設定されているため、きちんと砲口径÷6されているわけではない。(ヒューマンエラーが起きる)
例えばケーニヒスベルグやニュルンベルグの150mm主砲は37mmまでの装甲を貫通できるが、ドイツ戦艦の150mm副砲は36mmまでしか貫通できない。GKの128mm副砲も本来ならば31mmが抜けるはずだが実際には30mmまでである。
- AP弾の信管作動
AP弾が十分なダメージ与えるためには「装甲を貫通し」「信管が作動し」「艦内で砲弾が炸裂する」必要がある。口径は信管の作動にも影響し"実効装甲厚*1が口径の1/6以上の装甲"を貫通した際に信管が作動する。
戦艦の大口径砲で装甲の薄い軽巡洋艦のVP以外を貫通してもほとんど過貫通になってしまうのは、船体が小さすぎて砲弾が炸裂する前に突き抜けてしまうのもあるが、そもそも信管が作動していない場合もある。
バージョン0.7.11よりダメージメカニズムが変更され、KhabarovskとHarugumo?を除く全ての駆逐艦に対して、280mm以上のAP弾が貫通した場合の与ダメージがその砲弾の最大ダメージ量の10%(過貫通時と同じ)を超えることがないように変更された。
例外的に、イギリス巡洋艦の152mm砲は、25mmではなく12mmの装甲に対して信管が作動する。駆逐艦に対して通常ヒットが増えるのはこのためである。
信管作動時間の一覧艦種 作動時間(秒) 戦艦 イギリス(Warspite以外) 0.015 Scharnhorst 0.010 Oktyabrskaya Revolutsiya Tier2~4 上記以外 0.033 重巡洋艦 Admiral Graf Spee 0.010 Stalingrad 0.022 上記以外*2 0.033 軽巡洋艦 イギリス(Tier6~, Belfast以外) 0.005 イギリス(Tier1~5) 0.004 アメリカ(Tier6~9) 0.010 Tier2,3 0.010 上記以外 0.025 駆逐艦 ドイツ150mm砲 0.025 Aigle 上記以外 0.010 - AP弾の強制跳弾ルール
AP弾は装甲面に対して斜めに当たると、弾が弾かれてダメージを与えられないことがある。
これは「跳弾」と呼ばれ、弾が装甲に負けて砕けてしまった「不貫通」と区別される。
通常は撃角?60度以上で強制跳弾、45度~60度では確率で跳弾が発生する。
なお一部の砲弾はそれよりも跳弾しにくく設定されている。
数値参考:公式wiki:Gunnery & Armor Penetration(砲弾と装甲の関係について)
跳弾の例外艦艇 確率で跳弾 強制跳弾 備考 イギリス巡洋艦(~Tier5) 65≦θ<80 80≦θ イギリス巡洋艦(Tier6~) 60≦θ<75 75≦θ Belfastは通常のルール Hood,Duke of York 60≦θ<67.5 67.5≦θ アメリカ203mm砲 イギリス駆逐艦(Tier9,10) Stalingrad 55≦θ<65 65≦θ Tachibana,Tachibana Lima なし なし 設定により跳弾が発生しない
強制跳弾ルールは口径の1/14.3までの装甲(見かけ厚ではない)に対しては無視されて跳弾が起こらない。
勘違いされやすいが「強制貫通」ではなく、跳弾が起きなくても不貫通になる可能性も理論上は存在する。
装甲自体を無視するわけではないので前述した信管は作動する。
後述する「砲弾の標準化」は、WoWSでは跳弾判定の後に行われる。
特に敵艦に船首を向けた防御姿勢で重要になる。船首を向けた姿勢の利点は被弾面積を減らすほか、尖った船首によるAP弾の跳弾が期待できることだが、強制貫通が発生する場合はダメージの増加やバイタルパート直撃のリスクが生じることになる。強制貫通 艦首装甲厚[mm] 10 13 16 19 25 27 30 32 口径[mm] 76~140 150~180 貫通 200~220 貫通 貫通 240 貫通 貫通 貫通 280~356 貫通 貫通 貫通 貫通 380~381 貫通 貫通 貫通 貫通 貫通 406~420 貫通 貫通 貫通 貫通 貫通 貫通 431~457 貫通 貫通 貫通 貫通 貫通 貫通 貫通 460 貫通 貫通 貫通 貫通 貫通 貫通 貫通 貫通
例えば、Tier8以降の戦艦の艦首装甲は32mmであるが、この装甲を無視できる主砲は大和型の460mm砲のみである。457mm砲では32mm装甲で跳弾が発生しうる。
- 砲弾の標準化
詳細はver.0.5.10パッチノート参照。
砲弾の口径に応じて入射角が調整されるシステムで、跳弾されなかった場合に「砲弾の標準化」を元に貫通/非貫通の最終的な判定を行う。ダメージモデルを必要以上に複雑にしないために実装された。
それぞれ最大で139mm以下は10度、140-152mmは8.5度、153-240mmは7度、241mm以上は6度、それぞれ貫通しやすい角度(垂直側)に調整される。
入射角が調整する角度未満の場合は0度となり、完全な垂直として判定を行う形になる。
砲塔基数x各砲塔の砲門数*3
砲撃は砲塔単位で行う。連装砲なら1回に2発、3連装砲なら3発。
破壊されて発射不能になる際も砲塔単位であり、破壊された砲塔の全門が発射不可になる。
砲塔の位置によって狙える角度は限られており、配置によっては片舷しか狙えない砲塔もある。
艦によっても若干違うが、目標を舷側方向に置く(目標に対して横向き)と撃てる基数が最大になるので、火力が大幅に増えると考えて良い。
装填速度
発射してから次弾が撃てるようになるまでの時間。「○秒」で表記される。
同名の砲では弾が同じになるが、代わりに装填速度の違いで威力(手数)の差を出していることも多い。
Tier4から搭載できる「主砲改良2」は照準速度と引き換えに装填速度が悪化する。Tier9以降からは逆に照準速度悪化と引き換えに発射速度が上がるアップグレードがある。
小口径の砲は艦長スキルで装填速度を上げることが出来る。
180度旋回所要時間
砲塔旋回にかかる時間。
敵艦を照準するための能力である。スキルやアップグレードで向上、ないし悪化させられる。
戦闘中は「全速で舵を一杯に切った時に船体旋回に砲旋回が追い付くか」が一つの重要な基準である。転舵中に砲戦を継続できるかが決まるからだ。例えば、駆逐艦で20秒を越える場合、旋回戦を行うのにはやや難がある。
散布界とシグマ値
散布界とは砲撃により着弾する地点の広がりと分布のことである。艦の性能を特徴づける非常に重要な要素であるが、公式に明らかにされている情報は多くない。現実世界では砲のサイズや長さ、艦の動揺、連装砲の砲弾同士の干渉など数々の要素が複雑に絡み合った結果であったが、ゲームであるWoWSではかなりシンプルに実装されているとみられている。少なくとも艦船の動きや射撃方法は散布界に影響を与えない。艦種と距離によって決まっている最大散布界(一部公開)と、性能調整のためによく変更されるシグマ値(ほぼ非公開)という2つのパラメータにより垂直断面の散布界が生成され、それが海面および艦に投影される仕組みになっている。
WoWSにおいて、射撃した砲弾は狙った地点へ伸びる円弧を中心としたメガホン状の分布をとり、その着弾地点分布は弾道の影響を受けて液滴状となる。垂直断面における楕円半径が最大散布界と呼ばれており、水平最大散布界と垂直最大散布界からなる。ただし後者は深く検討されることは少なく(後述)、通常は散布界といえば前者を指す。シグマ値はその楕円状の散布界の中で中心付近にどれだけ集弾するかを表す。したがって良好なシグマ値をもつ艦であればあるほど、プレイヤーの偏差を取る能力が命中に結びつく。
簡単に言えば「どれほどばらけた時でも着弾点が収まる範囲」を示すのが散布界であり、「どれだけ弾が狙ったところに正確に飛んでいくか」を示すのがシグマ値である。
最大散布界
- 水平最大散布界
ゲーム中で主砲のパラメータ値を表示させると、最大散布界という項目がある。これはその砲の射程限界における水平最大散布界を示す。楕円は狙った場所が近距離であれば小さく、遠距離では大きくなる(下図)ため、射撃管制装置モジュールなど何らかの方法で射程を変化させた場合はこの数値も上昇する。様々な艦の値の比較から、このテーブルは艦種や国籍などで分けられたグループ内では完全に同じであることがわかっている。
大まかな傾向として最大散布界は戦艦が最も悪く駆逐艦が最も良い。戦艦の中でも日本戦艦は遠距離でも水平散布界が広がりにくく、独仏戦艦は逆に有意に悪化するといったような味付けがなされている。また戦艦と巡洋艦の中間にはシュペー散布界および吾妻散布界と呼ばれる変則的散布界があり、更に日本巡洋艦の多くは例外的に駆逐艦と同等の散布界を得ている。
迷彩やアップグレードには自艦からの砲撃時の散布界を縮小したり、逆に敵艦からの砲撃時の散布界を悪化させる効果があるものがある。これらの効果は乗算で適用される。効果はロックオンした/された時のみに発生する一方、ロックオンなしの場合は最大散布界半径が倍になるため、砲撃戦は可能な限りロックオンして行うのが一般的である。
ステータス画面で閲覧できる「射程」と「最大散布界」から計算される式は以下の通り。
艦種 | 最大散布界(単位:m) | 例:7km | 例:10km | 例:15km | 例:18km |
---|---|---|---|---|---|
日本戦艦 | 射程[km] × 7.2 + 84 | 134m | 156m | 192m | 214m |
アメリカ戦艦 イギリス戦艦 ドイツ戦艦 | 射程[km] × 10.0 + 60 | 130m | 160m | 210m | 240m |
イタリア戦艦 フランス戦艦 | 射程[km] × 9.8 + 66 | 135m | 164m | 213m | 242m |
ソ連戦艦 | 射程[km] × 12.1 + 29 | 114m | 150m | 211m | 247m |
シュペー散布 | 射程[km] × 8.4 + 48 | 107m | 132m | 174m | 199m |
タリン散布 | 射程[km] × 9.3 + 27 | 92m | 120m | 166m | 194m |
吾妻散布界 | 射程[km] × 9.5 + 15 | 82m | 110m | 158m | 186m |
巡洋艦 | 射程[km] × 6.9 + 33 | 80m | 101m | 136m | 157m |
駆逐艦 | 射程[km] × 7.5 + 15 | 68m | 90m | 128m | 150m |
※ ステータス画面の射程は0.1km単位までしか表示されないため、この式では前後1m程度の誤差が出る。
例)射程21.8kmの扶桑の散布界 = 21.8 × 7.2 + 84 [m] = 240.96[m] (ゲーム画面上だと241m表示)
※ 至近距離では距離ゼロに対し散布界ゼロに集束する関係式に変化する。変化点は艦によって2km~7kmの間で異なる。(戦艦 ~Tier8:3~4km, Tier9~10:5km、巡洋艦と駆逐艦 低ティア等の例外を除き4km)
例外 | |
---|---|
Tier1巡洋艦 | 全て駆逐艦と同じ数値(散布界は狭い)。 |
オールバニ(Tier2米巡) アトランタ(Tier7米巡) ジアーナ?(Tier2ソ巡) アヴローラ(Tier3ソ巡) 筑摩(Tier2日巡) 203mm砲を搭載する日本巡洋艦 | 数値の上では駆逐艦と同様(散布界は狭い)。 |
三笠(Tier2日戦) | ver0.6.1現在、唯一のTier2戦艦。散布界は通常日戦よりやや狭い。 射程[km] × 7.7 + 69 |
グラーフ・シュペー(Tier6独巡) スターリングラード(Tier10ソ巡 アラスカ(Tier9米巡) ジョージア(Tier9米戦) サンダラー?(Tier10英戦) | 巡洋艦より悪いが、戦艦よりは良好という特殊な散布界。 射程[km] × 8.4 + 48 |
Tallin?(Tier6ソ重巡) Mikoyan(Tier5ソ巡) Napoli(Tier10イ巡) | シュペー散布と吾妻散布の中間 射程[km] × 9.3 + 27 |
吾妻(Tier9日巡) 吉野(Tier10日巡) | 近距離では巡洋艦に匹敵するが遠距離になるとシュペー散布に近くなる特殊仕様。 射程[km] × 9.5 + 15 |
クロンシュタット(Tier9ソ巡) | アメリカ戦艦同様の射程[km] × 10.0 + 60 |
Queen Elizabeth(Tier6英戦) Warspite(Tier6英戦) Hood(Tier7英戦) | 射程[km] × 10.3 + 51になっている。(散布界は少し狭い) |
Slava?(Tier10ソ戦) | 射程[km] × 5 +105(詳しくはSlava?のページを確認されたし) |
- 垂直最大散布界
水平最大散布界に対する係数として実装されているとみられており、水平のそれより数倍大きくなる。係数は距離によって変化し、近距離ほど楕円で遠距離ほど円に近づく。遠距離において他国より狭い水平最大散布界をもつ日本戦艦は、そのトレードオフとして垂直最大散布界はやや広い値になっていることが公式に明らかにされている(つまり目標の手前や奥に外れやすい)*4。しかし実のところ、これがどの程度影響しているのかは検証が難しいため分かっていない。
散布界は垂直面で計算され、水平面に投影される。つまり実戦ではみかけの垂直最大散布界というべきものに大きく変化しているのである。このみかけの散布界では弾道、すなわち弾速および落下角度の効果が非常に大きく現れることになる。
弾道が低い高速弾では散布界が大きく引き伸ばされ悪化するため、そのような艦は舷側に命中しにくい遠距離では理論値以上に命中弾が出づらく感じることになる。
近距離でVPを狙う場合にもかなり大きな影響を及ぼし、垂直散布界が広い艦だと着弾位置のシビアな上下調整は難しくなる。日戦などは割り切って一発VPに当たればいい、くらいに考えた方が良い結果が出やすくなることもある。
シグマ値(散布範囲の楕円内での分散)
集弾率と訳される事が多い。
シグマ値は散布界内の着弾分布に影響する値で、値が高いほど散布界の中央に着弾しやすくなる。その効果から集弾率と言い換えられることも多い。本来シグマといえば正規分布における分散を指すが、WoWSでは「狙った中心ほど着弾密度が高くなる」効果を標準正規分布を用いて実装したため、シグマ値が最大散布界半径の内側における集弾性を示す重要なパラメータとなった。
実装艦のシグマ値は1.5~2.65の範囲であり、標準正規分布を散布界に当てはめる際の幅として利用されている。シグマ値は0.1上がるごとに50%散布界半径におよそ-4%の効果があり、0.1程度の差であれば体感には影響しない。しかしStalingradやAlsaceのような極端な値を持つ場合は顕著に集弾性の良し悪しとして現れる。
Tier7以上の巡洋艦およびテスト中の艦を除き、個別の艦のシグマ値は公式には公開されていない。シグマ値が公式ニュースで初めて開示されたのはバージョン0.6.3のパッチノートである。シグマ値を知ることができるサードパーティ製ツールとしてはWoWS Fitting Toolがよく知られている。
なお多くの艦のシグマ値は非公式のデータ解析によるため、艦の性能調整により変更が加えられた艦については古い情報を掴まないよう注意が必要である。シグマ値が変更された例としては、アップデート0.5.6.0においてノースカロライナ、アイオワ、モンタナの3隻は「主砲の着弾分布を調整して命中精度が向上しました。」とのアナウンスがあったが、この時ノースカロライナのシグマ値が1.8から2.0に、アイオワとモンタナのシグマ値が1.8から1.9に更新されたことが確認されている(数に若干差があるのは、アメリカ戦艦はTier9以降から散布界低減のUGが積めることに配慮したものと思われる)。
情報が古いものが紛れ込んでいる可能性があるので注意。
ツリー戦艦のSigma | ||||||||||||
Tier | 日本 | アメリカ | ソ連 | ドイツ | イギリス | フランス | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
艦名 | Sigma | 艦名 | Sigma | 艦名 | Sigma | 艦名 | Sigma | 艦名 | Sigma | 艦名 | Sigma | |
3 | Kawachi | 1.8 | South Carolina | 1.9 | Knyaz Suvorov | 1.5 | Nassau | 1.8 | Bellerophon | 1.8 | Turenne | 1.8 |
4 | Myogi | 2.0 | Wyoming | 1.5 | Gangut | 1.4 | Kaiser | 1.8 | Orion | 1.6 | Courbet | 1.8 |
5 | Kongo | 1.8 | New York | 1.8 | Pyotr Velikiy | 1.7 | König | 1.8 | Iron Duke | 1.8 | Bretagne | 1.8 |
6 | Fuso | 1.5 | New Mexico | 1.5 | Izmail | 1.6 | Bayern | 1.8 | Queen Elizabeth | 2.0 | Normandie | 1.6 |
7 | Nagato | 2.0 | Colorado | 2.0 | Sinop | 1.5 | Gneisenau | 1.8 | King George V | 1.8 | Lyon | 1.5 |
8 | Amagi | 1.8 | North Carolina | 2.0 | Vladivostok | 1.6 | Bismarck | 1.8 | Monarch | 1.8 | Richelieu | 1.8 |
9 | Izumo | 2.0 | Iowa | 1.9 | Sovetsky Soyuz | 1.7 | Friedrich der Große | 1.8 | Lion 406mm 419mm | 1.8 | Alsace | 1.6 |
10 | Yamato | 2.1 | Montana | 1.9 | Kremlin | 1.8 | Großer Kurfürst 406mm 420mm | 1.8 | Conqueror 419mm | 1.8 | Republique | 2.0 |
Conqueror 457mm | 2.0 |
プレミアム戦艦のSigma | ||||||||||
Tier | 日本 | アメリカ | ドイツ | イギリス | 他国 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
艦名 | Sigma | 艦名 | Sigma | 艦名 | Sigma | 艦名 | Sigma | 艦名 | Sigma | |
2 | Mikasa | 1.8 | ||||||||
3 | König Albert | 1.8 | ||||||||
4 | Ishizuchi | 2.0 | Arkansas | 1.5 | Imperator Nikolai I | 2.0 | ||||
5 | Texas | 1.8 | Oktyabrskaya Revolutsiya | 1.8 | ||||||
Giulio Cesare | 1.9 | |||||||||
6 | Mutsu | 1.8 | Arizona | 1.8 | Prinz Eitel Friedrich | 2.0 | Warspite | 2.0 | Dunkerque | 1.7 |
West Virginia | ||||||||||
7 | Ashitaka | 1.8 | Scharnhorst | 2.0 | Hood | 1.8 | ||||
Nelson | 1.9 | |||||||||
8 | Kii | 1.7 | Alabama | 1.9 | Tirpitz | 1.8 | Vanguard | 2.0 | Roma | 1.8 |
Massachusetts | 1.8 | |||||||||
9 | Musashi | 1.8 | Missouri | 1.9 | Jean Bart | 1.9 | ||||
10 | Bourgogne | 1.8 |
巡洋艦と駆逐艦のSigmaはほとんどの艦において 2.0 である。
Tier9~10の巡洋艦のシグマ値は 2.05 となっている。(ver.0.6.3(2017年3月30日以降)の改定)
例外値は下表のとおり。
巡洋艦のSigma例外 | 駆逐艦のSigma例外 | |||||
Tier | 国籍 | 艦名 | Sigma | 国籍 | 艦名 | Sigma |
---|---|---|---|---|---|---|
5 | ソ連 | Krasny Krym | 2.1 | アメリカ | Nicholas(B) | 2.2 |
6 | ドイツ | Admiral Graf Spee | 1.9 | |||
7 | アメリカ | Atlanta | 1.7 | |||
Flint | ||||||
10 | ソ連 | Stalingrad | 2.65 |
マスクデータに対する考察は公式筋からの部分的な開示と有志による調査をもとにしているため、現在の仕様と異なっている可能性は否定できない。過信しすぎないように注意が必要。
2016 Dev Q&A about the game
2016 GameParams.dat
2017 Unified thread for Accuracy / Dispersion in WoWs
2018 The Warships Podcast Sub Octavian QnA Transcript
2018 Some shell dispersion commentary
HE弾最大ダメージ
HE弾が装甲および防郭を貫通した場合の最大ダメージ。
HE弾の貫通力については口径の項目を参照。
HE弾は貫徹力が低いので最大ダメージを見かける機会は少ない。低Tierの巡洋艦や装甲の無い空母はバイタルパートを形成する装甲が船体にむき出しになっていることがあり、このような部分にHE弾がヒットすると「防郭に命中」となる。
それ以外の貫通弾は、区画HPと船体HPの両方が十分残っている場合最大ダメージのちょうど33%のダメージを与え、区画HPが尽きている場合はその半分になる。
ダメージ計算自体には乱数の作用はない。
蛇足だが駆逐艦の被ダメージは計算式が特殊なので、砲撃では弾種を問わず最大ダメージは絶対に出ない。
HE砲弾命中時の火災発生率
砲ごとに火災発生率が設定されている他、艦長スキル?や信号旗?によって増減する。
また実際の火災発生率は命中させた相手側の艦種・スキル・装備によっても低減される。詳細は火災を参照。
なお貫通するかどうかは火災の発生率を左右せず、貫通しなくとも火災を起こすことはできる。
AP弾最大ダメージ
AP弾が装甲および防郭を貫通した場合の最大ダメージ。
計算方法は基本的にはHE弾と同じだが、AP弾のみ過貫通(砲弾が敵艦を突き抜けてしまうこと)の可能性がある。
その場合、最大ダメージの1/10のダメージを艦のHPに直接与える(区画HPや船体HPが尽きてもダメージ量は変わらない)。
跳弾、不貫通のダメージは0である。
AP弾の貫通力
AP弾がどれだけの装甲を貫通できるかは砲弾の大きさ・速さ・重さや性質・距離などによって決まり、
発射したあと目標が遠ければ遠いほど貫通力は減衰していき、貫通できない場合はダメージが一切入らない。
貫通力の詳細は基本マスクデータだが一部が公式で公開されている他、非公式だが各種データをまとめて閲覧できるサイトもある。
参考:WoWS Fitting Tool by Aesis
公式に公開されているAP弾の貫通能力
以下の表は公式動画「無敵艦隊(Armada)」シリーズで公開されたAP弾の貫通能力である。
動画内では曖昧であるが、おそらく装甲板に垂直に着弾した時の貫徹力と思われる。
艦種 | 国籍 | 紹介された艦 | 砲 | 弾種 | 5km | 10km | 15km | 同砲弾を使用する艦 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
駆逐艦 | 日本 | Akizuki | 100mm/65 | 91mm | 47mm | -mm | HSF Harekaze? | |
ソ連 | Okhotnik | 130mm/55 | SAP-46 | 86mm | 46mm | -mm | Podvoisky | |
Leningrad | 130mm/50 | SAP-46 | 119mm | 74mm | 47mm | Tier6~9ソ駆 (例外あり) | ||
ドイツ | Maass? | 128mm L/45 LC/34 | Pz.gr. | 80mm | 41mm | -mm | Tier6~8独駆 | |
巡洋艦 | アメリカ | New Orleans | 203mm/55 | AP Mk19 | 321mm | 221mm | 154mm | Pensacola後期 Indianapolis Baltimore初期 |
ソ連 | Budyonny Chapayev | 152mm/57 | B-35 | 215mm | 138mm | 91mm | Shchors Mikhail Kutuzov | |
Moskva? | 220mm/65 | AP-23 | 496mm | 392mm | 314mm | なし | ||
ドイツ | Nürnberg | 150mm L/60 | P.Spr.Gr. L/3.7 | 148mm | 86mm | 52mm | Admiral Makarov Königsberg? | |
Graf Spee | 283mm LC/28 | 405mm | 301mm | 227mm | なし | |||
イギリス | Edinburgh Belfast | 152mm/50 | AP 6crh Mk IV | 193mm | 118mm | 73mm | Leander Fiji | |
イギリス連邦 | Perth | |||||||
イタリア | Duca d'Aosta | 152mm/ | 197mm | 121mm | 76mm | なし | ||
戦艦 | アメリカ | Arizona | 356mm/45 | AP Mk16 | 575mm | 467mm | 381mm | New York Texas |
N.Carolina Alabama | 406mm/45 | AP Mk8 | 662mm | 563mm | 479mm | なし | ||
ドイツ | Scharnhorst | 283mm L/54.5 | Pz.gr. L/4.4 | 455mm | 363mm | 289mm | なし | |
G.Kurfürst? | 420mm LC/40 | Pz.Gr. L/4.6 | 722mm | 624mm | 539mm | Friedrich Der Große | ||
イギリス | Hood | 381mm/42 | AP Mk XIIIb | 491mm | 406mm | 337mm | なし | |
イギリス | King George V | 356mm/45 | AP Mk VIIb | 541mm | 385mm | 326mm | なし | |
イギリス | Conqueror | 457mm/45 | AP | 742mm | 646mm | 564mm | なし | |
フランス | Dunkerque | 330mm/52 | AP OPfK Mle 1935 | 594mm | 495mm | 414mm | なし | |
ソ連 | Okt.Revolutsiya | 305mm/52 | AP model 1911 | 458mm | 338mm | 251mm | Nikolai I | |
イタリア | Giulio Cesare | 320mm/ | 439mm | 416mm | 320mm | なし |
※ Mikhail KutuzovはBudyonnyとは微妙に砲名が異なるが、砲弾が同じなので諸元も同様と思われる。
※ Belfast及びPerthは英巡ツリーと砲弾名が同じで貫徹力は同じだが、信管の起爆条件が異なっている。
具体的には英ツリー艦は信管がより敏感で遅延時間が短く設定されている。
※ North Carolinaの5km貫通力は622mmと紹介されていたが、Alabamaは662mmとされている。
分布曲線から見るに、North Carolina動画の数値が誤植であった可能性が高い。
※ Großer Kurfürstは420mm砲の数値。406mm砲は紹介されていない。
※ Conquerorは457mm砲の数値。419mmは紹介されていない。
貫通力を計算する具体的な計算式は公表されていない。
フォーラム等で計算式を推定し研究している有志はおり、ある程度の実地検証はされている。
しかし公開情報とはわずかに相違があり、研究途上である。
参考:EUフォーラム記事 Armor Penetration Curves
また実際に貫通するかどうかは貫通力と装甲の厚みに角度などを含めた細かい判定によって決まる。
装甲への砲弾の向きが垂直からズレていると装甲が厚く判定される上、特に傾きが大きいと跳弾してしまう判定が入るが、
装甲の素の厚みが砲の口径に比べ極端に薄い(1/14.3未満)場合は角度に関わらず強制的に貫通する。
なお信管の作動にも砲弾の大きさ・性能に対して一定以上の装甲の厚みが必要で、
敵艦の装甲・船体に対して貫通力が高すぎる場合も効果的なダメージを与えることができない。
口径の詳しい説明は[口径]の項目を参照。
参考:公式解説動画「How it Works: Armor」(日本語字幕を選択可能)
砲弾に垂直から角度が付いているとその傾斜の分、装甲は厚く判定される(※強制貫通ルールを除く)ため、
例えば貫通力が500mmあるからといって400mmの装甲を確実に貫通できるわけではない。
「角度によって増える装甲の厚み」は三角関数に従い、角度が急になるほど厚みの倍率は増える。
判定する角度が垂直から20度のズレでは約1.06倍、30度のズレでも1.15倍程度で済むが、垂直から40度のズレでは約1.31倍、さらに50度のズレともなれば約1.56倍と加速的に増加、(強制跳弾が10度から15度の英巡などで)60度のズレに至っては約2倍の厚みと判定を行う必要がある。
跳弾判定で跳弾しなければ「標準化(入射角を垂直側に少し補正するシステム)」があるため貫通判定時の角度は少し垂直へ近づき、小さい角度では角度が完全な垂直として補正されるが。
例:命中時点で貫通力500mmのAP弾に対し400mmの装甲は容易に貫通できるように見えて、貫通判定時の角度が垂直から38度を越している場合装甲は507mm分の装甲として機能するため貫通できなくなってしまう。
一応標準化システムにより命中時の角度は貫通判定時の角度より少し大きい。貫通力500mm以上は戦艦級=標準化が最小6度のため判定時38度は命中時44度だ。
ちなみに一般的な重巡洋艦の主砲203mmはAP弾の信管発動に34mmの装甲が必要となるが、32mm装甲に対してでもある程度角度さえついていれば厚くなるため信管が作動する。
ただし「強制貫通ルール(1/14.3未満の場合)」は角度を考慮しない装甲の素の厚みで判定が行われる。
また貫通させる装甲は1枚だけとは限らず、相手によっては複数の装甲と判定を行う場合もある。
その場合一枚ずつ装甲ごとに判定を行い貫通した厚みの分貫通力が減っていくため、より艦の内側へ到達するには貫通させる装甲の合計値分+αの貫通力が要求される。
例えば外側から防郭までの各装甲が「32mm+350mm+50mm+50mmの4層」で構成されている場合、全てを貫通するには最低でも482mmより高い貫通力が必要となる。
しかもその上に「角度によって増える装甲の厚み」が+αで加わるため各装甲の角度が異なる場合さらに分厚い装甲として機能する場合もある。
また当然として実際の戦闘では砲弾自体の傾きや艦自体の角度による傾斜も含まれるため、現実的にはさらに高い貫通力がなければ防郭へ貫徹させることが難しいと言える。
実践で合計482mmの装甲を貫徹させるには最低でも+1割の530mm分くらい、現実的には+3割の626mm分くらいの貫通力が無いと中々防郭への命中を取ることが難しいと言えるだろう。
ただ貫通力が防郭まで届くほどでなくとも、外側の装甲を破って信管も作動していれば防郭への命中が取れずとも通常の命中でダメージを与えること自体は可能ではある。
砲弾は飛翔距離が短いほど貫通力が高く水平方向を保てるため、相手が近いほど分厚い装甲も貫通しやすくダメージを与えやすいが、
距離が遠くなると貫通力が低下する上、砲弾は山なりの弾道で飛び遠いほど砲弾自体に角度がついて側面装甲を貫通しにくくなってしまう。
...というのは現実の話。WoWSではほとんど全ての場合において落角が足りず甲板の強制跳弾をパスできない。つまり「甲板抜き」はほぼ実現不可能で「落角が大きいために舷側装甲に弾かれる」ということもほぼ起きない。またギリギリで跳弾されなかったとしても貫通力に難があるため甲板抜きというものは全ての艦種において現実的でない。
ごく一部の例外として、英巡洋艦等の射程延長による射撃、ノースカロライナの最大射程+観測機+射程延長等では本来の甲板抜きが可能であるが、いかに無意味で非現実的か、書くまでもないだろう。
SAP弾最大ダメージ
SAP弾が装甲および防郭を貫通した場合の最大ダメージ。ダメージ量は同口径のHEよりも多く、最大ダメージでいうならAP弾を凌ぐ*5。
計算方法はHE弾と同じだが、AP弾同様に跳弾および不貫通が発生した場合はダメージが0になる。
ザックリといえば「ダメージの入り方」にHE弾的な特徴を与えられたAP弾である。
SAP砲弾命中時の貫通力等
SAP弾の貫通力はHE弾と同様のシステムであり、距離・角度や弾速に関係なく一定で、口径と正比例の関係にある。
同口径のHE弾と比べると高めだが、AP弾よりは大幅に劣る(152mm砲で42mm 203mm砲で54mm)。
ゲーム内の説明で「貫通力が高い」という紛らわしい記述があるが、これはHE弾と比べた場合の話である。
厚い装甲帯や戦艦の水雷防御などに斉射した場合は垂直入射でも全弾不貫通となる。仮に最外部の装甲を貫通してもその時点で炸裂するので複合装甲を貫通することはない。薄いVP装甲が露出してる一部巡洋艦や空母でなければ、VP抜きが発生することはない。AP弾ならVP抜きを狙えるという状況ではAP弾を使った方がダメージ効率は良い。
過貫通が発生しないため、装甲の薄い艦首、艦尾、艦上構造物といった部位を狙えば大きなダメージを期待できる。
またAP弾同様に浅い角度で命中した場合は強制跳弾が起きる。ただし跳弾角度はかなり優遇(10°以下で強制跳弾 10~15°で確率の跳弾)されている。
口径(mm)÷14.3以下の装甲は強制跳弾が無視されるのも同様。
HE弾と異なる点として火災は発生しないため、火災を前提とした戦い方は全くできない。
以上のことから、SAP弾は全周装甲を施した戦艦*6やSAP弾の特徴を把握している敵に対してはめっぽう弱いと言えるだろう。
一方で艦首艦尾の装甲が薄い相手に対しては、わずかな角度さえあれば縦を向いた戦艦相手でもダメージがよく通る。*7
装甲の薄い駆逐や軽巡には、あらゆる位置関係から過貫通のない強烈なダメージをたたき込むことができる。
赤色が利点、青色が欠点を表す。
半徹甲弾の名前の通り、AP弾に似た特性とHE弾に似た特性が混在している。
項目 | HE | SAP | AP | 備考 |
---|---|---|---|---|
ダメージ | 低い | 高い | 高い | AP同様に直接ダメージが大きい代わりに火災の可能性がゼロ AP同様に浅い角度で当たると跳弾する(が、APより起きにくい) |
火災 | あり | なし | なし | |
跳弾 | なし | あり | 頻発 | |
信管動作 | 瞬発 | 瞬発 | 遅延 | HE同様に着弾した瞬間に爆発するので全貫通は起きない HE同様に貫通力は固定値でAPより低い(が、HEよりやや高い) HE同様に装甲の薄い部位を攻撃するのに適する |
全貫通 | なし | なし | あり | |
貫通力 | 最低 | 低い | 高い |
射程
照準ロックを行える距離の限界値でもある。射程(+散布界)より遠くに弾は届かない。
蛇足だが、仰角に余裕がありそうでも射程以遠に弾を発射することは無い。
弾速
港のステータス画面で見られる「初速」と、非公開データに基づいた速度減衰により決定する。
弾速が早いほど発射から着弾までのタイムラグが短くなり、命中しやすくなる。弾道は水平に近くなる。砲弾は敵の舷側に当たりやすい。
弾速が遅いほど弾道が山なりになるため、高い障害物を飛び越えて攻撃できる。砲弾は敵の甲板に当たりやすい。
弾速が遅いと遠距離の敵を狙うのに大きく偏差を取らないといけないため狙いにくい。さらに、回避行動を取る隙を与えることになるため、かなり命中率が下がる。
艦によってはHE弾とAP弾の着弾時間が異なる砲もあれば同じ砲もある。特に弾種を頻繁に切り替える巡洋艦では偏差が変わるので注意しなければならない。
港で閲覧できる初速はある程度の参考になるが、減衰が分からないので実際の着弾時間はかなりのばらつきが出る。
各艦の着弾時間については射撃管制装置のリストを参照。
艦種別の特徴
駆逐艦の主砲
駆逐艦の主砲の口径は102mm~130mmが主となる。最小は76mm。
国によって主砲と魚雷どちらを重視しているかに違いがあるため、かなり使い心地が違う。
日本帝国海軍の駆逐艦は魚雷メインなので、砲戦を得意とする艦船は少ないため使いどころが限られる。
逆にアメリカ、ソ連の駆逐艦は主砲がメイン武装であり、砲塔の旋回速度や連射速度がかなり早く使いやすい。
高Tierになると、どちらも主砲、魚雷のバランスが取れてくるため違いが少なくなる。
使い道は同じ駆逐艦への攻撃のほか、撃沈寸前の敵のHPを削ったり、大型艦の火災を狙ったりすることである。
AP弾はほぼ貫通しないため、撃つのは基本的にHE弾で、火が出ればラッキー、といった運用になる。
巡洋艦の主砲
巡洋艦の主砲の口径は105mm~305mmと、幅が広い。
基本的に装填時間や照準のつけやすさで戦艦を、射程や威力で駆逐艦を上回り、手数で戦果を稼ぐ使い方になる。
戦艦の水線部近辺をAP弾で貫通するのは難しいため、基本はHEを使いつつ相手に合わせて適宜APに切り替える必要も出てくる。
基本的に連射が効くのと戦艦より散布界が狭いので、弾数と精度で攻める。
戦艦の主砲
戦艦の主砲の口径は283mm~460mmと大口径のものが主役となる。
大口径ゆえに装填時間が長く、射撃の技術が巡洋艦より求められる。
同格巡洋戦艦以下の装甲ならおおむね貫通可能なので基本的にはAP弾を中心として扱うことになるが、
格上の戦艦や敵艦が微妙な距離の場合に角度が急な場合などはAP弾の貫通を期待できないこともある他、
あまりに装甲の薄い駆逐艦などへは信管が作動しなかったりするため適時HE弾への切り替えの判断も重要となる。
射程も長く遠距離砲撃も可能だが、距離の分だけ弾も大きく散るので有効打も出にくい。距離という防御力を取るか、精確性による攻撃力をとるか、機動力が乏しいなりに判断する必要がある。
コメント欄
- 日本帝国海軍の駆逐艦は魚雷メインなので、砲戦を得意とする艦船は少ないため使いどころが限られる。 逆にアメリカ、ソ連の駆逐艦は主砲がメイン武装であり、砲塔の旋回速度や連射速度がかなり早く使いやすい。なら日駆はもっと魚雷特化にしよーぜ。射程も威力も史実以下で遊んでやるのもいい加減飽きた。 -- 2021-12-16 (木) 09:02:40
- ここじゃなくて公式フォーラムに、どうぞ。英語で書かないとまともに返事こないから注意してね -- 2021-12-16 (木) 11:02:57
- 通じた所で史実に沿う気なんてないだろうね。最大の武器の魚雷の威力と射程が史実以下なんて有り得ない。 -- 2021-12-17 (金) 10:28:25
- 実在しない事をいいに架空艦を無法にいいように設定してる事でメチャクチャなゲームになってるよね。このゲームはミリタリー好きが多いと思うけど余りにおかしいな設定でかえって嫌になる人が多い。我慢できる人しか残らないので企画として勿体ないゲーム。 -- 2022-07-21 (木) 22:29:54
- PC版最初期は酸素魚雷とか正に謳い文句その物の性能してた。でもさ、発見距離短くて射程20km ←もうこの字面みただけでゲームにならないって理解できるだろ?実際ならなかった。だから現状に落ち着いた。 -- 2022-11-25 (金) 23:45:08
- ここじゃなくて公式フォーラムに、どうぞ。英語で書かないとまともに返事こないから注意してね -- 2021-12-16 (木) 11:02:57
- 戦艦の榴弾当たりまくってても生き残る駆逐艦ってなんなの?このゲーム戦艦不利すぎやろ -- 2023-04-24 (月) 02:22:36
- 戦艦人気過ぎて弱めにしないと戦艦以外が居なくなるんだよね -- 2023-04-24 (月) 10:28:33
- 稀に修理班持ちの駆逐いるしそいつらじゃないのか?それに当たりまくってるなら瀕死のはずなのでそれ以上強く前に出れないと思うから仕事は十分してると思うぞ。戦艦のhe弾く駆逐なんて極わずかしかいないし。 -- 2023-04-24 (月) 10:33:29
- このゲームは戦艦と巡洋艦と駆逐艦が基本的に三すくみになるように基本デザインされてるからしゃーない。だから特定の艦種に乗るプレイヤーが多すぎると環境を整える為に強化や弱体化される。戦艦は上にも書いてるけど環境に多すぎるからちょっと弱めになってる。 -- 2023-04-24 (月) 10:53:43
- ゲームデザイン的な事は理解しているが、戦艦主砲の榴弾だったら一撃爆散とまではいかなくても二発で確殺にはして欲しいかなと。非発見から速度と機動性活かして魚雷飽和攻撃出来んのに発見状態でもなかなか倒せんのはちょっとなぁ。ぶっちゃけ駆逐艦の方が乗ってて面白いから本来は駆逐艦乗ってるんだけど、大和開発始めちゃってから戦艦メインになって苦行で苦行で。 -- 2023-04-27 (木) 20:33:49
- 気持ちはわかるが、戦艦に乗ってる時にそんなに血眼になって駆逐艦倒そうとしたって無理だよ。駆逐艦倒すのは味方の砲駆か巡洋艦の仕事って割り切らないと。自分はその味方巡洋艦達が駆逐艦を倒せるようにタンクしたり敵にプレッシャーをかけるのが仕事だってね。それで負けたら自分のプレッシャーが足りなかったか、味方の巡洋艦か砲駆が仕事しなかったかのどっちかって敗因大体ハッキリしてるし。 -- 2023-04-28 (金) 02:33:15
- 参考:他国の6インチ級HE弾装備の巡洋艦のステータス比較 -- 2023-11-12 (日) 11:04:42
- がMikhail Kutuzovの欄に書いてあります。8インチ級の巡洋艦のHE貫通力が知りたいのですが、何処かに載ってます?間違えて分けてすみません -- 2023-11-12 (日) 11:10:56
- 本家wikiの同じ名前のページで口径の項目へどうぞ -- 2023-11-12 (日) 11:29:27
- がMikhail Kutuzovの欄に書いてあります。8インチ級の巡洋艦のHE貫通力が知りたいのですが、何処かに載ってます?間違えて分けてすみません -- 2023-11-12 (日) 11:10:56